台湾北部の旅（１）・・天燈上げの十分、千と千尋の世界九分、奇岩が立ち並ぶ野柳を訪ねます。

2017/06/11 - 2017/06/13

台北、九分、十分、野柳などの台湾北部に限定した、トラピックス主催の４日間格安ツアーに参加してきました。

台湾入国の際には入国カードが必要ですが、2015年7月から入国カードの代わりに、オンライン入国カード申請が事前にネットで可能になっています。申請方法を紹介したブログを参考に、私もパソコンから申請手続きをしました。入国審査の窓口では、「オンライン」と一言添えればOKでした。

利用した航空会社はタイガーエア台湾で、海外旅行初めてのLCC利用です。往復とも満席、食事なし、到着ゲートが遠いなどありますが、クルーの人達はとても親切で、何の問題もなくフライトを楽しめました。

日本からの添乗員は同行しませんでしたが、現地係員は日本語が堪能な女性ガイドさんでした。現地通貨への両替（１台湾元；約3.66円）は、現地ガイドさんがいつでも替えてくれました。各観光地では、一通り案内・説明のあと、フリータイムを設けてくれました。

エリア 九分(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5

野柳泊逸渡假酒店（ボウティックスリゾートホテル野柳）に２連泊です。
有線インターネット＆無線Wi-Fi、スパ/フィットネス/プール完備で、野柳風景区や海鮮レストラン街のすぐ近くに立地しています。。

ホテルのロビーです。
部屋は広くて新しいですが、下水の臭いが気になりました。

基隆（ヂーロン）夜市の散策開始です。
基隆は雨が多く「雨の港」とも呼ばれる台湾第２の港町で、夜市の散策中ずーっと雨が降り続きました。

豚の丸焼きは、皮がパリパリで肉はジューシーです。

一口ソーセージは、安くて焼き立て熱々です。

揚げパンサンドは、具沢山で若者に人気です。

尊済宮の境内です。
1875年建立の寺院で、この参拝者目当てに夜市が形成されています。

陳聖王（土地の守護神）と水仙尊王（海と貿易の神様）をお祀りしています。

十分（シーフェン）の散策開始です。
基隆河に架かる静安吊橋です。十分の商店街は平渓線の線路を挟んで広がり、天燈（ランタン）上げを体験出来るお店が並んでいます。

十分滝方向です。
十分滝は台湾のナイアガラと呼ばれ、十分街から歩いて約15分です。

平渓線の十分駅が見えます。

線路を挟んで商店街が続いています。
十分は天燈（ランタン）の故郷と呼ばれ、ランタン上げを体験の出来るお店が並んでいます。

天燈（ランタン）に願い事を書きます。
ピンクのランタンは「幸せ・ハッピー」、赤は「健康・平安」だそうです。このランタンの文字は日本語です。

写真撮影の後、線路上からランタンを上げます。
青のランタンは「事業・仕事」、黄色は「お金」だそうです。このランタンの文字はハングルです。

雨の中でも良く上がります。
紫のランタンは「勉強・試験・専門」、グリーンは「運が変更・ラッキー」だそうです。このランタンの文字は英語です。

白のランタンは「将来の光」、オレンジは「慈愛・結婚」、桃色は「人気・人間関係」だそうです。色の組み合わせでも願い事が変わるようです。すべての願いが叶う色の組み合わせは「赤・オレンジ・緑・白」だとか。このランタンの文字は中国語です。

九分（ジォウフェン）地区のMAPです。
かって金鉱の町として栄えた、海を望む斜面に広がる町並みは、ノスタルジックな独特の風景で訪れる人を魅了します。

石畳の階段が続く豎崎路を上り散策開始です。

台湾映画「悲情城市」の撮影で有名な阿妹茶楼です。
宮崎駿監督「千と千尋の神隠し」の湯屋に、雰囲気が似ていると日本人にも大人気です。

基山街には、お土産屋や食べ物屋が並んでいます。

草仔糧（よもぎ餅）は、具が色々選べ行列のできる人気です。

梟（フクロウ）飾りは、幸福を呼ぶという縁起物の飾りです。

陶笛（オカリナ）は、生演奏でお出迎え可愛いさいっぱいです。

焼きエリンギは、値段がちょっと高めですが味は美味しいと評判とか。

野柳（イェーリョウ）地区のMAPです。

早朝ホテル周辺の散策開始です。
野柳漁港です。

イカ釣り漁船です。
夜イカ釣り舟の漁火が綺麗でした。

カニ篭漁船です。

野柳保安宮です。
野柳地区の信仰の中心で、開漳聖王（土地の守護神）や天上聖母（航海と漁業の守護神）などを祀る寺院です。

野柳仁和宮です。
関羽の側近として信仰を集める、周倉（しゅうそう）将軍を祀る寺院です。

海鮮レストランが並んでいます。

蟹や海老の水槽です。
水槽の魚介類を指定して料理してもらえます。

野柳海洋世界です。
１Ｆがレストランやお土産コーナーなどで、２Ｆがイルカのショーで有名な海洋劇場、Ｂ１が水族館です。

東澳漁港です。

いわしの天日干しが。

東澳漁港の野柳朝天宮です。
天上聖母（航海と漁業の守護神）を祀る寺院です。

海鮮レストラン「魚村活魚鮮」です。
日本のブログ一押しの海鮮レストランで、イカやカニ、エビなど明朗会計で味わえるそうです。

野柳地質公園の入場観光です。
入場ゲートです。海に突き出た岬に、海蝕や風化により形成された奇岩が無数に並ぶ風景は圧巻です。

野柳地質公園のMAPです。

駱駝岩です。
対岸の東澳漁港そばにあり、ヒトコブラクダが座っているように見えます。

第一区の風景です。
きのこ岩や生姜岩の多いエリアです。

キュートプリンセスです。
もう少し左からのアングルが良いようです。

生姜岩（ジンジャーロック）です。
表面の縦横に交錯している筋は、「節理」といい生姜の筋に似ています。

第二区（中央の海蝕台エリア）と第三区（奥の亀頭山エリア）を展望しています。

海蝕溝とそこに架かる橋です。
節理が波に浸蝕されて広がり海蝕溝になります。

海蝕壺穴です。
風化で出来た穴に石と海水が入り込み、浸蝕が進むと深い壺穴が出来ます。

女王頭（クイーンヘッド）です。
エリサベス女王の頭のように見えるのでこの名が付きました。一番人気の奇岩で、撮影に行列が出来ています。やむなく望遠で狙いました。

仙女鞋（天女の靴）です。
天女が野柳亀を退治した時、うっかり靴を海岸に置き忘れてしまったという伝説が残っています。

珠石（玉石）です。
撮影したこの石は、完全な丸いボール状なので地球石とも言われています。