2017/09/02 - 2017/09/02
2627位(同エリア31827件中)
へびおさん
今回は高校時代の友人に声を掛け、10年ぶりともなるドライブをしてきました。
ドライブと言っても私は免許を持っていないので運転するのは友人だけ。
かなりの長時間運転をお願いしてしまいましたが、昔の話に花を咲かせつつ白馬の美しい景色を堪能した楽しいドライブとなりました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
-
9月2日(土)
5:50
今日は川越駅からスタート。
埼玉県西部に住む高校時代の友人とドライブをするため川越駅で待ち合わせています。
昔はしょっちゅう友人の実家に前泊してドライブしてたなぁ~ -
川越の高校に通っていて卒業後も頻繁に訪れてはいたのですが、ここ最近 駅周辺は随分変わりましたね。
川越は埼玉の数少ない観光地の1つです。 -
無事友人と落ち合いドライブスタート!
それにしても台風の影響で天気が芳しくない。
朝から大雨で、すでに自宅から最寄り駅に向かうだけでビショビショになってしまいました。
一応長野は天気が回復するみたいなんだけど・・・ -
朝食がまだだったのでSAに立ち寄ります。
写真は横川サービスエリア。
雨はようやく止んだけど、物凄くどす暗い空です。
そして非常に寒い。
車の中は暖房をつけてもらっています。 -
タリーズコーヒーの外観がメルヘンチック!
最近のSAは趣向を凝らしているところが多いですよね。 -
高崎弁当の名を冠するお店。
高崎弁当は、だるま型の容器に入った駅弁で有名です。 -
だるま推し。
-
SA内にあるイングリッシュガーデン。
-
パンを買ったので ここのベンチで食べようか・・・
とも言っていたのですが、とにかく寒くて!
このままここに居たら風邪をひいてしまう!!ということで敢え無く撤収。 -
雨露に濡れるバラ。
-
サービスエリアで買ったパン。
だるま型のパンは中にリンゴのフィリングが入っています。 -
あと、SAの露店で買ったおやき。
これは味噌おやきというらしく、皮自体が味噌味です。
私は中味がネギ味噌のを買ってみました。
ちょっとしょっぱかったかナ。 -
雨は止んだけど雲がすごいことに。
-
トンネルを出た途端 濃霧で一瞬真っ白になりました。
ところで今回の旅は珍しく行先が明確になっていません。
本当は安曇野 or 白馬に行ってレンタサイクルで回ろうかとも言っていたのですが天気がよく分からなかったので、とりあえず松本方面に向かい、
①安曇野か白馬を目指す
②鹿教湯温泉辺りで日帰り温泉と温泉街を楽しむ
③軽井沢でお洒落カフェ
というスケジュールを急遽車内で組むことに。
友人の旦那さんが昔長野で独り暮らしをしていたらしく、今回の旅の行先を告げたら「なんで善光寺に行かないんだ!」と言われたそうです。
二人ともお寺に興味nothing。
善光寺方面への看板を見るたびに二人で笑っていました。 -
9:30
途中から天気が回復してきたのを見て行先を白馬に決定!
埼玉を出発してから3時間半、長野県白馬にやって参りました~
期待していた風景が広がり、二人とも興奮気味。 -
ここら辺はゲレンデがたくさんあります。
白馬の八方尾根は長野五輪のオリンピック会場にもなったんですね。 -
白馬駅にやってきました。
友人が「取り敢えず降りてみない?」と言うので駅周辺を散策することにします。 -
ロータリーのバス停には本気登山の恰好をした方たちがバス待ちをしていました。
白馬と言えば登山も有名ですよね。
山好きの母が「乗鞍が~」「鑓ヶ岳が~」としょっちゅう言っています。
それにしても驚いたのが、駅前に山グッズのお店が多いこと!
アイゼンのレンタルなんかもしているんですね。
駅から少し行くと好日山荘やモンベルなどの山グッズ専用のチェーン店がいくつもありました。
山に行かれる方には心強いですね。 -
白馬駅にはなんと足湯まで!!
