2017/02/27 - 2017/03/06
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憧れのベネチア・フィレンツェ
今回も航空券とホテルだけ予約して、完全フリーな旅へ(^^)
ベネチア3泊フィレンツェ3泊
思い返せば、全行程で雨に降られたのは半日だけ。
ベネチアの気温は、朝晩は東京と同じ位。でも天気の良い日の日中はUNIQLOのウルトラライトダウンで問題なし。
フィレンツェは東京より気温が高く、日中はコート要らずでニット1枚、歩き回ると汗ばむくらいでした。
帰国して東京の寒さに震えたなぁ。
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27日夜ベネチア着。空港からの送迎を利用してホテルチェックイン。
今回のホテルはCavalletto & Doge Orseo
サン・マルコ広場から徒歩20秒くらいの立地重視で選びました。
ホテルの目の前はゴンドラ乗り場。
ホテル自体は良く言えばとてもクラシック。
エレベーターもとてもアナログです。
口コミでよく見た通り、迷路のような設計で、エレベーターを降りたのはずなのに重たいキャリーバッグを持って階段を昇り降りしなきゃならず、高齢の方が利用するには少しツライかもしれません。
この日は軽くホテルの周囲を散歩し、適当なバールでお水を買って翌日からの観光に備えホテルで体を休めました。
ベネチアの夜は女性1人で歩いても危険を感じる事は無かったです。
実際にイタリア人のホテルマンに、ベネチアは夜の女性一人歩きは全く問題無いくらい安全だけど、他の都市に行ったら夜の一人歩きは絶対にダメだよ!とアドバイスを貰いました。 -
せっかくベネチアに行くならカーニバルを体験したいと思い、カーニバル最終日に重なるようにしました。
この時期のベネチアの夜明けは日本より遅く、この写真は朝7時頃のサン・マルコ広場ですが、まだ日の出前です。
カーニバル中は広場に特設ステージが設置され、街中に紙吹雪の残骸が積もっています。
ベネチアの朝晩は人気がなく、とっても静かです。 -
ドゥカーレ宮殿前の運河沿いです。
カーニバルの仮装をした人達が思い思いにポーズを撮っていました。 -
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この日はベネチア本島はカーニバルで混んでいると思い、午前中はヴァポレットでムラーノ島へ行ってきました。ガラス作りを見学してぶーらぶら。
写真は載せていませんが、ベネチアとはまた違う雰囲気で良かったです。 -
数々のマスケラ達の中でも一際異彩を放っていた仮装。
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ムラーノ島から戻り、リアルト橋近辺のOsteria da Albertoでランチ。
スカンピのパスタです。 -
魚介のフリットも。美味しい。
カジュアルなレストランで良いお店でした。
ご飯時は満席でした。
そして事件が、、、!
同行者が財布をスられているのに気付きました。
いつ取られたかはわからないけど、たぶんリアルト橋に向かって乗ったヴァポレットだと思います。
現地の人はヴァポレットはいつも混んでいるから嫌いと言っていましたが、確かにメインの路線はいつも混んでいました。
この時も、体は触れ合わないけど隙間がほとんどないくらい混んでいたので、きっとそれですね。今回は現金だけのお財布だったのでまだ良かったですが、ヴァポレットに乗っている時は要注意です!! -
街中の下着屋さん。
セクシーですね~ -
ヴァポレットはとても気に入りました!
夜の散歩がてら気軽に乗って、クルーズ気分を味わったりしました。 -
ホテルの朝食ビュッフェ。
甘いパン類大好物です。ビスケットやら砂糖ジャリジャリのドーナツ。
向こうのチーズやハムはティッシュみたいな大きさ。 -
3月1日、カーニバルは終了。
とっても良いお天気!
たぶん人も少し減るかな?早朝からスーツケースを押してヴァポレットで駅に向かう人達がたくさん。 -
一度ホテルで休憩し、気を取り直してサン・マルコ大聖堂です。
無料で入れます。
中はとても素晴らしく、無料でいいの⁉︎って思うくらいでした。 -
お次は鐘楼。
ここは少し並びました。そして!ここで入場券を買った時、たぶんお釣りをちょろまかされました、、、、。2€くらいで大した額ではないですが
うーん、後味悪い。自分でいくら出したかしっかり覚えておかないとダメですね。
それか声に出して、「〇€」と言いながら出す!勉強になりました。 -
エレベーターで一気に上まで上がります。
景色が素晴らし過ぎたので、嫌な気分は吹っ飛びました。
上に上がると地上より風が強く、とても寒いです。
地上ではマフラーや手袋は必要なかったですが、ここでは震えました。 -
ヴァポレットから、アカデミア橋。
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リアルト橋。
街中をぶらぶら散策して、15時過ぎに遅めのランチです。 -
Trattoria al Gazzettinoです。
陽気なおっちゃんのお店で、料理もとっても美味しい!
