2017/08/22 - 2017/08/22
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RJ西日本さん
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台湾旅行と行っても暑いからなるべく冷房のきいた鉄道(日本人の少なそうな東部幹線)を楽しんで、適宜途中下車しよう、という趣旨の旅の後半。高雄から北上し宜蘭の羅東までやってきました。そこで夜市をぶらぶらしたあと宜蘭に移動し宿泊と街歩き(宜蘭酒廠、宜蘭設治記念館)、残り台北までの道のりのついでに猴トンで猫に会うというルート。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
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花蓮から区間車に乗って羅東車站につきました。約1時間40分ほどですが、日が落ちてしまったので途中の景色はよくわかりませんでした。知らないうちに台湾最長の鉄道トンネルを通過していたらしい。
羅東駅 駅
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5分強歩くと、以前日本に来た台湾人からきいたオススメ夜市「羅東夜市」に到着。羅東夜市は宜蘭にあるよ、といわれたのでてっきり宜蘭駅周辺にあるんだと思っていたのですが、別の町なのですね。近畿でいうと大阪と尼崎ぐらいの距離感かな。
羅東観光夜市 市場
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平日ですが結構な人出です。ほんの少しだけ日本人観光客もいました。人のことは言えんけどマニアックな連中やなあ。
羅東観光夜市 市場
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どうやらここではネギが名産のよう。
羅東観光夜市 市場
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ためしにネギの肉巻き焼きを食べてみましょう。ちょっとだけ列のできているところに並びます。そこかしこで見る「三星」ってなんだろうと思っていましたが、地域名らしく、ネギの産地だそうです。
羅東観光夜市 市場
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一本指を立てて注文するとおじさんが焼いてくれます。1本30か40元ぐらいだったかな?3本だと多少割引があったような。
羅東観光夜市 市場
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まあそんなたいしたものではないんですが、ネギにあまり苦味が感じられないのが非常に好印象。
羅東観光夜市 市場
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あとは適当におもしろそうな食べ物を。
羅東観光夜市 市場
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これも注文を受けてお姉さんとお兄さんが交代できゅうり、鴨肉のハムっぽいもの、レタスを巻いてくれます。ホテルに持って帰って食べました。ちょっと脂っこいですが、このたぐいの食べ物に鴨肉が入っているのが新鮮。
羅東観光夜市 市場
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あとはこれもよくわからない芋饅頭的なもの(これも揚げたて)をいただいたり。ほくほくでいいおやつ、1個20元。
羅東観光夜市 市場
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卜肉ってなんぞ?と思いながら美味しそうなので購入(そこそこ入っていますが100元なのでちょっとお高め)。あとで調べてみると、「卜肉」っていうのは単に宜蘭周辺でみられる肉の揚げ物という意味だそうで。
羅東観光夜市 市場
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これもおねえさんが揚げたてにスパイスをまぶして提供してくれます。「スパイシー?」と聞かれたので、台湾のスパイシーは結構辛いので「ノー」。とはいえ「ちょっとでいい」というのを上手に伝えられるようになりたいもんです。
この卜肉、カリカリの衣に適度な歯ごたえ(「硬い」というのとは違う)とスパイス、めちゃくちゃハマりました。あれはなんなんでしょうね。羅東観光夜市 市場
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高雄の瑞豊夜市あたりと比べると少ないですが、遊びゾーンも少しあります。
羅東観光夜市 市場
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いやいや、そんな普通の網ですくうとか金魚すくいの趣旨を没却しとるがな。
多分金魚すくいって日本がルーツだと思うんですが、明らかに間違って伝わってますね。羅東観光夜市 市場
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ベルトもここまでたくさんあると迫力ありますね。
羅東観光夜市 市場
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列車の時間も近くなってきたので羅東車站に戻ってきました。
羅東駅 駅
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38分の区間車で宜蘭に向かいます。
左下の手作り案内がいい味出してますね。普悠瑪号は指定券なかったら乗れませんよ、乗ったら5割増しの料金を申し受けます、って意味でしょう。羅東駅 駅
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宜蘭に到着。駅の写真は明日の明るい時間帯に撮るとして、コンビニでビールを買いつつ15分弱歩いて、本日のホテル(Bin Cheng Hotel; 賓成精品商旅)へ。エクスペディアで予約し、ダブルの一人使用で4700円ほど。宜蘭の街は円形の城跡になっているのですが、その円の中心ぐらいにあるホテルです。途中観光夜市のそばを通りましたが、もうひとつたいしたことなさそうでした。やっぱこのあたりなら羅東夜市なんでしょう。
しかしスマホで「Bin Cheng Hotel」とGoogleマップ検索しても出ないし、エクスペディアアプリで行き先調べてもGoogleマップで「見つかりません」とかなるし、苦労しましたよ。しっかりしてくれ、エクスペディア。 -
チェックインはフロントのおばちゃんとカタコトの英語で済ませます。シャワールームとトイレの境目がないのはどうかと思いますが(べっちゃべちゃなるやん)、必要なものはひととおりあるし清潔感もあるのでよしとしましょう。
