2017/05/13 - 2017/05/13
2位(同エリア130件中)
めておら☆さん
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プーリアの旅のスタートは、ずーっと前から訪れる日を心待ちにしていた”グロッテ・ディ・カステッラーナ”という鍾乳洞。
ただの鍾乳洞ではありません、”世界一美しい”とうたわれる鍾乳洞なのです!
目の前に延々と広がる神秘的な空間に、感激の連続でした。
その後はバーリの南東33kmに位置し、アドリア海を臨む小さな港町”ポリニャーノ・ア・マーレ”へ。海に突き出た断崖に立つ独特な景観を持ち、また、その海の美しさでも有名です。
自然が織りなす美と、人が築き上げた美、両方一度に堪能してきました。
□1日目 5/12 成田空港→ローマ・フィウミチーノ空港→バーリ・パレーゼ空港
■2日目 5/13 バーリ・パレーゼ空港(レンタカー借出)→カステッラーナ・グロッテ→ポリニャーノ・ア・マーレ→モノーポリ
□3日目 5/14 モノーポリ→ロコロトンド→マルティーナ・フランカ→チステルニーノ
□4日目 5/15 チステルニーノ→オストゥーニ→ブリンディジ→レッチェ
□5日目 5/16 レッチェ→オートラント→ガッリーポリ→レッチェ
□6日目 5/17 レッチェ→ターラント→アルタムーラ
□7日目 5/18 アルタムーラ→カステル・デル・モンテ→バーリ・パレーゼ空港(レンタカー返却)→バーリ
□8日目 5/19 バーリ
□9日目 5/20 バーリ・パレーゼ空港→ローマ・フィウミチーノ空港→成田空港
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2日目 5/13(土)
「ブーツのかかと、プーリアへ!」編のつづき
→ http://4travel.jp/travelogue/11250955
5:30 もう少し寝てたかったのに、目が覚める。目覚まし時計より1時間も前。
でも、窓を開けたら朝の光が清々しすぎて、寝ていられなくなりました。 -
昨夜B&Bに辿り着いたのが夜だったので、敷地内がどんな風になってるのかちょっと散策。
”B&B Fly”は空港から約2kmとほど近いので、飛行機をイメージした看板になってます。Bed and Breakfast Fly ホテル
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敷地内に入ると、すぐ駐車場が。
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さらに進むと宿泊棟が並びます。
写真の建物の2階にはオーナーご家族が住んでいます。その向かいには木や花が植えられた庭が。 -
青を基調とした外観がオシャレです。
-
庭には子供が遊べるスペースも。小さいけどプールもあります。
とても手入れが行き届いていて、リラックスできる空間です。オーナーのGaspareがとても親切で気遣いのある人だったので、その人柄が出ている感じ。 -
庭の一画にあった小さな小さなほこら。
今日から始まる旅の無事を祈ります。 -
7:00 朝食ルームへ行ってみます。
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中はこんな感じ。
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あれ、朝食は7:00からって聞いた気がしたけど、まだ用意できてない・・・
でも待つ時間がもったいないので、あるもので済ましちゃおう。 -
とりあえず、こんな感じで・・・
ホントはちゃーんとクロワッサンやハム、チーズ、コーヒーなども並ぶようなのですが、ま、これで十分。
サッと朝食を済ませ、入れ替わりでやって来たオーナーのGaspareに支払いをしてチェックアウト。
7:50には宿を後にして、バーリ空港へ送ってもらいました。 -
8:00 バーリ空港1階にあるレンタカーオフィスへ。
AVIS、Hertz、Europcarなど数社入っていますが、私はいつもの”Sicily by Car(auto europa)”。なんだかんだ言って、ここが一番安いです。
レンタカーを予約する際、まず直接”Sicily by Car”のHPで希望の車種を検索し、さらに各レンタカー会社を比較できる”rentalcars.com”でも同クラスの車種で検索してみます。
rentalcars.comの利点は日本語で予約できることですが、やはりSicily by Carで直接予約した方が安いです。但し日本語は使用できませんので、イタリア語か英語になります。
過去に、レンタカーの予約についてや、レンタカーで旅する際の注意点などをまとめた旅行記がありますので、ご参考まで。
↓↓↓
http://4travel.jp/travelogue/10809088
予約番号と名前を告げ、国際免許証・自国の免許証・クレジットカードを提示。契約書にサインし簡単に説明を受けた後、鍵を渡され、車のある場所まで歩きます。
ちなみに、バーリ空港のレンタカーオフィスはけっこう混んでいて、私が並んだ直後に長い列ができました。時間には余裕を持って行かれた方がよいと思います。 -
手続を行ったカウンターから、車がある駐車場までがかなり遠かった!ガラガラと荷物を引きずって、10分以上歩いたと思います。
そして辿り着いたのがココ。
中にいるおっちゃんに契約書を見せると、「9番の区画に行って」と促されます。
今回も大好きなFIATチンクェチェントで予約していたので、さて、何色かなぁ~とワクワクしながら向かうと・・・ -
あれ、ここ9番だけど、何この車??おっちゃん番号間違ってない??
