2017/07/04 - 2017/07/06
171位(同エリア293件中)
にゃんこ姫さん
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某ホテルグループのキャンペーンで、
2連泊格安プランの案内があったので、
次の旅行予定を1週間後に控えていたのに、
急遽、出かけてしまった!
ホテルの名称は、そのものズバリの「ホテル湯西川」。
湯西川温泉には何度も行っていて、たいていの
ホテルは泊まっているのだけれど、このホテルは
最近グループの傘下に入ったので、
「はて、どこだろう?」
と思いながら、予約した送迎バスに乗りました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス タクシー 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
途中、龍王峡入り口のレストランで
お蕎麦のランチ(自弁)をとった頃から、
土砂降りの雨になりました。
そのままバスで湯西川温泉のホテルに
向かいましたが、つい寝てしまって、
気づいた時はホテルの前!
「ホテル湯西川」です。
で、ホテルの位置がよくわからないまま
客室へ。
チェックインの時間までロビーで待っていたのですが、
あまりの大雨に、外に出てみる気にもならず・・・
でした。
お部屋は6階の615。
総ガラス張りの大きな窓からの景色は、一面の
緑です。
ん??
この窓の感じは、以前も見た覚えがありますね~?
前の時は、たしか紅葉の季節だったような・・・。 -
室内は、ごく普通の和室です。
ここのホテル・チェーンは、布団の
上げ下ろしの手間を省くため(?)、
初めから敷いてあります。
このあたりが、安いホテルの経費節減ですね。
でも、部屋そのものはきれいです。 -
窓からの眺め。
雨に濡れた緑が爽やかです。 -
ホテルのロビー。
この系列のホテルは、ほとんど全部が
昔は高級ホテルで料金も高かったところが
多く、建物の造りは豪華です。
客室でホテル案内のファイルを見て判ったのですが、
ここは以前は「伴久ホテル」といって、老舗中の老舗
「本家伴久旅館」が新たに洋風スタイルのホテルとして
建てたものなのです。
ホテルとしては立派でしたが、最寄りの鉄道駅
からも温泉街からも遠く、周りには何もありません。
唯一の交通機関のバスも料金が高くて、しかも新しい道路が
できる前のことで、車2台がすれ違えなくて、何10メートルも
バックする羽目になるというひどさだったのです。
一度などは、道路脇の退避所?の雪の中に、バスが
突っ込んだまま放置されていました。
反対側は川ですから、そちらに落下するのを避けるために
ハンドルをきったものと思われます。
怖い!
(現在は新道ができて、そういった不便さは解消されました。)
そんな場所柄のせいなのでしょうか。
ホテルそのものはよかったのですが、ほどなくして廃業となり、
長い間使われていなかったものなのです。
そ~かぁ、このホテルだったのですね!
我々も、できて間もない頃に一度宿泊したことが
ありますが、このロケーションの悪さには
閉口した記憶があります。 -
ロビーからレストランに向かう途中には、
こんな吹き抜けの中庭があって、和の雰囲気が
素敵です。
中国(台湾かも)や韓国のお客さんたちも
来ているみたいです。
ただ、まだ開業から日が浅いせいか、
スタッフが不慣れで、特に夕食のレストランなどは
圧倒的に人手が不足していて、席はないわ、ビュッフェの
料理は品切れだわ、で、食べたいものもろくに食べられず、
「来るんじゃなかった!」
と思ってしまいました。 -
さて2日目です。
天候が回復しなかったら、ホテルの中で本でも
読んで過ごそうと思っていましたが、幸い雨は
上がったようです。
ロビーに置いてあった案内に、フロントで「平家の里」の
割引き入場券を売っていて、それを買えば、施設のバスが
迎えに来てくれるとの情報があったので、聞いてみることに。
定価510円のところ50円引きで、バスも問い合わせて
くれたら席があるとのことなので、どうせなら温泉街の
お散歩もしたいので、行くことにしました。平家の里 名所・史跡
-
ホテルから迎えのバスで10分ほどで、
温泉街の終点近くにある「平家の里」に到着。
これが、入り口の冠木(かぶき)門。
歴史の世界へのタイムトンネル?です。 -
ここに入場したのは、もうン十年も前に一度だけ
だったので、ほとんど初めての気持ちで見学します。平家の里 名所・史跡
-
源平の戦いに敗れた平家一族の人々は、源氏の
追っ手から逃れて日本各地にちりぢりに落ちのびましたが、
中でも、この秘境・湯西川に温泉の湧く場所を見つけて
住み着いた人たちが、この地の祖といわれています。
