2017年夏パリへの道～２～

2017/07/29 - 2017/08/05

思い立ったが吉日。
急遽、航空券と宿がとれたのでまだ行ったことのないパリへ行くことにしました。
今回はどれだけ美術館に行けるかを目標にミュージアム・パスを最大限活用してまわります。

今回はフランスと言えばベルばら！
ということで１日かけてヴェルサイユ宮殿に行ってまいりました。

エリア ヴェルサイユ(フランス)

2日目の朝、快晴に恵まれ気分の良いスタートです(^_^)

まずは宿の近くの国鉄サン・ラザール駅に移動。
ヴェルサイユ宮殿までの行き方は概ね３パターンありますが、到着した頃はよく使われるRERCルートが通行止めになっていて使えませんでした。
ただ、RERルートは元々使う予定がなかったのと、もう1つのモンパルナスルートはそこまでの移動が面倒ということでなしに。
というわけで、サン・ラザール駅からヴェルサイユ・リヴ・ドロワ駅まで行って、そこから徒歩でヴェルサイユ宮殿に向かうことにしました。

サン・ラザール駅のターミナル。
ヨーロッパのターミナルはいるだけでワクワクします。
切符を窓口で購入し、電車を待ちます。
切符代は4.35ユーロでした。

30分以上の遅延表示が結局間に合い定刻出発でした。
この辺のアバウトさがヨーロッパ的で良いですね(笑)

車内はそれほど汚いと感じる程でもありません。
かといって凄く清潔な訳でも……(笑)。

さて、この時検札があり問題なく終わったのですが、何やら大事なことを忘れている気がします。
切符の裏を確認すると打刻がありません。
そう、サン・ラザール駅でし忘れていました。
ヨーロッパを旅行されたことのある方はご存じだと思いますが、ヨーロッパの多くの駅は日本のような改札がなく、したがってその気になれば無賃乗車し放題ですが、定期的にある検札にバレると切符代どころではない罰金を払わされます。

これは打刻が無くても同様で(無打刻の切符でキセルが出来てしまうから)、今回スルーされたのは奇跡のような出来事です(;´д｀)
※ただ、ヴェルサイユ・リヴ・ドロワ駅には日本式改札(デザインはまったく違います)があったので、切符の金額と目的地を見てスルーしてくれた可能性も？
いずれにせよ運が良かったようです。

車窓からの眺め。
パリから15分もするとのどかな景色が広がり落ち着きます。

ヴェルサイユ・リヴ・ドロワ駅に到着しました。
日曜ということもあり少し閑散としていますが、明らかにヴェルサイユ宮殿に向かう人が多数でしたのでついていくことに(笑)

日曜にヴェルサイユに来た理由のひとつがこれ！
朝市です(^_^)
事前にやっているという情報を得ていたので、やって来ました。
周辺農家や酪農家の朝採れ野菜や新鮮チーズもたくさんあり雰囲気は最高です。
お客さんも、観光客も多いですが地元の人が中心でフランスの生活の一部を見れた気がしました。

こういうのはご愛嬌(笑)

ヴェルサイユ宮殿にも行かないといけないので、お土産もほどほどに市場をあとにしました。

15分ほど歩いてヴェルサイユ宮殿に到着しました！

既に遠くからでも分かる物凄い人通りです(;´д｀)

比較的人の少ないところを撮ってもこの有り様。

このあとおよそ1時間半ほどかかって入場しました。
夏休み期間など観光客の多い時期はこのぐらいは最低並ばなければならないようです。
なので、じっくり楽しみたい方は朝一から行かれることをオススメします。

宮殿正面

ルイ14世の肖像画

山羊と猿？(笑)
なかなかの躍動感に思わず1枚撮りました。

豪華な家具と部屋の数々。

天井画も素晴らしい。
こんなのが何十部屋もあり、フランス王朝の本気が垣間見れます。

礼拝堂

有名な鏡の間。

確かカエサル像か何かだったと思いますが、どことなく竹内力似です(笑)

有名な鏡の間よりも大きい部屋が実はこの戦争の間です。
フランス史の有名な戦いの絵を飾っている部屋で大キャンバスの絵画が数多く並べられ圧巻でした。

宮殿裏の広大な庭園。
今回はタイムアップの為残念ながら行きませんでした。

帰る前にもう1枚。

空は明るいですが、この時点で19時半です。
パリの夏は21時半ごろまで明るいので、何だか感覚が狂います。


たっぷりヴェルサイユを満喫しましたが、それでもあまりにも規模が大きく庭園や大トリアノン、小トリアノンなど全部はまわれませんでした。
次回来た際にリベンジしたいと思います。
というわけで以上、ヴェルサイユ編でした！