いや、待てよ。キーを押してみてカギが開かなければ間違ってるってことね。よし・・・
しかし、無常にもカギはガチャリと開くのでした。間違いなくこれが私の車・・・なんでチンクエチェントじゃなくて、Smartなのぉ?!(T_T) -
まぁ確かに予約時の条件は「FIATチンクエチェントまたは同等車」となっているので、必ずしもチンクエチェントが割り当てられるとは限らない。
すごくすごく残念だけど、仕方ありません・・・ -
・・・にしてもちっさいなぁ~~(汗)
-
大体にして、スーツケース積めるの?!
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あ、意外と積めるんだ♪
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高さ67cm×幅47cm×厚さ28cmの私のスーツケースも、余裕で入りました。
-
では車内はどうなんでしょう?
んー、まぁチンクェチェントより若干狭い感じはするけど、そんなには変わらないかなぁ。 -
でも、何からなにまでハンドル周りに集約させました、的な雰囲気が否めない。
-
あれ、シガーソケット無いじゃん∑( ̄ロ ̄|||)
マズイ、日本から持ってきたナビが取り付けできない!あれが命なのにぃ~~(泣) -
・・・とよく見ると、ハンドブレーキの後方にちゃーんとありました。
よかったぁ~、ホントに焦った。 -
それにしても、後ろを見た時のこの圧迫感というか、尻切れトンボ感はハンパありません。小回りのきく2人乗りがSmartの売りですもんね・・・
ま、文句言っててもしょうがない。今回の旅の大事な相棒なんだから、仲良く行きましょう。頼んだぞ、Smartくん! -
8:50 もう一人の相棒、ナビのGarminくんをフロントガラスに取り付け、いざ出発です!
Garminくんとはもう何度目の旅になるだろう。タブレットやスマホをナビに使用するのが昨今の主流ですが、アナログな私は未だにGarmin。事前にルートを全て入力し日本から持参するのですが、これまで辿り着けなかったところは全く無し、けっこう頼りになるヤツです。 -
時折、こんな「ホントにこの道で大丈夫ぅ~?!」というようなおかしな所を走らされたりもするのですが、そこはご愛嬌(^_^;)
-
9:50 最初の目的地に到着。
カステッラーナ・グロッテ(Castellana Grotte)という町にある、グロッテ・ディ・カステッラーナ(Grotte di Castellana)という鍾乳洞にやって来ました。
名前がちょっとややこしいですけどね。
グロッテとはイタリア語で”洞窟”の意味。いくつもの洞窟の集合体がグロッテ・ディ・カステッラーナです。 -
”GROTTE”という黄色い文字が見える塔、あの下に鍾乳洞があります。
車を徒歩5分ほどの所にある有料駐車場に停め(3ユーロ)、急ぎ足でチケット売場へ向かいます。 -
入口にはイタリア中に点在する洞窟の紹介パネルがありました。
こんなにあるんだぁ。全部見てみたい! -
さて、鍾乳洞のチケット売場に到着しました。
見学は全てガイドツアーとなり、個別に入場することはできません。
ツアーは3km2時間のコース(Itinerario completo/16ユーロ)と1km50分のコース(Itinerario parziale/12ユーロ)がありますが、最大の見所である”白の洞窟”は3kmのコースでないと見られないので、断然ロングコースがお勧めです。
ツアーはイタリア語、英語、ドイツ語、フランス語から選択できますが、言語によっても出発時刻が異なりますので、事前にHPで確認した方が良いです。
→ http://www.grottedicastellana.it/orari/カステッラーナ洞窟 (カステッラーナ グロッテ) 洞穴・鍾乳洞
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私は10:00出発のイタリア語のロングコースにしました。到着が遅れたので間に合うか心配しましたが、ギリギリセーフ。
入口は1kmコースと3kmコースに分かれています。 -
1番の入口。白の洞窟への3km特別見学コースって書いてますね。
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10:00を少し過ぎて、ようやくツアーがスタート。ぞろぞろと階段を下りて行きます。この時の参加者は30人ほどだったでしょうか。
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あ~、ソレっぽくなってきた♪
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う~ん、ますますソレっぽくなってきた♪♪
この辺りから一気に気温が下がります。この時も外気温は30度近かったのですが、洞窟内は15度ほど。厚手のジャケットなど羽織るものを用意した方が良いです。それと洞窟内は湿気が多く、水滴によって足元が滑りやすい場所もあるので歩きやすい靴をお勧めします。 -
そして鍾乳洞のスタート地点に到着!