ちょっと覗いてみます。 -
おお~
かなりちゃんとしています。
足湯場は他にも何ヵ所かあるようでした。 -
無料なのでちょっと入ってみます。
温過ぎず熱すぎずの良い湯加減。
5分くらしか浸かっていなかったけど、かなりポカポカになりました。 -
足湯場の奥に売店があったので覗いてみます。
地元の方が収穫した野菜が売られていました。 -
レジのそばにあった紫色のお米。
青鬼という集落で作られている古代米ということ。
青鬼集落はこの後行く予定だったのでレジのおばさんにお話を訊きつつ、このお米を買ってみました。 -
駅に戻ってきました。
もうすぐ電車がやってくるっぽかったので、せっかくならホームに行ってみようということに。 -
憧れの大糸線です。
大糸線は絶景が望める路線として有名。 -
線路の向こうにそびえる青い山々。
長閑で美しい風景です。 -
「白馬」の文字の前には長野県PRキャラクターの『アルクマ』のイラストが。
長野って美しい山があり温泉がありスキーもできるし、お蕎麦やリンゴ・栗などの名産品もたくさんあって東京近郊から気楽に行ける観光地として魅力が高いですよね。 -
10分ほど待ったところで電車がやってきました。
-
鉄道ファンの友人が、
「ディーゼルカーが~」
「第三セクターが~」
と語っておりますが、私には分かりません・・・ -
駅にある「ようこそ白馬駅へ」の表示板。
イラストはスキーのジャンプ台。 -
こちらは北アルプスでしょうか。
-
白馬駅のスタンプ。
友人が専用ノートを持ってきていた! -
因みにこっちは福井に行ったときに押したスタンプだそうです。
-
切符。
入場券があることを知らず、初乗り運賃の切符を買ってしまったら友人にすっごい剣幕で怒られました。
「金額は同じなんだからいいじゃん」
と言ったら、鉄道好きはそういうところにも拘るそうです・・・
(駅員さんにお訊きしたら、この切符でも全然構わないとのこと)
30分ほど駅でワーワーやっていたら余程の鉄道好きと思われて、
駅員さんに「切符持ち帰っていいですよ」と言われました。 -
さてさて、白馬駅を堪能したら、青鬼(あおに)集落を目指します。
青鬼集落は4トラベルの旅行記で知った場所で、美しい風景写真を見て行ってみたいなぁと思っていたのです。
遠いので行くのを諦めていたのですが、友人が「全然OKよ」と言ってくれました。 -
自転車マークの案内板。
サイクリングロードになっているのかな?
線路に沿った道は『白馬小径』というそう。
ここから青鬼集落まで自転車で15分、徒歩で3580歩(←???)だそうです。 -
道路と並行する鉄道橋がありました。
電車の車窓から見る景色はどんななのかな。 -
急斜面の山道を走ること10分。
青鬼集落に到着!
しかしかなりキツい山道を走るので、「自転車だと無理があるね~」と友人と話していました。
レンタサイクルとかしなくて良かった。
(人気のない長い山道を登るので、女性の一人歩きもお勧めしません) -
わ~
THE・里山という感じ。
青鬼集落は、重要伝統的建造物保存地区に選定されています。 -
駐車場の説明書き。
駐車料というものではなく、協力金という名目で500円支払います。 -
集落の地図。
結構広いんですね。
しかし、住宅が数軒しかない。
子供はいるのかな?
いたとしてもこの山道をどうやって学校に通うのだろう・・・と二人で心配していました。(友人は小学校の先生)
やっぱり親御さんが車で送り迎えされているのでしょうね。 -
散策開始!
