2013/08/01 - 2013/08/07
1218位(同エリア3776件中)
やまともさん
【この旅行記は他の旅行サイトで書いたものを書き直したものです】
初めての北欧(スウェーデン・ストックホルム、フィンランド・ヘルシンキ)へ初めてのおばさん一人旅。
この旅行記は4~7日のストックホルムからのフェリーとヘルシンキ観光から帰国までの記録です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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ストックホルムからヴァイキングラインフェリーで一路ヘルシンキへ。
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操縦室上にスウェーデン、船尾にはフィンランドの国旗。
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晩ご飯は、ワインメインのバーで、おつまみ3種類を選んでいただきました。手前からスパニッシュオムレツ、ローストビーフのクロワッサンサンド、チョリスソーセージ。私はアルコールがだめなので、飲み物はアップルジュース。船内でもクレジットカードが使えます。ストックホルムでも、このあと行ったヘルシンキもほとんどカードでお支払いしましたが、ここ以外では暗証番号を入れて済んでいましたが、ここで初めてサインをしました。漢字でサインすると、お店の方が「オー」と言ってました(笑)。
客室ではつながりませんが、こういうパブリックスペースでは無料でWifiが使えます。窓から海を見つつ、お食事しながらipadでツイッターやフェイスブックで旅行の報告などをして過ごしました。
免税店もあって、皆さんお酒などショッピングを楽しんでいましたが、私はお店を一周して、入場ゲートから入ってくる人とすれ違いに外に出ました。基本的にはお買いものしないと出られないんですよね(^^;)
また、カジノなどもあったのに、私は食事のあとはさっさと客室に戻って寝てしまいました。写真ぐらい撮りにいけばよかった。 -
翌朝、7時半からの朝食を済ませて客室に戻ってしばらくすると、ヘルシンキの街が見えてきました。ランドマークのヘルシンキ大聖堂が浮かび上がり感動しました!この時間はまだ曇り空。
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ヴァイキングライン発着ターミナルに降りたちました。ここからトラムの4T路線に乗ってYLIOPPILASTALO停留所で降りました。でも、私が泊るソコス・ヴァークナーホテルには、もうひとつ先のLASIPALATSI停留所だと真正面に降りられたようです。
ホテルに着いたのは朝11時頃だったので、チェックインだけしてスーツケースは預かってもらいました。このホテルでは、ホテルの入り口わきに荷物置き場があり、利用者にはカードキーが渡され、自分で出し入れする形式でした。 -
まずは、ヘルシンキ中央駅へ。中のキオスクで緑色のデイチケットを買いました。2日分12ユーロ。
ヘルシンキの街中はあちこち工事中で、残念ながらあまりきれいと言えないところも多くありました。中央駅も4人の巨人(?)の像は修復中のようで、覆いがかけられていました。ヘルシンキ中央駅 駅
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そのカバーには、巨人が温泉に入ってくつろいでいるようなイラストが。今はゆっくり休んでいるところ、ということなのでしょうか?こんなおちゃめな覆いが見られるのは修復中だけでしょうから、それはそれでおもしろいものが見られたのかも(笑)
ヘルシンキ中央駅 駅
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ガイドブックなどでおすすめの、3Tと3Bのトラムでヘルシンキの街をぐるっと八の字に車窓から見学し、ヘルシンキ大聖堂近くで降りました。
ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会
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ちょうど13時頃でお腹も空いていたので、大聖堂真ん前のカフェエンゲルでランチをいただくことにしました。
カフェ エンゲル カフェ
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その日のおすすめランチ、サーモンの切り身が丸ごとはいったシーザーサラダ。サーモンは脂がのっていてやわらかく厚みがあっておいしかったです♪
カフェ エンゲル カフェ
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食事をしている間に雲がずいぶんとれ、青空が広がって白いヘルシンキ大聖堂が映えます。観光客は多すぎず少なすぎずという感じ。
ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会
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ヘルシンキといえば、かもめ!(笑)かもめはみんな、銅像の頭のてっぺんにとまるのが好きなようです。入れ代わり立ち代わりとまっていました。
ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会
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正面扉から入って右側に祭壇。白い天井が高く明るく清楚な雰囲気です。
ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会
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祭壇と向い合せにパイプオルガン。こちらは若干暗く、重厚な感じでした。
ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会
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ヘルシンキ大聖堂を出て、次は歩いてウスペンスキ寺院へ。すでに開館時間を過ぎていて、残念ながら中に入ることはできませんでした。
ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会
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ウスペンスキ寺院のすぐわきにあった児童公園。その横にはドッグランのスペースもありました。(2014年に「トーベ・ヤンソン公園」と名前が変わったようです)
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海辺にあったレストラン?の入り口。船のスクリューとイカリが迫力でした。どこにあったか、フラフラ歩いていて撮った写真なので正確なことが思い出せず(^^;)
(後から調べたところ「ラヴィントラ・ノッカ」という有名なレストランでした) -
マーケット広場を、市立博物館、ヘルシンキ大聖堂をバックにして。
マーケット広場 (カウッパトリ) 市場
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さて、ヘルシンキをざっと一回りして、16時過ぎにホテルへ戻り、部屋のカードキーをもらい、部屋へ。
ツインの、かなり広いお部屋!かわいらしいインテリア!天井も高い!
ストックホルムの部屋が狭かったので感動倍増です。オリジナル ソコス ホテル ヴァークナ ヘルシンキ ホテル
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ステキな一人掛けソファーがふたつ。
一人旅ですから、片方はカバン置き(;▽;)オリジナル ソコス ホテル ヴァークナ ヘルシンキ ホテル
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デスクもいい感じです。ワイヤレスキーボードが置かれていましたが、使い方が分からず。
このホテルも無料Wifiが使えました。フロントでID・パスワードのカードを、2泊するので2枚もらいましたが、宿泊中最初に入れたものでずっと繋がりました。オリジナル ソコス ホテル ヴァークナ ヘルシンキ ホテル
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バスルームはバスタブつき。新しくはありませんが清潔でしたよ。
オリジナル ソコス ホテル ヴァークナ ヘルシンキ ホテル
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洗面台も広々。シャワーキャップが置いてありました。タオル類、ドライヤーはもちろん置いてあります。
オリジナル ソコス ホテル ヴァークナ ヘルシンキ ホテル
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ちょっと驚いたのが、アイロンとアイロン台が備え付けだったこと。私は使いませんでしたが、きちんとした恰好をしたいときなどに、自分でアイロンがけできたら助かりますよね。
オリジナル ソコス ホテル ヴァークナ ヘルシンキ ホテル
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ヘルシンキ二日目は今回の旅行の大本命、フィンランドのヴィンテージ食器発掘の日!
といっても全くの素人で、スゴイ掘り出し物を見つけられたわけではなかったのですが……。
