2017/03/24 - 2017/03/24
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Tomさん
2017年3月20日~4月1日、私たち夫婦と友人2人(計4人)でバンコクを経由してロンドンへ。帰りにバンコクで3泊4日ストップ・オーバーしたときの旅行記です。
ロンドン4日目(3月24日)、今日は郊外のウィンザーへ。ウィンザーからロンドンに戻った後、ハロッズへ行く組とナショナル・ギャラリー(国立美術館)へ行く組とに分かれました。自分は買い物に興味がないので、美術館へ。ヨーロッパの国立美術館の中では所蔵数が少ないほうらしいです。この美術館へは今回で3回目の訪問になりましたが、未だに館内全ての部屋を回れていません。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
地下鉄アールズ・コート駅です。
これからディストリクト線で国鉄のパディントン駅へ向かいます。アールズコート駅 駅
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パディントン駅構内です。朝の混雑する時間帯でした。
パディントン駅 駅
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各方面行きの列車情報が表示されています。
私たちが乗るのはオックスフォード行きで、途中のスラウで乗り換えです。 -
改札口の様子です。電子チケットをリーダーにかざして通過します。
私たちは、ロンドン・パスを係員に提示してゲートを開けてもらいました。 -
急行列車に乗り込みました。
ロンドン・パスのおかげで今日の目的地までの往復切符を買う必要がありません。
約30分したら乗り換え駅で下車します。 -
乗り換え駅のスラウです。急行列車からローカル列車に乗り換えです。
スラウ駅 駅
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ウィンザー&イートン・セントラル駅に到着です。
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駅に隣接するショッピング・モールの中を進んで行きます。
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シッピング・モールの端までやってきました。
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モールを抜けるとウィンザー城はすぐそこ。
これはヘンリー8世門です。 -
ヘンリー8世門からカメラを右に振るとラウンド・タワー(右奥)と昔の観光客入り口が見えてきます。
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ヘンリー8世門の向かいの歩道でラウンド・タワーを背景に記念写真。
観光客の入り口は画面中央右奥にあります。 -
入城口前からヘンリー8世門を撮影しました。
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厳しい手荷物検査の後、オーディオ・
ガイドを借りて歩き始めます。 -
肌寒い時期(3月24日)と朝1番の入場(10時開場)なので、それほど混雑してはいませんでした。
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ウィンザー城の歴史はロンドン塔と同じくらい古く、ウィリアム1世の時代(在位1066~1087年)に建てられました。
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ウィンザー城は世界の城の中で現在も使われている最も古い城です。
女王がここに滞在しているときは女王旗が揚げられます。 -
木蓮が咲いていました。
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この開口部からステート・アパートメントが覗けます。
公開されている部分は別な入り口から入ります。 -
こういった回廊を進むと
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ラウンド・タワーの麓に出ます。
タワーは城の中で最も古い部分です。ウィンザー城 城・宮殿
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まず、このセント・ジョージ礼拝堂の中に入りました。
ゴシック様式の傑作と言われるだけあって荘厳で外側の装飾も素晴らしいものがあります。 -
内部には、ヘンリー8世と3番目の妃、ジェーン・シーモアの墓があります。
また、現女王の両親、ジョージ6世とエリザベス皇太后の墓もありました。
残念ながら内部は撮影禁止です。
ウィキペディアに内部の雰囲気が分かる画像が掲載されています。 -
11時から行われる衛兵交替式を見に行きました。
冬場は1日おきに実施されますが、実施日はバッキンガム宮殿と同じ日です。 -
3月24日は金曜日で、交替式が見られる日でした。
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交替式はけっこう時間がかかります。始まってから終わるまで約30分はかかったように記憶しています。
