昨年行ったクロアチアなど旧ユーゴスラビアの旅がとてもよかったので、スロベニアを除く残りの旧ユーゴ諸国と謎の国アルバニア、それにブルガリアとルーマニアの旧東欧諸国を訪問し、ヨーロッパ最後の秘境たるバルカン半島の国々をひとまとめに訪問してきました。<br />ユーゴ紛争で「世界の敵」となってしまったセルビアのイメージはそれと全く異なり、人々は親切で真面目な人が多かったです。そのセルビアとは緊張関係にあるコソボも、観光で訪れる分には平和で落ち着いており、戦争の跡は大分薄れてきているようでした。そして90年代まで鎖国を続け、東欧革命後国を開いたアルバニアでは東洋人がほとんどおらず、異邦人気分を満喫することができました。また、マケドニアの首都スコピエでは、銅像群のあまりの多さに驚愕し、ブルガリアの首都ソフィアでは、物価の安さとお土産の充実ぶりに喜び、ルーマニアはブカレストの国民の館では、その大きさに辟易しました。さらに、中継地点となったUAEでは、躍進を遂げるドバイへ日帰り観光をして、その発展ぶりに目を瞠りました。<br />いつものように詰め込みの雁字搦め日程で、1か国あたり1日程度で回らねばならない強行軍ですが、前回同様レンタカーでの旅も交えるなどさらに充実した旅となりました。<br /><br />日程は以下の通りです。<br /><br />1日目（9/15）成田発 ⇒ アブダビ<br />2日目（9/16）⇒ ベオグラード市内観光<br />3日目（9/17）ベオグラード市内観光 ⇒ スコピエ 🚙 プリシュティナ市内観光<br />4日目（9/18）🚙 ティラナ市内観光<br />5日目（9/19）🚙 オフリド 🚙 スコピエ市内観光<br />6日目（9/20）スコピエ市内観光 🚌 ソフィア<br />7日目（9/21）ソフィア市内観光 ⇒ ブカレスト<br />8日目（9/22）ブカレスト市内観光 ⇒ ベオグラード<br />9日目（9/23）⇒ アブダビ　ドバイ市内観光アブダビ ⇒ 成田<br />10日目（9/24）成田到着日<br /><br />今回は６日目⑦です。<br />

ヨーロッパ最後の秘境バルカン半島攻略！旧東欧諸国&砂漠の宝石ドバイの旅：セルビア・コソボ・アルバニア・マケドニア・ブルガリア・ルーマニア・アラブ首長国連邦旅行【４１】（2016年秋６日目⑦ バスに揺られてブルガリア）

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2016/09/20 - 2016/09/20

1位(同エリア95件中)

#鉄道・バス

とーりさん

昨年行ったクロアチアなど旧ユーゴスラビアの旅がとてもよかったので、スロベニアを除く残りの旧ユーゴ諸国と謎の国アルバニア、それにブルガリアとルーマニアの旧東欧諸国を訪問し、ヨーロッパ最後の秘境たるバルカン半島の国々をひとまとめに訪問してきました。
ユーゴ紛争で「世界の敵」となってしまったセルビアのイメージはそれと全く異なり、人々は親切で真面目な人が多かったです。そのセルビアとは緊張関係にあるコソボも、観光で訪れる分には平和で落ち着いており、戦争の跡は大分薄れてきているようでした。そして90年代まで鎖国を続け、東欧革命後国を開いたアルバニアでは東洋人がほとんどおらず、異邦人気分を満喫することができました。また、マケドニアの首都スコピエでは、銅像群のあまりの多さに驚愕し、ブルガリアの首都ソフィアでは、物価の安さとお土産の充実ぶりに喜び、ルーマニアはブカレストの国民の館では、その大きさに辟易しました。さらに、中継地点となったUAEでは、躍進を遂げるドバイへ日帰り観光をして、その発展ぶりに目を瞠りました。
いつものように詰め込みの雁字搦め日程で、1か国あたり1日程度で回らねばならない強行軍ですが、前回同様レンタカーでの旅も交えるなどさらに充実した旅となりました。

日程は以下の通りです。

1日目（9/15）成田発 ⇒ アブダビ
2日目（9/16）⇒ ベオグラード市内観光
3日目（9/17）ベオグラード市内観光 ⇒ スコピエ 🚙 プリシュティナ市内観光
4日目（9/18）🚙 ティラナ市内観光
5日目（9/19）🚙 オフリド 🚙 スコピエ市内観光
6日目（9/20）スコピエ市内観光 🚌 ソフィア
7日目（9/21）ソフィア市内観光 ⇒ ブカレスト
8日目（9/22）ブカレスト市内観光 ⇒ ベオグラード
9日目（9/23）⇒ アブダビ　ドバイ市内観光アブダビ ⇒ 成田
10日目（9/24）成田到着日

今回は６日目⑦です。

エリア

その他の都市(ブルガリア)

旅行の満足度: 4.0

交通: 4.0

同行者: 一人旅

交通手段: 高速・路線バス

旅行の手配内容: 個別手配

快走していたバスが速度を落とし料金所のようなところに着きました。
どうやらようやく国境に到着したようです。
（ﾏｹﾄﾞﾆｱ国境16:50～17:12）
まずはマケドニア国境です。
さてどうやって出入国審査を行うかなと思っていると、係員が乗ってきてパスポートを回収していき、いったん事務所に入ってしまいました。質問など無く、スタンプを押すためだけの「審査」です。
雨は上がったようです。
向こう側に見えるのはブルガリア側のイミグレです。
ほどなく、先ほどの係員が戻って来たのですが、前列の人にみんなのパスポートを預け降りて行ってしまいました。
前列の人がそれをみんなに配ります。大らかな仕組みです。
バスはブルガリア側へ。
ここでも同じように係員が乗ってきてパスポートを回収。その後、同じように前列の人に預けて戻ってしまいました。
（ﾌﾞﾙｶﾞﾘｱ国境18:13～18:55 ※時差あり）
マケドニアとブルガリアの間には1時間の時差があるので、時計を1時間早めます。
（ﾌﾞﾙｶﾞﾘｱ国境18:13～18:55 ※時差あり）
国境の交通量はそれほど多くはありません。静かなものです。
なぜか30分以上停車しておもむろに発車しました。時間調整だったのでしょうか。
（ﾌﾞﾙｶﾞﾘｱ国境18:55 ⇒ 19:05ﾄﾞﾗｲﾌﾞｲﾝ）
時差のせいもあるのか、陽は急に傾いてきた印象があります。
国境から10分程度走ったところで駐車場のある店に停まりました。
どうやらドライブインのようです。
10分ほど停まるとのことなので念のためトイレに入ります。
（ﾄﾞﾗｲﾌﾞｲﾝ19:05～19:15）
こちらが乗車してきたバスです。中央部からも乗降可能です。
ドライブインというか「商店」といった方がぴったりくるようなところです。
品数は多くありませんが、お菓子なども売っていました。
普通の家のようにも見えます。
駐車場からは見えるのはブルガリア正教会の建物でしょうか。
さて、ドライブインを出発し、陽も傾きかけたブルガリア路をバスは走ります。
マケドニア側よりも山がちでスピードも控えめです。
（ﾄﾞﾗｲﾌﾞｲﾝ19:15 ⇒ 20:43ｿﾌｨｱﾊﾞｽﾀｰﾐﾅﾙ）
山岳路は終わり、広々としたところに出ました。バスはややスピードを上げます。
夕闇が迫る中、家並が増えてきました。
でも終点の首都ソフィアはまだ先のようです。