2017/07/27 - 2017/08/06
33位(同エリア70件中)
yukiさん
必要マイル数のUPなど年々改悪が進むデルタのスカイマイル、その中でもまだ相対的にましと思える行先がもはやアフリカ行きビジネスクラスくらいしかないのですが、今夏の旅行はスカイマイルの消化を第一に考え行先はアフリカ、ビジネスクラス利用の条件で候補地を検索。といっても選択の余地はほとんどなく、パリまでビジネス、その後はエコでアンタナナリボ(マダガスカル)などというのもでてきましたが、どうせマイル数が変わらないのだったら全区間ビジネスクラスの方がいいとするとAF利用、パリ経由のヨハネスブルク行きの一択(他に西アフリカもでてきましたがまだ早いということで却下)しかなく、南アにパリ経由とは大回りも甚だしいですが、今回はあくまでマイルの消化を優先しこちらに決定。とりあえず今回は治安が悪いとされる南アは避けて周辺三国(ボツワナ、ザンビア、ジンバブエ)を見てきました。
【FLIGHT DATA】
AF 275 C 27JUL NRTCDG 1100 1625
AF 990 C 27JUL CDGJNB 2325 0955
SA8300 Y 28JUL JNBMUB 1145 1315
FN8105 Y 04AUG HREJNB 1415 1555
AF 995 C 04AUG JNBCDG 1850 0540
AF 276 C 05AUG CDGNRT 1355 0830
PR
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2017年7月28日(金)
ヨハネスブルクに9分遅れの10時4分着。
この後さらに別切りフライトへの乗り継ぎがあり、遅れるとこの後の予定が大幅に狂うのだが、とりあえず一安心。 -
今回の旅行地の天候は最低気温が5度前後、最高25度程度とかなり幅があり、何を着ていくべきか大いに悩むところであるが、荷物を軽くするため、朝晩少し寒いのを我慢して薄めのジャケットを持っていくつもりで考えていたのだが、結局持ってくるのを忘れてしまった。さすがに羽織るものなしではかなりつらく、空港内のショップで安めのものを現地調達。
現地で調達したほうが安いような気もするが、もう面倒くさくなってここで買っていくことにする。770ランド(6,500円程度)。
毎度のことながら何か一つ忘れものをしてしまう傾向があり、サンダルぐらいだったら大した出費ではないがこの忘れ物の代償はでかい。 -
次なるフライトはマウン行きSA8300便で、フライトナンバーから察するように運行はAIRLINKなる別会社なのだが、SA便を冠しているし同社のHPから予約しても結局SAのサイトに飛ぶし、機体ロゴもSAと類似と、勝手にSAの子会社で、日本のANAとエアージャパンのようなものだろうとSAのラウンジに向かうが、きっちり区別されているようでにべもなく断られてしまう。
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ということで隣接するMashonzha Loungeへ。
私にしては珍しく空港内で買い物をした関係で時間がほとんどなく10分程度滞在するのみであわただしく退散。 -
マウン行きSA8300便は見る限り欧米人観光客しか乗っておらず完全なる旅行者専用路線。わずか1時間半ほどのフライトで3万円余りとかなり高額の運賃設定だが、完全に足元を見た強気の価格設定もこの客層ならそうなるのもいたしかたない。
ペルー旅行時にリマ―クスコ間で利用したのと似たような機材だがどうやら別のようでAVRO RJ85という機材らしい。
機内の座席配列も3-2と新幹線のような非対称な配列、こんな小型機で4発機と部外者には謎が多い。 -
機内食のパッケージにちょうどこれから訪れるマウンのオカバンゴデルタを進むモコロと呼ぶカヌーの写真があった。
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14時18分マウン着。文字どおり雲一つない快晴。
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100人余りの外国人客が2つしかない入国審査ブースに一斉に並ぶわけで、かなり後のほうで降機したこともあり建物外にはみ出して入国審査まち。
到着直前にトイレに行きたくなったが、窓側席から通路に出るのも面倒くさく、まあ着いてからでいいだろうと思っていたが入国審査の前にはトイレがなく、なかなか行列も前には進まない。我慢できなくなり懇願すると入国審査官にパスポートを預けていったんイミグレを通過しその向こうのトイレを使わせてもらえた。
最終的にイミグレ通過まで1時間余りを要し、はっきり言って想定外。 -
マウンでの宿は比較的評判がよく値段も安めのokavango river lodge。
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一番安いテントに泊まることにする。
