３回目の島キャンプ！_採ったどーーーー！！に再挑戦＠神津島_１日目

2017/08/10 - 2017/08/12

「・・・・・・・・・・・・で、俺たちの夏休みは？」
数日後の中欧旅行に向けて、たらたらと準備を始めた7月上旬に夫が問いかけてきた。

お、おぅ！
行く気があったのか！

息子Ａ→お盆周辺のみの休み。
夫→お盆周辺の休みはＮＧ。

で、今年は無理だね～って事になっていたのでは？と思いつつも、
息子Ａより今年の夏休みは長いらしいと話も聞いていたので、
優しい私は、「安・近・短」でかつ、夫好みの旅行先をちゃんと考えていたんだよ。

「山の日」の三連休は流石にこの時点で既に船は満席だったから、
夫にどうにか一日休みをとってもらい、８月１０日から、二泊三日で神津島でキャンプしてきたよ。

★８月１０日（木）　熱海港　―東海汽船　ジェットフォイル→　神津島・前浜湾
　８月１１日（金）　神津島
　８月１２日（土）　神津島・前浜湾　―東海汽船　ジェットフォイル→　熱海港

★のところが今回の旅行記。

エリア 神津島・利島・式根島(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

伊豆諸島を訪れるのは今回が２回目。
前回は３年前の２０１４年秋に復興支援（２０１３年１０月の台風２６号の被害による）の補助金を使わせて頂き、大島に。
夫婦で東京出身ながらも、二人とも初めての伊豆諸島だった。

なんだこの寂寥感は・・・・・。
（自分の気持ちを的確に表す言葉が思いつかなくて、検索して出てきた熟語。初めて使ったッス。）
訪れたのが１１月中旬ということもあり、伊豆諸島の風物詩、寒候期の季節風（西風）に吹かれながらの釣りは、
「ほ、本州よりも寒い！！」とびっくり。

そして、こんなに近くに本州が構えているのに、この寂れっぷりは・・・・・・・。
訪れたことがある人なら、同じ様に感じたハズ。

そして、こんな気軽に行ける距離にこんな自然あふれる島々が存在していただなんて！と感激もしたに違いない。

すっかり感激した私は大島だけでなく、他の島でも良いから、必ず近々再訪しようと心に誓った。

・・・・んだけれども、うちはおビンボーだし、夫は休みが取り辛いし、週末はサッカーだしさ。
そんなんで、すっかり忘れておりました・・・えへへ。

我が家の旅行初日にしてはゆっくりの出発で、最寄り駅までバスがある時間に出発できた。
キャンプ、釣り、スピアフィッシングのギアを人力で運ぶので今回も大荷物。
これは、荷物の一部。

神津島までは、熱海からのジェットフォイルを利用。
お盆の時期に一か月前の予約では、竹芝発は無理だった。
てのもあるけれど、熱海からだと、お安いのｗ
かつ、時間が短い！　
乗り物酔いＫＩＮＧの息子Ｂにとっては、船は鬼門なわけ。
私も弱いし。夫も弱いし。息子Ａも勿論。

そして、熱海までも私鉄＆ＪＲ普通で参りますゼ。
気分は「青春１８キッパー」よ。

順調だった。小田原までは。
そこから熱海までのアクティーがまさかの１７分遅れ。

船は熱海港を１１時発。
１５分前にチェックインを済ませておく必要があるから、どんなに遅くても１０時４５分には熱海港についている必要がある。

アクティーは９時５３分に熱海駅につく予定で、
タクシーで駅から港までは、渋滞を考慮して１５分ぐらいだろうと見込んでいた。
なので、約４０分のバッファがあるので、超余裕！のつもりだったのに、約２０分マイナスで残り２０分。

東海汽船のＨＰに「※ タクシーやバスは道路が混雑していますと40分ほどかかる場合がありますので、充分余裕をもってお出かけください。」なアナウンスがあり。
そして、今はお盆の時期・・・・かなり混んでいるのでは？？
と、焦った。

この船を逃すと、明日からの三連休の為、二日後ぐらいからでないと、船に空きはなかった。
フェリーと違って、ジェットフォイル船は全席指定なのだ。通路でもＯＫとかないのだ。
なので、この船を逃したら、旅行はおじゃん。
（夫の休みは変更出来ない。）