-
青鬼集落と言えば、この特徴ある屋根のお家が有名。
『かぶと造り』というそうです。
主屋は江戸時代後期から明治後期にかけて建築された茅葺き(現在は鉄板被覆)の大型のもので、14戸が現存しているとのこと。 -
石仏がそこかしこにありました。
-
駐車場にあった青鬼集落の地図を手に持って散策中。
この辺りが集落のメインっぽい。 -
昔の面影を残しながら生活するって凄いことですよね。
-
害獣除けの柵。
電気柵となっているみたいなので、人間も注意が必要ですね。 -
『お善鬼の館』というのがあったので見学してみることにします。
お善鬼さまには逸話があるのですが、そもそもの集落名『青鬼』や近隣の『鬼無里(きなさ)』、『戸隠』など、この周辺には想像力を掻き立てる地名が多いです。 -
お善鬼の館。
恐る恐る扉を開けますが、どなたもいらっしゃらなかったです。
見学料はかからないようですが、中に募金箱がありますので心づけを払います。 -
ツバメのために開けておくのか、最後の人は閉めるのか分からない説明書きww
今時期ヒナはすっかり巣立ちをしていたようですが、入り口や家の中はフンだらけになっていました。 -
囲炉裏。
冬は寒そうです。 -
昔使われていた道具でしょうか。
一応それぞれに道具名を書いた札がつけられていたのですが展示の仕方が微妙・・・ -
次に向かうは青鬼神社。
この細い通りを抜けて行くことに。 -
と、何やら案内板。
復元した『ガッタリ』というものがあるようです。 -
これがガッタリ。
昭和初期まで米搗きに使っていたものを復元したのだそうです。 -
どうやって使っていたのでしょう。
-
青鬼神社へ。
青鬼神社は創建が806年とも言われているそう。
この周辺には縄文時代の遺跡も見つかっていることから奈良時代にはすでに集落が形成されていたとも考えられているのだとか。 -
地図によると、神社まではここから歩いて15分かかるそう。
ちょっと不気味ね・・・ -
歩いていくと何やら動物の気配。
私は何かが足を踏み鳴らすような「バスン」という音を聞いた気がしました。
友人も「明らかに何かいるね」と。
その後もガサガサという音がしたので「ウサギか鳥か、もしくは蛇か」と言って石段を上がっていたのですが、その石段には明らかにウサギ以上の大きさの者の糞が・・・
糞には消化出来なかった果実の種(ドングリ?)がびっしり。
あれ?
これマズくない?
熊?? -
ということでチキンな私たちは神社に行くことを諦めました。
長野県という場所的に、熊がいる可能性は在り得ると判断したためです。
(その後 熊の糞の画像検索したら似たようなのがあった!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル)
気を取り直して棚田に向かいます。 -
のどかで素敵な風景ですね。
-
稲穂の波。
青鬼集落の棚田は「日本の棚田百選」にも選ばれているんです。 -
コスモスが咲き始めていました。
-
青い空と天を拝むような石仏様。
-
地図によると棚田を見下ろせる展望台が2か所あるとのことだったのですが、展望台とは名ばかり、ただの石垣でした。
その石垣からの眺め。
実は観光案内所で青鬼集落の話を聞いたとき地元のおじ様たちが、
「なんもねーよ~」とか
「今日は山が見えねぇしな」と仰っていたのですが、
確かに雲が多くて残念。 -
晴れていれば この写真のように見えたのでしょうね。
山は北アルプスの五竜岳、鹿島槍ヶ岳らしいです。 -
長野五輪で使われたスキーのジャンプ台が見えました。
-
かぼちゃの赤ちゃん!
-
もう一か所の展望台からの景色。
今の季節も緑が広がって美しいのだけど、棚田の風景を楽しむなら水を張る時期の5月頃が一番良いのかも。
田んぼの水に、雪の残る山々が映って綺麗なのでしょうね。 -
反対側の空は青空が広がっているのに残念だわー
-
下から見ると、青鬼集落の棚田は石垣で段を作っていることが分かります。
-
わお!
なんだこの大量の瓶は!? -
『雪どけサイダー』というご当地サイダーのようです。
どこで売っているのかしら・・・ -
キョロキョロしていたら、瓶に囲まれるように建っていた小屋の柱に小さく「直売所」の文字が。
え!
ここ!?
農作業小屋かと思っていました。 -
1本200円。
合成甘味料っぽい味のしない、素朴な味のサイダーでした。 -
駐車場付近まで戻ってきました。
-
観光に来られていた男性に
「屋根に書かれた文字分かる?」と声を掛けられ、初めて気づく。
ホントだ!
「寿」って書いてある! -
あっちの屋根には「水」の文字。
これらにはどんな意味があるんですかね。 -
友人が石仏を見たいと言ったので、集落にある向麻石仏群に行ってみます。
-
大小様々の石仏がずらっと並んでいます。
-
これは道祖神かな?
