今年も、夏休みがもらえ、フランス南部の都市トゥールーズへ。フランスの地方都市としては大きく、日本でも比較的知られた街ではありますが、交通の便が今ひとつ。今回、初めて訪問することになりました。今回の旅行も食べて飲んで歩いて観て、といういつものパターンです。ただ、2つの目標、エアバスの工場見学と肉を食べる、これが今回の目標。お時間、ご興味のある方、お読みいただけると幸いです。<br /><br />まずは、出発からフランス入り、トゥールーズでの初日までを書かせていただきます。

お盆休みはToulouseへ（１）

24いいね！

2017/08/11 - 2017/08/13

44位(同エリア218件中)

エリア

トゥールーズ(フランス)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.0

ホテル: 4.0

グルメ: 4.5

ショッピング: 4.0

交通: 4.5

同行者: 一人旅

交通手段: 鉄道徒歩

航空会社: キャセイパシフィック航空

旅行の手配内容: 個別手配

では出発！今回は羽田空港から。キャセイパシフィック航空で香港経由、パリのシャルルドゴール空港へむかいます。いつもながら繁忙期の休暇、羽田空港の国際線ターミナルも海外へ向かわれる皆さんで混雑しております。
チェックイン後、キャセイのラウンジに入ります。空いているようですが、私が入った直後に、ほぼ満席となりました。キャセイのラウンジの特色は、アルコールと麺類は、カウンターでオーダーすること。飲み過ぎにならなくて、良いです。
お昼を食べていなかったので、鶏とザーサイの麺を食べました。ほどよい量と濃い目の味。出発前の軽食としてはお勧めです。
アルコールも少々。一人旅ではありますが、まずは無事を祈って乾杯。
今回の往復の行程、結構時間がかかります。香港経由、早朝パリ着、モンパルナス駅からTGVでトゥールーズまで。
今回は、ビジネスクラスを利用。ヘリボーン式の座席は、導入されてから随分たちますが、使い勝手がよく、フルフラットのビジネスクラスのシートが一般的になった今も、他社と比べても遜色ありません。今回の機材はボーイング777でしたが、就航が始まったエアバスA350でも同じデザインの座席が踏襲されるようです。
機内食を食べ、お酒をいただき、映画などをみていると、あっという間に香港です。旅はまだ始まったばかり。ここからが長い。
今回は、今まで何回か利用した、深夜香港発、早朝パリ着の便。香港の待ち時間に睡魔が襲います。一人旅だと、乗り遅れないか心配になるのですが、今回もなんとか無事に乗り継げました。深夜にも関わらず、香港のラウンジも一杯です。
23時台から翌1時頃まで、欧州便がバンバン出発していきます。
香港空港での各都市の漢字表記。殆ど読めません。日本も第二次対戦前後までは、すべての海外の国名や都市名に漢字を当てることは普通に行われていました。みなさんも御存知の通り、その名残が仏国とか米国、という使い方に残っているわけです。単にアルファベットを日本語にするだけでなく、漢字一文字で略称できることは、電報など字数を増やすとコストがかかる分野では重宝されていたそうです。
パリまで運んでくれる飛行機です。羽田～香港間と同じ777です。
西ヨーロッパに入り、徐々に高度が下がってきましたが、厚い雲に覆われています。私は、飛行機で寝るのが全く不得意で、今回も３時間ほどしか眠れませんでした。まだまだ移動が続くので、寝不足はよろしくないのですが。
無事、パリに到着しました。で、ド・ゴール空港の鉄道駅構内。ここから、RERでパリのモンパルナス駅まで移動です、というところで小さなトラブル発生です。
8月は、パリ市民の多くが夏休みに入るので、公共交通機関で工事が行われ、一部運休、ということがままあります。到着した日も、ドゴール空港からパリへの大動脈であるRERのB線で工事が入りました。
途中駅から振替のバス移動です。
スムースに移動できたのもここまで。鉄道に再び乗るのですが、本数が少なく激混み。東京の朝のラッシュ並みです。東京の朝のラッシュ並みなので、荷物がなければ我慢できるのですが、旅行者にとっては大変。。。ドゴール空港からバスでモンパルナス駅に直行、いやいや空路トゥールーズ入りにすればよかったと、今思っても遅いのでした。まあ大丈夫だろうとたかをくくっていたのが裏目に出ました。

まだ、早朝、今日中にトゥルーズに着けばいいので、時間に余裕があるのは幸いです。
ということで、やっとのことでモンパルナス駅に到着。結構待ち時間があるのですが、乗ってしまえばトゥールーズへGO。
TGVは2階建てタイプ、新し目の車両です。
１等ですが、座席も新しいタイプ。電源に加えてUSBの電源が各席にあります。TGVは、料金は安いのですが、座席は、特に前後が日本の新幹線ほど広くなく、１等でも「のぞみ」の普通席程度、これはこの新型車両でも変わっていません。一人席を選択できるのはいいのですけど。
昼食は、駅で買ったサンドイッチを車内で。日本でもおなじみのPaulですが、お値段高め、ですよね～。
なんだかんだで、やっとのことでパリを出発。
曇天のパリから、南に行くほど天気も良くなり、日差しも明るくなってきました。
ホテル到着。今回はAccorグループのアパートホテルAdajio。プライベートではよく使うブランドです。小奇麗で使い勝手も良い部屋です。
５泊するので、奮発してベッドルームが別に設けられている部屋にしました。ただ、ソファーベッド、１室のスタジオタイプとお値段はさほど変わりません。２割増しくらいでしょうか。
部屋の窓から旧市街が見渡せます。
夕方16時過ぎに到着、一服したらレストランで夕食、と思っていたのですが、疲れもあって、そばのスーパーで、生ハムとかチーズとか、ワインとか、買いまして、部屋で食事、ということに相成りました。右手の紙パックはガスパチョ（スペインの野菜スープ）です。こえは便利。冷えてるのを買ってきて器に注ぐだけ、予想以上に美味しい。
ということで初日終了。窓からの夕日が綺麗（写真にするとそれほどでもないか）。緯度が高い街、そして夏時間ということもあって、夕焼けも9時過ぎです。
翌日も快晴の朝。今日は気温30度超えの予報。まだまだ旅は始まったばかりです。