鼻歌を歌いながら接客して、注文とは別に、味見でビシバシ色んな料理をみんなの皿に乗っけてきます(笑)
リゾットとか皿にベチャッと置きにきます。
そしてニコニコしながら、美味しく食べてるか様子見に来ます。
クモガニのパスタと、シーフードの盛り合わせを頼みましたがボリュームあるし、今までのレストランとは違って盛り付けも工夫しているのがわかりました。
食後のサービスで、フラゴリーノという苺のワインと、すっごいアルコール度数の強いお酒(テキーラかなあ?)を出してくれました。
フラゴリーノがとても美味しかったので、サービスとは別でちゃんとお金払うからもう1杯欲しいと貧しい英語力で伝えたら、ニコニコしながらサービスでおかわりをくれました!
このおっちゃん、女性にとても優しいです(笑)
ボトルで買いたいくらい気に入ったので値段を聞いたら32€と、私達が思っていたよりは 高かったので今回は見送りました。
スーパーで数€のワインばっかり見ていたので、ちょっとびびっちゃって。
このレストランはチーズやワインなども販売しているようです。
入って来た方と反対側から店を出ると、立飲み利用している人もたくさんいてびっくりでした。
これまでのレストランはパスタが10~13€くらいの価格帯の所を利用していて、このお店はパスタ平均16~18€と、今までよりは少し高いですが、大満足でした。 -
ホテルで仮眠休憩し、夜はフェニーチェ劇場でオペラ鑑賞です。
事前にネットで予約して行きました。
外観はこじんまりしていますが、ホールは豪華な装飾で圧倒されます。 -
私達は3階の右寄り、ボックス席の2列目です。
日本とは違い、席によって細かく料金設定がされています。
休憩中には1階平土間席の客が、ここからの眺めを写真撮ってもいいか?と訪ねて来ました。
イタリア語と英語の字幕が出ますが、ちょうど目線の位置に字幕モニターがあったので見やすかったです。
前の列のカップルがとても親切で、2列目の私達が見やすいように両端に寄ってくれたため、舞台もオーケストラピットもよく見えました。
本当にありがたかったから、もっと英語ができたら、一言お礼を言って帰りたかったなぁ。悔しい!
フェニーチェ劇場はコンパクトなホールで、音の響きが柔らかく聴こえました。 -
今回の演目はラ・ボエームでした。
ずっとクラシックを専門に勉強してきたのでとても楽しめましたが、同行者は全くの素人だったので事前に内容を予習して貰いました。
上演中は退屈しているかなーと心配しましたが、後で感想を聞いたら楽しかったと言っていたのでホッとしました。
何より「本場ヨーロッパのこんな素敵な劇場でオペラを観ている」という雰囲気だけで大満足だったそうです(笑)
クラシックの知識が無い人は、予習して行くと全然違うと思います。
オペラの場合は、オペラ対訳本がおすすめ。
今回は音楽之友社の、オペラ対訳ライブラリーシリーズを購入しました。
コンパクトで持ち運びにも便利ですし、とても分かりやすいです。
原文(イタリア語)と日本語訳文が一緒に載っています。
上演中はもちろん撮影禁止ですが、開演前や休憩中やカーテンコールは、フラッシュを焚かなければ大丈夫です。 -
さて、美しいベネチアからフィレンツェへ移動です。
サンタルチア駅からフレッチェ・ロッサでサンタ・マリアノヴェッラ駅まで2時間程度。
2等車はホームの奥の奥の方です。がんばって歩きましょう。
サンタルチア駅にはKikoが入っていて、出発を待つ間にコスメを買いました。キオスクもありました。
フィレンツェのホテルも駅チカ。
Grand Hotel Baglioni
ベネチアも橋が多くて移動がたいへんそうだったけど、フィレンツェの駅周辺の石畳みの方が大変だった気がします。
私はやはり駅チカが好きです。 -
素敵なクラシックホテルです。
部屋に入った瞬間テンション上がりました。天井が高くて、窓も素敵。
ベネチアのホテルとは比べ物にならないです。
そして何より楽しみにしているのは、最上階の朝食会場。わくわく -
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まずは散策!
歩いて5分程度でドゥオーモです。道も簡単。
でかいなー!
