2017年7月 2泊3日の東北夫婦旅その3☆米沢市の上杉神社、小野小町ゆかりの小野川温泉、日本三大文殊の一つ高畠町の亀岡文殊、泣いた赤鬼の作者・浜田広介記念館、日本三熊野の熊野大社、山交旧高畠駅を観光☆2泊目は憧れの大人宿・赤湯温泉の櫻湯山茱臾に宿泊☆
2017/07/02 - 2017/07/03
1336位(同エリア6775件中)
ゆずのはさん
2017年7月1日(土)から3日(月)までの2泊3日の東北夫婦旅の続きです。
7月2日(日)午前10時、福島県須賀川温泉・おとぎの宿米屋をチェックアウトし、東北道、(一部開通の)東北中央道を経由、11時半に山形県米沢市に到着しました。
米沢市はもう数度目の来訪のため上杉神社のみを観光し、小野小町ゆかりの小野川温泉の田んぼアートと小野川温泉をちょっとだけ見て、高畠町へ移動。
日本三文殊の一つである亀岡文殊でご朱印を頂き、大好きな童話『泣いた赤鬼』の作者である浜田広介の記念館を観光し、二泊目の宿である南陽市赤湯温泉の櫻湯山茱臾(さくらゆさんしゅゆ)に向かいました。
山茱臾のチェックイン予定時間は午後3時だったのですが、いつもながらの観光詰め詰めのスケジュールのため、到着したのは3時半頃になってしまいました。
翌日はかなり強い雨のため、宿のスタッフさんに教えて頂いた日本三熊野の一つである熊野大社、山交旧高畠駅を観光し、米沢駅前で人気の駅弁『牛肉どまんなか』の出来立てを買って食べ、地元に帰りました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7月2日(日)朝10時、福島県須賀川市のおとぎの宿米屋をチェックアウトし、山形県へと向かいました。
米屋を出発して約一時間、西栗子トンネルを抜けて米沢方面へ。 -
30分ほどで米沢市の上杉神社に到着。
参道では、米沢藩中興の祖である第9代藩主・上杉鷹山公の像がお出迎えしてくれました。 -
上杉神社のある松が岬公園(米沢城趾)案内図。
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さすが人気の神社なので、たくさんの参拝者で賑わっていました。
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お堀。
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史跡・上杉謙信公祠堂跡への石段。
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上杉鷹山公についての説明板。
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上杉神社内にあった米沢城下絵図。
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天地人の像。
米沢藩主・上杉景勝と家老の直江兼続主従ですね。
結局は屈したけど、天下の徳川家康に事実上の果たし状『直江状』を送りつけた反骨精神の持ち主である直江兼続は私の好きな戦国武将の一人です。
しばらくの間、藩主を窮地に陥れた奸臣として、評価が低かったそうですが、徐々にその手腕と業績が見直され、NHK大河ドラマの主役になるなど、主人思いの智将として知られるようになりました。
名君である鷹山公も兼続に倣い、窮乏した藩を改革していったそうです。
歴史上の人物像というものは、その時々の権力者の都合によってねじ曲げられたりしますから、私たちが歴史の時間に習い、素晴らしいと思っていた人物も時が流れればどう評価されるかわかりませんよね。
…そういえば、前月の新潟旅で南魚沼市を通過した時に、直江兼続公生誕の地の看板を見つけたっけ。
私たちの夫婦の旅は、まったく意識はしてないのに、なぜか、一人の人物のゆかりの地に続けて行く傾向があります。 -
伊達政宗公生誕の地の石碑。
仙台藩の祖・伊達政宗は、実は米沢の生まれだったのですね。 -
ジョン・F・ケネディが尊敬した上杉鷹山の像と、鷹山の名言「なせば成るなさねば成らぬ何事もなさぬは人のなさぬなりけり」の石碑。
上杉鷹山は、日向国高鍋藩から男子のなかった8代藩主重定の養子として上杉家に入り、米沢藩第9代藩主となり、領地返上寸前までに追い詰められていた米沢藩の財政を見事に立て直した江戸時代屈指の名君として知られた人物です。 -
明治4年に創建された上杉神社の鳥居。
人のいなくなる瞬間を撮るのはなかなか難しい。 -
良い具合に、周辺に誰もいなくなった鳥居をパチリ。
