オヤジ、長者パスで香港を堪能しました。No ４

2017/07/04 - 2017/07/08

旅行４日目

今日も曇りです。既にシンフォニー ・オブ・ライツも見たし、１００＄の夜景も見たので、今日は尖沙咀地区で香港グルメを堪能したいと思います。

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
• 航空会社: ピーチ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日も頑張って香港を満喫するぞ～。

朝の花園街。屋台も開店準備中です。

ミニ赤バスも通勤客を乗せて出発待ちです。ミニ赤バスは満車になったら出発するみたいです。

で、屋台街の一角に「奇趣餅家」発見。

昔ながらの駄菓子屋さんらしいです。「二度目の香港」と言う番組で俳優の細田善彦が小豆餡入り餅を美味しそうに食べてました。

奇趣餅家 専門店

商品を見るとパンばかりです。朝なので当然パンなんでしょうね。とりあえずオヤジは見るだけ。

先ずは粥街を通り……

朝食を食べに「花園街街熱食中心」にやって来ました。要は市場です。

フロアー案内を見ると、ちょつと変わってますね。

１階をG(グランド)、２階を１階、３階は３階と表記してます。要は２階と言う言葉がありません。イギリス植民地時代の名残とか。

１階は案内版どおり魚介類を売ってます。

魚の種類が多くどれも新鮮ですね。

浅い発砲スチロールの中で魚がピチピチ跳ねてます。日本の寿司屋のいけすの魚より元気です。

こちらの蟹も美味しそうです。

で、１階(実質２階)は八百屋さん。

野菜は常温で並べているのに生き生きとしてます。

で……目的の３階「妹記生滾粥品」に着きました。お粥が美味しいと有名です。

妹記生滾粥品 中華

時刻が０９:００過ぎなのでお客も疎らです。
オヤジはそこを狙って来たのですが。

で……壁をみるとメニューに日本語が書いてます。

オヤジ嬉しいですが、こんな場所に年間何人の日本人が来るのでしょうかね。本当に香港は日本人に優しい街です。

で、注文したのが牛肉の入ったお粥(＄３６)。

味は人気があるだけに優しい味で美味しいです。ただ量が多過ぎます。お腹タップン、タップンです。ただ、店員さんが凄く親切で、オヤジが日本人と分かると更に親切にしてくれたので☆☆☆です。

次はお腹も一杯になったのでコーヒータイム。

市場前の花園街を南下すると見えて来ました。地味な入口ですがスターバックスです。

スターバックスコーヒー (モンコック サイイー店) カフェ

２階(香港流に言うならば１階)に上がる階段の壁にはこんな漢字が書いてあります。

カウンター周りも少しレトロ。

壁はこん風。

香港のオールディーズな年代の雰囲気を意識したテーマショップだとか。 ただ、この時間帯は客が少なく、もっと中華風の３階はクローズとなっていたのが残念です。

確かに他のスターバックス店とは一味違いますね。

で……スタバを後にして、

ここが有名な「奇華餅家」

動物(パンダやペンギン)の形をしたクッキーが評判です。

奇華餅家 (モンコック アーガイル ストリート店) 専門店

パンダ、可愛いですね。日本人観光客の多くが買っていくとか。

で、旺角駅のE1出入り口を入ろうとすると……

ランガム・プレイス(ショツピング・センター)の玄関にスパイダーマンが。何でスパイダーマンなんですかね？。

ランガム プレイス (朗豪坊) ショッピングセンター

で、時間があるので、MTR「尖沙咀駅」に移動して漆成道南路を北上し、「香港歴史博物館」を目指します。

場所は大きな広場の入口にサークル状のユニークな陸橋があるので、すぐ分かりました。

ここがその入口。
同じ敷地に香港科学館があり、そちらは小学校の団体さんで賑わってます。

香港歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

入ると直ぐに半円形のスクリーンがあり、香港(中国)の歴史を紹介してます。

オヤジの写真は静止画像ですが、実際は中の人物が個々に動き、躍動感溢れるシーンとなってます。日本のテレビでも、平安時代の絵巻物の中の人が生きてるように動くCMがありますよね。アレと同じです。