まず向かったのは、3TトラムのTOOLONTORI停留所のすぐ近く「ASUTIALIISA」へ。カップ&ソーサーがたくさん置かれていて、奥の部屋にはお皿なども。ここでは少し深さのある長方形のお皿と小鉢やお湯のみとしても使えそうな、群青色の小さいボウルをいただきました。両方ともアラビアの1950年代~60年くらいのものだったようです。
そのあと、ぐるっとまわってヒエタラハティ・フリーマーケットへ。古着がたくさんあって、洋服好きにも目移りしちゃう品揃え!アラビアやイッタラのヴィンテージらしきものがあちらこちらに!広場のちょうど真ん中あたりにアラビアの食器を多く扱うお店があり、かなり人気があるお店のようで、次々とお客さんが買って行っていました。私はその様子にちょっと気おくれしてしまって、欲しいけど、他をぐるっと回って様子を見てしまったり(笑)。でも、お客さんが途切れたのを見計らって、勇気を出して、アラビアのサクランボの絵のキャニスターとアリシリーズの小さめの取っ手のないカップのような形のものを買いました。ヒエタラハティ ショッピング ホール&フリーマーケット 市場
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そしてお約束の「かもめ食堂(カハヴィラ・スオミ)」! ←2016年頃から「ラヴィントラかもめ」となりました
ちょうどお昼時だったのでほぼ満席。日本人の観光客が半分以上、地元民らしき方も食事してました。
でも、私がここに来た一番の目的は、この横(写真の右側)にあるヴィンテージ食器のお店「MALCO&STADIN DESIGN」でした。 ←このお店はすでになくなってしまいました
こちらでは、先ほどヒエタラハティ・マーケットで買ったサクランボのキャニスターと同じシリーズの、オレンジの絵の小皿と、イッタラのカステヘルミの小さいカップ、そして、かもめ食堂でおにぎりなどが盛り付けられて登場したアラビアのお皿♪ラヴィントラ かもめ 和食
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初心者としては結構たくさんの食器を買うことができ、ホクホクの気持ちで、そのまま南に向かって歩き、海辺へ出ました。
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ものすごぉく、いいお天気!陽射しは強く感じましたが、とても気持ちよかったです♪
日本では曇っていても日傘をさしていますが、ここではみんな肌を出してお日様を楽しんでいるので、私も日焼けのことなど気にしていられない気分となりました。 -
浜辺になぜか高~いクレーン車があり、工事でもしているのかと思いきや、ゴンドラに人を乗せたアトラクションでした。ゴンドラではなく直接人の足に結んでバンジージャンプもしてました。
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そして、映画「かもめ食堂」のシーンでも使われたカフェ・ウルスラでランチすることに。
カフェ ウルスラ カフェ
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カフェ・ウルスラでいただいたのは、小エビがこれでもかっと盛られたオープンサンドとキャロットケーキ。小エビはプリプリでマヨネーズソースとよくあっていたし、ケーキは中に千切りにしたニンジンがたっぷり入っていました。コーヒーはおかわり自由です。
外で食べたかったのですが、けっこう席が埋まっていたことと、やはり陽射しが気になって屋根のある場所でいただきました。カフェ ウルスラ カフェ
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ランチしたあと、トラムに乗れるところまで戻り、エスプラナーディ公園へ出ました。たくさんの人がくつろいでいました。
エスプラナーディ公園 広場・公園
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アイスクリーム大好き!というフィンランドの人の気分になろうと、私もアイスクリームを♪情けない写真でお恥ずかしいですが(^^;。ペンギンがマスコットのお店が人気と聞いたのでそのイラストの入ったゴミ箱(笑)といっしょに、ストロベリー味。濃厚でおいしかったです♪
そういえば、ヘルシンキはいたるところにゴミ箱が置かれているような印象を受けました。エスプラナーディ公園 広場・公園
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ソコスホテルヴァークナの朝食のレストランは最上階にあり、外の席でいただくこともできます。朝一番はさわやかで、とても気持ちがよかったです。
オリジナル ソコス ホテル ヴァークナ ヘルシンキ ホテル
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ブッフェ形式で、内容はとりたてて変わったものはありませんでした。ニシンが違う味付けのもの二種類あったのが、フィンランドらしいところでしょうか。
