2017/07/15 - 2017/07/19
98位(同エリア1495件中)
Xi yeさん
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- 旅行記70冊
- クチコミ40件
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ここ何年もリゾートらしいところに行っていなかったけど、この夏突然パラオに行くことに。
ダイビングしない人は一体何をして過ごせばいいのかよくわからないような国だけど、日本が31年間統治していた親日国で先の戦争では激戦地になったところ。
この機会に何冊か本を読んで旅をすることに。
公共交通機関のないパラオでは個人であちこち動き回るのは難しい。
WEBで自転車のレンタル屋さん探して問い合わせたけど、今は営業していないそうで・・・。
1日15kmぐらいなら歩く自信あるけど暑い国でこれは無謀だな。
欧米人観光客の少ないパラオでは現地ガイド付きの英語ツアーというのも見つからず、日本語ガイド付きのオプショナルツアーしか選択肢はない。
考え抜いた揚句、以前お友達が絶賛していたガラスマオの滝と、元自衛官がガイドするペリリュー島のツアーがいいらしいという情報を入手したので、この2つを事前予約。
日本語ツアーなんて海外行った気分にならないじゃんと今まで敬遠してたけど、実際利用してみると楽しいしラクだし、何よりガイドさんの気配りや使命感を持って解説する姿につくづく日本人は民度が高いと感じる。
滞在中はお天気に恵まれ体調も良く思った以上に楽しく過ごしてきたけれど、帰国後また38.3℃の発熱。
旅行の度に熱出してるわけにいかない。
なんとかしなければ・・・。
今回のフライト(デルタスカイマイルに積算)
【往路】
DL281
7/15 8:20 PM NRT
7/16 1:05 AM ROR
【復路】
DL282
7/19 4:35 AM ROR
7/19 9:15 AM NRT
マイレージ
3,978MQM
宿泊
7/15 パラオプランテーションリゾート
7/16-7/18 アンテロープゲストハウス
両替レート
1USD=116.23円(羽田空港みずほ銀行)
1USD=114.228円(VISAカードキャッシング 手数料の3ドル含めて計算)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 2.0
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- デルタ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
7/15
16:20の東京シャトルで成田空港へ。
3日前、ジェットスターで実家から帰ってくるのに成田空港利用したばかり。(※注)
こんなことなら今日まで実家にいればよかった。
自宅から駅に向かう途中で、日本のお金全然持っていないことに気づく。
東京シャトルは事前決裁済みだしSUICAはあるから、まぁいいか。
※(カンタスポイントの有効期限延長するために遠回りして関空から成田まで乗ってみた) -
成田第一ターミナル北ウィングはバス降りてから遠いな・・・。
今回、ホテルにお迎え頼んであるので、荷物ちょっとぐらい重くてもいいのに、いつもの荷物軽量化癖が抜けず・・・。
スーツケースに十分余裕があるのになぜ服もっと持ってこなかったのか。
滞在中、洗濯する羽目に・・・。成田空港第1ターミナル 空港
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私はスカイチーム乗るの5年ぶりの平会員だけど、今回ゴールドメダリオン会員の夫と一緒なもので、優先チェックイン→保安検査も優先レーン。
いつも自動化ゲート利用してもスタンプもらうんだけど、今回うっかり事務所に寄るの忘れた・・・。 -
海の日連休で出国にすごく時間かかるかと思ったけど、バス降りてから25分後にはデルタスカイクラブラウンジでビール飲んでた。
デルタのマイレージサービスは仕組みがよくわからない。デルタ スカイクラブ ラウンジ (成田空港第1ターミナル) 空港ラウンジ
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今日のフライトは機内食がとーっても少ないので、しっかり食べておく。
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甘いもの食べたかったんだけど、スイーツ類はないのね・・・。
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ラウンジの壁に懐かしい昭和レトロなホーロー看板。
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2人とも多少手持ちの米ドルあったので、到着してから空港のATMでキャッシングするつもりだったけど、なんとなく心配になってみずほ銀行で100ドル両替。