しかし風呂上がってテレビがつかないことに気づきがっかり。フロントにいえばいいんでしょうが、もう寝る気まんまんだしわざわざ着替えて下まで行ってカタコトの英語使うのも疲れるので、めんどくさくなってあきらめて寝ました。 -
朝になりました。ホテルは一応「朝食付き」なんですが、マクドナルドの引換券と地図を渡されました。せっかくなので台湾のマクドナルドというのも行ってみることにしましょう。昔大学で中国語をちょっとかじったときに、マクドナルド(繁体字で麥當勞)の発音は早々に習った覚えがありますなあ。
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円形をしている宜蘭の街の西側にある麥當勞に5分ほどで到着。漢字から想像してチキンカツサンドとアイス緑茶を指差しで頼んだのはいいんですが、ダブルベッドの部屋ゆえに引換券が2枚ついているのに気付かず、同じものが2個出てきました。
そんなら2個別の選んだらよかった。 -
2階の席からなんとなしに交差点を眺めていたら、なんだかすごい数の監視カメラがついているのに気づきました(写真中央左下/右上)。
たしかに台湾のテレビニュースを見ていると必ず交通事故の衝撃映像が取り上げられている気がしますが、こういうしかけだったのか。 -
さて朝食を済ませ、また5分ぐらい北に歩くと、宜蘭酒廠というのが見えてきます。
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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詳しくはよく知らないのですが、日本統治時代からある酒工場を観光地化した場所のようです。
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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専売公社みたいな感じできて、いまは有限会社になっているとか、そんな感じだそうです。
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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行政大楼。行政というから最初見たときは県とかの役所かと思っていたのですがそうではなく、この酒工場の中心機関だとか。日本統治時代の建物。
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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あらかわいらしい。
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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台湾紅麹館なる建物。このあたりでは紅麹なるものを使った酒が昔から作られていたんやで、という紹介や、それに関連する商品を売っています。
これも日本統治時代の建物ですが、ここからはことごとくそうなので、以下いちいち言及しません。宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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安全第一。
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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清潔は強い体の元、散らかすのは国民の恥。とかいう感じかな。
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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古びたカーブミラー。
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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これもかなり古そうな建物ですね。
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらはなにかに転用されているようです。
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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漢字を読む限り、紅麹を使ったソーセージの工場ってこと?
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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この日は開場時間の8時を少し過ぎた頃に行ったのですが、客は全然気にせず工場は現役稼働していました。
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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駐車場を盛大に使ってビールの搬出。
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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名物の煙突と台湾ビールのオブジェ。
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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製品を売っている店もあります。
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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瓶(かめ)でも売っているんですね。
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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お酒の試飲もやっていて、ちょっと飲んで機嫌が良くなったので見たことのないぶどう台湾ビールを購入し(ちゃんと冷えている)、外の席でいただきます。
しかしまあ、アルコール2.8%でうっすいうっすいのもありますが、ぶどう味がかなり濃くてビールでもなんでもないですね、これは。ジュースですわ。宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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酒銀行??
