暑い夏の最後の怖い美術館！

2017/08/27 - 2017/08/30

８月２７日（日）「オバケ絵大博覧会」明石市立文化博物館（９月３日迄）
　　　　　　　　　フラッシュなしの撮影オーケーです。

８月３０日（水）「怖い絵展」兵庫県立美術館（９月１８日迄）

　９月に入ったら朝晩めっきり涼しくなってきました。今年の夏の美術館巡りはもう１～２回かなと思います。

　表紙は、「レディ・ジェーン・グレイの処刑」ポール・ドラローシュ　１８３３年（絵葉書撮影）

エリア 神戸(兵庫)

オバケ絵大博覧会　９月３日迄です。

明石市立文化博物館

オバケの館に入ります！

会場内部に、お化け屋敷が造られています、入ってみます！！

足元が不気味です！お化け屋敷の終わりでホットし、出口から出た瞬間、”ありがとうございました・・・！”と二つの手を顔の前に出した女性に声をかけられ、驚愕、絶叫！！

歌川広重　平清盛福原にて怪異を見る図

葛飾北斎　百物語　さらやしき　天保２年（１８３１）頃

お菊の亡霊

「老婆鬼腕を持ち去る図」　月岡芳年　明治２２年（１８８９）

羅生門にて頼光四天王の一人・渡辺綱に片腕を切り落とされ奪われた酒呑童子の手下、茨木童子が綱の伯母に化けて奪い返した。

「時参不計狐嫁入見図」歌川芳虎　万延元年（１８６０）

歌川国芳　文久元年（１８６１）

主馬佐酒田公時（しゅめのすけさかたのきんとき）
靭屓尉碓井貞光（ゆげいのじょううすいさだみつ）
瀧口内舎人源次綱（たきぐちのうどねりげんじつな）
と妖怪

「相馬の古内裏・滝夜叉姫と大骸骨」歌川国芳　弘化２－３年（１８４５－４６）頃

いくつか、ほかの処でお目にかかったオバケがありましたが、結構涼しくなりました。

８月３０日（水）「怖い絵」展　兵庫県立美術館　

９月１８日迄です。

兵庫県立美術館　

兵庫県立美術館　

兵庫県立美術館

「オデュッセウスに杯を差し出すキルケ―」ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス　１８９１年（絵葉書撮影）

勝利を確信した魔女、キルケ―の恐ろしくも驕慢な魅力を表現と地元紙は評している。

「マドンナ」エドヴァルド・ムンク　１８９５年（絵葉書撮影）

ムンクの女性に対する暗い感情がいくつかのマドンナの作品に表れているとよく聞きます。

「レディ・ジェーン・グレイの処刑」ポール・ドラローシュ　１８３３年

主催の地元紙に兵庫県立美術館学芸員の方が、以下のように評しています“・・・１６世紀半ば、テューダー朝のイギリスでは、王侯貴族が旧教と新教に分かれて抗そうを繰り広げていた。そんな中、イギリス史上初の女王となったのが、１６歳のジェーン・グレイである。だが、わずか９日後に旧教側の反撃によって王座を追われ、半年間の幽閉の後、反逆のかどで刑場の露と消えた。
　ここで描かれているのは処刑直前の場面。中央には、目隠しされたジェーンが司祭に導かれながら首を載せる台を手で探っている。左手には２人の侍女が泣き崩れ、右手にはおのを持った処刑人が粛然とたたずむ。純白の衣装に身を包んだジェーンの凛とした振る舞いがいっそうの哀れみをかき立てる。”

２０１２年１２月７日に訪れたときに撮影したロンドン塔

この中で１５５４年２月、ジェーン・グレイは処刑され、ほか多くの王、王子、王妃などが処刑されたのでした。

　

猛暑が続いた８月も終ろうとしています。空を見上げると秋の雲です。

この旅行記へのコメント （2）

• naniwa ladyさん 2017/11/23 16:18:37

  こんにちは♪

  この絵画、見たかった。でも結局行かなかった。
  寒くなって見させていただきました。ますます背筋ゾクゾク。

  Hｕｕｍａさん からの返信 2017/11/26 10:18:09

  Re: 私もだんだん怖くなってきました。

  ご存じと思いますが、現在上野の森美術館で開催されていますが、１１月２４日のぶらぶら美術館で解説された中野京子氏が著「怖い絵泣く女篇」でより詳しく解説されています。ぶらぶら美術館の過去版で見つけました。　お便りありがとうございます。