「こうなったら、熱海まで一駅、新幹線に！」
と、ひとりで焦って、ホームから車掌室に行ったりとバタバタしていたものの、他の三人はＷＣに行ったり、売店でお菓子を買ったりと、
のんびりしていたので、新幹線に乗るために乗車券を清算して再購入する作業を考えたら、ショートカットの意味がなさそう。

しょうがなくビビりながら、そのまま、１７分遅れてやってきたアクティーに乗った。

小田原駅 駅

タクシー乗り場の列も短く、渋滞はあったものの、それ程ではなく、無事に１０時半前に熱海港に到着！
そしたら、東海汽船がまさかの３０分Ｄｅｌａｙだった・・・・・・・・・。
なんだよーーー。

でもですね。往復のタクシーのおじ様たちもおっしゃっていましたが、
駅→港の渋滞をあまくみて、船に乗り遅れる人は大勢いるらしいですぞ。
先日は、駅前で出航時間までの時間がタイトすぎるからとタクシーに断られ、公共バスで向かったものの、やはり渋滞に巻き込まれたから、途中下車し徒歩で港にいったけれど、
やっぱり間に合わなかった人がいたそーな。

夏場は、時間の余裕をもってスケジュールを立てましょう。

あ、私の場合はね、
都内に住んでいると、予定の電車に乗れなくても、後からじゃんじゃんと電車はやってくるので、
普通列車に対して、時間の意識は低くなってしまうのよーー。
ていうことなの。
これからは気を付けないとね。


その昔、モナコに行ったとき、「熱海みたい」って思ったわ。
そう、熱海は「東洋のモナコ」なのよね。

熱海港 乗り物

まぁ、余計なお世話なんだけれど、
「エクシブ初島」のチェックイン・カウンター、こんなんで良いの？
一応、会員制のリゾートなんだよね。

東海汽船の待合室と一緒でさ。
カウンターだけだしさ。
別に専用室を構えて、冷たいお絞りと飲み物のサービスが出なくても、ここは日本だから、東南アジアのリゾートの様にはいかないのかもしれないけれど、
もし、私が利用者だったら、がっかりだなーーーって思った。

だってさ、すぐ横で我が家がおにぎり頬張っていたり、
所謂ヤンママ風の方が自販機で購入したタコ焼きとかハフハフしてんのよｗｗ
どうかしら。

熱海港船客待合所 名所・史跡

本日から晴れマークの天気予報は見事にハズレｗ
雨もちらついているし・・・・、これから晴れると良いのだけれど・・・・と思いつつ、
ジェットフォイル船は熱海港を後にした。

ジェットフォイル船は、大島からの復路で経験済み。
ほぼ揺れない事を知っているので、息子Ｂを始め皆安心して乗船。
うつらうつらすると、あっという間に、大島到着。４５分だものな。
大島から神津島の方が１時間と長いのが意外だ。

３０分遅れて熱海を出たけれども、キャビンスタッフの方々がテキパキと客をさばきまくって、
神津島にはちょっと早めに着いた。

おおお～～！晴れてる！！

熱海港で持参したおにぎりを１個づつかぶりついていたけれど、
お腹が空いてるぞ。
すぐに「よっちゃーれセンター」で、そのまま食べれる物を購入すべく飛び込んだが、
「お魚バーガー」「フィッシュフライサンド」は売れきれだった。
すぐに食べれるのは、「ところてん」だけだったので、２個購入。

「まっちゃーれセンター」内の観光協会で、キャンプ場使用申請書を提出し、
温泉の前売り券を購入。

宿泊予定の「沢尻湾キャンプ場」は、街からも温泉施設からも近いので人気なうえに、
１０～２０幕ぐらいしかテントがはれないそうなので、
この時期、既に到着しているフェリーと東京からのジェットフォイル船の乗客の方でももう一杯になっているかも、
と心配で、
お腹は空いているものの、食材調達よりも、１３時５０分発のバスに乗る事を優先。
だって、バスは一時間に一本しかないんだもん。

バスだとものの５分で、前浜港から沢尻湾についた。

沢尻湾 自然・景勝地

おお、本当に海の真ん前のキャンプ場だ！そして、本当にこじんまりｗｗ

沢尻湾キャンプ場 キャンプ場

同じバスに合計４組のキャンパーがいたが、それぞれどうにか空いている場所にテントを張る事ができた。ほっ。
さて、じゃ、次は持参したおにぎりとカップラーメン、そして「ところてん」で腹をくちくするか。