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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どうやら酒を数年間瓶で預かってくれるところらしいです。
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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こんな感じで預けられた酒の瓶が並んでいます。ちょっと面白いですね。
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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こんな感じで、誰がいつ預けたのか書いてあります。
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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ここでは芸術品としての酒の瓶も陳列されています。高いものは50万元(約200万円)なんてものもありましたよ。
宜蘭酒廠 博物館・美術館・ギャラリー
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酒廠を出てすぐのところにある宜蘭設治記念館なるところに来ました。
宜蘭設治記念館 博物館・美術館・ギャラリー
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入場料はたしか30元ほど。日本統治時代の日本家屋のようなものが再建されています。ちょっとした石庭もありますね。
列車の時間が近づいていたので入るかは迷いましたが、さほど見学に時間はかかりませんでした。宜蘭設治記念館 博物館・美術館・ギャラリー
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中には靴を脱いで入ります。
宜蘭設治記念館 博物館・美術館・ギャラリー
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まあ日本人的には普通の和室ですわな。
宜蘭設治記念館 博物館・美術館・ギャラリー
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昔の地図や記事を中心に宜蘭の歴史が少し学べます。そんなごりごりの博物館といった感じではないですが。
宜蘭設治記念館 博物館・美術館・ギャラリー
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西郷菊次郎という西郷隆盛の息子が宜蘭の庁長として派遣されていたとかいうことが展示されていました。
宜蘭設治記念館 博物館・美術館・ギャラリー
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もうすぐ列車の時間なので宜蘭車站に向かいます。
途中で目に入ったのですが、台湾の自転車メーカーメリダの店って日本ではあまり見かけませんね。日本から唯一ツール・ド・フランスに出ている新城幸也選手が乗っているんですが。 -
駅前の公演になんだかオシャレなオブジェ。
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宜蘭車站はなぜかジャングル風駅舎なんですが、台東駅同様残念ながら改装中。
宜蘭駅 駅
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次は自強号でまず瑞芳に向かい、そこから猴トン駅に向かいます。ふむ、晩5分はおそらく5分遅れという意味でしょう。
宜蘭駅 駅
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宜蘭や羅東はもういちどゆっくり来てみたいですね。
宜蘭駅 駅
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ディーゼル自強号が来ました。
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また海が見えてきました。このあたりはかなり景色がよく、また鬼の洗濯板のようになっているので楽しめます。
……この時、山側の席やったけどな。というか、今回の旅全部座席が山側だった。。 -
台風の影響でしょう、波が高くなっています。
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一度目的地の猴トンを通り過ぎて、乗換駅である瑞芳に到着。乗車した自強号は猴トンに停車しないため。ここで支線である平渓線乗り入れの区間車に乗り換え。
瑞芳駅 駅
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人気のローカル線である平渓線の乗換駅とあって、イラストで各駅の観光案内。
瑞芳駅 駅
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平日なのにものすごい人多いです。日本人もちらほら。
瑞芳駅 駅
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列車がやってきました。区間車ですが青色ではなく、おそらくディーゼル自強号を転換クロスシートからロングシートに改造したやつでしょう(平渓線は非電化)。
瑞芳駅 駅
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日本車輌製造。
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一駅だけ乗って猴トン(トンは石へんに同)に到着。たくさん乗ったひとのうち少しだけが降りました。
猴ドン駅 駅
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この先「十分」等の平渓線各駅に行く人が多いのですね。
猴ドン駅 駅
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駅を降りるとさっそくの猫推し。
猴ドン駅 駅
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ねこ駅長?