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本殿。
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拝殿。
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上杉神社御由緒。
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こちらは、上杉景勝公の叔父であり、生涯の好敵手・武田信玄公との数々の戦で歴史に名を残す戦国時代屈指の武将である上杉謙信公の像。
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稽照殿(宝物殿)。
上杉謙信公の肖像画や、直江兼続公のあの有名な『愛』の兜も展示されていました。 -
上杉神社から米沢の奥座敷ともいわれる小野川温泉の田んぼアート会場へ。
伊達政宗公生誕450年を記念した田んぼアートを見学。
なぜに伊達政宗か?と思ったけど、上杉神社に生誕の地の石碑もあったように、伊達政宗公は米沢の生まれであり、この小野川温泉にも湯治に訪れたことがあるとのこと。 -
橋を渡った向こうは、世界三大美女の一人・小野小町ゆかりの小野川温泉。
一度は泊まりに来てみたいと思っていますが、今回は温泉街をちょこっと見るだけにします。 -
小野小町ゆかりの名泉・滝の清水。
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手前の旭屋旅館さんの看板には、小野小町開湯の文字が見えます。
謎多き絶世の美女であった小野小町については、全国至るところに伝説や伝承が残っていますね。 -
小野川温泉から、亀岡文殊へと向かいました。
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出羽亀岡文殊堂と刻まれた歴史を感じさせる石柱。
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亀岡文殊山門。
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趣のある石段。
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鐘楼と羅漢さん。
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お堂。
阿倍文殊院、切戸文殊(天橋立)と並ぶ日本三文殊の一つである亀岡文殊(大聖寺)。
伝では801年に創建された真言宗智山派の松高山大聖寺が正式名称。 -
亀岡文殊縁起の書かれた立て看板。
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こちらは階段を昇ることはできません。
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名水・知恵の水。
味はまあ普通。 -
亀岡文殊から約20分ほどで到着した高畠駅…なんともメルヘンチックな駅舎ですね。
2004年に来た時はレトロな昭和チックな駅舎だったような記憶があったのですが、それは私の勘違いで、1992年に現駅舎になったそうです。
ナンチャッテ駅舎マニアの夫(カメラ小僧)、駅舎のタイプにこだわりは特にないので、ちょっと気恥ずかしいくらいのメルヘンチックな駅舎だろうが関係なく激写しておりました(笑) -
高畠駅から車で数分の浜田広介記念館に到着。
この日最後の観光場所です。
夫(カメラ小僧)は初めて、私は13年前に息子と一緒に来たことがあります。 -
よく手入れされた芝生の向こう側にある浜田広介記念館建物。
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こちらは、移築された浜田広介の生家。
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浜田広介の代表作『泣いた赤鬼』の一節が書かれた立て札。
1933年に発表された、人間と仲良くなりたい赤鬼と、赤鬼のために悪者になった青鬼との悲しくも心温まる友情の物語は、発表から80年以上も時を経た今でも少しも色褪せることなく、読む者の心に美しく響きます。
余談ではありますが、今年の春に訪れた南知多にも碑のあった新美南吉の『手袋を買いに』と、この『泣いた赤鬼』が私の大好きな二大童話です。 -
前回来館した時もここから入った記憶があります。
この奥の受付で入館料500円を支払いました。 -
