2017/06/16 - 2017/06/17
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riverwillさん
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2016年に世界遺産に登録されたばかりの中国・湖北省西部にある神農架(しんのうか)。
中国唯一の「林区」指定保護区であり、かつ
あの未確認生物・野人伝説が眠る神農架は
日本人が知らない魅力が詰まった観光名所です!
今回はツアーの内容が濃すぎるので
6つのログブックに分けてお届けしようと思います。その第一弾 昭君村です。
▼よろしければ、詳細はこちらの旅行記も併せてご覧ください。(写真とコメント豊富です)
http://tabinomori.com/travel-blogs/asia/china/hubei/
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- 春秋航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
日本人には意外に知られていない、
2016年に中国で50番目に世界遺産に登録された
湖北省の「神農架(しんのうか)」
中国では野人伝説で有名な場所で、
野人とはいわゆる、雪男とかイエティとかビッグフットとかの類の
UMA(未確認動物)です。
実際、目撃者が後を絶たずに本格的な学術調査も行われたほど。
(結局見つからず)
そんなわけで、中国では割とポピュラーな場所なんですが、
日本人含めて世界での知名度は限りなく低い。
(いや、ミステリー好きな人は知ってるかも)
野人伝説が残るほど手つかずの自然を残したこの神農架、
中国で唯一の自然保護区「林区」に指定された貴重な場所でもあるのです。
その景観の美しさと動植物の希少性が認められ世界遺産に認定されたんですね。
というわけで、
今回は神農架の現地ツアーに参戦です。
とてもボリュームがあるので6つの風景区に分けてお届けしたいと思います。
本旅行記は、
地図にある①昭君故里、別名「昭君村」の旅行記です。 -
出発地点は湖北省宜昌。
湖北省の省都・武漢からもツアーがあるかもしれないですが、
おそらく宜昌からの現地ツアーがもっとも探しやすいとかと。
日本からの神農架ツアーもなくはないですが、
高いうえに取り扱っている旅行代理店もとても少ない。
現地ツアーはもちろん中国語のガイドなので
説明がさっぱり分かりませんが、
写真を撮るだけなら問題ないです。
漢字のニュアンスは分かりますし、必要なときは筆談で通じる。
なんたって、2泊3日で
ホテル、ガイド、送迎、入場料、朝食込みで13,000円です。
破格です。中国バンザイ。
というわけで、
まず訪れたのが「昭君村」です。 -
昭君とは、中国の歴史に詳しい方ならピンと来るはず。
古代中国四大美人の一人、王昭君。
漢時代の人なので、紀元前1世紀ぐらいの人だそうです。
漢民族の人間ながら、その美しさゆえに
モンゴルの前身「匈奴(きょうど)」の国王に嫁がされ、
数奇な運命をたどった悲劇のヒロインです。 -
そんな王昭君の生家がここ。
昭君村は観光スポット名で、実際の村の名前は「宝坪村」。
そうして、この建物は王昭君のギャラリー。 -
中国の画家らが相競って王昭君を美しく描き上げた
一大ギャラリー。(当時の絵画ではない)
説明が英語併記なく中国語オンリーなので
内容はほぼ分かりませんが、
王昭君の伝記に基づく絵のようです。
これは、入口前に飾られていた巨大な透かし彫りの絵。
おそらく、王様に嫁ぐシーンでしょう。 -
王昭君は琵琶の名手のようです。
中国美人を形容するとき、「沈魚落雁閉月羞花」と言うそうですが、
王昭君は「落雁美人」に当てはまります。
ちなみに、ほかの中国美人は
・楊貴妃(ようきひ)⇒羞花美人
・西施(せいし)⇒沈魚美人
・貂蝉(ちょうぜん)⇒閉月美人
意味は、
Wikipediaで調べてみてください。 -
ひとしきり王昭君の美人姿を堪能した後、
専属ガイドの案内で中庭に向かいます。
王昭君の塑像がちらほらと設置。
制作者によって美人度にばらつきが。
これは琴でも引いてるんでしょうか。 -
途中、回廊の壁にかかっていた連作の壁画。
ここの保存状態、だいぶまずいでしょう。
ずいぶん雑
ちょっと気の毒。 -
次に案内されたのが書画ギャラリー。
中央に立っているほっそいお姉さんがこの園内の専属ガイド。
仕事中にスマホいじっちゃだめですよ! -
書画なので、絵と書が一体化した芸術です。
達筆すぎて読めません。
他にも当時の貴重な出土品なども飾られています。 -
この絵は美しい。
羽織っているふさふさが付いたマントが
モンゴルっぽさを感じさせます。 -
出口にあった狛犬。
というか、何?妖怪? -
中庭に飾られていた奇岩のオブジェ。
中国ってこういう独特の奇岩を
何かに見立てた斬新な芸術が多い。
意味が深すぎてよく分からない。 -
王昭君が使用していた客室(だと思う)
かもしくは、当時の一般的な宮廷につかえる人の客室。 -
なんとなく庶民的な香りのする生活エリアへ。
2階は寝室が展示されていました。
展示されていた昭君人形がちょっと怖かった。 -
鋳鉄で作られた不思議なチャイム。
これでご飯の時間か何かを知らせていたのでしょうか。 -
1階にはトウキビが干してありました。
中国の農村でよく見かける風景。
そして、ちょっとした土産物屋もありました。 -
出入り口に戻ってきました。
トータル3~40分程度の見学。
分刻みのスケジュールなのか、
ツアーガイドのお姉さんが今か今かと待ち構えていました。 -
そうしてまだ12時前なのにランチタイム。
ランチはツアーに含まれないので自腹。
昭君村唯一と言っても良いほどのちゃんとしたレストラン。
なので、どのツアー客も大体ここで食べていく。
しかし、当然外国人向けに観光地化されていないので
全部中国語メニュー、さっぱり分からず。 -
適当にメニューを指さして出てきたのがコレ。
白菜と小松菜みたいな野菜のニンニク炒め。
ご飯とお吸い物はセット。
これで約250円。
この辺ではかなり強気の価格。宜昌ではチャーハン80円だったのに。
味は美味しい。けど。野菜しか具のない炒めモノをおかずには
ちょっと物足りない。
というわけで、
昭君村観光はこれにて終了。
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最後までご覧いただき誠にありがとうございました!
▼よろしければ、詳細はこちらの旅行記も併せてご覧ください。(写真とコメント豊富にしてます)
http://tabinomori.com/travel-blogs/asia/china/hubei/
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