-
造られた年代も色々のようです。
この石仏には「嘉永」と書いてあるよう。
江戸末期に造られたのかな? -
こちらの石仏は女性っぽい感じがしました。
集落の石仏群はここの他にもう一か所、阿弥陀堂石仏群というのもありました。
冬は雪深い山奥の集落でしょうから、昔は大変なことも多かったのでしょう。
きっと仏さまに縋ることが多かったのだろうなぁと感じました。 -
1時間ほど観光を楽しみました。
帰りの山道からの風景。
こういう風景が大好き★ -
鉄橋まで戻ってきました。
大糸線の時刻表を確認したら10分後くらいに来そうだったのでカメラを構えてスタンバってみますが・・・・来ない!
よくよく調べてみると運行日注意の電車だった!
大糸線は2時間に1本の割合でしか走っていません・・・ -
12時も過ぎたのでお昼を食べることにします。
信州と言えばお蕎麦!
来たのは『そば工房 林檎舎』です。
駅周辺にお蕎麦屋さんが多いので、観光案内所でもらったチラシを見て、行くお店を決めました。 -
お昼時だし、ちょうど私たちの前に団体客さんが入店されていたので待つかな~と思ったのですが大丈夫でした。
玄関の左右にお部屋があります。 -
立派なお蕎麦屋さんです。
宿泊所も兼ねているようでした。
HP↓
http://sobakoboringoya.com/ -
注文をすると あっという間に出てきます。
私は くるみだれ蕎麦(920円)を注文。 -
実は私、お蕎麦って淡白すぎてあまり好きではないのですが、このくるみだれだと美味しく頂けるんです。
友人は「そば三昧(1550円)」と言って
・つけだれ
・くるみだれ
・おしぼり(大根おろし汁。お味噌やネギを入れる)
の3種のタレでいただくものを注文していましたが、くるみだれが一番美味しいと言っていました。 -
おなかもいっぱいになったので、2つ目の目的・日帰り温泉へ!
当初の計画では鹿教湯温泉にでも行こうかと言っていたのですが、ここ白馬も温泉地であることを知り、ここで日帰り温泉に入ることにしました。
来たのは『倉下の湯』。
最初、観光案内所のお姉さんお薦めの『みみずくの湯』に行ったのですが、駐車場に置いてある車の数が多くて混んでると思い、こちらに来てみました。 -
入湯料600円。
倉下の湯は暖簾をくぐると素敵な中庭がまず目に飛び込んできます。 -
ここは2階にも休憩所がありました。
-
じゃーん!
畳部屋。
誰もいなければ温泉でほぐれた身体を横にできちゃいますね♪
ここでお食事もできるようでした。 -
2階からの眺め。
倉下の湯は半露天で褐色のお湯。
ナトリウム塩化物・炭酸水素塩温泉で塩気を感じるそう。
(友人が舐めていましたが飲泉ではないのでご注意を!)
浴槽は深め。
一緒に浸かっていた方たちと色々なお話をしましたが、まさに裸の付き合いが出来て楽しかった~
温泉上がりに青鬼集落で買ったサイダーを飲んで水分補給!
倉下の湯HP↓
http://www.kurashitanoyu.com/ -
『倉下の湯』が良かったので再び『みみずくの湯』に来てみました。
ここは露天風呂と内湯があるらしい。
駅から徒歩10分なので、車でない方も利用しやすいです。 -
このような券売機で券を買います。
-
みみずくの湯も日帰り入浴600円でした。
-
駐車場に車が結構停まっていたのだけど、女性風呂は貸し切り状態でした~(^ω^)
内湯。
倉下の湯よりも熱い。 -
露天風呂。
なんか外から見えそうで怖い・・・
みみずくの湯はアルカリ性単純温泉なのだとか。
近場にある温泉でも効能が違うものなんですね。
こちらは さらっとしたお湯のように感じました。
熱めのお湯が好きな方にお勧めです。
観光案内所のお姉さんのお薦めはこの『みみずくの湯』ですが、個人的には『倉下の湯』のほうが好みかな~
白馬駅周辺の日帰り温泉は他に10か所もあるので、色々入りたい方は共通入浴券(2000円)を買うと割安になります。 -
みみずくの湯で売っていた『温泉ウェットティッシュ(1個100円)』。
保湿力高そうなので使うのが楽しみです♪
みみずくの湯HP↓
http://hakuba-happo-onsen.jp/mimizukunoyu/ -
身体がポカポカになったところで移動します。
道の駅 白馬。 -
ここに来たのは青鬼集落でいただいた広報誌に載っていたハンバーガーを食べるため!