多くの童話ファンが好きな童話の一つに挙げる『泣いた赤鬼』、これだけたくさんのバージョンの絵本が出版されているのですね。
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以前来館した時には無かった高畠ファーム製の泣いた赤鬼ゼリーと竜の目の涙ゼリー。
一個550円は高いかなと思いつつ、あまりの可愛さと旅の記念に二種類とも購入しました。 -
正面玄関にあった赤鬼の像をパチリ。
時間で上映しているスライドは『竜の目の涙』でした。
もう少し待てば、『泣いた赤鬼』も観れるとのことでしたが、私は以前来館した時に観たので、『竜の目の涙』だけ観て、この日の宿である赤湯温泉の櫻湯山茱臾へと向かうことにしました。 -
高畠町の浜田広介記念館から約10分ほどで、南陽市赤湯温泉の櫻湯山茱臾に到着。
以前は、櫻湯という名の旅館だったそうなのですが、桜の季節の前に咲く山茱臾の花がきれいな宿ということで、12年くらい前に、かつての櫻湯の名前も残しつつ全室7室の離れ形式の大人宿に生まれ変わったそうです。
前々から宿泊してみたかった宿なので、今回、ようやく念願が叶いました。 -
山茱臾のフロントとラウンジ。
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山茱臾のおみやげコーナー。
上品で素朴な器等々。 -
南陽市では有名なお菓子屋さん・萬菊屋で発売されているお菓子『NANJOdaBE(ナンジョダベ)』。
フランス語みたいな綴りですが、この地方の方言で「いかがですか」という意味だそうです。
最中の皮とクッキーが合体した新感覚スイーツ、これ、初めて食べた時はものすごく感動しました。
何度か山形県を旅行していますが、2004年以来南陽市には寄ったことがないため、ようやくお目にかかることができました。 -
手作りの布小物もありました。
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チェックインは客室で行うシステムのため、まず宿泊するお部屋へと向かいました。
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私たちの宿泊するお部屋は『花筏』でした。
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内玄関を入ってすぐにコーヒーメーカーと冷蔵庫(中身有料)。
小さなシンクもあるので、使用したカップやコップなどを洗うことができて便利です。 -
手前が主室である和室、奥がリビングルーム、主室隣が寝室とどの客室も三部屋あり、リビングルームの奥は廊下、洗面所、温泉露天風呂となっています。
今まで、結構、高級宿にも宿泊しましたが、三部屋もあるのはもしかして初めてかも。
喫煙者の夫(カメラ小僧)的には大事な、喫煙・禁煙が選べ、もちろん喫煙の希望を出したら、主室とリビングルームの2ヶ所に灰皿が用意されていました。 -
主室でしばしコーヒータイム。
予習済みですが、お部屋菓子も『NANJOdaBE』でした。
夫(カメラ小僧)、今までお部屋菓子にはまったくというほど関心がなかったけど、自分の知り合いへのおみやげに購入したくらい気に入ったみたいです。 -
そして、こちらがリビングルーム。
テレビも大きく、椅子やソファーも座り心地抜群でした。
各客室毎に中庭があるのもいいですね。 -
手前の白い椅子の座り心地が特に気に入りました。
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テレビ台の引き出しにはコーヒーカップや、シュガー、ミルクなどが入っていました。
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こちらが寝室。
本来なら、お部屋は宿側のお任せなのですが、ダメ元でベッドのある部屋をリクエストしてみたら、ちゃんとベッドの部屋にしてくださっているあたりはさすが山茱臾さん。
ベッドの枕元にコンセントが無いのが唯一マイナスポイントだけど、隣の物音が気にならない静かなお部屋で安眠することができたのはよかったです。 -
浴衣、パジャマを兼ねた部屋着はサイズ豊富に取り揃えていました。
茶系の渋目の色合いは好みが分かれるところで、私は浴衣は着用せず、家から持ってきたルームウェアとレギンスでほぼ過ごしました。 -
こちらが洗面所と露天風呂につながる廊下。
雨漏りの跡みたいな染みが敷かれたカーペットに見受けられましたが、両側ガラス張りは明るさと解放感があり○。 -
