2017/05/17 - 2017/05/17
197位(同エリア432件中)
ずーくさん
この旅行記スケジュールを元に
いまや海外渡航時の恒例行事となった【乗り鉄】。列車でどこへ行こうか、悩みながら案を練るのが渡航前の楽しみなのだ。
今回もモントリオールからVIAでハリファックスへ行ってみようか、アムトラックでニューヨークか、はたまたカナディアン号でバンクーバーか!?と夢は膨らんだものの、空き時間はどうしても膨らまず(泣)結局近郊列車に乗って片道30分ちょっとのプチ旅行を楽しんでくることにした。
【今回の行程】
5/14(日):東京⇒(航空機)シカゴ⇒(航空機)モントリオール
5/15(月):モントリオール(仕事)
5/16(火):モントリオール(仕事)
●5/17(水):モントリオール(仕事)、近郊列車乗車
5/18(木):モントリオール⇒(航空機)シカゴ⇒(航空機)
5/19(金):東京着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エアカナダ ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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きょう5月17日はモントリオール市の創立375周年記念日!というわけで路線バスと地下鉄が終日無料。市内交通が無料というのは、あまり日本国内では見かけない施策だ。
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無料なので地下鉄駅の改札口もご覧のとおり開放状態。それでも前日より利用者が多いような感じはなくて、ホームも車内もいつもどおり。
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近郊列車が出発するモントリオール中心部の駅は2つ。1つがLucien L'Allier駅で、もう1つが今回利用する中央駅。中央駅には地下鉄が直接乗り入れているわけではなくて、Square Victoria-OACI駅かBonaventure駅から少し歩かなきゃいけないのが少々不便なところだ。
さて中央駅に入る前に少し駅周辺を散策。中央駅のすぐ脇に建つのは、カナダの長距離旅客鉄道VIAの本社。VIAに乗ってどっか行きたかったなぁ。。。 -
そしてこちらはカナダの2大貨物鉄道会社の一角、CN(Canadian National)の本社。貨物列車に乗ってどっか行きたいとは思わないけど、機関車の運転台に乗せてもらえるなら乗ってみたい。
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世界の女王マリア大聖堂という仰々しい名前の大聖堂。あまり観光客らしき人の姿を見かけなかったのは、やはりノートルダム大聖堂のほうが知られているからか。
世界の女王マリア大聖堂 寺院・教会
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ようやく駅舎内へ。広々とした空間だけど、日本の駅のように大量の券売機と大量の改札機が並んでいるわけではなくて、どちらかと言えば空港のターミナルに近い感じだ。
セントラル駅 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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発車案内。今日これから乗車するのはこの一番上、Deux-Montagnes行きの935列車。13時30分に11番線を出るとのこと。
このDeux-Montagnes線は昼間でも1時間に1本程度は走っているのだけど、そのほかの路線はもっと本数が少なくて、基本的に午前中の都心向きと午後の郊外向きが中心。これは他の都市の近郊列車でも変わらない。近郊列車の役目は主に通勤輸送なのだ。セントラル駅 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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そしてこちらが長距離鉄道VIAの発車案内。この時間帯はトロントやオタワ、ケベックなど比較的近い行き先が中心のようだ。アムトラックの北東回廊(ボストン~ニューヨーク~フィラデルフィア~ワシントン)と同じように、このあたりの路線はVIAの稼ぎ頭。
セントラル駅 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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券売機。日本のよりかなりゴツイけど、クレジットカードが使えるのは旅行者にとってはありがたい。
セントラル駅 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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発車時刻が近づいてきた。ホームへ降りる階段のゲートが開くと、乗客が一斉に動き出す。
セントラル駅 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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地下にあるホーム。薄暗い。
セントラル駅 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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ボンバルディア製MR-90形電車。モントリオールの郊外鉄道6路線のうち、今回乗車するDeux-Montagnes線のみ全線電化。近郊列車では珍しく、電車が走っているのだ。
セントラル駅 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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13時30分、列車は定刻にモントリオール中央駅を発車!
しばらくモン・ロワイヤルの丘の下を通り、トンネルを抜けた列車は静かな郊外の住宅地を走る。ここはその名もモン・ロワイヤル駅。このあたりは裕福な街並みが広がるんだそうだ。停まる駅停まる駅、列車を待つ人の姿はほとんどない。 -
セントローレンス川の支流を渡る。あまり意識することはないかも知れないけど、モントリオールがあるのは島の上。どこへ行くにも川を渡っていかなきゃいけないのだ。
実はこの数日前まで大雨と洪水で非常事態宣言も出されていたというモントリオール。天気は落ち着いて非常事態宣言も解除されたけど、川はこのとおり濁流だ。 -
14:05、定刻に終点のDeux-Montagnes(ドゥ・モンターニュ)に到着!
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折り返し14:25の発車まで20分あるので、しばらく付近を散策しよう。
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CNはCanadian National鉄道。今はAMTが運営しているモントリオールの郊外鉄道も、もともとはカナダの2大鉄道会社、CNとCPが運営していたものだ。このDeux-Montagnes線ももともとはCNが運営していたもの。
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駅のはずれに置かれたCN(Canadian National鉄道)6710号機。1919年に製造された古参機で、Deux-Montagnes線で活躍していたとのこと。現役引退後ここに置かれているようだけど、見事に朽ち果ててしまっている。
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大きく掲げられたAMT(近郊列車)のシンボルマークとTRAINの文字。このように駅の道路沿いに看板が大きく掲げられているのはとても分かりやすい。
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先ほどは地下の暗い写真しか撮れなかったので、あらためてMR-90形電車をば。
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AMTはフランス語の頭文字。和訳するなら「大都市圏交通局」か。右下の青と白の十字の旗はケベック州旗。
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北米の近郊列車や通勤列車は概してホームが低い。なので車内からは何段もステップを降りる必要がある。
けれど先ほどのモントリオール中央駅だけはホームが高い。ではどうするかというと、高いホーム用のドアを使うのだ。この写真の左端、高い位置にあるドアが見えるだろうか。ここDeux-Montagnes駅では開かないこのドアは、中央駅に着くと出番となる。 -
この先には車庫がある。
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車内を探検。
ボックスシートが並ぶ客室。間隔は広めでゆったり。日本の車両で言うなら215系に雰囲気がちょっと似ているような。 -
車椅子スペース。だけじゃなくて自転車も置ける仕様。欧米ではよく見かける。
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さてモントリオール中央駅へ帰ろう。
ここSainte-Dorothee駅のあたりものどかな風景が広がる。 -
ここDu Ruisseau駅やSunnybrooke駅には広大な駐車場があって、かなり埋まっていた。パークアンドライドが機能しているようだ。
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旅行記グループ 2017年5月モントリオール
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