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上を見上げると、地上からの光が射し込む大きな穴。
ここはグラーヴェ(La Grave)と呼ばれ、唯一外界と接する部分です。深さ60m、幅50m、長さ100mもある巨大な空間。
訪れた人は、まずこの神秘的な空間に息を飲むでしょう。 -
射し込む光が神々しく感じます。
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中央には石筍(洞窟天井から落ちる滴によって、地面からタケノコのように伸びた石)がいくつも見られます。
ちなみに、石筍とは反対に天井から垂れ下がって形成される石を鍾乳石と呼びます。 -
こういうのって、おのおのの見方によって色んなものに見えるからオモシロイ。
まるで魔女のように見える石筍も。 -
そして1938年にこのグロッテ・ディ・カステッラーナを発見した洞窟学者、フランチェスコ・アネッリ氏の胸像もありました。
このグラーヴェから数々の洞窟を巡るツアーがスタートするのですが、残念ながら写真撮影できるのはここまで。この先は撮影禁止です。
どんなものが見られるかはHPでお楽しみください。
→ http://www.grottedicastellana.it/le-grotte/foto-e-video/ -
これは一番の見所である”白の洞窟”、写真はwikiからお借りしてきました。
本当に必見です。解説は不要、とにかく美しい!
ここを見ると、世界一の鍾乳洞と呼ばれるのも過言ではないと心底納得します。
その他にも自然が織りなす造形美にただただ感動しながら、2時間はあっと言う間に過ぎました。
ずーっと前からここを訪れる日を楽しみにしていたので、大満足! -
ツアーの終点も最初と同じグラーヴェ。行きとは逆の方向から眺めながら、外へ向かいます。
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天井から射し込む光が、まるでスポットライトのように石筍を照らす。
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余韻に浸りながら、洞窟を後にします。
帰りはエレベーターで地上に出ます。 -
地上に出るとちょっとした博物館もあります。
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こんな格好で発掘作業してたんですね。
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ここにもフランコ・アネッリ氏の胸像が。
めっちゃ人の良さそうなおじさま。 -
プーリア州イトリアの谷周辺に多く見られるトゥルッリというとんがり屋根の住居。その模型がありました。
トゥルッリと言えば、アルベロベッロが有名ですね。 -
いろんな形の鍾乳石。
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化石もあります。
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アンモナイトだぁ~!
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博物館も見終えて外に出ると、グロッテ・ディ・カステッラーナのポスターが。
南イタリアを訪れたら一見の価値アリです。本当に素晴らしかった☆ -
12:10 次の目的地へ出発です。
グロッテ・ディ・カステッラーナから約30分、アドリア海を臨む小さな港町”ポリニャーノ・ア・マーレ(Polignano a Mare)”に向かいます。
どこかで聞いた名前。そう、宇多田ヒカルさんがイタリア人のご主人と結婚式を挙げた町です。 -
12:40 ポリニャーノ・ア・マーレ到着。
旧市街からほど近いアルド・モーロ広場(Piazza Aldo Moro)の周辺が駐車場になっています。青い線で区画された有料駐車場です。
イタリアでは他に白い線で区画された駐車場と黄色い線で区画された駐車場がありますが、白は無料、黄色は地元住民専用の駐車場となります。ポリニャーノ ア マーレ 散歩・街歩き
-
青線の有料駐車場なので、有料となる時間帯を確認します。
駐車場のそばに必ずこういった表示があるのでそれをチェック。この場合は・・・
休日(festivi、十字架の記号)の16:00~24:00は駐車禁止。
平日(ハンマーがクロスしてる記号)8:00~13:00と16:00~22:00、また休日8:00~13:00は有料となります。
・・・つまり、上記以外の時間は無料ってことです。 -
この時は12:45。あと15分待てば13:00、無料で駐車できる時間帯に入ります。
ふふふ、ここで15分休憩して、13:00になったら町歩き開始しよ~っと♪
今、車を離れたら駐車違反で罰金になるからね。 -
そして13:00になりました。さーて、町歩き開始です!
