また台湾へ、阿里山へ！3日目（嘉義から阿里山へ）

2017/09/05 - 2017/09/09

また、台湾へ！　　台湾旅行３日目　　９月７日

台北から1泊2日の予定で、阿里山に向けて出発します。娘が日本を出る前に新幹線、阿里山森林鉄道、バス、日の出時間の阿里山森林鉄道、帰りのバスを調べ、予約をしてくれました。大変だったようです。
朝6:47台北高鐵駅　新幹線で　　7:50　高鐵嘉義駅着
BRTバス乗車　台鐵嘉義駅　8:30　阿里山鉄道奮起湖行き
奮起湖着　11:20　　　昼弁当購入
12:50　阿里山行きバス乗車　　13:50　阿里山バスセンター着
阿里山賓館の送迎バスで阿里山賓館着
チェックイン


嘉義駅の阿里山森林鉄道機関車。

エリア 阿里山周辺(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: チャイナエアライン
• 旅行の手配内容: 個別手配

6:00ホテル出発。
MRT板南線　善導寺駅から台北駅へ。
朝早くはMRTの本数が少ないので、台北駅まで歩いたほうが早かったです。善導寺駅でしばらく待ちました。
台湾高鐵　高鐵台北駅（6:30）から高鐵嘉義駅（7:43）へ。
高鐵嘉義駅からバスで台鐵嘉義駅へ。BRTバスと言って高鐵の切符を見せるとこの2駅の間は無料になります。バスは次々来るようです。
8:15ごろ台鐵嘉義駅に到着。

台鐵嘉義駅後駅の窓口で予約シートを見せて阿里山森林鉄道の切符に換えてもらいます。
阿里山高原鉄道の乗車券は、乗車の2週間前の朝7:00にインターネットで予約をしてクレジット払いにしました。娘の仕事です。感謝です。
この日は平日なのであまり混んでいませんが、席があると安心です。

台鉄嘉義駅 (嘉義火車站) 駅

後駅から前駅に移動。
朝食を食べられなかったので、台鐵嘉義駅売店でおにぎりとジュースを購入。ベンチで朝ご飯です。

台鐵嘉義駅は西幹線の大きな駅です。今建て替え中のようです。

こっちは隣のホーム西幹線を走る電車。

幹線のホームの向こうに阿里山線のホームがあります。
隣はPolice　Officeだそうです。

こちらが阿里山１号　９:０0発。
阿里山森林鉄道は嘉義駅から阿里山駅までなのですが、途中が地震や台風の影響で途切れています。嘉義からは奮起湖駅まで約2時間半の列車の旅です。

阿里山森林鉄道の機関車部分。
この機関車が後ろから（嘉義駅側から）客車を押し上げながら走ります。
少し早めにホームに入ってきます。

DL51柴油機車 / Alishan Forest Railway DL51 Diesel Locomotive

軌道が狭いので、中も左側2席並び、右側1席です。座席は狭いし、揺れるし乗り心地がいいとは言えません。

今回私たちは台北のホテルにスーツケースを置いて、デイパック一つで最小限の荷物できました。森林鉄道やバスは狭く、身軽に動けて楽でした。寒さ、雨対策はお忘れなく。

嘉義市内を走ります。高校の壁に、嘉義技術大学合格者OO△△さん……という大きな張り紙があります。やはり受験戦争が厳しそう。

皆さん周りの景色にくぎ付けです。

嘉義駅、北門駅、鹿麻産駅、竹崎駅。ちょうど３ぶんの１ぐらいの所です。
それぞれの駅でちゃんとお客さんが乗り降りします。
地元の人の足として利用されています。
この辺りから登山列車の様子を呈してきます。

この絶景が周りに広がってきます。

山の中のドラゴンフルーツの畑です。

線路端がこのくらいだけしかないところが続きます。
木履寮駅、樟脳寮駅、独立山駅、梨圓寮駅、交力坪駅、水社寮駅、奮起湖駅の順に停まります。独立山の3重ループも通ったようです。