ダブルシンクの洗面台に椅子も二つあるのは気が利いているなと思いました。
またドライヤーが2台あるのも初めてでした。 -
ウォッシュタオルとバスタオルが各二枚ずつ、渋目の布巾着は女性客限定のプレゼントだそうで、中にはデタイユ・ラ・メゾンのボディーソープとボディーローションのミニサイズなどが入っていました。
使いきりの基礎化粧品の他、備え付けの基礎化粧品(男性用も有り)、バスローブもあり、なかなか手厚い配慮です。 -
温泉露天風呂手前のシャワールーム。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープがポーラのアロマエッセというのが、私的にはイマイチだけど、アロマエッセを置いてある宿率高いです。 -
加水無しの温泉露天風呂。
ちょっと熱めのため、かき混ぜてからお入りくださいとのことでした。
米屋のようなとろみ感はありませんが、なかなか良い泉質のお湯で、滞在中4回入りました。
こちらのお宿、館内はとても静かですが、町中にあるため、塀の向こうは道路で、お風呂に入っている間中、通行中の車の音が絶え間なく聞こえてくるのがやや残念に感じられました。 -
部屋で露天風呂に入ったり、寛いだりしたあと、大浴場へ行ってみました。
入口などを撮り忘れましたが、入ってすぐのところに各部屋の専用下駄箱があるので、よその方が履いた下駄を履いたりすることがないのも嬉しい配慮です。
室数の多い旅館が好みの方には物足りないかも知れませんが、こじんまりした宿ならではの行き届いたおもてなしが好きな私にはぴったりの宿だなと思いました。
こちらは脱衣所にある洗面台、数は左右二つずつですが、全7室という客室数を考えると妥当、いや多いくらいかな。 -
脱衣かごはオーソドックスなタイプ。
脱衣所にウォッシュタオルもバスタオルも用意されているので、部屋からは着替えを持って来るだけで大丈夫です。
ただし、メイク落としの類いは置いてないので、私は客室露天風呂を使用した際に、シャワールームで洗顔も済ませておきました。 -
先客がいらっしゃいましたが、私とほぼ入れ替わる感じで出て行かれましたので、浴場内を撮ることができました。
洗い場には仕切りがあるので、隣の方のシャワーが掛かったりすることはないよう工夫されています。
内風呂は数人で一緒に浸かるのは無理かなと思うくらい小さい浴槽でしたが、全客室に温泉露天風呂が付いているから、このくらいの大きさでもよいのかなと。 -
ジャグジーとなっている露天風呂。
温泉ならジャグジーでなくてもよいのでは?と、宿泊した方のブログで見かけますが、私はジャグジーでも良いのではと思います。 -
温泉分析書。
含硫黄ーナトリウム・カルシウムー塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
前泊の宿・米屋さんみたいなヌルッと感はありませんが、こちらの泉質も美肌のお湯ですね。
実は先日、我が家でスッテンコロリンして、鉄製のマガジンラックに左大腿部の外側を強打し、30センチくらい内出血してしまったのですが、皮膚と打ち身に効能のある温泉にこの二日間浸かりながらひたすらマッサージしたのが良かったのか、だいぶ内出血が目立たなくなってきたように思われました。 -
男女別大浴場を出たところには、オレンジジュースとレモン水のサーバーが設置されていました。
オレンジジュース美味。 -
午後7時に予約していた夕食は、もちろんお部屋食
でした。
左上【先付】
貝柱と夏野菜の煮こごり
キャベツと小松菜の冷汁
竹筒に入った煮こごりがとてもカラフルで、食べるのがもったいない感じでした。
右上【前菜】
南陽産丘ひじき、フルーツトマト、ばい貝、手長海老、枝豆、鴨ロース
左下【御造】
鯛、鮃、鱸、山葵
右下【椀物】
岩もずく入り真薯、梅肉、柚子 -
上【焼肴】
南陽産アスパラ鱸巻き、レモン、鬼灯玉子
下【御凌ぎ】
鰻寿司、山桃ワイン煮、ガリ
写真のカクテルは、一休ダイヤモンド会員特典の柚子のカクテルでした。(味は濃厚で甘い) -
上【強肴】
米沢牛ステーキ、山葵、岩塩二種
さすがは米沢牛、柔らかくて美味。
下【蓋物】
蕗、細竹、海老 -
上【御食事】
牛時雨ご飯、紫蘇、止椀、漬物
下二枚【水菓子】
バニラアイス(コーヒーシロップ添え)
南陽産さくらんぼ(佐藤錦)
米沢牛ステーキ以外、特別美味な物はなかったようにも思いますが、見た目とお味が上品な料理でまずまず満足のいく夕食でした。 -
7月3日(月)朝8時、部屋での朝食。
パンに和風おかずはちょっと違和感あるかも。
ベーコンやハムに目玉焼きなどの洋風おかずが絶対合うのに…何故に和風おかずを?