ジュゼッペ・ガリバルディ広場(Piazza Giuseppe Garibaldi)から旧市街に入って行きます。 -
途中こんなモニュメントが。イラク戦争で亡くなった兵士の慰霊碑のようです。
イタリアではこんな慰霊碑をよく目にし、戦没者に対する想いと平和への願いを、とても強く感じます。 -
旧市街に入る前に、楽しみにしてたジェラテリアに立ち寄ります。
”Mario Campanella”というBar兼ジェラテリア、別名”Super Mago del Gelo(直訳すると最高の氷の魔術師)”。
美味しいジェラート屋さんが多いと評判のポリニャーノでも、かなり人気のお店らしいです。
旧市街への入口”マルケサーレ門(Arco Marchesale)”の道路を挟んだ向かいにあります。イル スペル マーゴ デル ジェロ スイーツ
-
店内はこんな感じ。ポップですね~。
オーダーしたのはコーンの2.10ユーロ、3フレーバー選べます。
ピスタチオ、トリュフ、ヘーゼルナッツをチョイス。 -
それがコレ。ちゃんと3種盛りつけてあるのですが、ここのジェラートは最後に生クリームの中にとっぷりとつけてコーティングするので、白一色に見えます。
味は・・・う~ん、まずまず、かな。びっくりするほど美味しいわけでもなかったです、私的には。
ジェラートをお昼ご飯代わりに食べて、今度こそ町歩き開始~! -
これがマルケサーレ門。18世紀まではこの門が町に入ることのできる唯一の入口だったそうですが、今は観光客の往来が絶えません。
-
門を入って左手に向かうと目につくのがこの教会。
”プルガトリオ教会(Chiesa del Purgatorio)”
残念ながら閉まってて、中は見られませんでした。 -
反対側から見ると、大小2つの鐘がついた鐘楼があります。2つが同時に鳴ると、どんな音になるのかな。
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マルケサーレ門から真っ直ぐのびる道に戻ると、こんな重厚な建物が。
”マルケサーレ邸(Palazzo Marchesale)”です。
15世紀と18世紀に分けて建造された、歴史の古い邸宅。何度も修復されて現在に至りますが、内部には90もの居室があるんだそうです。 -
ここには19世紀に活躍したポリニャーノ出身の詩人フルヴィア・ミアーニの生家があったんですって。
-
マルケサーレ邸から更に真っ直ぐ進むと・・・
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旧市街の中心、”ヴィットリオ・エマヌエーレ広場(Piazza Vittorio Emanuele)”に辿り着きます。
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別名”時計の広場(Piazza dell'Orologio)”と呼ばれるのは、この時計塔があるためです。かつては市庁舎だった建物ですが、今は町のランドマーク的存在になってます。
-
広場にはかつてのカテドラーレ(司教座大聖堂)であった”サンタ・マリア・アッスンタ教会(Chiesa di Santa Maria Assunta)”もあります。
ここで宇多田ヒカルさんが挙式したと言います。
中が見たいなぁ~と思い、近くにいたオバちゃんに「この教会は何時に開くの?」と尋ねると、「修復してるからずっと開かないよ。」と言われる。
え~、楽しみにして来たのに(泣) -
ロマネスク様式のファザードを飾るのは、入口上部「聖母被昇天」のレリーフ。1628年に施されたものです。
聖母の両脇で楽器を奏でる天使たちが生き生きと表現されています。
あ~、中見たかったなぁ~。 -
さて、気分を変えて町歩きを楽しもう!きっとステキ表情を見せてくれるはず。
・・・ホラ、早速こんな一画。すっごく雰囲気いい♪ -
ちょっと歩くと、美しい海が臨める場所に出ました。
どれどれ~ -
うわっ、すっごい青!キレイ~☆
ポリニャーノの海は、ヨーロッパの検査機関より「バンディエラ・ブルー」という称号を与えられているのですが、その基準はとても厳しく、海水の水質レベルや砂浜の環境保護の状態が一定のレベルをクリアした場合にのみ認定されるんだそうで。2008年から毎年認定されているのですから、美しい海を守ろうとする地元の方々の努力も素晴らしいです。 -
左を見ると断崖にそそり立つ家々。どこまでが岩で、どこからが家なのかわからないくらい見事に一体化してます。
