足まめ母娘の初めて中欧2人旅　ブダペストからプラハ④「ハンガリー国鉄で予約からユーロナイト乗車」

2017/05/14 - 2017/05/20

ハンガリーのブダペストからチェコのプラハへの移動をどうしようか考えていました。飛行機だとチェコ航空などで1時間20分ほどで到着しますが、その前後を考えると貴重な観光時間が1日減るのはもったいない。それで夜行列車の利用を考えました。
ブダペスト東駅　(Budapest-keleti )20:05→プラハ本駅　(Praha　hl.n) 6:39
ネットで調べると日本語利用サイトで購入できますが、値段も高いし手数料もかかったりして・・・ハンガリー国鉄で直接買えば安いというので、英語もネットも不慣れな母ですが、挑戦することにしました。
結果は、すごく素敵な旅が経験できました。
ブダペストからプラハ④は、ハンガリー国鉄で予約からユーロナイト乗車のようすです。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは、ハンガリー国鉄のインターネットチケット購入サイトへアクセスしました。
MAV－CSOPORT

TimeTableで、 To 発駅・ From　着駅・　Day 乗車日　を入力してSEARCH検索をクリックします。

片道の時は左側だけoutward。往復の時は右側のreturnも。

種類を選ぶ。今回は夜行列車で　sleeping　Car　を選択。
人数を選んで、それぞれの生年月日と性別を入力。

tickets　and prices（チケット情報と料金）をクリックします。

選択可能な列車とベット数などの情報・料金をよく見て選びます。

母は、上の方を選びました。2段ベットの寝台車　料金は1人59ユーロ（18290フォリント）
右の○をクリックして、tickets　to the cart カートに入れました。

パソコンの日本語翻訳機能を使うとこうなりました。

登録は、Registrationをクリックして、メルアドを入力して待つと、メールが送られてきます。そこから登録画面に行って必要事項を入力して。登録完了です。
登録すれば、メルアドとパスワードでログインできて、購入できました。

これが正しいのかどうかわからないけど、母のやったことを書いてます。

母は時間がかかりましたが購入できました。予約確認書を印刷。予約コード（10桁の番号）ゲットしました。
支払いはクレジットで、36580フォリント。日本円で、14493円でした。
1人、7247円でした。

この予約番号を駅のEチケット発券機に入力して切符を手に入れることが必要です。

始発駅はブダペスト東駅ですが、Eチケットの発券はどの駅でもいいらしいので、前日にブダペスト西駅に行ったので、そこで切符を手に入れました。

西駅の正面外観です。
地下鉄3号線と接続しているし、手前にはトラムの停留所があるし、東隣には、世界一美しいと言われるマクドナルドがあり、地下には大きいスーパーマーケット「SPAR」があるし、すぐそばにはブダペスト最大のショッピングセンター「Westend city center」があって地下通路でつながっています。

ブダペスト西駅 (ニュガティ パーイアウドゥヴァル) 駅

西駅構内は広々としていて大きな駅です。

Eチケットの発券は黄色い自動券売機でできます。
駅舎の中心に何台もあって、国内の切符も買えるし万能です。
真ん中あたりの左側の画面で操作します。

表示はハンガリー語ですが、画面右下のイギリス国旗にタッチすると英語表示に切り替わります。
下の紺色の四角が4つ並んでいるところの右から2番目Eチケットをタッチすると・・・

数字入力画面になるので、予約番号10桁を入力して、右側下のプリントと書かれた黄色いところをタッチすると・・・

切符2枚と領収書が出てきました。
とっても簡単でした。これで安心。明日列車に乗るだけです。

当日、ホテルからブダペスト東駅までどうやって行くか？地下鉄だと階段やエスカレーターは大きなスーツケースではきついので、バスで行くことにしました。
ホテルから歩いて5分以内のところにある、エルジェーベト橋近くのバス停から
5番か7番のバスに乗れば、ラーコーツィ通りをまっすぐ進んで15分ほどで駅の正面の前で止まります。

5番のバスが来たので乗りました。けっこう混んでいたので、立ったままスーツケースを動かないようにして乗るのはたいへんでした。検札員はいません。
バスは東駅の正面入り口近くで止まるので、おりてからは楽です。