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平会員なのに優先搭乗できてエコノミーコンフォートにアップグレードしてもらってちょっとうれしい。
機内めちゃくちゃ寒くて、CAさんがすぐに暖まりますとおっしゃっていたけど、ずっと寒かった。 -
機内食は本当に小さいお弁当。
そしてこのおかずのから揚げ、ラウンジにあったのと同じやつだ。
翌日に備えてひたすら寝る。
3列席に2人だったので、私2席占領して無理矢理横になって寝る。 -
7/16
定刻より少し早く到着。
入国審査官とても作業がゆっくり。
ホテルのお迎えドライバーが貝のネックレスかけてくれた。
昭和の時代にハワイの空港で花のレイかけてもらったことを思い出す。
空港のATM、何度やってもどのカードでもエラーになり、結局キャッシングできず。
成田で両替しておいてよかった。ロマン トメトゥチェル国際空港 (旧名:パラオ国際空港) (ROR) 空港
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30分ほどでパラオプランテーションリゾートに到着。
パラオ プランテーション リゾート ホテル
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このホテル、毎日ベッドメイクが変わるらしいけど、ここに泊るのは1泊だけ。(アンテロープが満室だったので)
絶対熟睡できないダブルベッド。
睡眠薬のんで就寝。 -
朝、コケコッコーで目が覚めて、窓の外見たら野良ニワトリがたくさんいた。
このホテル無料WiFiあるんだけど、どうしてもネット繋がらず。
フロントで相談したけど解決せず。
ツアーのお迎えが来るまでの間、ホテル内を散歩。
調子に乗って建物の裏側のジャングルみたいなところまで踏み込んで行ったら、虫がいるしクモの巣もあって一人怖い思いをする・・・。
ちなみに夫は連日ダイビングなので、夕食以外は別行動。 -
到着した時は暗くて気がつかなかったけど、ホテルは伝統家屋のバイを模した建物だった。
この日はRock Island Tour Companyのガラスマオの滝&ストーンモノリス探訪ツアー。
8:40にピックアップ。
VELTRAでセールやってて85ドル。
お迎えに来てくれたガイドさんによると、昨夜落雷があった影響でインターネットが繋がりにくいとのこと。
ホテルのWiFiが繋がらないのも、空港でキャッシングができなかったのもこれが原因か・・・。
途中、欧米人のご夫婦1組をピックアップしてからRITCのオフィスまで行って、各方面のツアーに振り分け。
この日の参加者は韓国人の母娘と日本人の母娘と私の合計5人。
女子会だ。 -
今日は島の北端を目指す。
ベテラン日本人ガイドのHさんと現地ガイドのKさんが同行。
RITCはマラカル島にあって、そこからミナト橋を渡るとコロール島。
コロールの街を抜けてさらに北上してKBブリッジ(Koror-Babeldaob Bridge)を渡ると空港のあるバベルダオブ島。
KBブリッジはJapan Palau Friendship Bridgeという名前が付いているんだけど、以前の橋が崩落したので日本の鹿島建設がODAで作ったのね。
パラオには信号がない。
干ばつの季節に備えてメイン通りのあちこちで水道管の工事をしているんだけど、片側通行になっているところは作業員がSTOP GOのプラカード持って対応。
パラオの上水道改善工事は飛島建設がODAで行っている。
写真はコロールの街中にあった防空壕。 -
1時間ほどでガラスマオの滝入り口に到着。
ここから40分ほど下りのトレッキング。
ジップラインやトロッコもあるんだけど、安全性が保証できないということで、RITCでは利用しない方針。
以前ジップラインが途中で止まっちゃって何時間も宙づりになってケガをされたケースがあったみたい。
この線路は日本統治時代にボーキサイトの運搬に使われていたもの。ガラスマオの滝のトロッコ レール跡 史跡・遺跡
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こんな食虫植物いっぱい生えてる、
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15分ほど歩くと遠くに滝が見えてきた。
まだまだ遠い。 -
おたまじゃくし。
こういう両生類とか爬虫類関係って日本で見たら絶叫するところだけれど、なぜか平気。
おそらく旅行中なので脳内のセロトニン分泌量が増えている影響かと・・・。 -
このあたりで、水着になって滝で泳いだり深い穴に飛び込んだり・・・。
(水着に着替える場所はないので、あらかじめ服の下に水着着ておく) -
このつり橋を渡るとその先にガラスマオの滝。
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縦横30m
