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NHK「坂の上の雲」を見ていて、そののエンディングで流れていた稜線の景色がすばらしく、<br />再放送を見て、ここに行ってみたいと思うようになりました。<br />調べてみると、長野・白馬の手前の小蓮華山への稜線とわかりました。<br />小蓮華山へは、長野・栂池高原からのコースと新潟側の蓮華温泉からのコースがありましたが、<br />栂池高原からの場合ゴンドラ代がかかることと、<br />雪渓を登らないといけない(雪渓を登った経験がない。後に雪渓は避けられると知りました)ため、<br />移動時間が長くなりますが、新潟側に回り込んで、蓮華温泉コースを選ぶことになりました。<br /><br />ちなみに登山経験はないに等しいです。(10年以上前に、富士山に2度登ったことがあるだけ)<br />山小屋予約時に、到着が17時頃だと伝えると(この感覚が登山初心者)<br />その時間だと、ほかに登山者がいないため、何かあった時に発見されないため、早めの登山を勧められました。<br />なるほどと理解し、できるだけ早く行こうと思ったのですが、登山口到着がすでに12:30を過ぎていました。。。<br />(ETC機器もなく、節約のため、基本的高速は使わない主義です)<br /><br />初めての登山に向けて準備したもの。<br />・リュック(普段使いのリュックはありましたが、肩ひものクッション性が全くない、雨予防がない)+リュックカバー<br />・レインウェア(登山初心者サイトを少し調べていて、防水透湿性が大事だとあったので、一番安いものを探して購入)<br /><br />それと、天気予報がよい時にしか行かない、悪化したら迷わず撤退、と決めていました。<br /><br />以下主な行程です。<br />8/7(日)小蓮華温泉12:42→天狗の庭→白馬大池山荘16:40<br />     山頂は霧、(一時晴れ間)   <br />     白馬大池山荘泊      <br /><br />8/8(月)白馬大池5:55→船越の頭→小蓮華山7:55/8:15→白馬大池10:00/10:50→小蓮華温泉14:00<br /><br />     駒ヶ根・菅の台バスセンターへ、車中泊<br /><br />8/9(火)菅の台バスセンター6:25→しのび平6:55/7:10→千畳敷7:20<br />     千畳敷カール一周(約1h)、極楽平(10分で断念)<br />     千畳敷9:40→→しのび平9:50/9:55→菅の台バスセンター10:25<br />     霧ヶ峰へ、車山(車山肩より登山(上り50分、下り40分)<br />

すばらしい稜線(NHK「坂の上の雲」のエンディングで利用)を見に小蓮華山へ。その後中央アルプス・木曽駒ケ岳、霧ヶ峰・車山を回る旅

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2016/08/07 - 2016/08/09

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天空の城

天空の城さん

NHK「坂の上の雲」を見ていて、そののエンディングで流れていた稜線の景色がすばらしく、
再放送を見て、ここに行ってみたいと思うようになりました。
調べてみると、長野・白馬の手前の小蓮華山への稜線とわかりました。
小蓮華山へは、長野・栂池高原からのコースと新潟側の蓮華温泉からのコースがありましたが、
栂池高原からの場合ゴンドラ代がかかることと、
雪渓を登らないといけない(雪渓を登った経験がない。後に雪渓は避けられると知りました)ため、
移動時間が長くなりますが、新潟側に回り込んで、蓮華温泉コースを選ぶことになりました。

ちなみに登山経験はないに等しいです。(10年以上前に、富士山に2度登ったことがあるだけ)
山小屋予約時に、到着が17時頃だと伝えると(この感覚が登山初心者)
その時間だと、ほかに登山者がいないため、何かあった時に発見されないため、早めの登山を勧められました。
なるほどと理解し、できるだけ早く行こうと思ったのですが、登山口到着がすでに12:30を過ぎていました。。。
(ETC機器もなく、節約のため、基本的高速は使わない主義です)

初めての登山に向けて準備したもの。
・リュック(普段使いのリュックはありましたが、肩ひものクッション性が全くない、雨予防がない)+リュックカバー
・レインウェア(登山初心者サイトを少し調べていて、防水透湿性が大事だとあったので、一番安いものを探して購入)