持っていた24時間券が切れるので、バスの切符は朝、東駅の下見に来た時に買っておきました。地下の地下鉄通路の観光案内所前の自動券売機で、クレジットで買えました。

1回券　350フォリント（145円）
この向きで、数字のあるほうから機械に突っ込みます。

正面入り口から入ります。駅には19：30頃に着きましたが、まだぜんぜん明るいです。ユーロナイトが夜中ではなく早めの出発なので安心です。

ブダペスト東駅 (ケレティ パーイアウドゥヴァル) 駅

娘は以前パリの国鉄の駅で怖い目にあったことがあるし、口コミなどでも、東駅の強引なポーターの話などがあったりしたので、すごく心配していました。

駅構内に入ると、大きな表示板があってわかりやすかった。
私たちの乗るEN（ユーロナイト）20：05発は、ワルシャワ行き、ベルリン行き、プラハ行きの3つの行き先が表示されていて、途中で切り離して分かれていきます。

6番線にはすでに客車が入線しています。

私たちの乗る客車NO363は、けっこう手前側にあって、出入り口の所に車掌さんが立っていたので、切符を見せると確認してOK！

なかなかの段差ですが、車掌さんが荷物を持ち上げてくれて、部屋も教えてくれました。

何の問題もなく乗車できたので、娘は安心したのかテンションアップ！！
よかった～
デジカメ持って、駅や列車の写真を撮りに行って戻ってこない。
娘は列車の先頭まで行って、連結作業を見学してきたそうです。

上の運転席のある車両とこの赤い車両を連結するようです。

連結開始！近づいてきました。

連結完了！！

先頭です。もう出発準備OKですか？

こちらは最後尾です。

駅の中にミニマーケットがあるので、残っているハンガリーフォリントを使い切ることもできます。

娘はおいしそうなヨーグルトを買ってきましたが、2個で260フォリント（125円）で、
使い切ることはできませんでした。また、今度ハンガリーにおいでってことかな？

私たちの部屋は、シートNO22と26。数字が飛んでいるので、まさか別々？
とか思って少し心配したけど、2人個室でした。2段ベッドになっています。
部屋は狭くて、スーツケースを広げるスペースはありません。

トイレとシャワーは共用です。洗面所が部屋の中についています。

水を出すときは、緑のボタンを押します。すると一定量の水が出て止まります。
コンセントがあるので充電もできました。

備品は、使い捨てスリッパ、石鹸、耳栓、歯磨きセット

500MLの水のペットボトルも1人1本ありました。

車両の移動はできません。
車両の前側にトイレがあり、後ろ側にトイレ、その奥にシャワーがありました。

後ろ側は、こんな感じです。私たちはシャワーはしなかったし、トイレも前側のほうが近かったのでこちらは使いませんでした。

この緑色のボタンを押して水を流しました。

予定より少し遅れて、8：15ころに発車しました。
車掌さんが切符を取りにきました。パスポートの提示は必要ありませんでした。
車掌さんから部屋の鍵は3個ついているからしっかり閉めてと説明がありました。
それから、朝食はティーorコーヒーと聞かれました。

少しづつ日が沈んでいきますが、まだ明るいです。

暗くなって寝ていると、何度か駅に停車しました。長く停まっているのは車両を切り離したりしてるのかな？

最後に早朝長いこと停車していました。車掌さんとセキュリティーの方2人が車内の見回りをしていました。５：30ころにプラハに向けて動き出しました。

到着時間の４０分くらい前に車掌さんが朝食を運んでくれました。
切符も返してくれました。

希望通りの温かい紅茶です。うれしい。

朝食はもっと簡単なものかと思ってたけど、、けっこうあります。

瓶のリンゴジュース。
これ日本に持って帰って、冷蔵庫で冷やして飲みました。
普通においしかったです。

くせの強いパン・・・麦芽？匂いもきついしどっしり重たいので、1枚食べるのがやっとでした、ジャムとバターもついてます。

栗味のウエハースのお菓子。
これおいしかったので、ばらまきみやげにプラハのスーパーで買いました。

朝食を食べていたら、あっという間にプラハ到着。あたふたと降りる準備をした。
親切な車掌さんがスーツケースを下ろしてくれて・・・プラハ上陸です。

ハンガリー国鉄のホームページと格闘して予約確認書がとれた時もうれしかったし、
機械でチケットを発券できた時もうれしかったし、無事列車に乗れた時もうれしかったし、到着した時もうれしかった。
母にとっては、忘れられない出来事になりました。

長くなってしまいました。最後まで読んでいただいてありがとうございました。

⑤「プラハ到着！プラハ城入場ウォーキングツアーに参加」に続きます。

プラハ本駅 (プラハ中央駅) 駅