2017/06/25 - 2017/06/26
14位(同エリア542件中)
Islanderさん
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梅雨真っ只中、JR四国の「バースデイきっぷ」を手に四国の西南部を2泊3日で旅しました。
旅の2日目と3日目。自分にとってもっとも好きなJRローカル線、予土線に乗車。四万十川の景色と川の幸を堪能、歴史ある街も歩きました。
【旅程】○印の日の旅を本編で紹介しています。
・6月24日(土)
岡山駅8:40(瀬戸大橋線)9:09児島駅9:16(特急南風3号)13:24中村駅13:30(土佐くろしお鉄道宿毛線)14:00宿毛駅14:14(路線バス)14:21片島港14:30(宿毛市営定期船)沖の島・母島港15:20<宿泊>旅館おきのしま
○6月25日(日)
沖の島・母島港8:35(宿毛市営定期船)9:25片島港(タクシー)宿毛駅10:37(土佐くろしお鉄道宿毛線)11:08中村駅11:11(特急あしずり4号)12:12土佐久礼駅着(久礼の街を歩く)土佐久礼駅発14:38(あしずり3号)14:53窪川駅15:17(予土線)16:10江川崎駅<宿泊>ホテル星羅四万十
○6月26日(月)
江川崎駅10:55(予土線)11:27松丸駅13:36(宇和島バス)13:50近永駅13:54(予土線)14:30宇和島駅→八幡浜→松山→岡山
【バースデイきっぷ】
誕生月の3日間連続でJR四国全線、土佐くろしお鉄道全線、阿佐海岸鉄道全線、JR四国バス(高速バスを除く)が乗り放題となるきっぷ。グリーン車用は13,000円、普通車自由席用は9,500円。3人までお連れ様用きっぷも同額で販売。(2017年6月現在)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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vol.2からのつづき。http://4travel.jp/travelogue/11275023
窪川駅で予土線に乗り換えます。窪川駅 駅
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予土線を走るディーゼルカーは国鉄時代の末期に新造されたキハ32。このロングシートでは四万十川の景色が見えづらいのが玉にきず。
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昨日も通った川奥信号場。今日は直進して予土線に入ります。
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四万十川に沿って快走します。
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四万十川の中流部は曲がりくねっています。しかし四万十川本流に沿って走る予土線のうち、江川崎駅と若井駅の間は昭和49年に開業した近代的な路線で、所々トンネルと橋でショートカットしています。そのため何度か四万十川を渡ります。
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川と鉄路。西日本では予土線、三江線、肥薩線が川の景色が素晴らしいJR三大路線と勝手に決めさせていただきます。
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窪川駅から約50分で江川崎駅に到着。駅からホテルの送迎車で今日の宿に向かいます。
江川崎駅 駅
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駅から5分弱で今晩お世話になるホテル星羅四万十に到着。
ホテル星羅四万十 宿・ホテル
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洒落たデザインのホテルです。
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今回は和室に泊まります。
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部屋からは四万十川と江川崎の街を一望できます。大雨の影響で川の水は濁っています。
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夕食まで時間、予土線の撮り鉄を兼ねて周辺を散歩します。
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撮影ポイント行く途中に列車が来てしまいました。偶然にも木々の間から撮れた1枚。しかも新幹線の顔を持つ鉄道ホビートレイン。
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名産の仏手柑がなっています。
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沈下橋を見ると心が和みます。
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イチオシ
長生沈下橋と予土線を走るディーゼルカー。
長生沈下橋 名所・史跡
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ホテルに戻り温泉に浸ります。
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おまちかねの夕食です。刺身は四万十川で獲れたナマズ。ナマズの刺身は初めて食べました。脂がのっていて臭みはなく、鯛の刺身に似た食感。塩焼きは大きなアマゴ。
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米豚の陶板焼きも旨い。地酒も注文。メインの四万十鰻の白焼きは酒に合います。
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鰹のたたき、青さ海苔の天ぷらなどなど。川の幸、海の幸を味わうことができました。
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旅3日目の朝。ホテル周辺を散歩します。
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2013年8月12日に日本で最も高い気温41度を観測した観測所。
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朝の四万十川 。
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「新幹線」がやって来ました 。
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爽やかな朝の散歩でした。
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ホテルに戻り朝食をいただきます。
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ホテルを後にし、歩いて駅へ向かいます。途中、道の駅に立ち寄りました。
