2017/08/11 - 2017/08/15
60位(同エリア340件中)
yameさん
今まで行きたくとも行けなかったチベットへ行ってきました。
入境許可や繁忙期のポタラ宮のチケット購入が個人では困難との情報や、ツアーも高額なこと、4,000~5,000m級の高地での高山病の心配もありました。
もろもろ意を決して団体(7名)ツアー旅行に申し込み。
我が家は日本から遊びに来ている次男と3人での参加です。
色々な問題や不満足な部分もありました。高山病にも苦しみましたが結果的には大満足した旅でした。
8/11(金)上海→西安→ラサ ゴンガルチュディ寺
8/12(土)バルコル・大昭寺・ポタラ宮・色拉寺
8/13(日)ヤムドク湖・民家訪問・蒼姑寺
★8/14(月)青蔵鉄道寝台列車乗車
★8/15(火)西寧 東関清真大寺・青海省博物館 →上海
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 日本旅行
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-
【4日目】
7:20集合出発なのですが、朝食は7:00からで料理も少しづつ出来上がってきます。
食欲もあまりないので、少しだけ頂き急ぎロビーへ。
チェックアウトは食事前に済ませているのですぐにバスで出発。The Tibet Cang-gyan Lhasa Hotel ホテル
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ラサ駅
駅構内に入る前にセキュリティーチェックの列に並びます。
チェック後の構内入り口でガイドさんとはお別れです。
大変お世話になりました。青蔵鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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改札を済ませ一等車用専用待合室で待ちます。
青蔵鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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こちらが一般待合室
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発車30分前に入場開始
青蔵鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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4重連結
ディーゼル機関車は4両連結です。
かなりの勾配を登るのでしょうか。 -
食堂車
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各入り口には服務員が切符のチェック
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8:50発 Z918 蘭州行き
私たちは少し手前の西寧で下車します。
下段808元、上段781元(ツアー料金に含まれます) -
こちらは私たちの列車標識です。
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他のホームには西寧経由広州行の列車が。
何時間かかるのでしょうか? -
寝台車ですので洗面所があります。
そして給湯器も各車両に装備されています。 -
気圧制御装置
高度や温湿度等の状況が表示されていますが、高度については途中駅の海抜メートル表示とは数百メートル単位でずれていました。
本当に機能しているのか? -
こちらは寝台ではなく座席車両です。
これで20数時間は辛いでしょ。 -
1等寝台(軟寝台)
1室4ベットの8部屋 -
7号車8号室
8-30、8-31、8-32
我が家の3人は同じ部屋なのですが、同行者の方は夫婦別々の部屋になってしまいました。他の方々もバラバラの方がおり、個別にお願いし合いながら変わってもらいました。 -
上下2段×2
昼間は下段ベットに二人ずつ座りますが、相部屋の男性は乗車からすぐに下段に寝ていましたので、片側3人で座りました。(狭くはありません) -
スーツケースは下段ベットの下か、通路天井上に荷物置きがあります。
1等寝台の部屋にはドアがありますが、2等寝台6人部屋にはドアや通路側の壁はなく、個室感はありません。 -
トイレ
車両の入口部に和式1ヶ所と反対側に洋式が1ヶ所。
中国では公共のトイレは綺麗とは言えませんが、この車両のトイレはまあまあでホットしました。
乗客のレベルが高いのかも?です。 -
出発するとすぐに検札があり、乗車券は回収され引き換えに整理券的なカードに交換されます。これは下車前に再度交換されます。
また、健康申告書みたいなもののサインを求められます。これは高地を走行して高山病等発症しても自己責任!との同意書みたいです。 -
ラサは狭い町なのか、出発するとすぐにこのような風景になります。
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水葬?
