フランス・ベルサイユ宮殿～古城泊～パリ・モンマルトルの丘へ

2011/05/23 - 2011/05/30

フランス王国が絶頂期の１６８２～１７８９まで王宮でありブルボン王朝の
優雅な宮廷生活を今に伝えるとて、世界各地から大勢の観光客が列をなし、
宮殿の正面に辛抱強く順番を待ちました。豪華 絢爛贅を尽くした建物と
調度品はどれも見ごたえがあり芸術性の高さに感服しました。

その夜は郊外の古城に一泊しパリへと向かいモンマルトルの丘に登って感慨に
浸りました。

エリア フランス

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ANAセールス

入場のチャンスは現地のスルーガイドの手腕にかかっているようでした。

気の遠くなるような列の長さです。

やっと入場できました。

ヘラクレスを描いた天井画
ピンボケで見苦しいですが携わった画家たちの息吹を感じました。

ルイ14世時代の傑作と言われます。

ふんだんに金箔を施した欄間、壁面

大理石のモザイクが見事なアルコーブ

ルイ16世の威風

何かの控えの間？

天井の込み入った彫り物のコーナーにロイヤルブルーの装飾が

ナポレオンの戴冠式（巨大な絵の一部）

見上げる天井画

立派な乗り物

部屋から部屋への移動距離が長いこと…

鏡の間 シャンデリアが見事ですね。

儀式や外国の賓客を謁見するために使われたそうですね。

とても一日では見切れない絢爛豪華な装飾、調度に圧倒されます、

やれやれの休憩タイム、3方に分かれてトイレに走る人も。

帰りの方角を見失ったらしくottoさんが戻ってきません。
あちこち手配してもらい探すことになりました。

２０分ほどして戻ってきたOTTOは意気軒昂！「フランス人に通じたでぇ」。
ツアー名が記されたイヤホンをかざし、ベテラン現地ガイドさんの名を告げたり、

必死のボデイーランゲッジが有効だったようです。
案じて待っていた身としてはグループの人達が先に庭園の方へ歩いて行った
マリーアントワネットが気まぐれに作らせたという農家風館を見たかったのに........
これ以降ottoさんは迷子になったことを勲章みたいに語るようになりました。

ルイ１４世時代、「小ベルサイユ」と讃えられた優雅な城は、ル・ノートル設計の大庭園が取り囲んでいます。
３日続きの大宴会に食材が足りなくなり、料理長が自殺した曰くつき。

シャンティ城を車窓観光してお宿に向かいます。

モンヴィラジュンヌです。

ラウンジでチェックインの手続きを待ちます。

夕食のサーヴィスを指揮する支配人
ローストしたチキン、鴨のフォアグラ
、ツナの串焼き、黒ゴマとレモングラス風味

サラダ、フルーツ

チョコタルト、コーヒー、紅茶など

部屋はクラシックで天井が高く装飾も落ち着いて居ます。

ツタの絡まるムードが素敵です。

一夜明けて真っ青な空に情感がしゃんと建っています。

疲労裏庭へまわって朝の散策を楽しみました。

パリ市内へ入ります。

パリの地下鉄メトロ2号線に乗りました。買い方やホームの様子に戸惑いました。

町からサクレクール寺院の白亜の美しい姿を眺めました。
パリの人々は日々目にして暮らしているのですね。

パリで一番高い丘
モンマルトルの丘に近づいてきました。石畳の道をエレベーターで昇ります。

頂上にはサクレクール寺院が白く輝いていま
ミサの最中だったので終わるまでしばらく待たせてもらいました。

ロマネスク・ヴィザンチン様式の吹き抜けの美しいドームから陽光がこぼれて.....

横の壁にはステンドグラス。

「聖なる心」という意味の白亜の殿堂は普仏戦争の敗北の後1914年に建てられたそうです。
資材を丘の上まで運ぶのにはさぞや難工事だったと思われます。

拝観して出口から振り返ると..パリ市内を見てびっくりしました。

斜面に広がるブドウ畑、ムーランルージュ、ビガール街、カフェ等
パリ市街眺望が広がっているのです。

昔ながらの似顔絵かきや絵画などを売るお店が軒を連ね賑やかなこと１．..、

マチスやピカソも愛したであろう芸術村の風情が漂っています。

水彩画が多いように見えました。

お腹が減ったらちょっとした食べ物を買うのも楽しそうでレストランも賑わっていました。
元来た坂道を下りてＪＲ駅近くのモンパルナスのホテルまで戻ったのでした。