初秋の牛久日帰り 食いしん坊飲んべえの旅

2016/08/27 - 2016/08/27

東京から日帰りで、電車&バスで牛久を満喫！
メインイベントはクラフトビール飲み放題バーベキュー！

《概要》
・JR我孫子駅の弥生軒で名物唐揚げそば
・牛久大仏でお詣り
・シャトーカミヤ見学・クラフトビール飲み放題バーベキュー

エリア 牛久・龍ヶ崎(茨城)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

スタートは上野駅。日帰り旅ですが上野駅や東京駅が起点だといっきに旅行気分が高まるのが不思議。上野駅ならではのかわいいパンダモチーフのおやつやお茶を車窓の景色と共に味わいたいところですが、今日は旅先でたくさん食べるので自粛します。

常磐線で40分ほどの我孫子駅が一つ目の目的地です。
この駅のホームには、旅の画家・山下清さんが働いていらしたという老舗の立ち食いそば屋さん弥生軒があります。

そのエピソードとはうらはらに、唐揚げそばというなんともいえないいい意味でジャンクでボリューミーなものがこのお店の名物です。
ここでリーズナブル&がっつりなお肉ランチです！

先ほどの写真は唐揚げそばの唐揚げ2個のせ（税込480円）。唐揚げは特大なので、基本一個で十分お腹いっぱいになります。が、ビジュアルのインパクトを求めてか男性は二個載せの人がほとんど。

そして、唐揚げうどんの唐揚げ一個のせ（税込400円）。こちらのお店の唐揚げの旨味には個人的にはうどんのほうが合う気がします。うどんにしては細めなのですが。

そばもそんなに蕎麦粉の風味が強い感じではないので、正直麺の太さだけの違いの好みで選んでいいと思います。

やわらかくて旨味ある肉と衣を口いっぱいに頬張りながら、電車の発着アナウンスに耳を傾ける。お出汁のいい香りがホームに満ちて、至福の時間です。

地方の駅のホームの立ち食いそば屋さんはいまや絶滅危惧種です。私が青春18きっぷを初めて買った15年くらい前に比べても、かなり激しいスピードで減っています。
旅先で、地元で、見かけたさいにはぜひ一杯召し上がってくださいね！
その一杯がお店を救います！

このときはたまたま空いていましたが、混んでいるときはホームで食べなければならないので器用さやどんぶりを持ち続ける腕力、周りへの注意力が要求されます。
立ち食いそばに慣れてない人は混んでるときは空くまで待ったほうが安全です。

地元の友人いわく、近隣の方は唐揚げだけテイクアウトしておつまみにされるそうで、それがすごく羨ましい！！
缶ビールとこの唐揚げがあったら、最高の鉄道旅のお供になると思います。

気温が高いし、旅はこれからなのでテイクアウトは泣く泣く諦め、牛久駅目指して常磐線にまた乗り込みます。

我孫子駅から牛久駅までは約20分とあっという間。唐揚げがこなれるヒマもありません。

牛久駅前から世界一大きい大仏・牛久大仏まではバスで移動。本数はそれほど多くないので事前リサーチが重要です。
※参考 関東鉄道のバス時刻表
http://kantetsu.co.jp/bus/timetable_hitachino_ushiku.html

週末限定の直行バスに乗ったので20分で到着。大仏は本当に本当に大きいので、まるで目の前にバスが止まったように感じますが、実は拝観料（800円）を払ってから、大仏まで結構歩きます。
さすが牛久大仏。

なんと大仏様の中をエレベーターで上まで移動し、ありがたいお経堂を眺めたり、仏様の生涯を学んだりしました。
まさに、仏教のテーマパーク。
上からの景色も晴れの日は最高にいいのでしょうが、残念ながらどんより曇り空のため写真も撮りませんでした。
というより、中の展示物に圧倒されて撮影するという発想が思いつきませんでした。もしかしたらそもそも撮影禁止だったかも？

大仏様の周りには小動物と遊べる広場や綺麗な広いお庭もあるので、お子様連れでもいいかもです。

でもやっぱり、鎌倉や奈良の大仏の大きさや荘厳な雰囲気を知っている10代以上のメンバーできて、想像以上の大きさと想像を遥かに上回る大仏内の世界観に驚愕しながらワイワイするのが一番楽しいと思います。

どんより曇り空背景だと、せっかくの大仏様もかなり不穏な雰囲気。
これが青空背景で、お庭に花が咲いている時期だったりするとまさに極楽浄土のような感じになるんだと思うんです。

なんやかやで2時間ほど見学したりソフトクリームを食べたりして、バスで牛久駅に戻ります。

牛久駅から徒歩10分弱、可愛らしいシャトーカミヤに到着です！
ドラマのロケでもよく使われるそうで、本当に可愛らしい空間。ワイナリーにしてクラフトビールもある、飲んべえにはたまらないスポットです。

まずは見学。
ワイン樽、貫禄があります。
展示室ではシャトーカミヤの歴史がわかり、見ごたえ十分。浅草の神谷バー（http://www.kamiya-bar.com）もこちらのお店なんですね！知らなかった！電気ブランと生ビールばっかり飲んでで気づかなかったけど、多分ワインもあったんでしょうね。次回は飲んでみよう。

展示物を通じて語られる、創業者神谷傳兵衛氏のサクセスストーリーが個人的にはグッと来ました。

成り立ちも学んで準備万端！やっとお腹も空いてきた！ということで本日のメインイベント、クラフトビール飲み放題のビアガーデンへ！！

クラフトビール5種ほかワイン含むアルコールひと通りの飲み放題とバーベキュー食べ放題2時間で3,500円は本当に破格のお値段ですよ！！
ビール5杯飲んだら、もうそれで元が取れていると思います。ちなみに私はビール8杯、ワイン3杯飲んだのでバーベキューはタダみたいなものです。

個性溢れるクラフトビールをガンガン飲み比べできて、本当に幸せです。
どれも美味しかったですが、特にIPAとブロンシュがお気に入り。
クラフトビールを飲み放題できるブルワリーは結構ありますが、3,000円台はここ以外聞いたことがありません。本当に良心的だと思います！

お肉、野菜、焼きそばもお代わりを頼むとどんどん持って来てくれます。
もちろん高級なお肉ではないのでしょうが、バーベキュービアガーデンとして楽しむには十分に美味しいお肉、お野菜です。

クラフトビールを思いっきり飲みたい、ビアガーデンでのバーベキューを楽しみたい、という人には最高のコスパで答えてくれるスポットです。

ただ、思いっきり楽しむために注意点がいくつか。
・網の大きさは大人2,3人分くらいなのですが、5,6人までは1グループで1卓だったのでお肉を焼くのに時間がかかっているようでした。たっぷり食べたいなら2,3人までのグループで来るのがオススメです。

・飲み物はセルフサービスなので混雑日はかなり並ぶのかなと思います。クラフトビールもタップから自分で注ぐので、空いている日は本当に楽しいです。しかし、もし混んでいたらグラスが空く前に並ぶくらいの勢いでいないと、思いっきり飲むのは難しいかもしれませんね。

雨上がりのガラガラのビアガーデン。
静かで涼しくてのんびりできたし、セルフサービスの飲み放題クラフトビールも並ばずにガンガンお代わりできたので、すごくよかったです！

お腹いっぱい&ほろ酔いで常磐線に揺られて帰宅。
余力があったらアメ横で二次会したかったですが、お腹があまりにもいっぱいだったのでまっすぐ帰宅しました。

シャトーカミヤのバーベキュービアガーデンはクラフトビール好きの友人たちとぜひリピートしたいです！