パラオで一番大きな滝。
滝の下に仰向けに寝転がって見ると、上から落ちてくる水しぶきが太陽の光できらきらして感動的な眺め。
RITCのガイドさん、こういったアドバイスが本当に上手。
私はアマゾンで買った防水ポーチに入れたデジカメで写真撮ってたんだけど、他の参加者はスマホを防水の袋に入れてた。
スマホの方が使いやすいかも。ガラスマオの滝ツアー 滝・河川・湖
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滝の裏側にも行ってみた。
帰りは来た道をひたすら登るのでかなりハード。
登り切った時には汗だくでまた滝に打たれたくなる・・・。
靴が泥だらけになるので駐車場の水道で足を洗って休憩。
冷たいお水、ウーロン茶、オレンジジュース、マンゴージュースの無料サービス付き。 -
そこからまた車で20分ほど北上して、ストーンモノリスに到着。
ここでランチタイム。
パイナップル生えてた。 -
お昼ごはん。
ロックアイランドカフェのサブマリンサンド、ブラウニー、オレンジ -
高台でとても見晴らしがいい場所。
遠く海の向こうにスコールが降っている様子も見える。 -
謎の遺跡、ストーンモノリス。
韓国人母娘、写真撮影枚数がかなり多い。
ちょっと見せてもらったけど、どれもSNS映えするいい作品ばかり。ストーンモノリス・ツアー 史跡・遺跡
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行きは島の西側の道を通ったけど、帰り道は東側の道を通る。
途中ジャングルの中に突然立派な建物が見えてくる。
マルキョクにある国会議事堂。マルキョク 散歩・街歩き
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台湾の援助で建築されたんだけど、実際には見た目ほどお金かかっていなくて、太くて丈夫そうな柱は叩いてみるとなんとも頼りない音がしてハリボテなんだな。
天井のシャンデリアも発泡スチロールらしい。
人口33万人のアイスランドの国会議事堂はアパートみたいな建物だったけど、人口2万人のパラオにこの建物本当に必要なのか・・・。パラオ国会 建造物
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帰りはアンテロープゲストハウスまで送ってもらう。
スーツケースは留守中にプランテーションリゾートからちゃんと届いていた。
部屋はメゾネットで全部で5人泊れる部屋。
バスルームもシャワーだけのとバスタブ付きのと2つあった。アンテロープ ゲストハウス ホテル
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歩いて行けるところにATMのあるコンビニがあるので、買い物がてら行ってみたところ、AMEXはエラーになったけど、VISAでキャッシングができた。
手数料入れても成田より1ドル当たり2円ほどレートがよかった。
ミクロネシア限定のアサヒパシフィックブルー。
1.10ドルぐらいだったかな。
その他、レッドルースター、ジュース、お水など買ってデルタ航空でもらったピーナッツ食べながら部屋飲み。
テレビで大相撲名古屋場所見る。
お相撲終わったので晩ごはん食べに行く。 -
ホテルから歩いて出かけたものの、意外と遠くて30分ほど歩いてようやくRock Island Cafeに到着。
本当はもうちょっと先にあるハンバーガー屋に行くつもりだったけど、空腹に負けた。 -
とても大きなアイスティ
パラオのレモンはすだちみたい。ロック アイランド カフェ アメリカ料理
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とても大きなステーキ
意外と柔らかくておいしかった。 -
ピザは8インチ
全部で30ドルしなかったかな。
AMEXは使えずVISAで支払い。
その後、無謀にもWCTCまで行って、帰りもホテルまで歩いた。
往復6.4km。
これぐらい歩くのは全然平気だけどね。
アンテロープは無料WiFiないのでWiFiカード購入。
4時間で5ドルだったかな。
カードの裏のスクラッチ部分をコインで削るとログインネームとパスワードが書かれているので、ログイン画面に入力する仕組み。
部屋ではつながらなくて、いちいち1階の食堂まで降りるのが面倒。
今年中には海底ケーブルができて、もっと安くて繋がりやすい環境が整うみたいだけれど。
インターネットつながりにくいので、部屋に戻って洗濯して就寝。 -
7/17
朝、波止場に行ってみた。
ダイビングは出航前にやることが多くて難しそうだな。デイドリームパラオ・ダイビングショップ ダイビング
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8:50ピックアップでペリリュー島戦跡ツアーに行く。
ツアー代金120ドル+ペリリュー島の観光上陸許可証15ドル。