「平家の里」は、その頃の住居を移築・復元し、
調度品や民具を展示して、後世に長く保存継承する
ために開館した、いわば歴史館です。 -
内部は、以前来た時よりも道などが整備されて、
見学しやすいようになっていました。
木々が繁って小川が流れ、美しい庭園のようになった「里」に、
10棟の古民家が整然と並んで、それぞれの建物には
平家一族の歴史を物語る系譜や年表、平清盛などの人形、
家具調度や民具などが展示されています。 -
当時をほうふつとさせる古民家。
-
家の中の様子を再現。
日常使用された民具なども。 -
こんな感じだったのですね。
-
背景を知らなければ、のどかな佇まいの、
いかにも「里」なのですが。 -
京での華やかな宮廷生活を思えば、
この落魄の暮らしは涙を誘います。 -
『お休み処』(無料休憩所)の建物もあります。
「おしるこ」「栃もち」などの甘味や、「そばがき」
なども味わえます。
(これらは有料。) -
道に沿って歩いて行くと、茅葺の民家が
ひとつずつ目に入るようになています。 -
達筆の屏風。
書かれているのは、五言絶句の漢詩の
ようです。
こんなものまで運んできたのでしょうか? -
もともとは立派だったであろう
調度品の数々。 -
こういう古民家も、今では見られなく
なりました。 -
これは、乗り物の駕籠(かご)ですよね。
そうとう傷みが激しいのですが、当時は
実際に使っていたのでしょうか? -
これも、美しい家具調度品。
保護のためか、ガラス張りの中に
納めてあります。
そのため、写真は撮りにくいですが。 -
「床(ゆか)しどころ」と
名づけられた展示館のひとつ『六の館』。
悲劇の若武者・平敦盛が一の谷の合戦に
出陣する姿を表した人形が展示されています。 -
有名な、一の谷の合戦における
平敦盛の伝説の説明板。 -
ガラスが反射して見にくくなってしまいましたが、
僧形の平清盛像です。 -
一番奥まった場所にひっそりと鎮座する「赤間神宮」。
本宮は下関にあり、源平壇ノ浦合戦に敗れ、わずか8歳で壇ノ浦に身を
崩じられた幼帝・安徳天皇の冥福を祈るために建立されました。 -
ここ湯西川の赤間神宮は、昭和62年、「平家の里」完成に合わせて
分祠されたもので、日本で唯一の分祠だそうです。 -
こじんまりとした本殿(なのかな?)。
厳粛な気持ちでお参りさせていただきました。 -
神社の周囲は、うっそうとした(というほど
ではありませんが)森が広がっています。 -
こういう自然を生かした佇まいは、
とてもいいですね。 -
「赤間神宮」近くに、白い花をつけた大木が
そびえ立っていました。 -
見たことのない、白い小さな花です。
平家物語の中で謳(うた)われている「沙羅双樹」
でしょうか。
でも、沙羅双樹は寒さに弱いので、日本では育たないし、
まして花をつけることは滅多にないそうですから、
これは沙羅双樹を模した樹なのかもしれません。
などと、勝手に想像していました。
ちなみに、私は昔カンボジアで、沙羅双樹といわれている
花を見たことがあるのですが、それは赤い色の花で、平家物語の
それとは別のものと思われます。
日本では、俗に夏椿のことを沙羅双樹と呼びならわして
いるとも聞きました。 -
「よろず贖(あがない)どころ・かれいの館」は、
甘味・お土産品処で、おしるこ、栃もち、そばがき
などが食べられるほか、農産物や手作り木工品などを
販売しています。 -
強い日差しの中で、木々の緑が輝いて見え、
心安らぐ気分です。
来てよかった。 -
隠者の庵(いおり)みたい。
こんな書斎があったら、いいかも。
住むには不便そうですが。 -
敷地内には池もあって、整然とした庭園に
なっています。 -
ちょっと暑いけれど、気持ちの良い
散策ができます。 -
「平家塚」。
そもそも遠い昔、私が最初に訪れた時は、
湯西川は秘境中の秘境で、見渡す限りのだだっ広い
原野の中にホテルが1軒という有様でした。
全体では2軒でしたが、もう1軒は遥か離れていて
見えなかったのです。
1軒は「本家伴久旅館」もう1軒は「湯西川観光ホテル」
(現在は「ホテル花と華」)でした。
もちろん、「平家の里」なるものもなく、
わずかにこの「平家塚」だけが、落人伝説を
しのぶ形見として存在していました。
「平家塚」の標識も説明板もなかったので、
当時は見てもそれと気づかなかったほどです。 -
「平家塚」の由来。
ここ湯西川に住み着いた平家の落人たちが、
いつの日か来たるべき平家再興を願って、
財宝や武器などを埋めたといわれている
場所です。 -
この地には、数々の言い伝えや風習が
残っています。
落ちのびた平家の一族の中で、ある女性が
男の子を出産したため、喜んだ人々が端午の節句に
鯉のぼりを挙げたところ、それが源氏方に発見され、
攻められる結果になってしまいました。