その名も『ヴィクトワール・シュバルブラン 村男Ⅲ世バーガー』(←長い!)
青鬼で作られた紫の古代米をパン生地に使い、お肉や野菜も地元の食材を使ったご当地バーガー。
白馬高校の学生さんたちが考案したというのだから驚きです。
ドキドキしながら買いにいったのですが、看板もメニュー表にも何もない。
お店の方にお聞きしたら「終わりましたけど」とあっさり悲しいお知らせ・・・
どうやら期間限定だったみたい。
食べたかったなぁぁ -
蕎麦の花の写真を撮りたいと言っていたら、友人が花畑を見つけてくれたので撮影タイム!
-
道の駅の裏手が蕎麦畑になっているんです。
-
風に揺れる蕎麦の白い花。
-
ちょっと見た感じヒメジョオンに似ている。
-
西日を浴びてキラキラしていました。
以前から蕎麦の花畑を見てみたかったので念願叶って嬉しい。 -
さて、そろそろ白馬に別れを告げます。
美しい景色と温泉を堪能させていただきました。 -
これから小布施に向かいます。
「ここからだと新潟のほうが近いわ」と友人。
そう、長野県は大きい面積を誇るため、新潟・群馬・埼玉・山梨・静岡・愛知・岐阜・富山と隣接。
これだけ広いと同じ県内と言え、文化は多様なんだろうな~と思いました。
因みに白馬は富山 or 新潟寄り、小布施は群馬寄りです。
そして写真は車内から撮影した、なんだか分からないオブジェ。
友人と二人で「!!?????」 -
道路と並行して走る線路を見つけました。
-
これは大糸線ではなく、長野電鉄の線路。
もうすぐ小布施です。 -
長野と言えば林檎。
会社に青森出身の方がいるのですが、その方曰く「リンゴの生産量は青森が日本一だけれど出荷量は長野が一番」なんだそうです。
輸送には長野のほうが便がいいですもんね。 -
それにしても これ車内から撮影しているのですが、車道から手を伸ばせば獲れるほどの所にリンゴ畑があるんです。
これも二人でビックリなことでした。 -
リンゴ畑の次はクリ畑!
小布施は栗の街としても有名なんですよね(#^.^#) -
16:30
白馬から丸々2時間、小布施駅に到着!!
小布施は前々から行ってみたい場所だったのですが、友人の旦那さんもお薦めの観光地だったので頑張って(←友人が)来てみました。 -
小布施駅ホーム。
今度はちゃんと入場券を買って入ります! -
入場券170円。
-
ちょうど電車が来ていたので写真を撮っていると、ドアが閉まる前に運転手さんが「乗りますか?」と訊いてくださいました。
紛らわしい行動をしていしまい申し訳なかったのですが、友人が運転手さんの親切な対応に感動。
地方の電車は本数が少ないせいか、乗客が乗り遅れないようにと色々親切な気がします。
そしてフレンドリー。 -
!!
線路の向こうに電車がいます。
線路の上を歩けるようだったので行ってみることに。 -
線路から見た待合室。
木造で趣がありますね。
冬はちょっと寒そうだ。 -
小布施駅の標高は353m。
因みに同じ長野県にある小海線の野辺山駅が日本一標高の高い駅で、1345.67mだそうです。 -
ここは『ながでん電車の広場』と言って、以前走っていた電車が展示保存されています。
いま展示されているこの電車は2000系D編成。 -
中に入れるのでお邪魔してみました。
-
掃除はされていなようで座席には虫の御臨終した姿があちこちに・・・
でも鉄道好きの友人は喜んで座っていましたよ。 -
通路はこんな感じでした。
-
この電車は小布施から湯田中間を走っていたのでしょうか。
こういったものに愛着を持ったり哀愁を感じるのって、日本人独特の感覚なんじゃないかなぁ。 -
駅番号「N15」の文字がリンゴの中に書かれていて可愛い。
こういう遊び心って素敵ですよね。 -
ちょっとホームをブラブラしてみます。
書状受箱って・・・!! -
木造の待合室に青い空。
山が見えていたらもっと良かったのだけど、これでも素敵な風景です。 -
駅ホームに無人の売店が!