ベネチアは車はもちろん自転車やバイクも無い街で好き勝手歩けていたし、物売りもいなかったので、フィレンツェの都会っぷりにびっくり。
セルカ棒売りの人たちがウヨウヨいます。
人も多い! -
48時間有効なドゥオーモ共通券をボックスオフィスで購入。
自動券売機で買いますが、この時クーポラ予約・ドゥオーモ付属美術館・ジョットの鐘楼の予約も一緒にするので日にちと時間の予定を決めておいたほうが良いです。
この日は洗礼堂と美術館に入りました。
ダンテが洗礼を受けた場所なんですね。ダンテには個人的に思い入れがあるので興奮。
来る前にインフェルノ読んでおいてよかったー。
美術館はあまり楽しみではなかったのですが、本物の天国の門を見れたので良かったです。 -
夕食は中央市場のフードコートに行ってみました。
大きなモニターでは地元の人達がサッカー観戦に集まり、とても賑やかで混んでいます。
楽しい雰囲気ですが、クタクタな身で行ったので騒がしさに圧倒されてぐったりしてしまいました。
イタリア人は声がデカすぎる!!!
色々買って楽しみたかったけれど、疲労のピークだったため生パスタのお店でパスタを注文。
さっぱりとジェノベーゼにしました。
受け取るときにチーズを掛けるか聞いてくれます。
もちろんお願いしたのですが、かける量が物凄い。
お陰でパスタが塩っぱい、、(笑)ちょっと失敗です。
静かな場所で食べたくなったので、ホテルに持って帰って部屋でゆっくり食べました。 -
ホテルの朝食会場からの眺め。朝日を浴びるドゥオーモとジョットの鐘楼。
この景色を見ながら食事できるのはかなりテンション上がりました。
外のテラスにも出られます。 -
フィレンツェ2日目はアカデミア美術館。
予約をしていなかったので朝一でメディチ家礼拝堂へ行ったら、その日は10時入場の貼り紙が。時間が空いてしまうので急遽予定変更して先にアカデミア美術館へ行きました。
ダヴィデ像のでかいこと。
10時に再び礼拝堂に戻ると、人だかりが。
入場列も全くなく、どこが予約列か当日入場の列かわからなくて困りましたが何とか入場。 -
午後は翌日の天気予報が曇り&雨だったため、ボーボリ庭園散策や夜景を見る屋外でのスケジュールを今日実行することに。
歩いてピッティ宮殿へ。
美術館数個と庭園入場がついた安い方のチケット購入。
1番の目的は庭園だったけれど、美術館も見応えのあるもので、じっくりねっとり見なくても2時間くらいかかりました。 -
外観は質素な作りですが、中はすごい!
ピッティ宮殿の入り口です。 -
ボーボリ庭園の見取り図。宮殿正面から入り、庭園の出口は数カ所あります。
散策の次はポルタ・ロマーナ門付近にあるバス停からミケランジェロ広場に向かう予定だったので、庭園散策がてらポルタ・ロマーナ方面の出口に向かいます。 -
空が広い…
庭園はアップダウン多いので歩きやすい靴でのんびり散策をおすすめ。
芝生でボーッとしたくなるような気持ちの良い場所でした。 -
ポルタ・ロマーナ門の近くのバス停から13番バスでサン・ミニアート アルモンテ教会へ。
素敵な教会です。ここの階段の上からのんびり夕暮れを眺めました。
徐々に街に灯りがついて、日が暮れて行きます。
手前にはミケランジェロ広場も見えます。
ここからは遠景の夜景を楽しめます。 -
ミケランジェロ広場でも夜景を堪能した後は、行ってみたかった Touch Florenceで夕食。
ミケランジェロ広場からまたバスに乗り、Googleマップと睨めっこしながら1番近そうなバス停で下車。
モダンでおしゃれな雰囲気のお店で、料理の印象は創作イタリアンて感じ。盛り付けや料理にも一工夫してあり、値段も高くないのでおすすめ。
客の食べ進み具合をさりげなく確認しながら適切なタイミングで料理を提供してくれていました。
予約無しで早めに7時ごろ行ったら無事入れましたが、その後からは予約客が続々来ていたので遅い時間は予約した方がよさそう。
日本語メニューは無いです。
かぼちゃのスープ -
かぼちゃのニョッキ。
ほかにはお肉料理も1品頼みました。 -
フィレンツェ3日目は予約無しで朝一にウフィツィ美術館へ。
開場ピッタリくらいに到着したのに既に結構な行列が。1時間弱くらい並んで入れました。予約無しで行くなら朝一で。
ウフィツィでは日本語オーディオガイドを借りました。パスポートが必要だったと思います。 -
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女性かな?と思ったら
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どっちも付いてました!!!