ほとんど非の打ち所がない宿だっただけに、洋朝食の和風おかずだけは理解不能でした。
しかも、バターじゃなくバター入りマーガリン(?)が提供されていたのはちょっとガッカリかなと。
私の、宿のクオリティーの高さを知る目安が、朝食のパンにバターが付くかマーガリンが付くかなんですよね。
大体の高級な感じの宿やホテルではバターが付き、リーズナブルなビジネスホテル系はマーガリンと決まっていたりするのですが、時々、リーズナブルなお宿でバターが出ると素直に感動するくらいのバター好き。
バターかマーガリンか、パン好きではない方にはなんとも変なこだわりかも知れませんが、ここだけはいつもしっかりチェックさせて頂いています。 -
【食後の水菓子】
オレンジとゴールデンキウイ、ブルーベリーヨーグルト。
ドリンクにホットミルクが選べるのは良いと思いました。
《櫻湯山茱臾の感想》
良かった点は部屋数が少なく(7室)、大人宿の風情のある静かで落ち着いた宿であること、全室に温泉露天風呂が付き、主室、リビングルーム、寝室の三部屋からなり、広々として寛ぐことができたこと、料金以上のホスピタリティーが受けられたこと。
ただし、担当のスタッフさんは感じは良いのですが、忘れ物がちょっと多いかなという印象を受けました。
また、夕食はまずまずおいしかったものの、洋朝食の和風おかずだけは、再考した方がよいかなと思いました。(パンが美味だけに残念な気がします)
総合的には再訪は有りかな…雪の季節か、山茱臾の花の咲く頃にまた来てみたいと思います。 -
午前10時20分頃、櫻湯山茱臾をチェックアウトし、程近い足湯へやってきました。
足湯好きの夫(カメラ小僧)、旅行に出かけた先の足湯を必ずチェック。
入る入らないに関わらず、絶対に足湯のある場所へ行かないと気が済みません…この人、興味の対象の範囲が広過ぎ! -
昨夜から続く雨のためか、足湯に入っている人はいませんでした。
-
車のフロントガラス越しに見る赤湯温泉駅。
昨夜から降ったり止んだりの雨、この日の午前中がピークでした。 -
山茱臾のスタッフさんオススメの南陽市宮内にある熊野大社に向かいました。
和歌山県にある熊野三山、長野県の軽井沢にある熊野皇大神社と並ぶ三熊野の一つである熊野大社。
主祭神はイザナミノミコト、806年に再建されたとの記述があるものの、実際には平安時代末期の創建ではないかとのこと。
いずれにしろ、都から遠く離れた東北の地に、このような立派な神社が建立されたことに驚きを感じます。 -
雨足が強く、鳥居の前近くに車を停めさせて頂きました。
雨に濡れた石段を傘を差して昇るのも一苦労。 -
石段はそれほど長くはなく、すぐに拝殿のある場所に到着。
右が趣のある茅葺きの拝殿、左が社務所。 -
見事な拝殿。
-
拝殿の後ろに本殿。
本殿の屋根の梁の辺りに兎の彫刻が隠れていることでも知られているそうです。
夫(カメラ小僧)は真剣に探していましたが、私は途中でリタイアしました。(そういうの苦手)
ご朱印を頂き、そろそろ次の観光場所に移動せねば。 -
山形交通旧高畠駅。
1974年に廃止された山形交通の駅ですが、現在のJR高畠駅は、山形交通高畠線が運行されていた当時は糠ノ目駅と呼ばれ、こちらの駅が高畠駅だったそうです。
ここをちゃんと調べたはずの夫(カメラ小僧)、車のナビでは見つけられず…。
結局、私のスマホで見つけましたが、相変わらずリサーチ適当過ぎ! -
登録有形文化財のプレートをパチリ。
駅舎マニアの夫(カメラ小僧)、えらく気に入ったようで、あらゆる角度から激写していました。 -
旧高畠線の電車も展示されていました。
夫以外にも駅舎マニア&電車マニアが何人か訪れ、それぞれ激写していました。 -
旅の最後に米沢駅で駅弁を買うために米沢へ向かう途中で、山形新幹線の通過を見かけたので、急いで撮りました。
あまりにも新幹線の姿が小さかったため、トリミングしてみたら、やたら細い画像に…(笑)
ミラーが邪魔だけど、どうにか山形新幹線つばさの全体は撮れたようです。 -
米沢駅の駅舎もやたら立派です。
2004年に来た時って、こんなに立派だったのか、またまた記憶無し。(1993年竣工らしい)
その当時は、こうして旅ブログを書くという発想がなかったから、写真もまったく撮ってなかったもんね。 -
米沢駅には寄らず、駅前のお弁当屋さんで、人気の駅弁・牛肉どまんなかを見つけ、出来立てをGET☆(一個1250円)
なんとも慌ただしく、お天気にも恵まれない旅でしたが、夫(カメラ小僧)の行きたい場所にはほぼ行けたのではないでしょうか。
私は良い宿に泊まって、温泉に浸かって、おいしい物を上げ膳据え膳で食べられれば大体満足なんだけど、観光優先の夫はあまり宿には興味がないため、目的の違う者同士お互い折り合いをつけるのに苦労しますが、また今月末も違う方面に旅行を計画しているので、次はどんな旅になるのやらです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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