2017/07/30 - 2017/08/01
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ペコちゃんさん
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じーじ・ばーばと孫の夏休みは、今年は軽井沢。
江戸時代には中山道の宿場町して栄えた軽井沢も、明治時代に入ると寂れますが、明治19年に訪れたカナダ人宣教師のアレクサンダー・クロフト・ショーは故郷のトロントと似ていると感じ、明治21年に古民家を改装した別荘を設けました・・これが避暑地・軽井沢のスタートです。
その年に信越本線の長野方面が開通して軽井沢駅が設けられ、明治26年には碓氷峠を越える区間も開通して、東京と直結。
その後、明治27年には軽井沢で最初の洋式ホテル「亀屋ホテル」(現在の万平ホテル)、明治32年には「軽井沢ホテル」、明治39年には「三笠ホテル」も開業して、宣教師・知識人・文化人の間で人気を博し、外国人から「山の軽井沢、湖の野尻湖、海の高山(宮城県松島近くの海水浴場)」と称され、「日本三大外国人避暑地」の1つに数えられるようになります。
当時、日本各地に住んでいた外国人にとって、外国人避暑地は年1回集まって情報交換をする場でもありました。
大正7年には、西武資本(堤康次郎)が開発に参入し、戦後は東急や三井不動産も開発に参入して、別荘地やリゾート施設が整備・拡大されてきた軽井沢です。
別荘を持つのはちょっと無理ですが、2泊3日の旅で軽井沢の夏を楽しんできました。
写真は「聖パウロカトリック教会」。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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<1日目>
8時に車で出発し、横河SAで休憩した後、10時半に軽井沢に到着。
矢ケ崎公園そばの駐車場に車を止めて、軽井沢の散策に出発。 -
矢ケ崎公園の池には・・・
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スイレンや・・・
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ユウスゲが夏を彩っています。
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ピンクの花が可愛いエゾミソハギ。
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矢ケ崎公園の一角にある「軽井沢大賀ホール」・・・ソニー名誉会長だった大賀典雄氏の寄贈で、2005年に開館しました。
ホール内のどの席へも音が均一に届くように、五角形の建物になっています。 -
主にクラシック音楽のコンサートが開かれますが、「若者が良質の音楽に安い価格で触れることができるように」との大賀氏の意向で、2階には立見席が設けられています。
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軽井沢は歯医者さんの建物もお洒落ですね。
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バルコニーが素敵な別荘。
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右の建物は「東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢」。
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雨上がりは緑が綺麗。
傘を杖代わりに(?)バーバと孫が歩きます。 -
キノコがイッパイ。
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花と緑に囲まれた「オテル・ドゥ軽井沢ヴァルト」・・・全8室の英国風プチホテルですが、ガーデニングが見事!
一度は泊まってみたいですね。 -
神秘的な雰囲気の「森のチャペル 軽井沢礼拝堂」。
「ホテル軽井沢エレガンス」の敷地内にあり、石とガラスと木を組み合わせた重厚感のある教会です。 -
こんな街路灯も雰囲気がありますね。
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軽井沢駅から続く軽井沢本通りに来ました。
電話ボックスも軽井沢チック! -
旧軽ロータリーに面した「楽焼陶画堂」。
素焼きの白いお皿やカップなどに、好きなように絵を描いたり色を塗るだけという簡単さで、気軽に焼き物が体験できます。 -
初めての人でも丁寧に教えてくれます。
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10分ほどで焼き上がるので、体験大好きな孫も挑戦。
選んだのは貯金箱・・・自宅でハムスターを飼っているので、迷わずハムスターのデザインに仕上げます。 -
店内には有名人の作品がズラリ。
右から、愛川欣也・うつみ宮土理・五木ひろし・・・ -
明石家さんま・鳩山由紀夫・松岡修造・・・
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相田翔子・野田聖子・羽鳥慎一・・・などなど。
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さすが、軽井沢。
旧軽銀座は、人・人・人・・・ -
楽焼は散策の終わりに受け取ることにして、「カレーのプーさん」で昼食。
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階段を上がり、2階の店内に入るとプーさんグッズがビッシリ。
マスターは、一見イカツイ感じでしたが、 ” 孫ちゃんとの旅行、一番楽しいよね ” など、話してみると優しい人でした。
でも、何で店名がプーさんなのでしょう? -
お勧めのハンバーグカレーを頂きました。
孫はあまり辛くない子供バージョンをチョイス。
ご馳走様でした、美味しかったです。 -
プーさんの店の向かいにある「はちひげおじさんの店」。
軽井沢の別荘地帯はアカシアの樹が多く、とてもよい蜂蜜がとれます。
はちひげおじさんの荻原養蜂園は軽井沢町追分にあり、軽井沢を中心に直営店を展開。
はちひげおじさんの耳のあたりを見ると、ミツバチに刺された跡が!