だんだん青空が見えてきていい感じ。

はるか下に山里が見えます。

11:20奮起湖駅に到着です。
海抜1405mで、嘉義駅から45㎞の所にあります。

奮起湖駅舎。

奮起湖 旧市街・古い町並み

3重に列車が走る独立山スパイラルループの説明図。
独立山を２周してその上を八の字に走ってやっと抜けられるのだそうです。
とんでもないものです。

スパイラルループの模型。
ここを通ってきたのですが、残念ながら乗っている時は、気分がよくなくわかりませんでした。残念！！

駅を出て少し歩くとセブンの半地下に奮起湖弁當屋さんがあります。
昼食です。
丸太のテーブルがすごい！

1度で曲がり切れないほど狭い坂道を走っていく宅急便です。
お兄さんがおなじみの制服で、セブンでお弁当を買っていました？？？

奮起湖駅の裏手山側にバス乗り場があります。
12:50に阿里山行きが来る予定です。
時刻表を確認して、奮起湖老街を散策します。

奮起湖老街を抜けて丘の上から奮起湖の家並みを臨みます。
高原の町です。

時間通りに阿里山行きのバスがきます。
easy cardが使えます。
この日は、奮起湖から阿里山へのバスは12:50と14:00の2本ありましたが、よく運行時刻が変わるそうですので、お気をつけください。

約1時間で阿里山旅客中心（バスセンター）に着きます。新しい建物です。
ここにはセブンイレブンがあります。
その後阿里山賓館の送迎バスでホテルに向かいます。

阿里山国家森林遊楽區入口ゲートのところで入山料を支払います。
ガイドブックに書いてあるより値上げされていて、一人300元で、バスで来た人は降りる時にもらった紙を見せると優待料金で、150元になります。
その後、阿里山駅のある阿里山旅客中心でお客さんを乗せて、ホテルに向かいます。前は、好行バスが阿里山駅まで入ってきていたそうです。

アリシャン ホテル ホテル

今晩の宿、阿里山賓館です。
ちょっと早かったのですが、チェックインできました。
日本語で明朝の日の出鑑賞の説明をしてもらい、祝山行きの列車の切符を買います。明日の朝の列車の時間は16:00に張り出されるそうです。
値段のてごろな歴史館に泊まります。
歴史館は檜づくりのきれいな建物で、築100年も経っているとは思えません。
阿里山開発の歴史の展示スペースがあります。

チェックイン後、森林公園の中を散策します。

まるで異次元の世界。苔むした木と大きな紅檜の林の中を散歩できます。

紅檜の林です。老木には番号がついています。
林の中には木道が張り巡らされています。
ちなみに木道も紅檜で作られているそうです。

ただただ自然の素晴らしさに感激。
大きな木さえあれば満足の母はいつまでも浸っていたい空間です。

三代木。

三代目の細い木が幹を伸ばしています。

突如、森林公園の中に小学校が現れます。

標高2195mの、最高高度位置にある小学校でそうです。

20人ほどの学校のようです。
もう4時過ぎていたので子供たちはおらず残念！

あまり天気は良くなく、霧が出て小雨模様です。
この湿気の多い環境がこの林を作っているのですから、仕方ありません。

樹齢1000年を超える檜には、番号の書いた立札がついており、保護されています。

30本ぐらいあります。

いろいろな姿の木があります。

神木駅までやってきます。
神木駅の近くに前の神木が横たわっていました。
2000年以上の木が倒れたのだそうです。

どんどん山深くなります。

神木駅から奥は誰もいなくなり、辺りは暗く迷子にならないか心配になります。
高低差もあり、階段の上り下りが大変です。

それでも霧の中を歩くのは楽しいです。
川のせせらぎの音、カエルの鳴き声、鳥の声などします。

この橋を渡ると三大代木まで帰ってこられました。

6:00に夕食会場に行きます。売店のこのスカーフほしかったな～ぁ。
阿里山森林公園のイラスト図です。蚕糸100％です。
日本に帰ると熱が冷め、間違いなくタンス入りなので、あきらめます。
どうしても欲しいと思ったら、もう一度来よう！！と言い聞かせあきらめます。
代わりに似たイラストの紙のランチョンマットを持って帰りました？？

レストランの前の作り物であろう滝。

でも素敵。
夕食はバイキング様式で様々な料理があります。
台北のレストランにひけは取りません。
2000m越えの高地でこんな夕食が食べられるなんて信じられません。
阿里山のいろいろな野菜とキノコ入りの麺を対面で作ってもらいおいしくいただきました。自分で、調味料を加え好みの味にします。おすすめです。