2017/08/13 - 2017/08/13
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小太り姐さんさん
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毎年ガルガノ半島の主人の郷里では8月15日の被昇天祭直前の日曜日に(変動あり)魚祭が開催されます。
今年でなんと23回目。
開催動機は地元の教会の修復資金を調達することから始まりました。
今では周辺では有名なイベントの1つとなり、近郊から、また遠方から観光を兼ねて集客する大イベントにまで成長しました。
当日、地元民は調理など開催組のボランティアをのぞいては冷やかし専門。里帰り中の昔馴染みとの再会を喜んだり、お喋りに興じたりと忙しく、観光客はここぞとばかりに舌鼓を打つのでした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 徒歩
-
毎回会場入り口にはこの船がお出迎え。
塩水湖のあるこの地では、プーリア州では有名なCOZZE(コッツェ=ムール貝)の生産地です。
この魚祭では当然、COZZEが用意されています。日本で言う酒蒸しの様なシンプルな物ですが美味しいですよ! -
夜8時頃、まだまだ人の流れは少な目…
-
と思いきや、写真を撮る私の前は料理のチケット買う人、受け取る人の列列列で立錐の余地なし!状態。
フラッシュモードで写真を取り直す暇もないまま…人込みに押されています。 -
何とか裏側から調理準備中の写真をパチリ。
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地元の広場は椅子なしテーブルのみの立食スタイル。日本で流行りのレストランみたい?
兎に角ひっきりなしに食券を買う列、料理を受け取る列が続いています。
当日のメニューは魚介類のサラダ、揚げ物類、グリル数種類、地元のお酒、ドルチェ(スィーツ)、地元のピッツァ…等です。
地元が用意した青空駐車場から会場入り口までは縁日の様に出店が続きます。 -
本年度のポスター。
昨2016年のTV取材の様子。ユーチューブから。イタリア語ですが当日の様子がうかがえると思います。このお祭りの発起人である神父のインタビューも若干あり。 https://www.youtube.com/watch?v=TcZAHHvAFec -
お祭りの様子はさておき、今回はイベントで中学生によるタランテッレという南部のダンス披露があり、暫く見入っておりました。
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古くは人と人、男女の掛け合いが呼び掛けるような歌となり、動きがついてダンスとなりました。(厳密な事は分かりませんが)
リズム感のあるフォークダンスの様なダンスから、ヒロインの感情が迸る様な激しい動きのある物(まるでトランス状態)まで様々です。
ダンサーたちが中学生という事もあり、微笑ましい、緊張した面持ちで懸命に踊る姿には感動しました。 -
何気なく叩いているようなタンバリンですが、微妙な強弱、リズムなどが細かくあって独り立ちするには軽く数年を要するそうです。
左側がマエストロ。右の青年(少年?)も中学生です。
短いですがソロ演奏も見事でした。 -
クライマックスの激しいリズムの踊り。赤い衣装を脱ぎ捨てて、ほぼトランス状態で踊り狂ったかのよう。
でもちゃんとステップとストーリーがあるのです。 -
彼女の激しい踊りでイベントは終了。私達もまた散策を続けました。
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おまけ。
当日の午前中、地元民のみが知る湧き水の泉(と言っても塩水湖と繋がっている)へ行きました。
写真で湧き水の透明度が伝わるでしょうか… -
周辺の雰囲気
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写真手前は真水、その奥は海水という不思議な塩水湖です。
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声を聞きつけて?ガチョウが寄ってきました(餌をくれると思ったか?)。
昔に比べ段々と塩水湖の環境も変わってきているそうです。幸にこの湧き水は湧水量も変化がない(らしい)そう。
どうかこのまま汚染することなく、この素晴らしい環境が維持されることを願います。
夏のイタリア南部は本当にイベント満載。小さな町で移動も大変…と言う場合もままありますが、週末は町の大小関係なくイベントが目白押しという感じです。
機会がありましたらぜひ地元ならではの食事や歌、ダンス(踊り)を見て頂きたいと思います。
ご覧頂いてありがとうございました。
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