猴ドン駅 駅
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猫モノのオンパレード。
猴ドン駅 駅
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駅のトイレも可愛らしいですね。
猴ドン駅 駅
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しかしここで最初に出会った人間以外の生き物は、まさかの犬。
猴ドン駅 駅
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猴トン車站。
猴ドン駅 駅
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猫村に行こうと思ったのですが、看板の矢印の意味を読み間違えて間違った方向(駅出て川沿いを右)にどんどん進んでいってしまいました。まあここの川の風景もかなり独特で面白いのですけど。
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ちょっとした老街的な風景もないことはない。
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猴トンは猫だけでなく、かつて炭鉱に近かったという歴史もあります。ここはたしか、かつてのディーゼル(柴油)車両庫。ちょっとしたミュージアムカフェになっているようです。
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坑道入り口まで来たあたりで、引き返すことにしました。炭鉱跡もかなり興味はありますが、時間がないので猫最優先。
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まあ古き良き小さな街もちょっと存在。
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渋い自転車。
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あらためて猫村に向かいましょう。こちらの通路を通って線路の反対側に向かいます。
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出口はなかなかいい雰囲気です。
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通路を出てすぐのとこにいるクロ。ピントがみごとにお尻に合ってしまいました、失敗写真です。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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そこかしこに設けられた猫アピールに期待が高まります。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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あー、いるいる。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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ここからはしばらく旅行記というか猫の記録です、あしからず。
目つき悪いところもチャームポイント。猴トン猫村 サファリ・動物観察
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カフェの看板猫。人間など気にもとめません。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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ふたりの見つめる穴の先には何か気になるものがあるのでしょうか。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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猫グッズ屋のレジで堂々と爆睡するやつ。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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店の人にモフられても無視。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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同じ店の看板猫も店先で爆睡中。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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このでかいのはさすがに作り物。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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耳が欠けているのもいますね。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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村のはずれ、坂の上の方の猫グッズ屋にも複数。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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商品をまくらに寝るやつ。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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なかなか上品に写りました。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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どうもクロはピント(AF)が合いにくいですねえ。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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「なにメンチ切っとんねん」
この子は少しご機嫌斜め。猴トン猫村 サファリ・動物観察