” 視神経が刺激されて、目に良いんですよ ” ・・・本当かな? -
軽井沢銀座商店会の一角にある「どんぐり共和国 軽井沢店」。
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店内には、「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「千と千尋の神隠し」「崖の上のポニョ」をはじめ最新作「コクリコ坂から」まで、スタジオジブリ作品のキャラクターグッズが豊富に並び、あれもこれも欲しくなります。
” 2学期に使うから ” と、孫はキャラクターの自由帳を買いました。嬉しそう・・・ -
明治39年創業の「土屋写真館」は、その昔は小林一茶も泊まった軽井沢宿の旅籠でした。
ここでは記念撮影も出来ますが、軽井沢の昔の写真が手に入る店として有名で、壁一面に古き良き時代のモノクロ写真が貼られ、皇族の方々の写真も沢山展示されています。 -
店の前の看板に「軽井沢 土屋写真館」「中山道」とありますが、この旧軽銀座通りは中山道だったので、参勤交代の時に大名達はこの前を通って江戸に行った訳です。
約530kmの中山道は、江戸の日本橋から板橋宿、高崎宿、軽井沢宿、下諏訪宿、木曽路、関ヶ原などを経て京都の三条大橋までの六十九次。 -
昨年7月にオープンした「バラクラ軽井沢店」・・・園芸研究家でファッションデザイナーのケイ山田のファッションブランド「バラ色の暮し」のブティックです。
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軽井沢の街を走る「赤バス」・・・万平ホテル~旧軽井沢を経由して旧中山道を登り、碓氷峠頂上近くの「見晴台」まで走行している季節限定の路線バス。
標高1,200mの「見晴台」からは、妙義山・浅間山・南アルプス・八ヶ岳など素晴らしい景色が一望できるそうです。 -
正面に見えるのは、創業400年の「つるや旅館」。
江戸時代初期に軽井沢宿の休泊茶屋として開業した「つるや」は、明治に入ると旅館業に転じ、日本風の建物のまま西洋の雰囲気を取り入れました。
大正時代には、芥川龍之介・室生犀星・堀辰雄ら多くの文人たちが宿泊し、執筆を行った旅館です。 -
浅間山が描かれたマンホールの蓋。
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つるや旅館の手前を右に入った所にある「ステンドグラス バロック」の軽井沢ギャラリー。
7月15日(土)~9月24日(日)の間、期間限定で営業しています。 -
ここには、ステンドグラス工芸家・臼井定一さんの作品が展示されています。(店内は撮影禁止のため、写真はHPより)
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ステンドグラス制作を始めて40年以上、今や日本の第一人者となった臼井さんの作品に目を見張ります。
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孫が「私もやったことがある」なんて話してしまったので、私がステンドグラスをやっていることがバレてしまいました・・・お恥ずかしい、レベルが違います。
「私のは趣味でやってる遊びですから」「ゆっくり、どうぞ」
良いものを見せて頂きました・・・アー、頑張らなくちゃ~! -
入り口に『表白山』『神宮寺』の石柱がある真言宗智山派の「神宮寺」・・・教会が多い軽井沢にも、お寺があるんですね。
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観光客があまり来ない、静かな境内です。
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推定400年の枝垂桜・・・昔から多くの文豪が愛でた大樹で、高さは約15m。
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立派な鐘楼。
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重厚な本堂。
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神宮寺は、碓氷峠にある熊野神社の別当寺でしたが、1662年に現在の地に移されたそうです。
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「聖パウロカトリック教会」・・・昭和10年に英国人のワード神父により設立された、軽井沢の歴史的建造物の一つです。
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傾斜の強い三角屋根と大きな尖塔が印象的。
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正面の壁に嵌め込まれたマリア像と、その下のガラス窓枠には白い十字架。
