日本から一番近いヨーロッパ　その１

2017/07/02 - 2017/07/05

今年２月、突然「今年の夏は海外に行きたい！」と思い立ちいろいろな旅行サイトをめぐっていました。
ヨーロッパに行きたいけどそこまで時間がない。
人があまり行かないところがいい・・などと考えて出た場所が、「ウラジオストク」でした。

幼少期港町で育ったので、ウラジオストクやナホトカのことはよく聞いていたし、何といっても日本から２時間ほどで着くのが魅力的でここに決めました。

行程は
7/1自宅→伊丹空港
7/2伊丹空港→成田空港→ウラジオストク空港→Tigre De Cristal泊
7/3Tigre De Cristal→プリモリエホテルおよび市内観光
7/4終日市内観光
7/5プリモリエホテル→ウラジオストク空港→関西国際空港

２年ぶりの海外で、しかも英語が通じないといわれるロシア。
でも結果としてどのロシア人も優しく、そして極東ロシア人にとって日本人は東アジアの人々の中で
一番尊重されているんだなと実感した旅となりました。

エリア ウラジオストック(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: S7航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

実は成田は初めてでして・・・。
いつもは関空を利用しているのでちょっとドキドキ。

ついにやってきました！
ウラジオストクからきてそのまま折り返し飛行です。

成田から乗る飛行機はS'航空のA320です。
ちょっとピトー管のあたりが汚れていますが、鮮やかなグリーンで中々かわいらしい飛行機です。
搭乗口付近は初め私一人しかいませんでしたが、このころにはかなりの人が待っていました。

成田空港第2ターミナル 空港

いよいよ離陸！

噂の機内食。

噂通りかなりパサパサしたサンドイッチでしたが、おいしいと感じたのは私だけでしょうか・・・？

ナプキンが赤色というのもロシアを感じさせます。

ウラジオストック国際空港 (VVO) 空港

飛行中、北がミサイルでも売ってくるんじゃないかと不安でしたが、問題ありませんでした。

ウラジオストク空港到着。

空港にホテルからの迎えが来てくれていたようですが、なぜか断ってしまっていたようです。（空港ロビーで名前を呼んでくれた人がいたのですが、その時は名前を呼ばれた気がせず、通り過ぎ撃てしばらくしてから気づき、振り返った時には時すでに遅し）

仕方なく一度外に出てみた時に撮った写真です。
この後、ロビーのタクシーカウンターに行こうとしたら、出てきたところから中に入れず焦りました。
入るときは写真奥にある入り口から入るようで、そこには手荷物検査及びパスポートチェックなどセキュリティーチェックがありました。
不安になりながらもその列に並び再び中へ。

タクシーカウンターで、タクシーのナンバーを書いた紙をもらい、再び外へ。
タクシー運転手がたむろしているところへ行き紙を見せると陽気なおじさんが「自分の車だよ。乗って乗って」みたいな感じで車に乗せられました。

この運転手の方は運転中もかなり陽気な感じで、片言ながら英語も話せました。色々話しているとなんと20年ほど前に私の故郷の境港に船員としていったことがあり、パチンコで負けたそうです。
何とも楽しい車中でしたが、車のスピードメーターはすごいことになっていました。150ｋｍオーバーです。（それでも抜かれていましたが・・・）

そんな感じでホテルには20分もかからず到着。

ウラジオストック国際空港 (VVO) 空港

1日目の宿泊先は「ティグレデクリスタル」

一番初めにプリモリエ・エンターテイメントゾーンに作られたカジノ付きホテル。

ここでちょっとトラブル。
タクシーの運転手ですら英語が通じるのだから、と意気揚々と中央御入口に入るとそこでセキュリティーチェック。
しかしなぜか止められました。

意味が分からず、セキュリティーのおばちゃんに英語で聞いても「ＮＯ！ＥＮＧＬＩＳＨ」

・・・・やばい。

いったん外に出てひと呼吸。

そうだ！俺にはロシア語の本があった！

再び入り口に戻るとおばちゃんが「また来たか」というような顔をしていたが、私が本の「レセプションはどこ？」の部分を見せると「あっちだ」と言わんばかりの態度で指をさしてくれました。

フロントは英語ペラペラで問題ありませんでしたが、ボディーガードの方や受付のおばちゃんクラスは全く理解できないようでした。

フロントでティグレデクリスタルのプリヴィレッジカードを作ってもらい、チェックイン。

カジノは中国人がいっぱいだろうから夜中に行こうと決め、部屋に入りました。

部屋を見て呆然。

予約したのはデラックスキングだったはず。
だけどこの部屋はジュニアスウィート。

しかもウェルカムフルーツ2人分+ワインのボトルが1本。
トイレも2つ・・・

あとから追加料金が請求されるのでは・・・とも思いましたがここは前向きに考え、フルーツをおいしくいただきました！

バスルーム

バスタブもあります。
水は黄色いけど。

ウェルカムフルーツ＆ワイン

中々スタイリッシュなトイレです。

クローゼット

もう一つのトイレ

もう一つのトイレの手洗い。

一人には広すぎたかな？

至る所にこのような絵があります。

外はあいにくの小雨。

かすかにウスリースキー湾が見えます。

ルームサービスで頼んだサンドイッチ。
確か800ルーブルほどだったと思いますが、食べきれませんでした。