この方は清の第四代皇帝の「康熙帝」だそうです。

こちらの方はどなたか知りませんが、「彼は３５人の息子がいた……」

なので「１００人以上の孫がいた」との説明。オヤジ足が止まってしまいました。

本人は、そんな事を３００年後に公言されるとは思ってもなかったでしょうね。

これは展示品。何の箱と思いますか…

正解は打楽器。

こちらがレプリカ。四隅を棒のような物で叩きます。３ヶ所の板を叩くと丸い穴から音が響いて出ます。楽器＋スビーカー的な物ですかね。本物は値段が付けられないお宝とか。

こちらも楽器。

鉄の板がハンガーのように吊されてます。使い方は……

これもハンマーのような物で叩いて音を出します。同じ板でも叩く場所によって音程が変わるのでキーボードとして使えますね。

こちらも楽器。虎の背中に板が並んでます。

こちらがレプリカ

使い方は、背中の板をササラ(竹の先を細かく割った物)のような物で撫でて音を出します。でもガリガリとしかなりません。どんな時に使ったんですかね。

こちらは本物の太鼓。職人さんが最高レベルの技術を駆使して作った芸術品ですね。

こちらも見ての通りの吊された鐘を叩く楽器。 まぁ、カリオンですかね。
純金かな？。目映いばかりです。

こちらはオヤジもよく分かりませんが笛みたいです。
ペルー音楽を奏でるサンポーニアみたいなものですかね。

外に出ると小学校の集団と遭遇。 香港科学館に行ってたみたいです。
で……オヤジはまたトコトコ歩いて……

MRT「尖沙咀駅」前に移動。

そして加連威老道にある「飲茶」(Yum Cha)の店を探しましたがなかなか見つかりません。ウロウロしてると雨が降ってきたので、近くのビルのひさしを借りて雨宿りをしてると……そのビルの柱にアレ、こんな写真が貼ってあります。

でもこのビルの看板には「瑞生尖沙咀酒店」と書いてます。

ヤムチャ (YUM CHA) 地元の料理

でも「飲茶」のメニューが貼ってあるので奥に入って行くと、エレベータに「３階飲茶」と書いてありました。

と言うことで、何とか「Yum Oha」にたどり着きました。

ガイドブックに大きく載ってるし、日本のテレビでも何度も取り上げているので、近くに行けば簡単に見つかると思ってたオヤジが甘かったです。個人で行くには、ちょつと見つけにくい店です。

ちなみに、NHK BSプレミアム「チョイ住みin香港」で、南明奈×はあちゅうがここを訪れ、小鳥の飲茶を食べて「インスタにUPしよう」なんて言ってました。

ガイドブックでは、何時も大行列が絶えない店として紹介してましたが、今日は平日の１３時頃なので、ガラガラ状態です。

で、テーブルはこんな風にセットされてます。

南明奈がこの取り皿をみて「金魚が泳いでいる。可愛い」なんてハシャイでました。

で注文が出てきました。

これは「hot custard buns」。(＄４９)いわゆるカスタードクリーム饅です。この店のアイコンみたいな商品ですが、商品開発者は宇宙人をイメージして作ったとか。可愛い顔をしてますね。 味はホットカスタードクリームがトロ～リと濃厚で美味しかったです。

こちらは「green tea custard molten bun」。(＄４９)いわゆる抹茶クリーム饅です。味は抹茶クリームが日本レベルで、それなりに美味しいです。

で、こちらは「doggy sasae rool」。(＄５９)いわゆるサラミ巻き饅です。
味はサラミがしょつぱすぎ。サラミの代わりにシャウエッセンのウィンナーが入ってればパリッと美味しいでしょうにね。

で……この店に来た者は必ずやるので、オヤジもやってみました。う～ん、不味そう。

で、お勘定は飲茶３品＄１５７に「お茶代＄１６＋サービス料＄１７.３」が加わり、合計＄１９０.３でした。

で……その近くの堪富利士道で老婆餅を売っている「恒香」発見。

読売TVの「街かどトレジャー」で、芸人の増田が「老婆餅」と言う名称に興味を持ち、店主に老婆餅の言われを聞いたところ、店主が「むかし貧しい夫が妻を身売りさせ、このお餅を売って儲けたお金で妻を買い戻したことから老婆餅と言われるようななった」と説明してました。