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午前中いっぱいウフィツィ美術館を堪能した後は、歩いてサンタ・クローチェ教会へ。
ダンテやガリレオ・ガリレイ、ロッシーニの墓標がある教会で、絶対訪れたかった場所です。
中庭の糸杉、風に揺れて大量の花粉を放出する瞬間です。
私は花粉症なのでドン引きしました。
そういえば、フィレンツェは花粉濃度がとても濃かったです!そこら中に糸杉があるので、たぶん花粉症患者には試練の場所です。
ベネチアは大丈夫でした。 -
教会内部。ステンドグラスがとっても美しいです。
美しすぎて動画で360度撮影しました。 -
墓碑の設置場所とだれのものかがちゃんと書いてあります。
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小雨が降って来たので、雨宿りと休憩がてらに目を付けていたカフェへ♡
Ditta Artigianale
ここもおしゃれな雰囲気のカフェで、2.30代くらいのお客さんが多かったような印象です。
店員さんも若いお姉さんが多いです。
テイクアウトもできるし、カウンター席もテーブル席もありました。
メニューはカフェメニューの他にも、しっかり食事できるメニューもありました。
私達はカフェ・マッキャートと、甘い物が食べたくて2人でケーキを3つ食べました(笑)
外国だから激甘大味かな?と思っていたら、普通に美味しかったです。
チーズケーキがとても美味しい。カップケーキも可愛い!ケーキは6種類くらいあったかなあ?
赤いケーキは他の人が食べているのを見て、ビジュアルに一目惚れして頼みました。 -
一通り観光を終えて、あとはフィレンツェ市内をお土産買いながらぶらぶら散歩です。
ガイドブックにも載っている、La Bottega Dell'OlioでLepoのハンドクリームやリップクリームを購入。
親切で落ち着いた雰囲気のおじさんのお店で、サンプルを何個かくれました。
帰国後にサンプルのボディオイルを使ったらとても良かったので、今では通販しています。 -
最終日の夕飯はMangiafocoで。
イタリアの食べログ的なサイトで予約して行きましたが、うまく予約できていなかった様子。
でもまだ誰もお客さんがいない時間帯(6時半頃)だったので入れました。
ワインバーということで、お酒好きな同行者は3種の飲み比べセット15€くらい?を喜んで頼んでいました。
ここはトリュフのパスタとブッラータが食べたくて来たので、さっそく注文。 -
トリュフのパスタ。20€くらいだったかな?
私的には少しお高めだったけど、それに見合う味で、とーーっても美味しかったです。
日本では気持ち程度の量のトリュフしか食べたことなかったので、香り高さと食感に感激。 -
お目当のブッラータです。
大好きなアーティチョークと一緒になっているなんて最高。
イタリアに来たらアーティチョークの料理ををよく頼みます。
食感はタケノコのような感じだと私は思います。
ブッラータ…美味しすぎる!
モッツァレラの中からとろっと生クリームのようなチーズが出て来て、大興奮しました。
ここも人気店のようで私達が店を出る時には満席、でした。 -
ヨーロッパは雨が降っても光が石畳みが反射してきれいに見える気がします。
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レプッブリカ広場のメリーゴーランドもキラキラして幻想的に見えました。
ここには写真を載せていませんが、クーポラに登ったり、ダンテ博物館などにも行きました。
クーポラは事前情報なしで気軽に入りましたが、あこは恐ろしい所です。要注意です。
急過ぎる狭い階段をひたすらひたすら延々と登り続けます。
狭すぎて休憩できるようなスペースもほとんどない中、観光客が列をなして登るので休めません。後がつかえてしまうので止まることができないのです。
年配の方は途中でリタイアしてしまう人もいました。ラストスパートは、これまで以上に急な階段で手を使わないと登れないほどの勾配でした。
ここは元気な時に行きましょう。
クーポラで過酷な体験をしたので、ジョットの鐘楼はやめました。(笑)
ダンテ博物館は、よほどのディープなダンテマニアでなければ行かなくていいです。
私はマニアではないのでよくわかりませんでした(ーー;) -
機内食。
アリタリアはドリンクバーが設置されるのでとても良かったです。 -
これは同行者が頼んだ和食。
ベネチアとフィレンツェ、対照的な都市でどちらも素晴らしかった。
フィレンツェは美味しいお店やおしゃれなお店もたくさんあり、もっともっと探索したい!と思うような街でした。
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