以来、湯西川では鯉のぼりを挙げず、また
鬨(とき)を告げる鶏は飼わないのだそうです。
そのかわり、女の子の節句の雛飾りは豪華に
しているとのことで、季節になると、多くの
老舗旅館では、古式ゆかしい雛飾りを見ることが
できます。 -
「平家の里」を出て、通りを渡り、林の中の
道を数分歩くと、湯西川に突き当たります。
「天楽堂吊橋」という吊り橋がかかっています。 -
橋の上に立って、下流がわを見たところ。
かなりの高さがあります。
川の水は清らかです。 -
こちらは上流のほう。
流れが瀬になっています。 -
「平家の里」の前まで戻って、
1本しかないメイン・ストリートを
ゆっくり下って行くと、まもなくまた湯西川と
出会います。
湯西川は蛇行していて、この「平家集落」のところで
再び道沿いになります。
ギボシのある赤い橋の横の狭い階段を少し下りると、
「平家集落」があります。平家集落 名所・史跡
-
ここは昔ながらの集落で、今でも営業している
小さな旅館(というより、旅籠(はたご)の風情)や
手作り豆腐の店などが数軒並んでいます。
昔はこの家々も、「平家の里」のような茅葺き屋根
だったのですが、材料も人手も調達困難になったの
でしょう。
時代の流れで仕方のないことですが、残念ですね。 -
その1軒の「斎藤商店」。
手作り豆腐を食べることができ、観光客にも
人気があるようです。
私たちが通った時も、何人かのお客さんが
店先に腰をかけて、食べていました。
「おいしいですか?」
と訊いたら、
「おいしいです。」
と返ってきました。
お腹がいっぱいでなかったら、食べたかったな~。 -
反対側の川岸には、これも昔ながらの
小規模な旅館が並んでいます。 -
川岸にある「足湯」。
いつでも、温泉が流れ込んでいて、
自由に入れます。
いつかなど、おじさんたちが裸で
全身浸かっていたことがあります。
浅いんだけど・・・。(笑)
対岸には、無料?の小さな湯小屋があって、
誰でも入ることができます。
(あんまり快適そうではなかったけれど。) -
集落からも、階段で水辺まで
下りることができます。
ほんとうに清流で、魚が泳いでいるのも
見られます。
夏には、近くでニジマスのつかみ取り
のイベントもあります。 -
集落奥の突き当りに小さな
お寺があります。
いつも静かです。
すぐそばに、有名な日本蕎麦の店
「しおや」があり、観光客にも人気が
あるのですが、きょうは休日でした。 -
平家集落の上の橋のたもとが路線バスの
終点で、ここからメイン・ストリート沿いに
各ホテルを経由して、湯西川温泉駅まで
運行されています。
(一部のバスは、さらにその先の鬼怒川温泉まで
行きます。)
私たちのホテルは温泉街から遠くて、歩いて
帰るのは無理なので、このバスを利用することに。
昼間は約30分おきなので、通りにある喫茶店で
コーヒーを飲んでから帰りました。ホテル湯西川 宿・ホテル
-
ホテル正面。
ロケーションの不便さを除けば、
値段のわりには、いいホテルです。
とにかく安いので、食事はそれなりですが。
ドリンクが飲み放題というのは、左党には
魅力かも。
特に今回は「地酒フェア」のキャンペーン中で、
宿泊客のおじさんに奨められた「大吟醸」
がおいしかった♪
で、帰りに、つい買ってしまった!
一升瓶ですよ~!
重い!! (笑)
あ、でも、私は特に左党というわけではありません!(笑) -
前に来た時には気づかなかった
(なかった?)のですが、敷地内に
足湯があって、ホテルでタオルを借りて
入れるのだそうです。 -
給湯塔があって、源泉かけ流し
なのね。 -
3日目の朝食です。
伊藤園系のホテルは、まあこんな
ものですが、雑穀米のご飯があったので、
チョイスしてみました。
1日目の混雑があまりにひどくて、満足に
食べられず欲求不満でしたが、ホテル側にも
不評が伝えられたとみえて、2日目からは
食事時間が2部制になったので、やっと
落ち着いて食事ができるようになりました。 -
お部屋に戻って、ひと休み。
見晴らしは良くないけれど、森に
囲まれているようで、これはこれで
好み、かも♪ -
ガラス越しの森林浴。(笑)
ここのチェックアウトは12時。
会計は済ませているので、かなり
余裕です。
あとは、午後の送迎バスの発車までロビーで待機です。
余談ながら、湯西川温泉駅隣接の道の駅は、揚げたての
鹿肉コロッケが売っていたり、売店の漬物などが充実していて、
足湯もあるし、いつも楽しく過ごしています。
今回は、往復の送迎バスを利用したので立ち寄れませんでしたが。
でもまあ、初日はどうなることかと思いましたが、
全般的には楽しかったし、悪くはなかった・・・です。
ー完ー
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