1泊2日 福島・栃木の旅 - 初日/前編 -

2017/07/01 - 2017/07/01

今年の9月に遅い夏休みをとり、東北をメインにドライブ旅に出る予定なのですが、今のままでは巡りたいところがありすぎて全て廻れなさそうです。
なので、近場だけでも先に廻っておこう！ということで行ってきました。

エリア 福島

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

早朝3時半。
自宅を出発し、関越道 所沢I.C.から東北道 白川I.C.を目指します。

5時半。
途中、那須高原SAにて休憩します。

6時ちょい前。
「座頭ころばし展望台」です。

座頭ころばし展望台 名所・史跡

朝から降り続く雨のため雲が多いですが、遠くの方にうっすら朝焼けが見えました。

6時半。
「塔のへつり駅」着です。

塔のへつり駅 駅

駅の待合室に向かって、ゆるい上り坂を行きます。

現在の運行状況が表示されています。
平常運転だそうで、良かったです。

ホームもいい感じのカーブ具合ですね。

列車がやってきました。

6時40分発の会津若松行きです。

定刻に発車していきました。
2両編成で、会津田島方の列車はこのようなカラーリングです。

ここからすぐの場所に次の目的地があります。
「塔のへつり」です。

早朝の為、誰もいません。

塔のへつり 自然・景勝地

早速見に行ってみましょう。

塔のへつり 自然・景勝地

吊り橋を渡って向こう側に行きます。
手すりはないですし、「荷重制限があるため、一度に30人以上乗らないでください」と書いてある通り、中々スリルのある橋です。

吊り橋の途中で右側を。

こちらは左側です。

低く垂れこめた雲が、なんだか幻想的です。

向こう側に渡りました。

橋の下をくぐって、さらに進みます。

足元が傾斜しているうえに滑りやすいので注意しながら行きましょう。

岩の下の空間に、たくさんの石が積んでありました。

以前はこの先にも行けたようですが、途中にバリケードが置いてあり、現在は通行禁止になっています。

昔の人が「のみ」で削ったのでしょうか。
跡が残っています。

さらに狭くて急な階段を上ると「虚空蔵菩薩・虚空蔵尊」があります。

お参りした後、恐々急な階段を降ります。

踏面は１０ｃｍあるかないかくらい狭く、普通にまっすぐ降りられません。
横向きになって滑り落ちないように慎重に。

橋を渡って駐車場へ帰ります。

7時ちょいすぎ。
次の目的地「湯野上温泉駅」です。

湯野上温泉駅 駅

ここの駅舎は日本で唯一、茅葺屋根で出来ています。

雨が激しく、レンズに水滴が付いてしまっています。
見づらくてすいませんです。

ホームには足湯も併設されています。

これは電話ボックスかな？と思いきや…

どうやら更衣室のようです。
なぜ駅に更衣室がっ？

中はこうなっています。
足湯を利用する方々の為でしょうか？

待合室の内部です。
いろりや銘木で出来たベンチ等、雰囲気が良いですね。

いろりです。

日中は火が入っているそうですが、朝早かったため見ることが出来ず。

駅前もいい感じです。

駐輪場に置いてある、車のシートを再利用したベンチ(？)もGoodです。

7時34分。
“快速AIZUマウントエクスプレス”がやってきました。

高校生らしき男性が乗って行きました。

鬼怒川温泉行きです。
定刻に発車していきました。

私も次の目的地へ向かいます。

8時。
「大内宿」に着きました。

大内宿 名所・史跡

雨も小降りになってきたので、茅葺の建物群を見て回ります。

駐車場側の道路は舗装されていますが、すぐに舗装は無くなり、電柱も無く、古い時代にタイムスリップしたかのような気分にさせてくれます。

名物の「高遠そば」を出すお店が多いですね。

まだお店が開く前なので、どのような方が座られるのかわかりませんが…。

各家の前には木竿と行燈が設置されています。
それは何故か？

実は翌日は「大内宿半夏祭り」が行われるようで、そのための用意なのですね。
皆さん準備に大忙しです。
毎年7月2日に開催されます。

大内宿半夏まつり 祭り・イベント

「大内宿町並み展示館」です。
開館時間前なので中には入れませんが、外観だけでも凄いですね。

大内宿町並み展示館 美術館・博物館

街並の突き当り、「扇屋分家 浅沼食堂」です。

扇屋分家 お土産屋・直売所・特産品