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教会を入った左側には、教会の設計者・レイモンドの奥さんが造ったといわれる彫像が建っています。
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教会の右側に建つ鐘塔。
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教会入り口の扉も十字架。
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中に入って後ろを振り返ると、入口の上には、1987年に設置されたパイプオルガン。
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厳粛な雰囲気に包まれた祭壇。
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ここで結婚式をあげるカップルも多く、西郷輝彦と辺見マリ、林隆三、森山加代子、吉田拓郎などの芸能人もここで挙式しました。
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祭壇の左側にある聖母マリア像。
この教会で50年あまり司祭を務めて、昨年帰国したカルロス神父の写真も飾られています。 -
軽井沢を歩いての散策も終わり、車でホテルに向かう途中、「白糸の滝」に立ち寄り。
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滝の下流も勢いよく水が流れ落ちています。
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緑の樹木が貯えた浅間山の地下水は、白糸の滝となって千曲川に注いでいます。
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白糸の滝は昭和初期に造られた人工の滝ですが、落差は3 m余り、幅は70 mにも及びます。
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常に、幾条もの清水が白糸のように流れ落ちる白糸の滝。
絹糸がしたたり落ちるかのような、本当に美しい滝です。 -
マイナスイオンたっぷり・・・心も洗われます。
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今日から2泊する「軽井沢倶楽部 ホテル軽井沢1130」に到着。
ここは軽井沢の北にある嬬恋村(北軽井沢)ですが、周りは軽井沢の中心地と同様、緑の中に多くの別荘があります。(写真は翌朝撮ったもの) -
ホテルの入り口。
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広々としたロビー。
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今回泊まった和洋室スイートルームの515号室。
部屋の広さは、何と81平方mもあります。
こちらは右側のツインベッドルーム。 -
左側の和室とリビング。
キッチンまでありました。 -
部屋も広いけど、建物も大きい!
515号室から外を見ると、中庭は大きな池になっており、噴水があります。 -
暗くなって池を見たら、イルミネーションが綺麗でした。
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早速、1階の室内プールでひと泳ぎ。
プール大好きな孫は、プール付きのホテルが夏の旅行の第一条件。
早速、潜ったり、泳いだり、大喜びです。
72歳のバーバと最後に競争しましたが、完全においていかれ、「嬉しくもあり、悲しくもあり」でした。 -
プールの後は、1階にある温泉へ。
この温泉は、浅間山の麓から湧き出る天然温泉「鬼押温泉」。 -
ナトリウム硫酸塩質の黄褐色の湯は、鉄分を含んでいるからでしょうか、茶色の温泉ですが、「美肌の湯」だそうです。
これは大浴場。 -
勿論、露天風呂もあります。
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そして、お楽しみの夕食バイキングは、1階のラウンジ「danro(だんろ)」で。
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先ほど部屋から見たイルミネーションが輝いています。
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焼きたてのハンバーグ・お寿司・とんこつラーメンなどなど・・・どれも美味しく、満腹になりました。
よく歩いて、泳いで、温泉で癒されて、軽井沢の一日目はハッピーな気分で終りました。
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