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テントといっても内部にはちゃんとベッドが備え付けられている。ほかには何もなくまあ寝るだけだが私にとっては必要十分。1泊180プラ(1プラ≒10.8円程度)。
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宿の裏手は湿地が広がっておりなかなかロケーションがよろしい。18時ごろ日没。
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こちらがトイレ及びシャワールーム。
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あまり期待していなかったが、予想に反して熱いお湯が出てきて快適この上ない。Hot showerといいつつ水、あるいは生ぬるいお湯とは言えない水しか出ないことも多々ある中この設備は評価できる。
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2017年7月29日(土)
本日は丸一日オカバンゴデルタのボートトリップ。モコロに乗って湿原内部を見て回る。
昨日は昼間は日差しがきつく半袖でも暑いくらいだったが、日没後急速に冷え込み昨夜から今朝にかけかなり寒い。 -
宿と一緒にあらかじめこの一日ツアーも予約しておいたのだが、昨日のうちに出発時刻を尋ねると最初「明日は予約が入っていない」などと言い出す始末でいただけない。
まあそれはいいのだが、本日になって、「今日は一人のため追加で200プラかかる」とまでのたまいはじめる。料金表を見せて正当性を主張してくるが、宿のHPにも予約時の返信メールにも一切そんなことは書いておらず、いまさら言いだされても困る。
「他のロッジと料金を比較してここに決めた。追加料金のことはどこにも書いていない。追加料金ががかかるのなら別の宿にした。」と主張するとぐうの音も出ないといった感じでとりあえず考えてくれるような感じ。
そうこうしているうちに出発時刻の8時を回り、どこからか船頭が現れ乗船を促される。まだ値段の件は決着しているわけではないが、いずれにせよ行かない選択肢はないし、乗船。最初はこのモーターボートで行き、途中でモコロに乗り換えるらしい。 -
モーターボートは湿原をかっ飛ばし、寒いことこの上ない。
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様々な野生動物を目にしつつ、湿原内部へと分け入る。
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30分余り乗船の後、ここからはいよいよおめあてのモコロに乗り換え。
ただ単に丸太をくりぬいただけの簡素な小舟で、大丈夫なのかという気がしないでもない。 -
船頭兼ガイドが後ろで竿を操り舟を前に進めるというなんとも時代離れしたようなスローな乗り物で、歩くのと変わらないようなスピードでゆっくりゆっくり進んでゆく。
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別のモコロとすれ違い。私は時間の関係上日帰りだが、デルタ内部で泊まる2日、あるいはそれ以上の日程のツアーもアレンジ可能らしい。
デルタ内部には高級ロッジが多数あり、そこへはマウンからセスナでアクセスするようで、実際このツアー中にも多数のセスナが上空を通過していった。
それはいいのだが、歩き方のオカバンゴデルタの項目には高級ロッジのことしか書いていない。オカバンゴデルタを見るにはセスナに乗って高級ロッジに泊まらなければならないかのような記述しかないが、マウンに泊まってもこうしてモコロトリップを楽しむことは可能で、いくら南アフリカ以外の国々がおまけのような扱い(歩き方の南アフリカ編にボツワナ他周辺各国が掲載されている)で訪れる人が少ないとはいえもう少し記載内容を見直していただきたい。 -
水路をそれて葦の茂みを分け入る。
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わざわざ水路をそれたのはシマウマの群れを見るためだった。
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ボートから立ち上がって眺めると着座しているときとはまた違った風景が見えてくる。
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モコロを下船しガイドとともにこちらの陸地を散策。
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これは象の糞なんだそう。
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何かの動物(動物名は失念)が蟻を捕食するために掘った穴との由。
