2016/09/22 - 2016/09/23
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RAINDANCEさん
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大分県中北部、別府市内に点在する別府温泉郷のうち、別府八湯のひとつである鉄輪温泉を訪れました。鉄輪温泉は、別府の源泉と地獄めぐりの大半を擁する、別府...いや大分...いや日本...いや、きっと世界を代表する温泉地です。
★鉄輪温泉の、地獄オーベルジュ古民家宿で、歴史と温泉と美味しいイタリアンを味わう。
★そして、もちろん地獄めぐり。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎せいろ蒸し
◎とり天
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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9月の連休に大分旅行を敢行。羽田空港は雨...ですが、大分に着く頃には雨は上がるはず。
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大分空港に着きました。良かった!雨はあがってくれています。
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熊本地震があった後だけに観光客は減っており、空港でも観光の盛り上げ中。
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なんと空港に足湯。さすが温泉県。
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予約していたレンタカーの空港窓口に行き、レンタカー会社のマイクロバスで近くの営業所へ。車はホンダのFITでした。
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大分空港から別府方面へ。南西へ約30km弱といったところ。
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鉄輪温泉に到着。
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鉄輪温泉は、別府市街の北西部に位置し、湯けむりの立ち上る湯治の雰囲気を残す温泉街で、国の重要文化的景観に選定されてるのだとか。確かに、あちこちに湯けむり。
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で、この日お世話になるのがこの宿「柳屋」さん。(翌日の朝撮影)
古民家の宿です。 -
フロント。
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浴衣。
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ラウンジというか共同スペースも、元は明治の古民家だったという雰囲気を醸し出してます。
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客室。
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リノベーションされていて、快適かつ良い雰囲気です。
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洗面所とトイレは共同。
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湯治の長期滞在のための台所。
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かつ、宿泊客が地獄蒸しを調理できる地獄釜が備えられてます。
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さて、チェックイン後にさっそく楽しみにしていた温泉へ。
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近くの源泉から湧きあがるナトリウム塩化物泉が素晴らしいメタケイ酸豊富な美肌の湯。もちろん、源泉100%掛け流しです。
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ほぼ貸切状態で手足を伸ばしてゆっくりと...はぁ、至福...
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女湯には露天風呂があったそうです。(男湯には無し)
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温泉の後は、これもお待ちかねのディナー、宿のレストラン「Otto e Sette Oita」にて。
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ここでしか味わえないという創作イタリアン「地獄イタリアン」に備えて、アブルッツォ産モンテプルチアーノ種のロッソ(ミディアムボディ)をオーダー。
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プレリュード。4種盛りと思いきや...
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引き出しからもう2種。のっけから、楽しませてくれます。
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マルゲリータ。
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坊ちゃんかぼちゃと温泉水を使ったスープ。
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大分産の米粉と塩麹を使い、来店してから生地から作った焼きたてパン。
少し冷めてから、塩麹の甘みを感じます。 -
大分臼杵地方のの郷土料理をイタリアン風に仕上げた「きらすまめし」。
イサキに、おから、パセリ、竹炭、オリーブオイルの粒を添えて。 -
温泉水で湯がいた空芯菜と、鰯のオイルサーディンを使ったイカスミパスタ。トッピングにアーモンドとガーリックのチップ。
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卵とチーズを練りこんだパン。熱々でした。
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「糀 地獄釜」。サワラ、イカスミ、竹炭、ピーマンソース、豆のピューレを使った地獄蒸し。
器は、大分を中心に活動している陶芸作家の橋本尚美さんの作品とのこと。 -
カモミールシャーベット。
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大分九重の山下牧場の黒毛和牛ステーキ。
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梨のタルトタタン、バニラアイス。
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カフェ。
いやー!美味しいだけでなく、楽しい食事でした。ごちそうさま。 -
中庭のテラス。地獄釜の横にあるので、そこで調理したものをここで食べられます。
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翌朝は、旅館にくっついている「サリーガーデン」にて。と言いますか、この「柳屋」自体が、大分で人気のケーキ屋さんであるサリーガーデンが「旅乃宿サカエ屋」を受け継いで、「サリーガーデンの宿 柳屋」です。
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座って待っていると、このようなせいろ蒸しのセットが届きます。美味し!
