心の目で見る竜ヶ岳からの富士山と樹海散策　

2017/06/11 - 2017/06/11

フォローさせていただいているきしゆめさんの竜ヶ岳ハイキングの旅行記を拝見して
日々行きた～い！と思っていました。

でも、公共の交通機関を使うとかなり不便。
やっぱりここは車で行くべきだよなあ！
でも、近頃ご年配の方がアクセルとブレーキを間違える事故が多いけど
限りなくペーパードライバーに近い私も負けないよ～の状態。
自分で運転するのは危険なので、息子の耳元で毎日「竜ヶ岳！竜ヶ岳！」とささやく。
夕飯時にはきしゆめさんの旅行記を息子の目に触れるようにしておく。
そんな日々の努力の甲斐があって、「しかたがないなあ～、行ってやるよ」との返事をついにもらう。
やった～～～
うれしすぎて前日眠れず、早朝寝不足。
10日は朝富士山ライブカメラで見たら、あまり良くない天気ということもあり1日後ろに伸ばすことになってしまいました。
昼ごろ、ライブカメラを見たらしっかり富士山。
明日は行くぞ！と気合を入れてしっかり寝たのに1日ずらした悲劇が・・・

心の目で見れば絶景の竜ヶ岳ハイキングを終えて、以前から気になっていた
樹海を散策したのでした。

参考にさせていただいたきしゆめさんの旅行記
「今年も山ゴハン始めました【山梨百名山】~竜ヶ岳~」はこちら
http://4travel.jp/travelogue/11248164

エリア 富士五湖(山梨)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車 徒歩

朝早起きして、中央高速を走る。
自分で運転していないけど。

富士急ハイランドが見えてきた。
富士山が見える絶叫系の乗り物が多いとして人気の遊園地。
あれ？富士山は。

富士急ハイランド テーマパーク

高速降りてからも本栖湖のほうまではちょっと距離があるのね。

本栖湖キャンプ場の駐車場。

無料で広い駐車場。
ありがたい。

本栖湖キャンプ場 キャンプ場

そっか！ここはあの「上九一色村」
竜ヶ岳は山梨百名山の1つです。

トイレも竜ヶ岳の入り口もこっち。

道路を渡って向こうが登山口。

林道の案内に向かって進みます

ゲートがありますが、ハイカーは通行可です。

秩父の山ってゲートあまりない気がするんですが
割とハイキングコースってゲートあるものですか？
かってにハワイみたいって思っちゃったのですが。

スタートは緩やかな登り。

でも、油断をするとすぐに急な登りになってきた。

湖が見えてよい眺め。

本当だったら目に前にどーん！って富士山がみえるはず。

本当だったら・・・ほんとうだったら・・・ホントウだったら・・・
アップしてみたらぼんやりと見えますかあ？

数は少ないけど山ツツジがきれい。

東屋に到着しました。
駐車場からは1時間ということだったけど
ゆっくり上ってきたのでもうすこし時間がかかりました。

地図にのっていた石仏は東屋のすぐそば

下山してからお店の人に聞いた話では
以前は囲いはなかったのに、持って行っちゃった人がいたから
囲いをつけたそう。
重たい石仏を運ぶぐらいの体力があれば、その体力もっと他に使えばいいのにね。
石仏、そのあとどうなったのかしら？