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今日の軍楽隊はドラムと笛でした。
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任務を終えた部隊を門の前で待っているところです。
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これで任務終了です。
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軍楽隊に先導されて門を出ます。
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次に向かったのはメアリー女王の人形の家とステート・アパートメントの公開されている部分です。
残念ながら内部は撮影できませんでした。
ウィンザー行きの写真はこれで終了です。
ロンドン帰着後に向かったのが国立美術館でした。ステートアパートメント 寺院・教会
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国立美術館所蔵の絵画をいくつか・・・・
フラッシュを焚かなければ写真撮影は大丈夫です。
スマホのカメラで撮った画像を大まかに年代順に並べます。
これはクラナッハ(1472-1553 ドイツ、ルネサンス期)作「ヴィーナスに困らされるクピド」です。
甘い蜂蜜の代償として蜂に刺されることを描いたということです。
クピドとは英語でキューピッドのこと。 -
「教皇ユリウス2世」 ラファエロ(1483-1520 イタリア、ルネサンス期)作。
ユリウス2世はミケランジェロにシスティーナ礼拝堂の壁画を依頼したり、ラファエロのパトロンでした。 -
これはホルバイン (1497-1543、ドイツ、ルネサンス期)作 「エラスムスの肖像」 (1523年)です。
ナショナルギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー
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これもホルバイン作 「大使たち」 です。
左側がフランス大使で29歳、右が大使の友人で26歳だそうです。
彼らがヘンリー8世に謁見した年(1533年)に描かれたということです。
ホルバインはドイツ生まれでしたが、ヘンリー8世の宮廷画家となりその時代のイギリスの著名人の肖像画を多く描いています。
スマホのカメラで撮ったので画像が粗いです。ナショナルギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー
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「神殿から商人を追い払うキリスト」 エルグレコ(1541-1614 スペイン、ルネサンス後期) 作。
マタイの福音書の21章で語られる、キリストが生前神殿にいた商人たちを追い出したという逸話を描いています。
エルグレコは同じ題材で数枚の絵を描いていますが、これはそのうちの一つです。 -
「シュザンヌ・フールマン」 ルーベンス (1577-1640年、オランダ、バロック期、フランドル派)作。
彼が53歳の時、後妻(16歳)の姉を描いたものです。 -
「ベルシャザルの酒宴」 レンブラント(1606-1669年、オランダ、バロック期の代表画家)
旧約聖書「ダニエル書」の逸話:
バビロニア帝国の王ベルシャザルとその女官や側近たちが宴を開いている最中、突然壁に人の手が現れ解読不能な文字を書き始めた。
それは王の死と帝国の滅亡を意味する神の啓示であった。 -
「自画像」 レンブラント(34歳)
クィーンズ・ギャラリーにも同じ構図の自画像があります。 -
これがクィーンズ・ギャラリーにあったものです。構図が同じです。上と同じ頃の自画像でしょう。
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「モワテシエ夫人」 ドミニク・アングル (1780-1867年、フランス、新古典主義)作。
19世紀フランスアカデミズム(新古典主義)を代表する巨匠アングルの一枚。裕福な銀行家を夫に持つモワテシエ夫人の肖像画です。 -
「スザンナの入浴」 アイエツ (1791-1882年、イタリア、ロマン派)作。
旧約聖書のエピソードを題材にしたものです。長老が水浴中のスザンナをのぞき見したが最終的に罰が下るという話です。 -
「レディ・ジェーン・グレイの処刑」ドラローシュ (1797-1856年、フランス、ロマン派)
ジェーン・グレイは政争に巻き込まれ、女王の座につきながらもわずか9日でメアリー1世にその座を追われ、若干16歳で斬首になったチュダー朝時代の悲劇の女性です。
ドラローシュは綿密な取材を重ね、彼女の死300年後にこれを描きました。
国立美術館には他にターナー等イギリスの画家の作品や印象派の素晴らしいコレクションが多数あります。絵画が好きな人は時代や様式を区切って数回に分けて見る人もいるのでしょう。
以上で3月24日のレポートは終了です。
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