朝顔組＠またもやサムイ島2017～その1《Banana Fan Sea Resort》

2017/08/04 - 2017/08/11

そもそもチェンマイに行くはずだった。夏休みの時期は島はホテルも飛行機も高いし、人が多いに決まってる。だから今回はチェンマイ、ということで予約も完了していたのに、7月のあまりの暑さに直前になって「やっぱり夏は海！」ということに。
15,000円の大枚はたいてフライトをキャンセルして、行き先をサムイ島に変更。あいにくフルムーンと重なるので今回はパンガン島はなし。7度目となるサムイで1週間の夏休み。毎度のことながら、ひたすらぐーたら、の旅。
【追記】Banana Fan Seaからメールが届き、2018年5月から10月末日（あるいは11月）まで一時休業して大規模リノベーションをすることに決まったとのことです！やっぱりね～、って思うくらい、ちょっと老朽化が進んでましたから。今の雰囲気もいいんですけどね～。どんな風に生まれ変わるのか、楽しみでもあり、寂しくもあり・・・。

エリア サムイ島(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 5.0

タイに行く時は羽田発の深夜便に決めている。到着日を丸一日使えるのが得した気分。寝不足がちょっとしんどいけど、着いてすぐ仕事というわけじゃなし。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

タイ航空のウェブ・サイトで事前にシートもお食事もリクエスト。
深夜便でまともな時間には食べられないから、と２号はフルーツプレートにしてみた。これは朝ご飯だったかな。パンもついてました。

すでに多くの方々の旅行記でおなじみのサムイ空港のバゲージ・クレーム。
さすがに夏休みとあって人が多いです。

勝手知ったるサムイ空港の喫煙所は健在。
羽田のDuty Freeでiqosのヒートスティックを買う時に、「タイは電子タバコが禁止されていて、持ち込みが見つかると没収・罰金はおろか、逮捕されるかもしれませんよ」、と言われてびっくり。そんなこと、知らなかったもの～。
とりあえず、自己責任で、ということでヒートスティックは購入。そのあと、慌ててネットで調べてみたものの、確たる情報は何も見つからないまま。
結論から言うと、サムイではなんの問題もなかった。
でも実は内心ドキドキだった２号。タイで電子タバコが禁止されている、というのは本当らしい。iqos愛好家の皆さま、くれぐれもご注意くださいね。

サムイ空港 (USM) 空港

今回のホテルは以前からずっと気になっていたBanana Fan Sea Resort。
空港送迎はホテルにお願いして、片道２名で400バーツ。

バナナ ファン シー リゾート ホテル

深夜便の乗り継ぎで行くとサムイ到着は朝の8時半。
着替えるスペースはあると言うので、ホテルに着いたら着替えてビーチかプールで時間を潰すつもりだったのが、なんと、到着後すぐにお部屋に入れるというまさかの展開！素晴らしい！

レセプション・エリア。大屋根の下は少し暗くて、
前回泊まったBuri Rasaと似てはいるけど、第一印象はやや殺風景という感じ。
大丈夫かな、このホテル・・・。ホテル選び責任者はいつだってハラハラドキドキ。

お部屋に向かう途中で、「ちょっと待って。写真を撮らせてください。」とiPadでホテルのスタッフが撮影。寝起きの顔なので猫面、あしからず。
京王百貨店の紙袋には1号の麦藁帽子。
なんの為にこの写真を撮ったのか判明したのは帰国後のことだった。

敷地の中の小径沿いにコテージが並ぶ。
初めてサムイに来た頃はこういう景色にも歓声をあげたけど、最近はすっかり慣れちゃった私たち・・・。
それでもやっぱり、休暇の始まりに心は弾む。

これが私たちのコテージ、410号室。
デラックス・バンガローというカテゴリー。人気のホテルで、たまたま取れたのがこのお部屋だったので、選択の余地はなく。

お部屋の入り口。
夕方になると、鳥かごのような灯りのスイッチを入れる為に係の人が回って来る。
それとは別に客室係も来て、ターンダウンというほどではないけれど、バスルームにアロマキャンドルを用意してくれたり、（人によっては）簡単なお掃除をしてくれたり。

お部屋の狭さはあらかじめ得ていた情報通り。
でも収納はたっぷりだし、寝るだけだから充分。

この写真でわかるように、はっきり言ってこのホテル、古めかしさは否めない。
タオルもかなりくたびれていて、端がほつれていたり・・・。
こういうことでなんだか悲しくなっちゃう人もいるかもしれないけど、私たちは大丈夫。さすがに、タオルはそろそろ新調した方がいいかもね、とは思ったけど。

室内からの景色はこんな感じ。
パティオにはシーリング・ファン（天井扇）完備。

お隣とはラティスで仕切れらているだけなので、パティオの居心地はお隣の住人次第。

前半は夕方になるとスコールもあり、そんな時はパティオで、それぞれトランプに興じたり、お酒を飲んだり・・・。これも南国らしさだと楽しめばいい。

敷地内のレイアウト。お泊まりを検討なさる際のご参考までに。
私たちの泊まった410号室はEXITのTの下あたり。

夕方届いたウェルカム・フルーツはおみかんとランプータン。

荷物を解いてまずは敷地内をぐるりとお散歩。
プールは小さめだけど、デッキ・チェアはたくさん並んでいる。

そしてビーチ！
やっぱりチャウエン・ビーチは広くて気持ちいい！

ホテルのレストランには生ビールがなかったので、外に出て、徒歩圏内にあるThe Duke Pubで安着祝いの乾杯。
昨日もいたような気がする、いつものPub。様変わりの激しいサムイで、変わらずにいてくれるお店はほっとする。