梨が1袋5個入りで400円でした。 -
卵まで!
ちゃんと冷蔵庫に入れられて、日除けもされています。 -
卵の説明書き。
有精卵で、星野リゾートなどのホテルや小布施堂などのお菓子屋さんに出荷されているようでした。
友人が1パックお買い上げ。 -
私はこの酒粕のお漬物を買いました。
長野県産のキュウリを使っています。 -
お会計は駅員さんへ申し出ます。
ちょうど他の観光客の方と駅員さんの会話が耳に入ってきたのですが、小布施の街は17時に店じまいをしてしまうということ!
いま何時だ!?
16:45!!
慌てて改札を出て観光案内所へ行き、短時間で観光できるルートや遅くまでやっていそうなカフェを聞いてみる。 -
結局 車の移動とかあって街中の駐車場に着いたのが17時でした・・・
取り敢えず町並みを見たいのでウロウロしてみます。
こちらは『サンクゼール』というお店。
このお洒落なお店は17時半までやっているようでしたが、ちらっと見た限り特に長野特産のものを売っているわけではなかったので何も買いませんでした。
でも並べられている商品(ドレッシングやワイン、ジャムにチーズなど)もお洒落で、女の子には人気そう。 -
うーん
見事にシャッターが閉まっていますねぇ。 -
でも一番来たかったのはここ、『栗の小径』!
-
この小径のタイルは名前の通り、栗の木を使っているんです。
さすが栗の街。
こういう資源も無駄なくお洒落に使うのは素晴らしいアイデアですよね。
栗の木のタイルは固くなく、むしろ足の力を吸収してくれて歩きやすかったです。 -
雰囲気ある小径。
ここを歩けただけで十分だ~ -
素敵な建物を発見。
2階の手すりの部分はテラスになっているのかな。
あそこから見下ろす栗の小径も素敵そうです。 -
小布施には『おぶせオープンガーデン』と言って、個人のお宅やお寺にある丹精こめて作られた庭園を多くの人に楽しんでもらうというプロジェクトがあります。
2000年に38軒でスタートしたのが、今では130軒のお宅がプロジェクトに参加しているのだそうです。
これは小布施町に伝わる「縁側文化」「お庭ごめん」の相乗効果として訪れた人々を花でもてなし交流を図るもので、官民が一体となって取り組んだものなのだとか。 -
そのプロジェクトに参加されているNo.64の方のお庭を拝見させていただきました。
奥までは行かなかったのですが、和風のお庭ですね。
ランプも置いてあったので夜にはライトアップされるのかしら。 -
栗の小径を抜けメイン通りに出ようかと思っていたのですが、友人が違う小径を見つけてしまったので、そちらに行ってみることに。
-
煙突が見えます。
これは酒屋さんかな?
と思っていたら、『松葉屋』という江戸時代から続く酒造さんのものでした。
あの煙突はレンガ造りということです。 -
酒造屋さんを抜けると観音通り、左に行くとメインの大通りに行けるようです。
うーん
どっちに進もうか。
観音通りのギヤマン横丁も気になるなぁ。 -
友人に選択を任せたところ、メイン通りに向かう道すがら、お菓子屋さんの工房が見られるらしいということで そちらに進んでみることに。
-
ところがどっこい。
作業時間は終わっていました(泣) -
ただラッキーなことに、店舗のほうはまだ開いていた!