で……増田が一つ買って食べたところ、餡がカスタード風だったので、「やはりね、老婆餅も進化してるんやね」と感想を言ってました。オヤジは台湾で食べたのでパス。

その三軒隣りが「potatoe corner」。

要はフライドポテト。トッピングがチーズ、バーベキュー、チリバーベキュー、サワークリームの４種類あり、アメリカやアジア、中東諸国など世界各地にお店を展開してるらしいです。増田が「辛～いけど美味しい」と言ってまし。

その右隣が「Mammy Pancake」(漢字で書くと文字化けするので英語表記)。要は夜店のベビーカステラ。増田が一口食べて道に落としたので、店主が無料で交換してました。味は「うーん、ベビーカステラや」とのこと。

で、また雨が……。
近くのショツピングセンターの軒下に入ると、アレ、「傘ぽん」だって。オヤジ笑いました。

雨も止みそうにないので、地下道に入ると不思議な椅子が。

オヤジも座ってみましたが座り心地満点。日本にあっても不思議ではないのですがね。グットデザインの椅子です。

次はMTR「佐敦駅」に移動して男人街へ。A出口を出て佐敦道を西に進むとシンボルの鳥居のような門があります。

で……屋台街を進んで行きましたが時刻が１５時なので、どの店も開店準備中。

雨も降っているので、店主も様子見してるみたいです。

なのでスイスイと進むと５分程で屋台街を抜けてしまいました。

でもね、男を対象にした屋台で売っている物と言えば、ニセ時計、ニセベルト、腕輪念珠にブリーフ(男性下着)……大した物ないですからね……オヤジどうでもいいです。

男人街を抜けた所にあるインパクトあるビル。
どちらかと言うとイギリスぽい色かもね。とにかく存在感のあるビルです。

そのビルの前の道を更に進むとこんな門がありました。天后廟の入口です。

天后廟 (油麻地) 寺院・教会

で、前に進むと天后廟。

なかなか立派な廟ですね。

あれ、カタカナで「ティンハウ廟」と書いてます。とにかく香港は親日ですね。あらゆる所に日本語が溢れてます

反面、不思議なのは韓国語がないことです。中国の田舎町では英語、日本語がなくても韓国語は絶対にあります。歴史的に当然かも知れません。香港は意外ですね。

で……廟内部は撮影禁止なので省略。オヤジは旅の安全を祈願しました。

で、天后廟を後にして更に男人街を進んで行くと、特段変わったこともないまま「MRT油麻地駅」に到着。

そこからMRT「深水歩駅」に移動し、B２出口から地上に出ます。

目の前が「坤記士」。昔ながらの駄菓子屋さんと言った店らしいです。ここでもBSの旅番組「二度目の香港・お小遣い３万円で充実旅」で、俳優の細田善彦がお餅のような物を食べてました。オヤジは食べてみたい物も無かったのでパスです。

で、ここは長沙湾道ですがもの凄い数の屋台です。この辺りでは屋台店舗が一般的なんですかね。

右を見てもこんな感じ。

ア、ここにもミシュランガイドで紹介されている「十八座狗仔粉」がありました。オヤジは既に食べたのでパスです。

暫く行くと、街両サイドの店舗の商品が全て玩具に変わりました。

どうやら玩具屋さん通りみたいです。何軒もありますが、それぞれの店が「ハイテク系」「ビニール系」「日本商品系」「ファンシー系」等それぞれ棲み分けているので、どの店舗も客入りがいいです。