それと、天気予報がよい時にしか行かない、悪化したら迷わず撤退、と決めていました。

以下主な行程です。
8/7(日)小蓮華温泉12:42→天狗の庭→白馬大池山荘16:40
     山頂は霧、(一時晴れ間)   
     白馬大池山荘泊      

8/8(月)白馬大池5:55→船越の頭→小蓮華山7:55/8:15→白馬大池10:00/10:50→小蓮華温泉14:00

     駒ヶ根・菅の台バスセンターへ、車中泊

8/9(火)菅の台バスセンター6:25→しのび平6:55/7:10→千畳敷7:20
     千畳敷カール一周(約1h)、極楽平(10分で断念)
     千畳敷9:40→→しのび平9:50/9:55→菅の台バスセンター10:25
     霧ヶ峰へ、車山(車山肩より登山(上り50分、下り40分)

旅行の満足度
5.0
交通手段
自家用車
  • 登山道入口の蓮華温泉ロッジには12:30頃到着しました。<br /><br />12:40頃登山開始です。<br />初めは樹林帯の中を登っていきます。

    登山道入口の蓮華温泉ロッジには12:30頃到着しました。

    12:40頃登山開始です。
    初めは樹林帯の中を登っていきます。

  • 段差の厳しい道を登っていきます。<br />

    段差の厳しい道を登っていきます。

  • だいぶ登ってきました。

    だいぶ登ってきました。

  • 今日の中間点を過ぎた天狗の庭あたり。<br /><br />ここから先が自分的には長かった。<br />暑かったこともあり、もうヘロヘロで。。。

    今日の中間点を過ぎた天狗の庭あたり。

    ここから先が自分的には長かった。
    暑かったこともあり、もうヘロヘロで。。。

  • ようやく、山小屋のある白馬大池に近づくと、<br />平地が少し広がっていました。<br /><br />途中から雲が出てきて、日射が弱まったのが、自分には幸いしました。

    ようやく、山小屋のある白馬大池に近づくと、
    平地が少し広がっていました。

    途中から雲が出てきて、日射が弱まったのが、自分には幸いしました。

  • 白馬大池山荘に到着し、少し休憩した後、周辺を散策。<br />結局、コースタイム3時間のところを4時間かかりました。<br /><br />山小屋には、自分が最後に到着したらしく、その後の宿泊者がなかったため、<br />少し広めに使えました。<br />同部屋の方には、今頃登ってくるとは、山をなめてる、と言われてしまいましたが、<br />今になって思うに、その通りだったかと反省しています。

    白馬大池山荘に到着し、少し休憩した後、周辺を散策。
    結局、コースタイム3時間のところを4時間かかりました。

    山小屋には、自分が最後に到着したらしく、その後の宿泊者がなかったため、
    少し広めに使えました。
    同部屋の方には、今頃登ってくるとは、山をなめてる、と言われてしまいましたが、
    今になって思うに、その通りだったかと反省しています。

  • 同部屋の元気な人は、夕日を見に近くの山に向かっていきましたが、<br />自分には、その元気は残ってなかったです。<br /><br />ですので、雲の中の太陽をパシャリ。