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アンテロープの糞。
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遠目にアンテロープの群れを眺める。
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等身大、あるいはそれ以上もの大きさになる蟻塚がところどころに点在している。
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去年のタンザニアでのサファリのように、いわゆるビッグファイブなどの大型野生動物を間近に見られるといった派手さはないが、地面に足を付けて自分の足で歩きながら動物の痕跡を見て回るというのもまた違った趣があり意義深い。
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歩いているのと変わらないようなゆっくりとしたスピードで進むのと、視線がかなり水面に近いところにあるというのもあって、今までのボートトリップとはまた異なった様相を呈し本当に自然に近いところにいるといった感がしたモコロツアーであった。
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2017年7月30日(日)
本日は移動日。本日中にザンビアのリビングストンに行かなければならない。マウン発のバスは朝の時間帯は5時半、6時半、7時半・・・と毎時30分発にあるようで、6時半発の便に乗ろうと思う。いずれにせよ早朝発なので、宿からバスターミナルまで昨日のうちにレセプションでタクシーを予約しようとしたのだが、路上で拾えばよいとのことで取り合ってくれなかった。
時は5時半、こんな早朝にもかかわらず焚火にあたってるスタッフがいて、一応声をかけると「早朝に一人でタクシーを拾うのは危険だ」といってタクシーを拾うのを手伝ってくれた。
なお懸案のモコロツアーの料金の件、チェックアウトが早朝のため滞在中の食事代について昨晩中に支払いを済ませた(それ以外の宿泊費とツアー代金は予約時に支払済)のだが、特に何も言われることなく請求はなかった。 -
まあ予想どおりこんな時間帯にタクシーなどそうそう通ってるものではない。なぜかマウンから郊外に向かうタクシーは時折通るもののマウン市内へ向かう車はほとんど通らない。
昨日はかなり寒かったが、今日は寒気が緩みそれほどでもない。一昨日夜~昨日朝は雲一つない快晴だったのだが昨晩~本日は曇天で、それがゆえにそれほど冷え込みがきつくない。快晴のほうが寒いのは放射冷却の影響なのだろう。 -
もう当初予定の6時半のバスには間に合わず、1時間ほどしてようやく市内に向かう車を拾う。
おととい、昨日と空港(市内)から宿までタクシー代20プラ払ってたのだが、乗り合いタクシーだとバスとほぼ同額の4プラでいいらしい。マウン到着時より、町の規模の割にはやたらタクシーが多く、不思議に思っていたのだが、どうやらきまったルートを走る乗合いのルートタクシーだったらしいことが判明。 -
ここからリビングストンへは、チョベ国立公園のお膝元の町として知られるカサネを経由し、国境の町カズングラでザンベジ川を渡船で渡りザンビア入国後リビングストンへ向かう。
カサネまでは直線距離で北東方向に300㎞程度なのだが、不思議なことに直接向かうバスはなく(昨日聞いたところによると夜にあるとのことだが詳細は不明)ここから東へ300㎞のナタという町でバスを乗り換えなければならず、三角形の二辺を通るような大回りルートをとらざるをえない。 -
ルート上になぜか検問所があり全員降車、係員による荷物チェックなどが行われる。
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11時半ごろナタ到着。ここでフランシスタウンからやってくるカサネ行きのバスに乗り換え。
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道路標識の距離標を見ると、カサネよりカズングラのほうが近いらしく、改めて地図を見るとナタからカサネまでの間にカズングラを通るらしいことが判明。
それならわざわざカサネまで行かなくてもカズングラで降りてしまった方が好都合とカズングラで乗り捨てることにする。
この路線でも途中に検問所があってパスポートのチェックや荷物検査などが行われているが、目的がやっぱりよくわからない。 -
通関待ちのトラックの行列が見えてくると国境は近い。
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ボツワナのイミグレを通過しザンビアへと向かう。
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