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写真左下に洞窟のようなものがあり、白いテーブルが並んでいるのが見えますが、そこは有名な洞窟レストラン”グロッタ・パラッツェーゼ(Grotta Palazzese)”です。
洞窟の中から青い海を眺めながら食事ができるそうなのですが、お値段もけっこうなものらしく。私はB級グルメ派なのであまり興味無く、スルーです。 -
右を見ると、こちらもやはり絶壁に建つ家。
どうやって建てたのかギモンなくらい、海岸ギリギリに建ってます。 -
真下を覗けば透き通った青い海。見ていると心も透き通るようです。
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また街歩きに戻ります。
5月半ばとは言え30度近い気温。ちょっと早いバカンスを過ごす人たちも多く見られ、ビーチサンダルで歩く姿もよく見かけます。
それにしてもポリニャーノ、海だけじゃなく町もとってもキレイ☆ -
緑が多く、よく手入れされてます。
こういうの見ると、自分たちの町を愛する地元の人々の心が伝わってくる。 -
ニョッキリ伸びるのはなんの枝~??
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緑のひさしが涼し気。
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こんなところを通過するのすら、ちょっと楽しい♪
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イタリアの路地にアーチは欠かせないアイテム。
ホントに絵になる空間ができてるんですよね。 -
イチオシ
この陶器のお店の店先がかわいかった。
-
カラフルな水差し。目に楽しい♪
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蝶やトンボもこんなにアーティスティックになってる。
-
何かな~、と思ったら、サンダルのディスプレイ。
これもオシャレだなぁ~。 -
イチオシ
ここもステキ~!
花を飾るセンスに長けたイタリア人には、いつも感心させられます。 -
ここも花と緑がいっぱい。
それに、道端にゴミ一つ落ちてないのも素晴らしい! -
どこを見ても、必ず緑がある。
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ほら、アーチの向こうにも。
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こういうアーチはめちゃめちゃ気になりますね。
-
ほーんとにキレイな街並。静かだし、穏やかな雰囲気が流れてる。
でも、ハイシーズンにはバカンス客で賑わうんだろうな。私は今の雰囲気が好き。 -
30~40分ほどの街歩きでしたが、魅力を発見するには十分な時間でした。
だって、旧市街のどこを歩いてもステキなシーンばかりで。 -
元来たマルケサーレ門に戻り、旧市街を出ます。
-
キリストの磔刑が門の上部に描かれてました。
-
マルケサーレ門を出て右手に歩いて行くと、すぐに”ラーマ・モナキーレ橋(Ponte Lama Monachile)”が見えきます。
この橋から海側を眺めると・・・ -
こーんな絶景が広がります。
ポリニャーノ・ア・マーレが紹介される際、必ず出てくる風景です。 -
イチオシ
”ラーマ・モナキーレ”という谷と、そこに広がる”カラ・ポルト海岸(Spiaggia Cala Porto)”。
これはポリニャーノを代表する絶景です。 -
橋から反対側を覗くと、そこには古代ローマ時代の街道”アッピア・トライアーナ”が見えます。
ポリニャーノは古代ローマ人と近東諸国との商取引における重要な拠点だったそうで、カンパーニャ州北部ベネヴェント(Benevento)とプーリア州南部ブリンディシ(Brindisi)間を結んでいた街道の一部がここなんだそうです。 -
どれどれ、上から眺めてるだけではつまらないので、橋の下に降りてみましょう♪
-
どんどん階段を下り、下からラーマ・モナキーレ橋を眺める。
頑丈な造りになってるんですね。 -
海に向かって石畳を歩く歩く。
-
道の両脇には、やはり岩の上にそそり立つ建物。
-
そしてカラ・ポルト海岸に辿り着きました。
5月半ばとはいえ、すでに海水浴客がいっぱい! -
日焼け大好きイタリア人は、せっせせっせと日光浴にいそしむ。
-
それにしてもキレイな水~~!