RITCのHPから申し込みをするとツアー代金5%OFF。
Blue Marlinダイビングショップの波止場から出航。
この日のメンバーは2組のご夫婦と一人旅の女性と私の合計6名。
ガイドは元自衛官のMさん。
ライフジャケット着用。
出発するときはこんなにいい天気だったのに、途中でレインコート配られてそこから先はスコールの中を通り抜けていく・・・。 -
1時間ほどでペリリュー島の北波止場に到着。
トイレ休憩の後、車に乗り換え。ペリリュー島 自然・景勝地
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旧日本軍のトーチカ跡
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300m北側にあるカドブス島と繋いでいた橋。
戦闘で破壊されて、橋脚だけになっている。 -
千人洞窟
中は迷路みたいになっている。 -
ガイドさんから懐中電灯配られる。
一本一本電池切れていないか確認してから手渡される、日本人ならではの細やかな気配り。 -
天井が低いので、かなり屈まないと頭ぶつける。
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洞窟内には大量のビール瓶。
キリンビールと大日本ビール
洞窟内で酒盛りをしていたわけではなく、火炎瓶作ったり、雨水ためるのに使っていたらしい。 -
小さい硯。
兵隊さん達が洞窟の中で遠く離れたご家族にお手紙を書いていたのかと思うと胸が痛む・・・。 -
弾を入れる容器
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洞窟の入り口。
岩の黒くなっているところはアメリカ軍の火炎放射器によるもの。 -
ペリリュー小学校
日本統治時代は現地の子どもが通う公学校。
当時の門柱が残されている。 -
島の墓地にある慰霊碑。
みたま会による慰霊塔を中心に、日本政府、三十四会(ペリリュー島生存者の戦友会)、個人が建てた慰霊碑が並ぶ。
ほとんどが行年二十代半ば。
RITCのガイドさんがお線香を用意してくださってお参りをする。戦没者慰霊碑(みたま) 史跡・遺跡
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三十四会の看板。
34人の日本兵が1947年4月22日に米軍に投降するまで終戦を知らずにゲリラ戦を続けていた。 -
戦争博物館。
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日本軍の弾薬庫として使われていた建物。
米軍の攻撃を受けた跡がそのまま残っている。
博物館の中は右半分が日本軍、左半分はアメリカ軍に分かれている。
フラッシュ撮影禁止。
建物の周囲には大型の砲弾も展示。ペリリュー第二次世界大戦記念博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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海軍司令部跡
天井には爆撃を受けた穴があいていて、2階の床も抜け落ちているんだけど、海軍の施設なので建物自体は手が込んでいてしっかりした造りになっている。
今はジャングルに遮られちゃっているけれど、当時はここの2階から飛行場が見渡せたらしい。日本軍総司令部跡 史跡・遺跡
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深いお風呂と浅いお風呂。
軍人さんは忙しいので立ち湯ができるように作られている。 -
三菱製の九五式軽戦車
日本軍戦車 史跡・遺跡
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ペリリュー飛行場
フィリピン攻略のためアメリカ軍がどうしても奪取したかった東洋一の飛行場。
ペリリュー攻防のため日米合わせて12,000人が戦死。
滑走路でこぼこで草も生えているんだけど、2年前に天皇皇后両陛下を乗せた海上保安庁のヘリコプターが離発着するのに使った部分だけはきれいに舗装されている。
この後、アメリカ軍81師団の慰霊碑を車窓から見学。ペリリュー飛行場 史跡・遺跡
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島の西側にあるオレンジビーチ。
飛行場に近いこの海岸からアメリカ軍が上陸して激戦が繰り広げられた。
オレンジっていうのはアメリカ軍がこの島のビーチにつけていたコードネーム。オレンジ・ビーチ ビーチ
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よく見ないとわからないんだけど、零戦。
パラオにはこういう遺品に触ったり動かしたりしてはいけないという法律があるんだけど、状態を保存するという考えはないみたい。ペリリュー島の零式艦上戦闘機 (零戦) 史跡・遺跡