そもそもこのホテル、大人しか泊まれないんだと思っていた。Agodaに「宿泊可能最小年齢：18歳」と記載されていたし、どこかのレビューにもそう書かれていたから。でも実際はおチビさんでも宿泊可能だった。
私たち、決して子供が苦手なわけじゃないけど、最近マナーの悪い家族連れに辟易したことがあって、大人専用だったらその心配がなくていいね、と思っていただけに、ちょっとがっかりしただけ。Agodaには『誠意ある対応』を求めるメールを送った。

ビーチに降りる階段。
ビーチからレストランに続く階段、とも言う。

前回泊まったBuri Rasaは3軒先くらい。Buri Rasaより間口が広いからビーチに並ぶデッキチェアの数も多い。長期滞在の方々は毎日だいたい決まった場所にいる。

チャウエン・ビーチは本当にきれい。
白砂の浜も、沖まで行っても爪先まで見えるくらい澄んでいる海の水も、ため息が出るほど。

クラゲに注意、と言われていたし、実際、一度だけクラゲらしいものを見たけど、被害には遭わなかった。単色のクラゲは大丈夫、カラフルなのが危ない、とホテルのスタッフは言っていた。私が見たのは紫色だった。

毎日この景色を見ているレストランのスタッフも、「本当にきれいよね～」って繰り返すほど。

チャウエン・ビーチ名物の販売員さんたち。
うるさいと思う人もいるみたいだけど、朝顔組はこういうの、嫌いじゃないです。
とってもフォトジェニックなアクセサリー屋さん。

ビーチウェアを売るおばさん。

今年の最優秀販売員賞はこの浮き輪売りさんへ！

山のような浮き輪をかついで歩く姿に思わずカメラを向ける人、多数。
人気はスワンとフラミンゴ。

ほら、この通り、フラミンゴとスワンがプールに！
「大きいフロート（浮き遊具）は他のお客さまの迷惑にならないように」とプールサイドの注意書きに書いてあったけど、確たる規定があるわけじゃなく、みんな、適当に浮かべて遊んでた。泳ぐのにはちょっとじゃま、ね。

果物屋さん。
店を出す場所は決まっていて、毎朝、まずは荷物がビーチに置かれて、その後、おもむろに販売員さんが出勤する。1週間、毎日ご挨拶してました。

器用にカットしてくれるマンゴーは50バーツ。おまけにバナナを2本とココナッツ・チップをつけてくれる。
マンゴーは市場で買う値段の倍くらいかな？

2号は今回も売上に協力しましたとも！
水色のビーチウェアも、お布団カバーも、しっかり値切って購入。

朝のビーチ。
きらめく海に朝からため息。
浜が凸凹しているのは前の晩に降った雨のせい。

朝から陽が強いので、ここでコーヒーを飲む人はいなかった。絵にはなるけどね。

レストランのテラス席。
やっぱり海を選んでよかった。このシチュエーションはプライスレス。

暑さにめげずに朝ご飯。

朝ご飯の席に毎朝用意されているホテルからのお知らせ。
載ってるのはビーチ・バレーのお誘い、クラゲ注意、『今日のアクティヴィティ』など。この日はタオル・フォールディング。

このホテル、全体的に派手さはなく、う～ん、なんて言うんだろ、地味とか質素とかとも違うけど、堅実派、実質重視、って感じ。
朝ご飯もしかり。

エッグ・ステーション。
ワッフルやパンケーキもここで焼いてくれる。

暑さがますます激化するお昼時。
Banana Fan Seaにお泊まりじゃない方もたくさんお食事にいらしてます。
お値段もリーズナブルなので、オススメ。

夕方始まるビーチ・バレー。
結構本気で、楽しそう！
腕に憶えのある方はぜひ！

5時頃になるとビーチ・レストランの設営が始まる。
テーブル・セッティング完了後にスコールが降った日もあったけど、どうやって片付けたかは見のがした・・・。

オン・ザ・ビーチのテーブルは人気で予約必須。

私たちはシャワーの後だから砂のないところでディナー。
ただし、実はテラス席は明かりが薄暗くて失敗だった。。。

波の音を聞きながらのディナーはビーチ・リゾートならではのお楽しみ。

そしてもうひとつのお楽しみはオン・ザ・ビーチのマッサージ。
ここはホテル所属のマッサージ・ハット。
後半、毎日通ってしまった。タイ・マッサージが300バーツ。

腕のいい陽気なおばちゃんたち。
前半は街のマッサージ屋さんも試したけど、結局ここが一番よかった。

お世話になった飲食部門マネージャーのHalengさん。
いつも笑顔で礼儀正しく、隅々まで目を配るプロフェッショナルなお仕事ぶりが小気味よかった。
Banana Fan Sea、評価が高く、リピーターが多いのも納得の居心地のいいホテル。
Buri Rasaもよかったけど、全体的にはお財布に優しいこっちに軍配が上がるかも。

帰国後、Banana Fan Seaからメールが届いた。
そこには「ぜひ再訪を！」とのメッセージと共に、チェックインとチェックアウトの時にホテルのスタッフが撮影した写真が添付されていた。こういうきめの細かい顧客対応がリピーターを増やしているんだろう。プールサイドで知り合ったドイツ人は4年続けて夏休みはここ、と言っていた。朝顔組はちょっと浮気をするかもしれないけど、たぶん、またいつか、このホテルに戻ってくる。『何もしない』を楽しむ休暇を過ごすために。