    同部屋の元気な人は、夕日を見に近くの山に向かっていきましたが、
    自分には、その元気は残ってなかったです。

    ですので、雲の中の太陽をパシャリ。

  • 翌朝、快晴です。<br /><br />朝食後、山小屋を6時前に出発。

    翌朝、快晴です。

    朝食後、山小屋を6時前に出発。

  • あれが、目指す小蓮華山でしょうか。

    あれが、目指す小蓮華山でしょうか。

  • すばらしい稜線歩きです。<br /><br />昨日と違って、登山道もおだやかな坂道です。

    すばらしい稜線歩きです。

    昨日と違って、登山道もおだやかな坂道です。

  • 振り返って、泊まった白馬大池山荘と白馬大池。

    振り返って、泊まった白馬大池山荘と白馬大池。

  • これです。<br /><br />これを見たかったのです。

    これです。

    これを見たかったのです。

  • 山の斜面の眺めもきれいです。

    山の斜面の眺めもきれいです。

  • うーん、すばらしい。

    うーん、すばらしい。

  • 左に見えるのは、白馬岳でしょうか。<br /><br />多くの人はあそこまで行くようです。

    左に見えるのは、白馬岳でしょうか。

    多くの人はあそこまで行くようです。

  • それにしても、この稜線は、ほんとすばらしいです。

    それにしても、この稜線は、ほんとすばらしいです。

  • 白馬の街の方面の眺め。

    白馬の街の方面の眺め。

  • ほんと歩きやすい道が続いています。

    ほんと歩きやすい道が続いています。

  • 途中、花の咲いている所も。

    途中、花の咲いている所も。

  • どなたかが、白馬岳と、その向こうが白馬鑓ヶ岳と教えてくれました。

    どなたかが、白馬岳と、その向こうが白馬鑓ヶ岳と教えてくれました。

  • 登ってきた道を振り返ります。

    登ってきた道を振り返ります。

  • あれが小蓮華山の頂上でしょうか。

    あれが小蓮華山の頂上でしょうか。

  • それにしても、よい天気で、よい眺めです。

    それにしても、よい天気で、よい眺めです。

  • 小蓮華山到着。<br />コースタイム1:50でしたが、2時間かかりました。

    小蓮華山到着。
    コースタイム1:50でしたが、2時間かかりました。

  • 北側の眺め。

    北側の眺め。

  • しばらく休憩した後、来た道を戻ります。<br /><br />白馬岳まで行けそうな気もしましたが、<br />今回は、ここが目的だったので、無理はしないことにしました。

    しばらく休憩した後、来た道を戻ります。

    白馬岳まで行けそうな気もしましたが、
    今回は、ここが目的だったので、無理はしないことにしました。

  • 何度見ても、この稜線はすばらしい。。。

    何度見ても、この稜線はすばらしい。。。

  • すばらしすぎます。

    すばらしすぎます。

  • 白馬大池が見えてきました。<br /><br />少し雲が湧いてきたようです。

    白馬大池が見えてきました。

    少し雲が湧いてきたようです。

  • 白馬大池。<br /><br />昨日はガスってたので、少し周辺を散策しました。

    白馬大池。

    昨日はガスってたので、少し周辺を散策しました。

  • あそこから戻ってきました。<br /><br />小蓮華山は、あの山からさらに右方向に登っていった所にあります。

    あそこから戻ってきました。

    小蓮華山は、あの山からさらに右方向に登っていった所にあります。

  • だいぶ雲が湧いてきましたが、<br />夏山と雲って感じでよい感じです。

    だいぶ雲が湧いてきましたが、
    夏山と雲って感じでよい感じです。

  • そして、蓮華温泉の登山口まで下山です。<br /><br />しかし、ここからが大変だった。<br />途中、足のひざが震えるどころではなく、下山の時の地面に着いた足が<br />自分を支えることができなくなりました。<br /><br />休み休み進みますが、途中で追い抜いたおばさま方にも、追い抜かれ、<br />このまま下山できないのではないか?遭難?救助?など、<br />いろいろなことが頭をよびりました。<br /><br />結局、段差は、女の子座りして手をついて両足で降りるを繰り返し、<br />なんとか下山できました。<br />白馬大池からの下山コースタイム2:10が、3:10かかりました。<br />

    そして、蓮華温泉の登山口まで下山です。

    しかし、ここからが大変だった。
    途中、足のひざが震えるどころではなく、下山の時の地面に着いた足が
    自分を支えることができなくなりました。

    休み休み進みますが、途中で追い抜いたおばさま方にも、追い抜かれ、
    このまま下山できないのではないか?遭難?救助?など、
    いろいろなことが頭をよびりました。

    結局、段差は、女の子座りして手をついて両足で降りるを繰り返し、
    なんとか下山できました。
    白馬大池からの下山コースタイム2:10が、3:10かかりました。

  • 小蓮華山から何とか下山した後、<br />中央アルプス木曽駒ケ岳へ向かいました。<br /><br />麓の駒ヶ根市の菅の台バスセンターの駐車場にて車中泊し、<br />翌日、ロープウェイで木曽駒ケ岳に向かいました。