沢尻湾キャンプ場 キャンプ場

が、ない！ない、ない！！
おにぎりが！！

夫が船の中に置き忘れてた・・・・・・・・・・・・・・・・・。
貴重な凍らせておいたミネラルウオーターも入った保冷バッグごと。

ジェットフォイル船が３０分遅れなければ、集落の商店で食材を購入してからバスに乗るつもりだったのよ。
なので、東京から持参した食料は、米とマカロニとカップラーメンと調味料だけ。
米をこれから炊くのは腹がもたないってことで、カップラーメンとところてんの我慢の昼食。
でも、カップラーメンは非常用としてだったから２個しか持ってこなかったよ。

ほぼ、息子たちに食べられてしまった。しくしく。

沢尻湾キャンプ場 キャンプ場

ところてんはね、流石、名産品。
特有の臭みもなくて、爽やかな味でとても美味しかった。
息子たちも「今まで食べたところてんの中で一番！！」と喜んでおった。
＠２００円也。
ＣＯＯＰのよりも良いお値段だしね。

熱海港で船待ちの際に「やめれ」と言ったのにビールを飲んで、爆睡→おにぎりを忘れるという失態をした夫は、
責任を感じてというか、３人のブーイングによって、歩いて集落まで食べ物を買いに出かけた。
私は、お昼過ぎには何も食べれる物等ないといったんだけれどね・・・。
案の定、１時間かけて行って来たけれども、常温でもつ菓子パンしかなかったとな。

沢尻湾キャンプ場 キャンプ場

沢尻湾は、禁漁区域なので、残念ながら釣りもスピアフィッシングも出来ない。
なので本日は、海遊びのみ。
私もちょっと泳いでみた。
海水は評判通り、透通っていて美しい。
ただ、岩についている海藻の陰で、上からみると所々、茶色に見える箇所があるのが、ちょっと惜しい。
でもでも、
「本当にこんなに綺麗な海が東京にあるんだねーー。」と息子Ｂはただただ関心していた。
お魚もいっぱいいたよ。
いわゆる熱帯魚というよりも、食べれる魚っぽかったけれどｗ
いや、うちとしてはそれが良いのだがｗ

沢尻湾 自然・景勝地

キャンプ場から徒歩で１５分ぐらい。
途中、トンネルがある。
丁度、夕日が落ちる時間で、トルネル越しに向こう側が黄金に輝くのが見えた。
いつものごとく、うちのコンデジ君では、
キラキラの海と岩と夕日のシルエットは写っていなかったけれど、それはそれは綺麗だった。
この一瞬が見れただけで、「神津島に来て本当に良かった。」とすっかり満足してしまう程。

トンネルを抜けるとそこに外洋に面した温泉施設がある。

・・・・・・思いっきり逆光・・・・。

沢尻湾 自然・景勝地

施設の外に無料の足湯もある。

神津島温泉保養センター 温泉

夏期は露天風呂が水着着用で混浴になるので、家族全員で仲良く入浴。
雲に邪魔されて夕日が水面に溶ける瞬間は見れなかったけれど、
絶好の夕日鑑賞スポットらしいので、是非行くべし。
ちゅうか、他にあまり観光施設がないので、神津島に来たならば、ほぼ皆様一度は訪れるスポットかとｗ

＜「神津島温泉保養センター」については、口コミで。＞

神津島温泉保養センター 温泉

内湯でしっかりと汗を流して、夕飯は施設のレストランで。
真夏のバックパック・キャンプ。
食材を現地で買えても、保存出来まへん。
なので、釣果がなかった時は、最初から外食する予定だったのよー。

神津島温泉保養センター 温泉

私と息子Ａは「漬け丼」、夫は「島天丼（海老と魚と明日葉等の天ぷら）」。

神津島温泉保養センター 温泉

おいしゅうございました。
息子Ｂはとんかつだったので、画像に収めなかった。

神津島温泉保養センター 温泉

子供たちはデザートに「明日葉アイス」と「パッションフルーツ・アイス」
パッションフルーツは神津島の特産品。
島の至るところで購入できる。＠３００円ぐらいだったかな～。
アイスは、＠４５０円だったかな？
パッションフルーツはすごく美味しかったお勧めッス。

食後、閉館の２１時のちょっと前までエアコンの効いた部屋で休ませて頂き、
またぼちぼち歩いてキャンプ場まで戻った。
テントの中は、あぢーーーーー。
海風はいづこ？と思いながら、波の音を子守唄に眠りについた。

神津島温泉保養センター 温泉