お土産用のお菓子を買えれば良いかなくらいの気持ちで入店したのですが、カフェエリアもラストオーダー前だったので、ここでケーキ休憩をすることにします。 -
お店の名前は『栗の木テラス』。
創業200年の栗菓子屋である『桜井甘精堂』が経営するティールームです。
HP↓
http://www.kanseido.co.jp/shop/obuse/
なんだか敷居の高そうな店内に尻込み。
小汚い恰好をしていたので場違い感が半端なかったです・・・ -
こちらのお店は紅茶に力を入れているということで、聞いたこともないお茶をたくさん紹介されました。
逆にコーヒーは1種類か2種類くらいでした。 -
時間が遅かったことからケーキの種類も減っていました。
「でも小布施に来たからにはやっぱりモンブランだよね!」とあまり得意ではないけど注文してみます。
紅茶はお店の方お薦めの ’栗の木オリジナルティー(550円)‘ をお願いしました。
キーマンをベースにした中国緑茶とジャスミン茶をブレンドした紅茶です。 -
モンブランは420円と安くてビックリ!
先ほど見た工房で作られたケーキです。
美味しかったけど私には1個一人で食べるには甘すぎた・・・
でも同じく栗嫌いの友人が一口食べて、「これだったら食べられたかも」と言っていました。
でも川越に縁のある私たちは「栗より旨い十三里」(←サツマイモのこと。江戸から十三里の場所にある川越がサツマイモの産地として有名なことから)のほうが好きかな。 -
友人はシフォンケーキ(200円)とディンブラ(500円)というスリランカ産の紅茶を頼んでいました。
-
小布施でケーキ休憩も取れて大満足!
時間はちょうど18:00。
日が暮れてきました。
空が綺麗な紫色に。 -
趣のあるお店を発見。
友人が興奮して「行きたい!」と言うので付いて行きます。 -
『かんてんぱぱ』というお店。
寒天を使った商品を販売しているんだそう。 -
友人はこちらの商品に妊娠期間中にお世話になったとかで、爆買いしていました。
私は1歳の甥っ子へのお土産でリンゴジュースを購入。
こういうのって車で来ないとなかなか買えないですよね。 -
最後の観光地として神社にお参りにやってきました。
旅のお参りって、なんかやらないと気が済まないのです。 -
皇大(こうたい)神社。
すごいお名前ですね。
この神社は伊勢神宮に由来し、遠くてお伊勢参りができない人々のために建てられた神社とのことです。 -
かなり広い境内。
遊具も置いてあり、お父さんと子供の遊ぶ姿も。 -
あれ~?
立派な鳥居が反対側にもある。
また裏参道から入ってきちゃっていたのかな? -
いえ、こちらの神社、同じ敷地内にもう一つ大きい神社があるのです。
こちらは金刀比羅神社。 -
百度石。
-
こちらの百度石には鉄の算盤状のものがあります。
これはお百度参りをしている時に何回やったか分からなくならないように数を数えるためのものです。 -
メイン通りに戻ってきました。
18時を過ぎても意外にお土産屋さんはちらほら開いていました。
写真は『桜井甘精堂 泉石亭』。
栗おこわや手打ち蕎麦が味わえるのだそうです。
店先の外灯が可愛い☆ -
酒造・松葉屋本店前まで戻ってきました。
レンガの煙突とお月さま。
月は半月にしては丸いけど、満月でもない。
『十日夜(とおかんや)の月』と呼ばれる形に似ています。
(日にち的に合わないけど・・・) -
駐車場へ戻る道すがら後ろを振り返ると、暮れていく空に居酒屋の赤ちょうちん。
良い景色ですね~ -
18:45
埼玉に戻ります。
信号の向こうに見える夕焼けと山と街の灯が美しい。
本当は車から降りてゆっくり撮影したかったけど、さすがに友人にそこまで頼めなかったので車窓より撮影。 -
高速のSAで少し休憩しながら浦和の自宅まで送ってもらったのが22時過ぎ。
友人よ、色々な希望を聞いてくれてありがとう!!
写真は白馬駅で買ってきた古代米を使ったご飯と、小布施駅で買った酒粕のお漬物です。
ご飯は若干お赤飯みたいな色ですが、古代米の量を多くすると紫色が濃くなります。
今回の旅は棚田見学に日帰り温泉、お洒落観光地散策とたくさん楽しめて、本当に友人に感謝です。
また行きたいな♪
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- みかりさん 2017/11/18 02:17:05
- 充実長野旅!
- へびおさん、こんばんは!