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零戦の近くにパラオの3大フルーツの木が生えていた。
ノニ -
マンゴー
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バナナ
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南波止場でお昼休憩。
天皇皇后両陛下がご休憩に使われた建物。南波止場 散歩・街歩き
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12:40から40分間ほどお昼休憩。
お弁当と冷たい飲み物が配られて、はとバスツアーみたいだな。
コロールにあるアイランド焼肉の日替弁当。
おいしくて完食。
このツアー、いつもは炎天下あちこち回るので、とても疲れるみたい。
ガイドさんしきりに「体力回復に努めましょう」とおっしゃっていたんだけど、この日は曇り空で長袖のUVカットパーカー着ていても汗かかないぐらい。 -
昼食後は西太平洋戦没者の碑。
海の向こうには激戦地となったアンガウル島が見える。
慰霊碑の真ん中には仏像のような半眼のモニュメント。
日本の方角を向いているんだな。
そして水の確保に苦しまれた兵隊さんを偲んで、慰霊碑の上には水がためられるようになっていて、その水は両側面にあるパラオ名物シャコ貝が受け止めるように設置されている。ペリリュー平和記念公園 広場・公園
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慰霊碑の床には雲と矢印のモニュメント。
英霊が雲に乗って日本へ帰れるようにとの思いがこめられている。 -
アメリカ軍の水陸両用戦車。
午前中に見た九五式軽戦車より2倍ぐらい大きい。米軍水陸両用戦車 史跡・遺跡
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戦車の製造番号が読み取れる。
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日本軍砲台
日本軍防空壕・大砲跡 史跡・遺跡
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ペリリュー神社。
アメリカ太平洋艦隊司令長官・ミニッツ海軍元帥の言葉が刻まれた石碑。ペリリュー神社 寺院・教会
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ペリリュー島守備隊最後の戦場となった大山に向かう。
この辺り、まだ地雷や不発弾が埋まっていて、オーストラリアが撤去作業を行っている。 -
途中、赤白に塗り分けられた杭が地面のあちこちに打たれている。
杭の白と白の間は安全で、赤い側は撤去作業が済んでいないところ -
中腹にペリリュー島守備隊顕彰碑。
建てられたのは平成元年2月なんだけど、銘板には昭和64年2月と刻まれている。
制作後に昭和天皇が崩御されたのだけれど、ここにはあえて昭和のままがふさわしいのかも。 -
そこからさらに上に登ったところに、中川大佐鎮魂の碑。
実際の自決場所はここよりもっと奥にあるらしい。
ガイドさんが用意してくださったお線香をあげてお参りをする。
このあたりで雨がポツポツ降ってきた。
山を下りて車に乗り、最後のトイレ休憩で立ち寄ったMayumi innでは土砂降り。中川大佐自決の地 文化・芸術・歴史
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北波止場まで戻り、帰りの船に乗船。
帰り道ずっと雨。
パラオパシフィックリゾートで2人下船して、そこから10分ほどRITCの波止場に到着。
送迎車に乗り換えて、ホテルに戻ったのが16:30ぐらいだったかな。
レインコート着ててもずぶぬれになったので、ホテルに戻ってすぐお風呂。
風呂上がりはレッドルースターで部屋飲み。北波止場 散歩・街歩き
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18:50に居酒屋 夢のピックアップを頼んで、夫のダイビング仲間と飲み会。
このお店、ペリリューでお世話になったガイドさんもお勧めだと言っていた。B'S居酒屋「夢」 創作料理
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シャコガイとマグロのお刺身
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冷しゃぶサラダ
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タロイモのコロッケ
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ウガエブっていうココナッツミルク味のカニグラタンみたいなもの。