トマト数切れとニシン、ミートボール、小さいウィンナー、ラタトゥユのような色々な野菜の煮物、黒いパン、バター、それにヨーグルトに何種類かのシリアルをかけて。
ジュースとコーヒーは、デザート代わりのクッキーやちっちゃなパンケーキと一緒にお替り。
部屋にもコーヒーを持ち帰れるように紙カップも置いてありましたよ。オリジナル ソコス ホテル ヴァークナ ヘルシンキ ホテル
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最後の朝食を済ませ、チェックアウトして荷物を荷物室へ預け、最後のヘルシンキ散策へ。
まず歩いてテンペリアウキオ教会へ。中国人の団体とかちあってしまって早々に退散。
ツーリストカードは初日の11時頃の刻印だったはずなので、昼近くまでトラムに乗っていると、検察官が検札に乗って来ないかちょっとドキドキ。検察官には3回くらい会いました。時間や路線にもよるのかもしれませんが、結構な確率なので、あまりズルはしないほうがよさそうです。
私も12時近くなったらハカニエミ近くの停留所でトラムからは降りました。
写真は、トラム車内でガラスに映った自分を撮ったもの(笑)。
そのあとはヘルシンキ大学附属植物園のある公園をぶらぶら歩き、元老院広場前のお土産屋さんで最後のユーロを使ってお土産購入。
ランチを食べた後、ソコスデパートのトイレに寄ってから預けてあったスーツケースをピックアップして、13時15分のフィンエアーバスに乗って一路ヴァンター空港へ向かいました。
このバスの中で、スマホがないことに気が付きました!デパートのトイレに置き忘れたのです。
もうその後はパニック。同じバスに乗っていた二人連れの日本人の女性に「英語はご堪能ですか?」と聞いて、なんとかデパートと連絡がとれないかと思いましたが、残念ながら…。
そのまま空港に到着しましたが、引き返しても置き忘れをデパートの人に伝えられる語学力もなく、また、フライトに間に合わなくなる可能性のほうが高いのでそれはあきらめました。
とりあえず飛行機のチェックインをし、荷物を預けたあと、日本人のカップル(たぶんご夫婦)に声を掛け、携帯電話を貸していただきました。ツアー会社の緊急連絡先に連絡がとれ、スマホを置き忘れた場所を伝え、その後の対応をお願いすることができました。ヒダ様、電池が少なくなっていたにもかかわらず電話を貸してくださり、また、パニックになっている私に親身になって相談に乗ってくださり、本当にありがとうございました。 -
ステキだと評判のヴァンター空港のフィンエアーのラウンジも、Wifiがつながるのでipadで、スマホが悪用されないようにロックをかけたり、ツアー会社の担当者にスマホのことをメールしたりするのに忙殺されて全然堪能できませんでした(;;)。
でも、落ち着いたラウンジだからこそ、やれるだけのことができてよかったと思います。
帰りの便も、ビジネスはガラガラで、真ん中の列は誰も座っていませんでした。
ディナーは、アミューズブーシュとして、トナカイのムースディライト。トナカイを食べ損ねたので、ちょっとだけその気分を味わえてよかった♪
写真は、ウォルドーフサラダとフォアグラと鴨胸肉の燻製とイチジク。
メインはメルルーサ(深海魚)のフライ トマトの温製サラダ、バスマティ米のサフランライス添え。
デザートはベリーのチーズケーキ。
夕食後、しばらくして照明が落とされ睡眠タイム。本を読みながら、1、2時間眠っただけかと思って目を覚ましたら、もう朝食の時間になっていました。 -
朝食は、スクランブルエッグ、鶏肉、ハッシュブラウンパティ、ほうれん草とオランデーズソース添え、フルーツ、ヨーグルト。さすがに全部は食べられませんでした。ミルクティーがおいしかった。
朝食後、1時間半ほどで着陸態勢に。
ほぼ時刻通り、無事に日本に帰ることができました。日本は、熱気が取り巻く世界でした。早くも北欧が懐かしくなりました(笑) -
帰国して翌日、ツアー会社からスマホが見つかったとの連絡が入りました!
現地スタッフがデパートに問い合わせて、忘れ物係に届けられていることが分かり、別のツアーでヘルシンキにいた添乗員がデパートでピックアップしてくれたそうです。その添乗員さんが帰国するときに一緒に持って帰ってきてくれることになりました。
今の時代、ホテルや交通機関の手配など、ネットなどで何とかできてそのほうが格安かもしれません。でも、その国のことや言語に精通していない場合は、何かトラブルが起こったとき、ツアー会社を通していると何かと頼れるということがよく分かりました。
写真は、今回の旅行で買ったヴィンテージ(たぶん)の食器たちです♪日本で買うよりずっと安いし、何より、蚤の市やヴィンテージショップで、宝物を発掘するように見つけるのがとても楽しかったです! -
おまけ♪
やっぱりこのお皿にはおにぎりがよく似合います♪
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