川には色とりどりのリボンが。
ラサでのガイドの説明によると、死後の水葬の場所だとか・・・ -
ヤク&羊
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海抜4327m 10:20
途中何駅かに停車しますが、そのほとんどが草原の何にもない所にホームと小さな駅舎があるだけです。 -
ワゴンで弁当販売も
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相部屋のおじさん
発車を待たずに寝ていました。 -
海抜4293m 10:50
こちらの駅周辺には建物があります。
天候が良ければニェンチェンタンラ山脈の最高峰7162mが見えるはずですが、残念! -
雨季のせいなのか湿地帯的な草原を進みます。
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雲は多いですけど空はものすごく青いです。
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池に雲が映り込みとても綺麗です。
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海抜4513m 12:40
停車時間が長そうなのでホームに降りてみました。
息苦しさは感じません。 -
食堂車
何故か撮影禁止!と注意されます。
想像するに食堂車の係員はもちろんのこと、乗務員や公安関係も安全管理で乗車しているのですが、皆さんこの食堂車で終始休憩中? その姿を撮られたくないからだと思います。
※この写真はラサ出発前に撮影しましたのでさぼっている係員はいません。 -
ランチ
折角なので食堂車へ行ってみることに。
混雑を心配していましたけどすいていました。
体調も悪くないのでビールを頼みましたけど、冷えているものはなく常温で我慢です。 -
料理3品+ご飯・スープ+ビール1缶≒140元
料理の彩りは良くありませんが味は十分満足!
(那曲駅に停車中) -
この様な風景が続きます
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小高い丘を避けるように線路が右や左に大きく曲がります。
またドンドン高度を上げているのも分かります。 -
こんな人里も無い所で放牧しているの?
野生ではないと思いますが、車窓からは人影は見えません。 -
海抜4646m 13:30
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所々で線路の複線化工事をしています。
その工事関係者が列車に向かい通過するまで敬礼をしてくれていました。
人の数より圧倒的に羊の方が多いです。 -
ツォナ湖 14:15
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湖の東岸を北上します
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素晴らしい景色が続きます。
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ヤクもいます。
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水も透き通っています
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続きます
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湖とはこの辺でお別れです
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海抜4702m 14:45
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5072m 鉄道世界最高地点
はっきり分かりませんがこの辺が最高地点だと思います。
湿地帯みたいな所も走ります。 -
こんな所にもヤクがいま。
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通路の折りたたみ椅子でもお喋りをしたり、車窓から景色を眺めたり。
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海抜4800m?
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手元の高度計では4800m
私の高度計は気圧を計測しているものです。
車内でも4800mを示していると言うことは、気圧調整はされていないことになるのでは?
往きの飛行機の中でも確認しましたが、実際には1万mくらいを飛行しているはずでも2000mくらいを表示していました。
ラサが3600mからの出発だったので、上り列車は調整していないのか?
停車駅でもドアは開きっぱなしだから・・・・
でも結果的に体調には問題なかったので良かったです。 -
荒々しい所も
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雪山 16:00
雲の間から雪山が見えます。 -
16:25
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あまり草は生えていないようですがヤクが草を食みます。
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海抜4547m 18:05
駅に停車した時に反対側のホームに救急車が待機していました。
白衣の医療関係者らしき人達が、担架を持ち線路に降りて列車の前の方に歩いていきます。
しばらくして戻ってきましたが、担架には病人は乗っておらず救急車はホームから出て行きました。
恐らく急病人か何かで臨時停車して搬送しようとしたのでしょうけど、列車の降車を拒否した結果でしょう。高山病だと思われます。 -
トンネル
写真左から右へ延びるのが線路です。
先に見えるのがトンネルですが、起きている間はここ1ヶ所しかありませんでした。 -
海抜4570m 19:25
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ディナー 19:50
夕飯も食堂車を利用しましたが、時間が遅かったので食材に限りがありメニューも限定されていました。
白米もなく饅頭でした。
こちらも彩りは今一つですけど味は◎。
料理の汁と油が、線路のカーブで車両が傾くと皿からこぼれてテーブルを流れます。皿の下にものを挟みながらの食事でした。 -
メニュー
もちろん中華で炒め物中心です。
各30~50元 -
コーヒータイム 20:50
コーヒーは持参したのですがコップの事は忘れていました。仕方なく先程の食堂車で茶碗をお借りしての1杯でした。 -
【5日目最終日】
西寧駅 6:30着
5:30頃には起き下車の準備です。
ただし相部屋の男性は終点の蘭州まで行くのでまだ寝ています。
枕灯だけつけて着替え、洗面等を済ませた後は通路で荷造り。
下車前に車両の服務員が起こしに来ます。乗車直後に引き換えた整理券と乗車券を交換します。 -
西寧での移動用の車です。
ガイドが駅の出口で待っていましたが、日本旅行の看板ではなく、旅のブランドの「Best」のロゴを持っていたので最初は分かりませんでした。そこまで有名なブランドでは無いでしょ? -
モーニング
朝食は街のラーメン店へ直行。
中国でラーメン(拉麺)と言うと、最初の太い1本を伸ばして2本に、また伸ばして4本、8本、16本・・・・・・・・と、細く伸ばした生めんを茹でます。
写真奥の方が伸ばし屋さんです。 -
まだ朝の7時ですけど混雑しています。ツアーなので個室とか予約席とかと思い込んでいましたけど、空いた席に皆さんバラバラに着席。
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蘭州牛肉ラーメン
メニューには牛肉麺7元とありました。煮卵が付いていましたが料金は?