仲間が減ってしまった石仏

頂上はあちら。
もう少し頑張りが必要です。

目の前は（富士山と）樹海

キジムシロかな

つづら折りのなだらかな坂をゆっくり上っていくと
先ほど休憩した東屋は下の方。

かわいい苔に癒されながら登って行くと

竜ヶ岳の頂上に到着！

あれ？富士山は・・・

竜ヶ岳 自然・景勝地

石の標識も折れているが私の心も折れている。

心の目で見るんだ～っ
きしゆめさんの旅行記を思い出しながら、あのあたりに富士山が！って
思うことにする。

念ずるとほらうっすらと富士山が見えてきた。
錯覚？
イエ、本物ですよ。

頂上で風に吹かれながらおにぎり食べてしばらく待っていたら
ほんの少し富士山が見えてきたのです。
その後しばらく粘ったけど結局これが一番の富士山。

下から雲が出てきて気が付いたらまた消えていました。

方向によっては青空なのにね。

以前は笹の葉で歩くのが大変だったようですが
売店のおじさんの話では笹は刈っているので
夏でも笹で歩きにくくなることがないそうです。

本当は来た道をそのまま戻ろうと思っていましたが
富士山も見えないので湖畔登山口という方へ
行ってみることにしました。

さすが湖畔登山口。
本栖湖がきれいにみえる～！って思ったのはこの時だけ。

後は、木の陰から湖の気配を感じることはあっても
見えることはなかったです。
富士山が見えなくても行きのコースを歩いたほうが楽しかったかも。

時々見える木の皮のないつるつるの木があったのですが
これはそういう種類なのでしょうか？
それとも病気？
個人的にはちょっと気持ちが悪く見えたのですが。

倒れても自己主張する木

本栖湖に着いた。

千円札の富士山展望台にも行ってみたかったけど、
この日は富士山が見えないからあきらめることにした。

本栖湖 自然・景勝地

車道を歩いていたら、バスの乗客がこっちをみて手を振ってくれた。
頑張って歩いているように見えたのだろうか？

売店のおじさんがダイヤモンド富士などいろいろ話をしてくれました。

富士山が見えなかったから富士山サイダー飲んで我慢するわって言ったら
高いサイダーなのに申し訳ないね～って
商売っ気のないおじさんだなあ。

山バッジもお買い上げ。

このまま家に帰らずに寄り道しようかということになりました。

行きに気になっていた鳴沢氷穴に行くことにします。
以前勤めていた職場の旅行で、このあたりを通ったときに
タクシーの運転手が「氷穴なんて人工だからつまらないよ」と言っていたので
それから行く気にならず、ウン十年。

鳴沢氷穴と富岳風穴のセット券だと100円安くなるので
こちらを購入。

鳴沢氷穴 自然・景勝地

ヘルメットはこちら

ヘルメットなんて被る必要なかったかなあなんて思いながら
氷穴の入り口に向かいます。

鳴沢氷穴は今から1150年以上前の貞観6年(864)富士山の側火山長尾山の噴火の際、古い寄生火山の間を灼熱に焼けた溶岩流(青木ヶ原丸尾)が流れ下ってできた洞窟です。

お気楽に橋を渡ります。

頭上より足元注意だわなんて思っています。
入り口でサンダルの方は長靴を貸しますなんて説明があったときは
ちょっと甘く見ていましたが、
確かに注意が必要です。

途中から道が狭く高さも低く屈んで歩かなければなりません。
頭をボコボコぶつけます。
ヘルメットってすご～い
こんなに頭をぶっつけても痛くない。
防災用に買おうかと思っちゃいました。

冷蔵庫の無かった時代に冷蔵庫の代わりに使用されていたそうです。
天然氷は、馬で運ばれ江戸の殿様に献上されたとも云われています。

タクシーの運転手はこの風景をみて人工だからつまらないと言ったのかもしれません。

年間平均3度で自然の氷で、氷自体は冬に出来てだんだん溶けるので見られるのは初秋ごろまでだそうです。

出口に出た。
思ったより中は広くなかったけど、なかなか面白かった。

売店でご当地のお土産がうっていたけど
何も買わず。

鳴沢氷穴売店 グルメ・レストラン

鳴沢氷穴の後ろが東海自然歩道となっていて富岳風穴まで歩いていけます。

青木ヶ原樹海って自殺の名所というイメージ。
でも、観光地の氷穴から入って自殺する人なんていないよね、自殺するときは
この看板見ないよね・・・ってつぶやいたつもりが
声が大きすぎで横にいる女性に爆笑されちゃった。
ちょっと不謹慎だったけど、こんなところで命落としちゃだめだよ。

青木ヶ原樹海 自然・景勝地

青木が原樹海のなりたちは
西暦864年、富士山三大噴火の一つである「貞観大爆発」
富士五湖の前身である「せの海」は
「西湖」「精進湖」「本栖湖」の3つに分断し、富士山北西部は溶岩により埋め尽くされました。
この溶岩の上に、苔がはえ苔が朽ちて土になりました。

出来た土の上に木が生えましたが、土は厚くないため
根がむき出しになった、特徴的な雰囲気になったようです。

ここは自殺の名所と言われていますが
入り込んだら帰りたくても道が分からなくなってしまい
迷ってしまうこともあるかもしれません。
不思議な形をしているこの根っこを見ていると引き込まれそうになってしまいます。