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コスパを含め、久しぶりに「良い宿だったね~」と二人で顔を見合わせる宿でした。
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さて、チェックアウト後、鉄輪の温泉街をぶらり。
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古そうな旅館。
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柳屋さんが面する鉄輪銀座通りから「いでゆ坂」に出ます。こちらは外湯「地獄原温泉」。
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「ヤング劇場」。
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あちこちに湯煙の煙突。
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こちらは「渋の湯組合温泉」。
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その目の前に「渋の湯ポケットパーク」なる渋の湯広場。
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そのすぐ近くにあるのが「むし湯ポケットパーク」
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「一遍湯かけ上人」に湯をかけて...
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野口雨情の歌碑。
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広場の奥に構えるのが鉄輪むし湯。
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一遍上人開祖の歴史ある共同浴場で、鉄輪の中心的外湯だそう。
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無料の足湯(足蒸し)もあります。
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こちらは「温泉山永福寺」。
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「いでゆ坂ポケットパーク」の足蒸し。
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地獄蒸し料理が体験できる「地獄蒸し工房」。
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その隣の外湯「上人湯」。
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...と言う様に、これぞ温泉街と言う風情ある「いでゆ坂」。
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さて、ここからは「みゆき坂」、いよいよ名物の「地獄めぐり」の始まりです。
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あまりにも有名な”地獄めぐり”、巷に情報は溢れていますので、ここからは簡単にご紹介。
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「海地獄」。
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数ある地獄の中でも人気の高い地獄です。
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白濁コバルトが海を思わせます。
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温泉たまご。
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神社もあります。
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温泉を利用した温室でオオオニバスが栽培されてました。
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温室の横に、赤い地獄もありました。
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「山地獄」へ。
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地獄はこれだけです。
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あとは、ミニ動物園と植物園。
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次に向かったのは「鬼石坊主地獄」。
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あちこちに坊主が頭を出しています。
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噴煙も。
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こちらは「かまど地獄」。
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ここは、海地獄のような青い池に...
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坊主...
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澄んだ温泉...
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赤い温泉...と、バラエティ豊か。
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ここの名物は、煙草の煙を水面に吹きかけると、水蒸気がくっつき雲になる実演。
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次は「鬼山地獄」。
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こちらは、100℃近い泉温。
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なんと、大正時代からワニを飼ってるそうです。
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そしてこちらは「白池地獄」。
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その名の通り、白い地獄です。
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ここには、ピラニアなどの淡水熱帯魚。
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地獄めぐりの合間に、「別府湯けむり」展望台へ。
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湯煙が立ちのぼる鉄輪温泉街と、背後に鶴見岳や扇山といった連山。いい眺めです。
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地獄めぐり再開、「血の池地獄」にやってきました。
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日本で一番古い天然の地獄なのだそうです。酸化鉄等を含んだ赤い熱泥が噴出してこの様になるのだとか。
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さらに「龍巻地獄」へ。
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ここは間欠泉です。蓋で止められてますが、これが無ければ30mほどは吹き上がるのだとか。
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もひとつ、「坊主地獄」。
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あちこちに坊主が沢山いる地獄です。
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中世に泥火山が爆発し、寺を吹っ飛ばしてこの地獄と化したのだとか。
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昭和になって爆発した穴もありました。
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そして最後は「明礬地獄」。
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1666年(寛文6年)に、日本で初めてここで明礬を採取し始めたそうです。 入場料は、向かいの「岡本屋」で払います。
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これが全国一般的に見る「地獄」の風景ですね。
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湯の花が採取される「湯の花小屋」が見えます。
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「明礬橋」、東洋一のコンクリートアーチ橋なんですね。
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向かいの「岡本屋」へ。小腹が空いたので軽く昼食といきましょう。
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温泉たまご。
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大分名物「とり天」は別府が発祥だそうですね。温玉うどんと共に。
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さすが温泉県大分の別府、日本一&世界二位の湧出量と多彩な泉質は圧巻です。極楽の様な地獄でした。
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