お久しぶりです~。深夜に久々の4トラモードになりました。(苦笑)
そろそろコチラも紅葉ですね。今年は東京&埼玉の紅葉を
楽しむ予定だったけど、来月上旬まで忙しいので、結局どこも
行けずに終わってしまいそうです。
夏にお友達と長野行ったのね。持つべきものは免許&車のある
友達だよね。私もペーパードライバーだから、久々にドライブに
行くと嬉しくなります。車だったら長野なら十分日帰り圏内だけど
白馬やら小布施やら行動範囲が広いからかなりハードスケジュール。
青鬼集落は里山感満載で雰囲気ありますね。のどかな感じが
歩いていて癒されそう。雪どけサイダーも気になりました♪
小布施はお店は閉まっている所が多かったのは残念だけど
街の雰囲気が楽しめて良かった。どこも都市部じゃ無いと
お店って早く閉まってしまうから、夜までお店は開いているものって
思っていると、どこも入る所無くてビックリ・・・となりますよね。
栗の木テラスは確かにちょっと雰囲気あるカフェですね。
そぉ~か・・・へびおさんには栗の木テラスのモンブランは
甘すぎるのね。私はあの甘さは大丈夫なので、大好き♪
いっそ甘い物嫌いならダイエットもはかどるんだけど。(苦笑)
朝から夜まで、車があるとこんなにも楽しめるんだな~と
少し羨ましく思った旅でした。私も先月幼馴染にドライブで
茨城に連れて行ってもらう予定だったのですが・・・
雨&体調不良で結局、工場見学&ジョイフルホンダ。(苦笑)
だから余計に友達とのドライブ旅が羨ましく思いました。
私の方は、来週から「秋の一人旅」久々に「旅鉄子」する予定です。
でもお天気が最悪だからグレー一色の写真になりそう。
みかり
- へびおさん からの返信 2017/11/18 21:31:12
- RE: 充実長野旅!
- みかりさん
ご無沙汰しています!
最近4トラをお休みされていたので、どうされているのかなぁと思っていました。
> 夏にお友達と長野行ったのね。持つべきものは免許&車のある
> 友達だよね。
↑ドライブに連れて行ってくれる唯一の友人です。
若いころは2か月に1度くらいのペースで連れて行ってくれていたのですが、仕事が忙しくて今は3年に一度くらいになってしまって寂しい・・・
> 白馬やら小布施やら行動範囲が広いからかなりハードスケジュール。
忘れていたけど長野って広いですよね(笑)
宿場町も多く残っているし温泉あり、特産品あり、美しい山々ありで観光には魅力的な場所。
もう少し電車で行きやすくなれば良いのにな〜
免許さえ持っていない私には近そうで行き辛い場所の一つになっています。
> 青鬼集落は里山感満載で雰囲気ありますね。のどかな感じが
> 歩いていて癒されそう。雪どけサイダーも気になりました♪
青鬼集落は4トラの旅行記で知ったのですが、長閑な風景が広がっていました。
長閑すぎて人が居なくて少し怖かったけど。。
> 栗の木テラスは確かにちょっと雰囲気あるカフェですね。
> そぉ?か・・・へびおさんには栗の木テラスのモンブランは
> 甘すぎるのね。私はあの甘さは大丈夫なので、大好き♪
みかりさんも栗の木テラスに行かれたことがあるんですね!
モンブランは美味しかったのですが、生クリームが苦手な私には半分で良かったかな。
> 朝から夜まで、車があるとこんなにも楽しめるんだな?と
> 少し羨ましく思った旅でした。
かなり友人に運転を頑張ってもらいました!
私は助手席に座っていただけなので、寝ないように頑張りましたが・・・
私も本当は先月末に弟の運転で家族と新潟に行く予定だったのですが、高熱&台風でお流れに。
結果、私抜きで先日筑波方面にドライブに行ったらしいです。
みかりさんは来週から鉄道旅に出られるということですが、今度はどこに行くのですか?
私は12月早々にまた奈良にでも行こうかどうしようか悩んでいるところです。
いよいよ冬が本番になってきますね。
お互い身体に気を付けて楽しい旅にしましょう!
お気をつけて!
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
長野 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
170