極普通の中国のラーメンでした。 -
東関清真大寺
東関清真大寺 寺院・教会
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青海省最大のイスラム寺院
東関清真大寺 寺院・教会
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何文字?
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礼拝大殿
観光客は内部には入れませんが、外から見る限る単なる広間で装飾とかは特にありません。 -
中庭側から見たモスク
こちらも単なる現代建築で歴史的なものは感じません。 -
見所もあまりなく、ガイドの説明もいい加減であったこともあり、今一つな観光でした。
でもまだ8時で次の博物館の開館時間には早過ぎます。
この寺院に併設している土産物売店でブラブラすることに。 -
紅景天
中国ではこの漢方薬が高山病予防の効果があるとされており、我が家も1週間前から飲み続けていましたが・・・・ -
青海省博物館
開館時間の9時頃に到着
無料青海省博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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自由行動
ガイドの説明もないので1時間半の見学時間は余り過ぎで、ほかの皆さんも時間前に集合場所に集まりました。
ラサのガイドさんの熱心な説明とは正反対です。 -
ランチ
-
まだ10:30を過ぎたところですがやることないので昼食です。
朝食と違い立派なレストランです。
こんな時間ではまだお客さんは居なく、ウエイトレスが掃除しています。 -
今回のツアーで初めての円卓で、中華レストラン定番の回転板で、料理が取りやすかったです。
7人での食事では、テーブルが回る便利さを改めて感じました。 -
品数も多く出てきます。
-
どれも美味しいのですが、この時間ではお腹もすいていないので多くを残してしまいました。
食事は早く終わっても、ガイドさん(現地添乗員さんですね)からは次の観光の提案もなく、しばらくレストランで休憩。 -
今回のツアー客の皆さんと初めて集合写真を撮りました。
皆さんとても良い方であったことも、今回の旅行が楽しかった理由の一つです。
この時点で12:30 -
西寧空港
13:15頃に到着
またまたガイドさんがやってくれました。
チェックインカウンターをろくに確認もせず、違った航空会社のカウンターで各自で手続き開始。最初の方の手続きは出来、搭乗券は発券されましたが、荷物は預けることが出来ず、正しいカウンターですることに。
それでは意味もなく、皆さん移動しての手続きとなりました。西寧曹家堡空港 (XNN) 空港
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荒々しい山の麓にある空港です。
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MU2310 15:35発
A319 -
少し遅れて離陸
空港からしばらくは乾燥しきった山々が連なる不思議な世界でした。 -
機内食
16:40まだお腹はすきませんが食べます。 -
2.400m
飛行中に念のため高度計をチェック。
圧力調整されているようです。当たり前! -
上海浦東国際空港
18:55到着
辺りは暗くなってきました。広い中国内でも時刻は北京時間で統一。なので西のラサでは21:00頃に日没だったでしょうか。上海浦東国際空港 (PVG) 空港
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地下鉄2号線
帰りは地下鉄利用で節約します。 -
約1時間かけて帰宅
-
チベット仏教に関する施設や営み、それを信仰する人々の姿、澄み渡る空気、どれも刺激と感動をもらった今回の旅でした。
高山病の不安はあるものの、しっかり事前学習したうえでの再訪を考えたくなる街の一つとなりました。
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