    小蓮華山から何とか下山した後、
    中央アルプス木曽駒ケ岳へ向かいました。

    麓の駒ヶ根市の菅の台バスセンターの駐車場にて車中泊し、
    翌日、ロープウェイで木曽駒ケ岳に向かいました。

  • 今日も、よい天気で、すばらいい眺めです。

    今日も、よい天気で、すばらいい眺めです。

  • かろうじて、富士山がちょこんと見えます。

    かろうじて、富士山がちょこんと見えます。

  • まずは、千畳敷カールの周辺を散策。

    まずは、千畳敷カールの周辺を散策。

  • 花も咲いています。

    花も咲いています。

  • ほんとは、このまま山頂に向かいたかったのですが。。。

    ほんとは、このまま山頂に向かいたかったのですが。。。

  • 足がいうことをききませんでした。

    足がいうことをききませんでした。

  • 登りはふんばれても、段差の下りが踏ん張れません。

    登りはふんばれても、段差の下りが踏ん張れません。

  • 昨日、なんとか下山できたけど、<br />もうさすがに無理でした。<br /><br />ここで麓の一周コースに戻ることにしました。

    昨日、なんとか下山できたけど、
    もうさすがに無理でした。

    ここで麓の一周コースに戻ることにしました。

  • でも、この天気もあいまって、すばらしい景色で、<br />このまま下山するのももったいなくて。。。<br />

    でも、この天気もあいまって、すばらしい景色で、
    このまま下山するのももったいなくて。。。

  • 違うコースを歩いてみようと、極楽平コースに出てみましたが、

    違うコースを歩いてみようと、極楽平コースに出てみましたが、

  • あまりの登りのきつさに、歩き始めて10分もたたずに、断念。

    あまりの登りのきつさに、歩き始めて10分もたたずに、断念。

  • ここを見上げた後、えっちらおっちらと下山しました。

    ここを見上げた後、えっちらおっちらと下山しました。

  • まだ10時前ですが、ロープウェイで下ります。

    まだ10時前ですが、ロープウェイで下ります。

  • このまま、家路に着くのはもったいないので、帰路の途中にあった<br />霧ヶ峰へ寄ってみました。<br /><br />段差がなければ、なんとか歩くことはできました。

    このまま、家路に着くのはもったいないので、帰路の途中にあった
    霧ヶ峰へ寄ってみました。

    段差がなければ、なんとか歩くことはできました。

  • 遊歩道があったので、歩いてみましたが<br />マップがなく、よくわからず、途中で引き返しました。

    遊歩道があったので、歩いてみましたが
    マップがなく、よくわからず、途中で引き返しました。

  • 車山の肩に到着。

    車山の肩に到着。

  • なんとなく、登れそうだったので、ゆるゆる登って行きます。

    なんとなく、登れそうだったので、ゆるゆる登って行きます。

  • 坂の上には、雲が。。。

    坂の上には、雲が。。。

  • ここもよい天気です。

    ここもよい天気です。

  • まさに、坂の上の雲です。

    まさに、坂の上の雲です。

  • 頂上のドームが見えてきました。

    頂上のドームが見えてきました。

  • 頂上に到着。<br /><br />車山神社の鳥居。

    頂上に到着。

    車山神社の鳥居。

  • 蓼科方面の眺め。

    蓼科方面の眺め。

  • 気象レーダーのドーム。

    気象レーダーのドーム。

  • その後下山し、家路につきました。<br /><br />結局、足の筋肉痛が収まるのに、5日かかりました。<br />基礎体力はもちろんですが、登山前の準備体操、途中や登山後のストレッチの必要性を改めて認識しました。<br />また、なぜ登山者がストックを使い、タイツのようなものを履いているのかも<br />わかりました。でも全部準備するには、予算が。。。<br /><br />これを機に、登山のすばらしさに気づいてしまい、ちょっとハマることに<br />なってしまいました。

    その後下山し、家路につきました。

    結局、足の筋肉痛が収まるのに、5日かかりました。
    基礎体力はもちろんですが、登山前の準備体操、途中や登山後のストレッチの必要性を改めて認識しました。
    また、なぜ登山者がストックを使い、タイツのようなものを履いているのかも
    わかりました。でも全部準備するには、予算が。。。

    これを機に、登山のすばらしさに気づいてしまい、ちょっとハマることに
    なってしまいました。

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