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予土線をモチーフにした鉄道模型のレイアウトがありました。
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天然鮎の塩焼きとフライが売られています。フライを買って食べました。うまし。
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すっぽんも売られています。活きたすっぽんを売っている道の駅は全国でここだけでは。
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江川崎駅に到着しました。
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これから乗る宇和島行きの列車は予土線3兄弟の三男、鉄道ホビートレインです。新幹線0系をイメージした外観。
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宇和島方面から窪川行きの列車がやって来ました。こちらは次男の海洋堂ホビートレイン。
江川崎駅 駅
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鉄道ホビートレインの宇和島方の正面は新幹線の顔が描かれています。乗り込むことにします。
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窪川方には4席分、新幹線0系で使われていた座席があります。転換式シートですが、窪川方の方向に固定されており転換することはできません。
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プラレールの展示コーナーもあります。
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江川崎駅を出発。江川崎駅と宇和島駅の間は軽便鉄道として敷設されました。急なカーブが多く、列車はのんびりと走ります 。
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四万十川の支流、広見川に沿って走ります 。沈下橋が見えます。
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江川崎駅から約30分で松丸駅に到着。この駅で途中下車します 。
松丸駅 駅
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松丸駅には日帰り温泉があります。今回は時間がないので入浴は断念。
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旧街道沿いには古い造り酒屋や商家が立ち並び、風情ある街並みが見られます。
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歴史を感じる酒蔵。
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昭和5年に26歳の若さでこの世を去った俳人、芝不器男の生家は記念館として公開されています(入館料200円)。
不器男記念館 美術館・博物館
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不器男の直筆の短冊などが展示されています。
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旧街道の町並みは観光化がされておらず、昔ながらの佇まいが今に残っています。
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昼食は広見川の川の幸がいただける「末廣」で。
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天然鰻の鰻重(4,100円)をいただきました。天然鰻は養殖に比べると脂分が少なく、鰻の旨みを味わうことができます。ご飯の量も多く満腹になりました。
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四万十川の支流、広見川に架かる橋を渡ります。右岸には予土線が通っていて、撮り鉄するにはいい場所です。
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虹の森公園の中にある「おさかな館」にやってきました。
おさかな館 動物園・水族館
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おさかな館は四万十川に棲む魚を中心に様々な国内外の淡水魚などを見ることができる水族館です(入館料900円)。
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四万十川にもかつてニホンカワウソが生息していましたが、絶滅。東南アジアに生息するコツメカワウソが飼育されています。
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四万十川の下流に生息するアカメ。絶滅危惧種です。目が赤く光って見えるように照明を工夫しています。
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熱帯魚の大水槽にはピラルクが悠々と泳いでいます。
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日中の予土線は本数が少なく途中下車の旅は難易度が高くなります。しかし、松丸から宇和島の間にはほぼ平行して路線バスが運行されており、バスを使えば列車の空白時間帯も移動することができます。松丸駅から近永駅まで2駅間をバスで移動しました。
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松丸バス停から近永駅前バス停まで約15分で到着(運賃230円)。近永駅前バス停から近永駅は徒歩2分程度、やや離れています。
近永駅 駅
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近永駅始発の宇和島行きのディーゼルカーに乗り込みます。
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自分ともう1人の乗客を乗せて出発。途中駅から数人乗ってきました。乗客のほとんどはお年寄り。
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務田駅を過ぎると長い坂を下ります。
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近永駅から30分少々で終点宇和島駅に到着しました。宇和島駅を「鉄道文明の際涯」と司馬遼太郎は記しています。それ以上の説明は蛇足になります。vol.4につづく。
http://4travel.jp/travelogue/11278147宇和島駅 駅
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