2017/08/01 - 2017/08/06
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彷徨人MUさん
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1) .旅の始めに
古運河の 雑魚を酒菜に 暑気払ひ
蘇州郊外の水郷の街「同里」へは、蘇州の「東環路」駅から、地下鉄1号線で、「楽橋」駅まで行き、そこで4号線に乗り換え、終点の「同里」駅へ向かった。そこで、タクシーに乗り換えて、「同里水郷」に着いた頃には、既に明かりが灯っていた。
2).水郷「同里」の夕暮れを、流離う
この一帯の水郷地帯は、今は、観光のオフシーズンであった。その上、時間が、時間でもある所為か、人通りも、少なく、寂しい雰囲気が漂っていた。夕闇の迫まる、息苦しさを、感じる蒸し暑さの中を、宛てなく河沿いを歩き、と或る橋を渡り切った辺りで、「お食事は如何ですか」と、声を掛けられ、その店に案内されたが、店内は薄暗く、客も僅かではあったが、天邪鬼の僕には、何故か興味をそそる雰囲気であった。早速、川魚に、地酒の「老酒」を注文した。夕闇に暮れなずむ古い水郷の田舎街で、地場物の素朴な料理と、聊か癖のある老酒との相性は、悪くはなかった。
3). 旅の終わりに
帰国前日、朝から天候が極めて不安定であった。夕方、上海のホテルにチェックイン後、老舗の「王宝和酒家」に出掛け、僕の好きなこの店の名物料理(添付写真参照)を思い付くまま注文し、紹興古酒を堪能した。
翌日も、天候が悪く、空港へ着いた頃には、空は異常な雰囲気となっていた。帰国便は、予定より遅れ、日本へは、真夜中過ぎに到着した。終電車は、既になく、タクシーを待つこと1時間余、午前3時過ぎに、自宅へ、無事到着した。僕の小さな夏休みは、斯くして終わったのである。(完)
* Coordinator: H. Gu
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蘇州・同里
水郷の街の夕暮れ -
蘇州・同里
水郷の街の夕暮れ -
蘇州・同里
水郷の街の夕暮れ -
蘇州・同里
水郷の街夕暮れ -
蘇州・同里
水郷の街の夕暮れ -
蘇州・同里
水郷の街の夕暮れ -
蘇州・同里、
水郷の街での夕食
「 塩水白蝦」(塩味の茹でた河蝦) -
蘇州・同里、
水郷の街での夕食
「糸瓜炒毛豆」(ヘチマと枝豆の炒め) -
蘇州・同里、
水郷の街での夕食
「 河蚌咸肉豆腐〇」(豆腐とキノコ類の煮込み料理)、〇印は、「保」の下に、「火」の字で、「良く煮込むこと」 -
蘇州・同里
水郷の街の夕暮れ -
蘇州・同里
水郷の街の夕暮れ -
上海 王宝和酒家
店内の壁には、「秋風蟹肥」(秋風の声を聴けば、いよいよ蟹も、食べごろだろう)と、書かれた額が、掛けられ、「上海蟹」の本格的なシーズンが始まっていた。 -
上海 王宝和酒家
この店の”まったり”とした伝統の「江南料理」には、この店の紹興酒「王宝和」が、一番相性が良いと、僕は思い込んでいる。 -
上海 王宝和酒家
「四喜炙麩」(左)と、「鶏汁百叶包」(右)
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上海 王宝和酒家
空心菜の蝦みそ炒め -
上海 王宝和酒家
この季節一番の人気商品である 、この店の「蟹仁豆腐」を一口食べ、その後に飲む、この店の紹興酒の味は、格別だと、僕は思っている。 -
上海 王宝和酒家
「 糟基〇蝦」(粕漬け河蝦)の煮込み
(基〇蝦(ji wei xia)は、河蝦のこと) -
上海 王宝和酒家
美味筝〇茄子(〇は火扁に倉、qiang)、
(茄子の煮込み料理) -
上海 王宝和酒家
油醤毛蟹 -
上海 王宝和酒家
糟白肉 -
上海 王宝和酒家
「油爆鮮河蝦」。紹興酒の充てに、この河蝦を食べているうちに、子供の頃に食べた、香りが高い蝦せんべいを食べているような気になり、気が付けば、食べ尽くしていた。 -
上海 王宝和酒家
蠣油双〇菜心
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上海 王宝和酒家
風味小吃(点心2点)
金木犀の香りの「甘酒」と、「中華風善哉」
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