帰りもお店の車でホテルまで送っていただく。
パラオは移動が不便なので、ダウンタウンに泊っているんじゃなかったら、食事に行く時はレストランやホテルの送迎サービスを利用することになる。
タクシーはあんまり見かけない。
アンテロープはダウンタウンまで片道5ドルで、帰りも電話すればお迎えに来てくれる。
1週間8ドルで乗り放題っていうBBIシャトルバスもあるけど、運航しているのは夜だけで、あまり本数多くない。 -
7/18
朝、散歩がてらダイブショップの波止場まで行ったらちょうど早朝ダイビングが出航するところ。デイドリームパラオ・ダイビングショップ ダイビング
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明るくなってから、ホテルの周辺をぶらぶら。
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10時にBelau National Museumのピックアップを依頼。
水道管の工事渋滞で送迎車10分ほど遅れて到着。
平日は無料送迎サービスがあるみたい。
ドライバーとおしゃべりしながら10分ほどで博物館に到着。
入場料10ドル。
館内撮影禁止。パラオ国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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館内は2階建てで、パラオの文化やスペイン、ドイツ、日本、アメリカと統治時代ごとに展示。
英語の解説をじっくり読みながらまわっていると結構時間がかかる。
(一部日本語の解説もあり)
その他、パラオを援助している関係で台湾に関する展示も。 -
博物館の外に伝統家屋のバイが建っている。
2時間ぐらい滞在して、博物館の車でWCTCまで送ってもらう。
ドライバーに「WCTCの前にタクシーが停まってるから、帰りはこれを利用してね」と言われたけれど、今日は行きたいところがたくさんあるので、タクシーは乗らないんだな。
ちなみに、パラオにはチップの習慣がない。 -
WCTCの裏にある、クマガイベーカリーであんぱん買おうと思ったんだけど売っていなくて・・・
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併設のエマイメレイ レストランでお茶することに。
アップルパイ1.25ドル
アイスティ1.5ドル。
アイスティのコップがビールの大ジョッキぐらい大きい。
パラオにもきれいなカフェあるけどね。
こういう地元の食堂みたいなところが楽しい。
ちょうどお昼時で、大盛りのチャーハンや炒め物食べているローカルの男性が多かった。エマイメレイ レストラン 中華
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次に向かったのがパラオコミュニティカレッジ
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Prince LeeBoo の像。
1783年にパラオ沖でイギリス東インド会社のアンテロープ号が座礁して、その時にコロールの大首長が船の再建を手伝ったり、見返りに武器をもらったり、船長が帰る時には息子のLeeBooを託して留学させたんだけど、イギリスに到着して1年もたたないうちにLeeBooは天然痘にかかってパラオに帰ることなく他界。 -
コミュニティカレッジから道の反対側に渡り、ガソリンスタンドの間の通りを行くと、左側にアサヒ野球場。
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野球場の横にあるBem Ermii Burgers & Fries
ベムエルミイ バーガー & フライ アメリカ料理
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お値段は少しお高めだけれど、ここのハンバーガーおすすめ。
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注文受けてから焼いてくれる
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ハンバーガー 5ドル
コーラ 1.25ドル
お店の横にテーブルとベンチがあったので、ハエを追いながらお昼ごはん。 -
ガラスマオの滝に行った時にガイドさんがアサヒ野球場の裏に日本軍の水陸両用戦車があると教えてくれたので行ってみた。
バーガー屋の若い店員さんに「この近くに日本軍の戦車があるって聞いたんだけど」と尋ねてみたら、女の子は知らなくて、男の子の店員さんが道順を丁寧に教えてくれた。
彼は小学生の頃この辺で遊んでたとか、ペリリュー島の激戦のこととかを女の子に説明していた。 -
パラオ高校
日本統治時代は昌南倶楽部 -
最高裁判所
日本統治時代は南洋庁パラオ支庁 -