って、左脇の筋肉ムキムキおにぃちゃんもめちゃ気になる(笑) -
常夏の雰囲気に、水着を着てない私は非常に浮きまくったので、早々に海岸を後にしました。
-
そして車を停めたアルド・モーロ広場に戻って来ました。
車に乗って、別の場所に移動します。 -
車で再びラーマ・モナキーレ橋を通過し、海岸沿いの通り、”ルンゴ・マーレ・ドメニコ・モドゥーニョ(Lungo mare Domenico Modugno)”にやって来ました。
この通りは有料駐車場になっており、看板を見ると平日休日を問わず毎日8:00~24:00まで有料となっていますが・・・ -
私はもう少し先に無料で停められるところを発見しました。へへへ~♪
-
うまいこと小さなスぺースにSmartを入りこませる。こんな時、ちっちゃなちっちゃなSmartくんがすごく優秀に感じます。
-
そして向かったのはこの像のある広場。
日本ではビールのCMソングに使われた「ヴォ~ラ~レ、オーオ、カ~ンタ~レ、オオオオ~♪」という曲、”ネル・ブルー・ディピント・ディ・ブルー(Nel blu dipinto di blu/青く塗られた青の中で)”を歌ったドメニコ・モドゥーニョ (Domenico Modugno)の像です。
彼はポリニャーノ・ア・マーレの出身で歌手である他、作曲家、ギタリスト、俳優など、多才な人物でした。1994年に亡くなりましたが、その彼を偲んでこの像が建てられたんですね。
両手を広げて立つ姿が、まさにヴォラーレ(=飛ぶの意)してるようです。
https://www.youtube.com/watch?v=t4IjJav7xbg -
そしてここからも、断崖にそびえる町の美しい姿が、空と海の青一色の中に浮き立って見えます。
-
独特なその町の景観にしばらく釘づけになる・・・
-
そして、ふと下に目をやると、なにやらチョロチョロと動く人、人、人。
なにやってるんだろう・・・?
よく見ると、結婚式を済ませた2組のカップルが、海岸で記念撮影しているようです。 -
ステキ~!
こんな美しい海を背景に人生の門出の一枚を残すなんて、最高ですね☆
幸せオーラをいっぱい吸引して、心の燃料補給。ポリニャーノ・ア・マーレを後にする前にいいもの見させてもらっちゃった♪
14:15 そして元気に次の町へと出発するのでした。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- masshyさん 2017/07/20 09:12:24
- Viva プーリア
- アドリア海、綺麗!
イタリアの新婚さん綺麗!
よく見かけますよね!こうゆう場所で、撮影風景。
あそこに日本人新婚さんは似合わないだろーなー
なんで日本人に生まれたのかな〜?
でも、日本人だからあの風景に感動し憧れるのかな〜?
masshy
- めておら☆さん からの返信 2017/07/20 13:18:13
- RE: Viva プーリア
- masshyさん、またまたどもです!
> アドリア海、綺麗!
イタリアの海って、ほんとにどこもキレイですよね。
日本なんて、グレーっぽい水の中で海水浴とかしてるのに・・・
イタリアの空の青と海の青、これだけでも最高ですね☆
> イタリアの新婚さん綺麗!
> よく見かけますよね!こうゆう場所で、撮影風景。
今回の旅行では、どこに行っても結婚式やってたんですよ。時期的なものかなぁ。
それがね、ホント映画かと思うようなシチュエーションで撮っても、似合うですよね〜。素敵ですよね〜。
> なんで日本人に生まれたのかな〜?
わかる!私もイタリア人に生まれたかったって、いつも思います!
あ、でも、masshyさんは中身すっかりitalianoだと思うよ(笑)
> でも、日本人だからあの風景に感動し憧れるのかな〜?
仰るとおりです。日本人だからわかるイタリアの良さ、半面、イタリアを知れば知るほど日本のよさもわかる。
結局どっちもスバラシイ国ですね☆
masshyさん、次はどこ計画中ですか〜??
私も楽しみにしてますよ(^^)
めておら☆
-
- こあひるさん 2017/06/27 12:14:23
- 白っぽい石造りの家並み
- めておら☆さん、こんにちは!