で……オヤジ愕然。オヤジがフェリー乗り場で＄８０で買った２階建トラムがここでは＄５０でした。やはりねぇ。観光地料金があるんですね。残念。

で、気を取り直して目的の店を探していると、「甜入心」発見。

正面から見るとこんな感じ。

この店もテレビで紹介してました。メニューにインパクトあるスイーツがあるので、甘党のオヤジとしては外せない店です。

店内の様子。オシャレですね。

時刻は１６時。オヤジはどんな店も混雑を避けます。でないと若い人と相席でスイーツを食べる勇気がありませんからね。

同じく壁のメニユー。

こちらはヤカンに入ったシャーベット。

こちらはココナッの器に入った白玉団子。

で……オヤジが注文した「西瓜中豆花３０」。
西瓜をくり抜いた中にシェイクのような物を入れ、上にアイスクリームが載ってます。

アイスクリームを食べ、シェイクを食べ、最後に器の内側に残っている西瓜をスプーンでこそいで食べました。食べ応え十分で美味しかったです。

でもゲスなオヤジは、西瓜の真ん中の果肉がどこに行ったのかと不満に思うしだいです。

料金は＄４５。このメニューは台湾にもありますね。メロンバージョンが最高です。

続いて向かったのが「添好運點心専門店」

何軒かある支店の何処かがミッシェラン☆らしいです。オヤジは台北支店で食べ、あまりにも美味しかったので、本家の香港で是非とも食べたいと思いやって来ました。

添好運 (深水ホ店) 地元の料理

店舗正面はこんな感じ。

店内の様子。
ここも時刻が１７時と中途半端なので、席はガラガラです。

でオヤジかせ注文したのは晶瑩鮮蝦餃(エビ餃子＄２８)
これは飲茶の定番で、エビがプリプリなので文句なく美味しいです。

これは酥皮焗叉燒包(チャーシュー入りメロンパン＄２０)

味は中のチャーシューが酢つぱ過ぎ。台北のはもっと甘トロで美味しかったのですがね。

これは煎卵牛肉飯(牛丼の卵のせ＄２２)

味はタイ米のご飯に煮肉と目玉卵焼きを載せただけなので今一つ。オヤジは中華ちまきのような炊き込みご飯を期待したんですがねぇ。残念。

これは杞子桂花糕(クコの実入りゼリー＄１１)
オヤジ初めて食べたのですが、普通のゼリーで美味しいです。

お勘定はお茶代＄２を加えて合計＄８３。
旅行４日となると疲れも貯まってきたので、今日は早めにホテルに帰ってゆっくりしたいと思います。

で……オヤジは甘党で他にも甘い物を食べたのでここにまとめて載せておきます。

１軒目は「發記甜品」店。旺角の女人街にありました。

この店のいずれの支店でも、壁にこんなイラストが書いてあります。

メニューはこんな感じ。

オヤジが食べたかったのは、このドリアンをお餅のような物で巻いたもの(＄６１)。

オヤジ、海外でドリアンを沢山見ましたが、一人旅なのでどこでも買うことができません。なので人生初のドリアンです。味はスイーツに加工してるので、想像どうりネットリ甘いと言った感じで美味しいです。

飲み物は西瓜ジュース(＄２６) 。この西瓜ジュース、日本のと違ってコクがあり本当に美味しいです。

次は香港の主な地下鉄の駅前には必ずある「許留山」。

写真の店はMRT「尖沙咀駅」近くです。

食べたのは「芒の戀」(＄６１)。英語名はMango romance。

甘党のオヤジはマンゴ三昧で幸せ幸せです。

こちらは「楊枝金撈」(＄３５)。

このメニユーのポイントは、ザボンの果肉が入っていることです。プチプチの食感がたまりません。オヤジ一押しの一品です。

最後は「義順牛奶公司」。この店はMTR「金鐘湾駅」近くです。

店内はこんな感じ。時刻が１４時頃なのでおやつ代わりに沢山の人が牛乳プリンを食べてました。

で、オヤジが食べたのは「巧手薑汁燉鮮○垢」(＄３５)。

生姜風味の牛乳プリンです。店主にこれを注文すると「え？、ジンジャーOK？」と聞き返されました。オヤジはショウガが大好きですし、甘い牛乳プリンは日本でも食べられますからね。甘さの中にショウガがピリっと効いて美味しかったです。　続く。