炎天下、日傘さしてひたすら歩く。
ミナト橋渡ってたら魚いっぱい見えた。 -
ロング・アイランド・パークではローカルの子どもたちが海で遊んでいた。
たくさん歩いたので、足だけ海につかってクールダウンしていたんだけど、夫のダイビングマスク借りてここで泳いだら楽しいんじゃないかなぁ・・・。
ということで、15分歩いてホテルに帰り、水着に着替えTシャツを羽織り、マスクとタオルだけ持ってまた15分歩いてロング・アイランド・パークに戻る。
そこらへんのベンチに荷物とビーサン置いて子どもたちに混じって海水浴。
アイランド許可証不要でこんなに楽しい穴場発見。
公園内にシャワーとお手洗いあり。
気が済むまで泳いで、また15分歩いてホテルに戻る。
シャワーしてから部屋飲みしてたらスコールが降ってきた。ロング アイランド公園 広場・公園
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夜は居酒屋JYUJYUでまたダイビングショップのお仲間と飲み会。
18:00にお店の車にピックアップしてもらう。ジュウジュウ ステーキ・グリル
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マングローブ貝のエスカルゴ風
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タロイモのてんぷら
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ズッパ
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おさしみ盛り合わせ
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こてっちゃん
お店の車でホテルまで送ってもらって、荷造りをして消灯。
ベッドに入ったけど、今回退屈しのぎにタブレットに入れておいたアマゾンプライムビデオ見始めたら寝そびれてしまった。 -
7/19
2時に起きてホテルの車で空港まで送ってもらう。
空港までの道中、星がとてもきれい。
パラオは出国時に出国税20ドル+環境税30ドル 合計50ドル徴収される。
支払いは現金のみって聞いてたんだけど、窓口にクレジットカードのステッカー貼ってあったからカードもOKみたい。(パラオ大使館のHPにもそう書いてあった)
空港でWiFi繋がらず。
パラオは利用できるラウンジもないので、持ってきていたおやつを食べながら搭乗ゲートで過ごす。
元有名プロレスラーの政治家が同じ飛行機だった。
彼はパラオに島を持っていらっしゃるのね。 -
帰りもとても小さい機内食。
ワイン2杯とピーナッツ2袋もらって、酔っ払って寝るつもりだったのに、ほとんど眠れず・・・。
タブレットでビデオ見てたけど、途中でワイヤレスイヤホンの充電が切れて暇になる。 -
帰りも定刻で成田に到着。
ペリリュー島で同じツアーだった女の子とLINE交換して別れる。
東京シャトル降りて八重洲でおそば食べてから帰宅。
今回、お土産に買いたい物が特に見当たらず、ツアー中に飲んだフィリピン産のマンゴージュースがおいしかったので、ホテルの近くのコンビニで3本購入。(1本80セント)
余談ですが、最近歯医者に通っておりまして・・・。
いい年して歯を削られるのが怖くてたまらないんだけど、そんな時なぜか頭に浮かぶのがパラオの海の中の光景。
人間は恐怖心を緩和するのに本能的にリラクゼーション効果のあるものを思い出すのでしょうか・・・。
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この旅行記へのコメント (2)
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- アラレさん 2017/11/08 17:45:03
- 旅行記も面白かったですが
- 最後の締めくくりに歯医者さんの話でパラオを思い出すとは面白いですね。
それだけ海も絶景だったんでしょうね。
私も子供が生まれてから家族皆でパラオへ行ってみたいなと思いました。
- Xi yeさん からの返信 2017/11/09 09:27:09
- Re: 旅行記も面白かったですが
- アラレさん
コメントありがとうございます。
おかげさまで歯医者治療は終わりまして、アイスがおいしく食べられるようになりました。
ロングアイランドパークで泳いだぐらいでパラオの海の美しさを語るのはおこがましいですが、ダイビングやシュノーケリングツアーに行くともっときれいですよ。
お子さまお連れになって是非ご家族で楽しんでください。
夫は今週また一人でパラオに行きますよ。
私はただ今サントリーニ島滞在中。
今日の夕方のフライトでアテネに戻り、あと3泊してからマルタ、イスタンブール経由で帰国します。
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