上の写真の左方向に延びている道を行くと、まっすぐ子安観音堂へ上っていく階段があります。がっ！相当傾斜がキツいので諦めました…。

ちょっと回り道ですが「正法寺」経由で上った方が、幾分傾斜が緩いです。

正法寺 寺・神社・教会

頂上に着きました。
おおっ、よくポスターで見かけるアングルです！
いや、素晴らしいですねー。

建物群だけでなく、向こうの山々も美しいですね。

降りてきました。
消火栓もレトロな感じです。

なるほど。
明治時代は「ポスト」ではなく「書状集箱」と呼ばれていたのですね。

帰りはメインの道ではなく、裏通りを通ってみます。

燃料用の薪が大量に蓄えられています。

用水路。
都会では見ない風景なので、とっても新鮮です！

空・雲・山・田畑、美しいです！

ぷらっと1時間くらい散策してきましたが、駐車場に戻り、約1時間くらい休憩＆仮眠します。

9時50分。
「三澤屋」さんです。

ここでちょっと遅い朝食を取ることにします。

三澤屋 グルメ・レストラン

すでに店内の待合室には開店を待つお客さんで一杯です。
店員さんに人数を告げると番号札を渡され、その番号順に案内されます。

開店準備も忙しそうで、囲炉裏で岩魚を焼いていて、良い香りが漂っています。

私は「10時の開店と同時に入店しますよ～」と、事前に予約をしておいたので、ＴＯＰで案内されました。

一番角の場所をキープ出来ました。

最初にお漬物・じゃがいもの煮物・熱いお茶が出されます。

席からはメインの通りが見えます。
が、雨のためか人通りはまばらです。
まだ時間も10時になったばかりですしね。

大内宿の名物「高遠そば」を注文しました。

来ました～。

ネギが丸ごと1本乗っている！
器がデカい！
蕎麦湯も一緒に来た！


一般的なカードの大きさのQUOカードと比べてみてください。
予想を上回る大きさです。

一応割りばしも付いてきますが、せっかくなのでネギでお蕎麦を食してみます。

テーブルに置いたまま食べるのは難しいですが、器を持って口元に持っていき、ネギですくう様にすると割と簡単に食べることが出来ます。

イメージとしては「空腹のデブが山盛りのどんぶり飯をかっ込んでいる(←あっ、これは私の普段の行動だ！)」のを優しく食べる感じです。
それで食べなれていたので上手いことネギで食べられたのですね。
　

おかげさまで無事に完食しました！
ごちそうさまです。

お会計をします。

普通のお店だとレジがあって そこで支払うのですが、こちらのお店では写真左側の座布団に正座して店員さんにお支払いをします。

「昔はレジスターやカルトンなど無いわっ！」…という感じですかね。
味のある支払方法、とても良かったです。

10時20分。
朝食を取ったところで、昼食を食べに(!)次の目的地へ向かいます。

時刻表を見たら「門田(もんでん)駅」にて列車と出会えそうなので寄ってみます。

門田駅 駅

列車が来ました！

リレー101号です。

10:48。
定刻に発車していきました。

私も出発します。

11時。
目的地の「お食事処 むらい」に着きました。

目の前の道路拡張工事の為、一旦閉店していた模様ですが、リニューアルオープンしています。

むらい グルメ・レストラン

早速店内へ入ります。

開店と同時に入店したので、余裕で席に着けました。

2017/07/01現在のメニューです。
裏側にも定食やドリンク類が載っていました。

こちらの看板メニューである「ロースかつ丼(ソース)」を注文しました。

会津若松といえば、やっぱり「ソースかつ丼」ですよね！

壺の中にはソースが入っています。
味が足りないと感じた場合には、このミニ柄杓でソースをかけてください。

待つこと15分。

来ました！
ソースかつ丼です！

巨大です！
カツが1kg分乗っかっております！

カツがそびえ立っておりますが、その分ライスが少なめです。
ちょっと物足りないような…。
ライス大盛りにすれば良かったかな…。
　　↑1時間前に高遠そばを食べたばかり

私はそのまま食べましたが、上の写真のかつ丼の横にある白い取り皿に一旦カツを移し、ライスと一緒に適量なカツを食すのが一般的な食べ方のようです。

冷蔵庫横の棚には、食べきれなかった方のために、お持ち帰り用パックを\10-にて販売していました。

私は普通に完食しましたが、「食べきれるのだろうか…？」と心配な方も安心してオーダーできますね。