レンタカーで田舎を巡る旅・・・ものすごく羨ましいよ〜〜。
鍾乳洞で撮影禁止なんてあるのですね〜。なんでなんだろう〜〜!?
港町の・・・海に浮かぶような白っぽい外壁の家並みが・・・爽やかで美しいですね〜。パステルカラーのイメージがあるイタリアの街ですが・・・こんな雰囲気の町もあるんですね。奥が深いわ〜。
こあひる
- めておら☆さん からの返信 2017/06/27 12:52:47
- RE: 白っぽい石造りの家並み
- こあひるさん、こんにちは〜!
いつもご訪問ありがとうございますm(_ _)m
レンタカーで周るのは楽なんですけど、駐車場探しとか、泊まる宿が駐車場付きじゃないと、とか、逆に不便なとこもありますよ。
ホントは時間に余裕があったら、バスや電車の窓から景色を眺めながらの〜んびり・・・なんてのが理想なんですけどね。
> 鍾乳洞で撮影禁止なんてあるのですね〜。なんでなんだろう〜〜!?
ほんと、なんでだろ〜〜って私も思いました。教会なんかですら撮影OKなのに、ケチ〜って感じですよね。
イタリアの海辺の町といえば、こあひるさんも訪れたプロチダのように、カラフルな街並みがイメージされるけど、ほんと、このモノーポリは白が基調でした。
プーリア自体が白塗りの家が多いから、モノーポリもやはりその流れを汲んでるのかなぁ。
でも、青い海に白い家っていうのも爽やかでいいですね。
では、私もまたこあひるさんのブルガリア続編楽しみにしてますね〜♪
めておら☆
-
- マリアンヌさん 2017/06/19 17:11:51
- 洞窟☆
- めておらさん、こんにちわ〜☆
やっぱ車は便利でいいなぁ。大変なこともあるでしょうけど・・・
(めておらさんは慣れてるから大丈夫よね)
グロッテ・ディ・カステッラーナ、行ったことないの。
そんなにスゴイんだね。イタリアにしちゃあ珍しく撮影禁止なのね。
洞窟といえばオトラントの先にある海沿いの鍾乳洞に1度入っただけかな。
いつか再訪できたら、行ってみたいな。
ポリニャーノ・アマーレ、素敵な写真がいっぱい。
私も旧市街に行ったんだけどあんないい感じの小路あったかな?なんて思っちゃいました。結構、早足でぐるぐる歩いたから見逃したかも・・・
青い空・青い海、めておらさんのおかげでしばしプーリアに浸れそう♪
続編、楽しみにしています☆
マリアンヌ
- めておら☆さん からの返信 2017/06/19 22:00:22
- RE: 洞窟☆
- マリアンヌさん、こんばんは☆
またまたつたない旅行記にお付合いどもです!
> やっぱ車は便利でいいなぁ。大変なこともあるでしょうけど・・・
確かに便利だけど、駐車場探したり、旧市街に入って行けなかったり、ちょっと面倒なこともある。今回は車でいろいろやらかしたんだよね〜。後の旅行記に書きますが(^^;)
> グロッテ・ディ・カステッラーナ、行ったことないの。
> そんなにスゴイんだね。イタリアにしちゃあ珍しく撮影禁止なのね。
私はホラ、地下とか洞窟とかが大好きだから、余計に素晴らしいと感じるのかもしれないけど、そういのを差し引いても一度見ておいて損は無いと思います。規模も大きく、鍾乳石や石筍の形状も様々でおもしろかったよ♪
> 洞窟といえばオトラントの先にある海沿いの鍾乳洞に1度入っただけかな。
オートラントの近くの鍾乳洞、Grotta Zinzulusa??改めてマリアンヌさんの旅行記確認してみたよ。今回オートラントにも行ったのに、ノーマークだった・・・
プーリアはかなり気に入ったので、再訪したら立ち寄ってみるね。
ポリニャーノは立ち寄るかどうか最後まで悩んだんだけど、行ってみてよかったなぁと思いました。私もかなり駆け足で周ったから、もしかしたらもっと素敵な場所があったのかもしれないんだけどね。他の方の旅行記読んで、「え〜、あんないいとこあったの?!見逃した!」って残念な思いすること、けっこうありますよね〜。
では、マリアンヌさんが以前訪れたプーリアの景色、また懐かしんで見ていただけたらウレシイです。
めておら☆
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