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この子はなかなか絵になるところに座ってますねえ。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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うしろのレンガが絵になります。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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イケメンですね。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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室内には子猫も。まだちょっと人間には慣れていない様子。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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さっきの子猫、場所と模様的にこのおっさんくさいやつの子どもかな。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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構図的には電柱の位置が悪いですがまあこの場所の雰囲気は伝わるでしょう。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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まあ実際猫を前にすると構図とか細かいことはもはやどうでもよくなってきますけどね。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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猴トンの地名の由来。漢字で書いてあることから想像するに、このあたりには「洞」(洞穴?)がいっぱいあってそこでは「猴」(サル)がいっぱい出たから「猴洞」という地名になった。日本統治時代に、石炭が出るのはいいけれど炭鉱で水がいっぱい出るのはゲンが悪いから「さんずい」を「石」にかえて「猴★(★は石へんに同」に。とかいうことだと思います。違うかったらごめんなさい。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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オブジェも多数。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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しかし猫は人間の作ったオブジェが自分たちをモチーフにしているとはおそらく気づいておらず、ただの座り心地のいい場所だと認識しているようです。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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バスでもここに来れるのかな。
そういえば台湾のバスは手を挙げないと止まってくれないんだったな。猴トン猫村 サファリ・動物観察
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招き猫の店もあります。日本のと少し違う雰囲気ですね。
猴トン猫村 サファリ・動物観察
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猴トン車站を猫村側から見てみましたが、よく見たら通路の部分(右側)も猫風になっているんですね(気のせい?)。
猴ドン駅 駅
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駅前の巨大廃墟も、鉱山跡のようです。
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猫村から駅側に帰ってきましたが、よく見ると駅にも猫がいることに気づきます。
猴ドン駅 駅
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さて、お昼をとうに過ぎているので昼食を。駅前にいくつか並ぶ飲食店のうちひとつに入り、「油麺」(小:30元≒120円)をこれまたメモ帳に漢字を書いて注文(さすがに日本人含む外国人観光客には慣れている感じでしたね)。味はやや濃い目で個人的にはかなり好きでした。
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ここで、旅行中の荷物が増えるのがいやでここまで買わずにいた土産を買います。写真を撮り忘れましたが、猫型パイナップルケーキ、「台湾+猫村」の土産としては実にわかりやすいですね。1個30元(≒120円、よく考えればさっきの油麺と同じか、それなりのお値段ですね)。
こちらの店は姉妹で営業されているのかな、お姉さんのほうは日本語がそれなりにできる方です。ちゃんと混ざりもののないパイナップルを使っているんですよ、外国の方に人気のコレは崩れにくいように工夫しているんですよ云々という説明がありました。
なお、駅ナカ(?)の店では台鉄製のさまざまなグッズも売られており、自分用の土産(マグネット等)はそこで購入。高雄車站にもありましたが、台鉄は猫関連のグッズがやたらと充実しています。 -
猫を満喫し土産も買ったことですし、直通の区間車で台北まで参りましょう。
猴ドン駅 駅
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それぞれ原色の黄、紫、赤のシャツを来た若者たちとこれまた原色のピンクのシャツを着たおばちゃんが連続して乗ってきたので「あんたらはももクロか」と心のなかでツッコんだことを除けば特筆すべき景色や出来事もなく、1時間少々で台北に到着。これで、予定していた台鉄の旅は無事、予定通り終了です。
台北駅 駅
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あとはオマケです。桃園国際空港までは最近開通した桃園MRTを利用してみることにしました。これまで台北市街と桃園国際空港の移動は主として路線バスでしたから、MRTの開通はなかなかのインパクトです。
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台鉄・台北MRT・高鐵の駅からは徒歩10分前後離れています(桃園MRTという案内に沿って地下道を行けばたどり着けます)。
改札においては高雄贔屓の私はかたくなにiPassカード利用。 -
車内のシートピッチは(台鉄の特急に慣れた身からすれば)めちゃくちゃキツキツですが、国際空港へのアクセス路線だけあって、スーツケース等荷物置き場は大変充実していました。
この桃園MRTには日本でいうところのエアポート急行・快速といったタイプの列車と各停があるようなのですが、駅ではホームに来た列車がそのいずれなのかがわかりにくかった、というかさっぱりわかりませんでした(結果的に自分が乗った列車は前者だったのでよかったのですが)。これは中国語や英語がわかるわからんの問題ではなく、表示が少なすぎることに起因していると思います。結局、わからないままに乗った列車は台北から25分ほどで、桃園国際空港第1ターミナルに到着。
台北ユニバーシアード開催期間中とあり、選手らしき若者たちが英語で会話をしている姿も目立ちました。 -
新しい桃園MRTはモノレールかと勘違いするほど高所を走りますので、車窓の景色は結構良好です。
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さて、空港に着いたわけですが、地元の台湾飯を最後まで楽しみたいと思い、台北車站の「台鐵便當本舗」なるところで台鉄弁当の排骨弁当(60元≒240円)を買っておいたのをさくっといただきます。
今回はマスコットのクマのパッケージですね。 -
見た目は日本の駅弁に比べると全然見栄えがしないけれど、日常のメシとしてのコスパは日本のぼったくr……高価な駅弁を遥かに凌駕する。台鉄弁当の魅力です。
このあとPeach航空で関空に無事帰国。あらかじめ入念に計画をしていたことが功を奏し、かつ台風を避けたのみならず雨が降らなかったという幸運にも恵まれ、充実した鉄道旅になりました。
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