方向音痴の私は自然歩道からそれるような行動はできません。

富岳風穴に到着。
コーンも富士山型。さすが富士山のおひざ元。
でも、かっこいい富士山をこの日は見ていない。

富岳風穴 自然・景勝地

氷穴より氷柱が大きくよりライトアップされているような気がします。
高さもあるので閉塞感はありませんが、その分氷穴よりドキドキ感が
ないかも。

縄行溶岩
溶岩が流れた際に先に冷えた溶岩の後に溶岩が順次押し寄せて
生じた溶岩表面の縄状の模様。

昭和初期までは、蚕の卵の貯蔵に使われていたという天然の冷蔵庫

ひかりごけ

見学を終了して外に出ます。

ちょうど小学生の団体が向かうところ。
友達と一緒に入ったら楽しいだろうなあ？
でも、風穴の方が天井が高いから頭ぶつけなくていいね。
氷穴だと怪我人が出て騒ぎになりそう。

多分限定品だと富士山アルフォートを購入

森の駅 風穴 グルメ・レストラン

寄り道したので、中央高速は大渋滞。
運転しない私はキョロキョロ。
頭の上をリニアが走ることもあるのですね。
興味津々。

残念ながら、富士山はみえなかったけどたまには息子とのドライブ＆ハイキングも楽しいものだ。
また一緒に行ってくれるかな？
リベンジしたいんだけどね。

山梨県立リニア見学センター 美術館・博物館

この旅行記へのコメント （4）

• バナナナマンさん 2017/07/15 19:07:05

  無事に帰られたのですね、何よりです。

  みんままさん
  
  こんばんは
  
  
  お嬢さん　帰国されたとのこと。
  
  無事に帰られたのですね、何よりです。
  
  本当に何よりです。
  
  海外で学ばれ、素晴らしい経験もされたと思いますが
  
  無事帰って来られ良かったですね。
  
  
  　　バナナナマン
  
  

  ちちぼーさん からの返信 2017/07/15 22:07:51

  RE: 無事に帰られたのですね、何よりです。

  バナナナマンさん、こんにちは。
  
  
  > お嬢さん　帰国されたとのこと。
  > 無事に帰られたのですね、何よりです。
  私の娘なので、チョコチョコとトラブルは起こしたようですが。
  
  
  > 海外で学ばれ、素晴らしい経験もされたと思いますが
  > 無事帰って来られ良かったですね。
  バナナナマンさんの応援、私たち家族に心強かったです。
  
  有難うございました。
  
  みんまま

• バナナナマンさん 2017/07/14 22:59:34

  本当に羨ましいですね。

  みんままさん
  
  こんばんは
  
  
  
  車で連れていってもらえたのですね。
  
  優しいむすこさんですね。
  
  私は娘が三人、一人くらいは男の子が欲しかった。
  
  竜が岳の標柱の向こうに綺麗な富士山が見えるはず？でしたね。
  
  残念。でも、心の目・・・なのですね。
  
  バコ国立公園での分かれ道・・・
  
  今回も分かれ道で・・・
  
  富士山も見えないので湖畔登山口という方へいかれたのですね。
  
  同じ道を歩くより別の道の方がいいかな？
  
  冒険心　たっぷりですね。
  
  みんままさん、鉄女であり？、歩くことも好きなのですね。
  
  次回は、綺麗な富士山を見に行ってください。
  
  それにしても、息子さんに連れていってもらって
  
  本当に羨ましいですね。
  
  
  バナナナマン

  ちちぼーさん からの返信 2017/07/15 08:44:28

  RE: 本当に羨ましいですね。

  バナナナマンさん、こんにちは。
  いつもありがとうございます。
  
  
  > 車で連れていってもらえたのですね。 > 優しいむすこさんですね。
  しつこく誘ったので、諦めたようでした。
  
  > 私は娘が三人、一人くらいは男の子が欲しかった。
  男性は、きっと息子がほしいのでしょうね。
  普段は興味も近い娘との旅行になりますが、たまには息子との旅行も楽しいですね。
  
  > 竜が岳の標柱の向こうに綺麗な富士山が見えるはず？でしたね。
  息子は雨男なので行かれただけ良しとしなければ・・・なのです。
  
  
  > 冒険心　たっぷりですね。
  > みんままさん、鉄女であり？、歩くことも好きなのですね。
  私の旅の中心は歩くことです。
  一番歩いたのはハワイですけどね。
  また、暑いけど気持ちの良い風の吹くハワイへ行きたいです。
  
  > 次回は、綺麗な富士山を見に行ってください。 そうですね。
  次回は富士山が見たいです。
  ここへ行くときはまた息子に頼まなければなりませんが。
  
  息子と娘にしてみると同性の方が良かったようですが、
  親としては両方いて楽しませてもらっています。
  
  娘帰国しました。
  
  みんまま