2017/05/19 - 2017/05/20
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ゆっくりOm Koiさん
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幸せさがして四十余年。
この湖畔の小道のずっと向こう、そこで何かが待っている。
誰かが私を呼んでいる。
そんな気がした五月吉日。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- バイク
-
一年ぶりの北タイ、ダートの宝庫の例の場所。
内容は去年の「縦走記6」の焼き直しみたいな感じです。 -
今回のお題目は去年行きそびれた湖畔の最奥集落。
そんな水辺の隘路を行けるトコまで行ってみましょう。 -
チェンマイ県最南端のOm Koi郡の更に最南端、 Mae Tuen地区。
その中心部から数キロ南の「Tuen川進入路」の分岐に到着、5月19日。
「分岐侵入即ダート」、滾る。
さあ、旅の始まり。 -
始まりの相図はコレ、ダートの入り口で距離即を0にすること。
行ってきます。 -
去年のダート探索でMae Tuenから山越えでNa Haiまで行ける事を確認
しました。
Na Hai村はプーミポンダム貯水池の上流部の畔の小さな集落です。
正確には本流のチャオプラヤー水系ピン川の湛水湖ではなく、
支流のTuen川の湛水湖です。
この村から北へUm Wap村、更にピン川水系合流地点からドイタオ湖まで
道が繋がっているのか確かめてみましょう。
山越えのダートルートは去年の旅行記にあるので割愛、見てね。 -
去年の旅行記の「縦走記6」で辿った道ですが、今年は雨期のはしり。
雨期ど真中/終わりの山越えダートはとてもじゃ無いけど無理。
この始まりの季節にどこまで行けるか、試してみましょう。
この数日かなりの降雨量だったのですが、大地がまだ水分を含みきって
いない様子。
これは今のうちだな。 -
半日程雨が止み少し日が射せばもうドライコンディション、南国の日差しは半端ない。
それと水はけの良い場所を選んで巧く道造ってる。 -
まーそれでも出来る場所にはすぐ出来るコレ、逃げ場無し。
北の将軍様より無慈悲な水溜り。
汚れるのを怖がっていると却って危ないと思われます。
漢らしくど真中でガッツリ濡れましょう。 -
Tuen川も水量たっぷり。
九月だとダートの道床面まで水が来る事があるそうです。
今はまだまだ序の口の模様。 -
ダートの本線を横切る涸川、大きめの部類です。
増水時は大量の土砂を伴うので暗渠にしてもスグ詰まるから「掛け流し」。
ああ、タイの土木の潔さよ。
雨期の大量降雨時には鉄砲水となって「川止め」を起こします。
「来た道戻るしか無い」場合、突然の大雨に見舞われたら迷わず撤収。
「すぐには川に水来ないでしょ」とタカ括っちゃダメ、ここは南国。 -
「おっちゃん何積んでんのー。」
おや、野良ワンコの兄弟がやって来ました。
「タイの山野良は人によく懐く」という話も聞きますが、ダートでたむろされると
ドキッとしますね。 -
さて、ダートが本格的な登りになると別の涸川が何度も蛇行して本線を
横切ります。
ここも増水時はヤバいでしょうね。 -
かつては橋梁があった模様、だいぶ朽ち果ててますね。
この木橋で大型ピックアップが往来してたなんて…。 -
「橋壊れたから川床渡ろうぜ、たまにしか水無いし造る金無いし」
このフレキシビリティ。
「雨降って水出たらどーすんの」
「…渡らない」
「お、おう…」 -
「Tuen川進入路」の分岐から約15km。
ここから先、雨量が増えて来ると難儀しそうなのがこの坂。
この轍のエグレは要注意。
雨期の始め迄この手の轍を放ったらかしは少し珍しい事。
交通量の多いダートは1シーズン毎に再整備されているのが普通なの
ですが。 -
平坦なトラバース区間がヤバかったりした。
赤土マディで僅かな傾斜、みんな真っ直ぐ進めない。
対向車が来たら(滅多に無いが)自分が止まってやり過ごしましょう。 -
雨期のはしりでは少々の雨でも何とかなりそう。
後は去年の旅行記とさして変化無いので割愛。
ささっと峠の分岐、ダートの入り口から約34km。
写真は来た方向を向いて撮ったもの。
画面左へ下って南隣県ターク県のMae Ra Mat郡、1175号線へのエスケープ。
この仔細は去年の「縦走記7」に書いてます、見てね。 -
最短でTuen川湛水湖の湖畔へ、今回は寄り道無し。
-
潜水橋ですね。満水期には完全に水面下。
満水の頃には水流がほぼ止まるのでこの構造で問題ないのでしょう。
で、再び水が引くと再利用。
あれ、奥のピックアップバン何所から来たんだ? -
湖畔に無事到着、ダートの入り口から約47km。
去年より遥かに水量がありますがまだ全然ダメ、水面に流れがある。
湛水湖に成り切っていないと思われます。 -
さっき上から見えた竹の橋を歩いて渡ってみましょう。
ボロいですが揺れはしません。
所々足踏み抜きそうにはなりますが、車輪で低速で通過する方がむしろ
安全らしいのです。
真新しいロープでしっかり追加補強されてます。
軽いカブならOKでしょう、CRFではやめときます。 -
幅が無いので「人、バイク専用橋」。
橋脚の間隔も狭く割としっかりした構造、修復の手も加えられて管理はしっかり
されている模様。
それでもこの現状、せめて橋梁のツラ戻して。
問題ナシとの判断でしょうが見た目すげー不安になるのですよ。
で、さっきの四駆よ。
どうやら南方面からアクセスする別のダートがある模様。
この竹製橋梁はそのルートにバイクを通すため、四輪は別に渡河ポイントがある筈。 -
去年の撤収地点、さっきの湖畔のどん突きから約1km。
前回は時間切れ、今年はたっぷり遊べます。 -
さあ、行こうか。
繋がっているかな、ドイタオ湖まで。 -
しばらく行くと景色が広がります。
この道、満水時には完璧に水没しますね。 -
まもなく四輪の通行が怪しくなってきました。
-
湖畔のスタートから約2kmとちょっとで荒れたカブ道へとなります。
-
湖畔のカブ道は割と平坦で場所を選べばUターンも何とか出来そうです。
ルートの難易度としては然程でないと思われます。 -
こんな楽チンなカブ道なら何十キロでも走ってたいですね。
さあ、Um Wapの集落が見えてきました。 -
Um Wap村の学校と役所とお寺との総合庁舎の様なのも。
手前のハウスボート、中に人は居ない様子。 -
辿り着く最後の500mがちと難儀。
よそ者は来て欲しくないのか、道広げるのメンドクサイのか。 -
カブ道の湖側の法面、ちゃんと土盛りしてますね。
CRFでリア滑らしちゃって慌ててアクセルONしたらだいぶ削っちゃった。
ごめんなさい。 -
湖畔のスタートから約5km。
この学校がUm Wap村の入り口の様なものですね。 -
標識でここがUm Wapと確認、ここターク県です。
-
反対側から。
広範囲に広がる幾つかの集落を併せてUm Wapと称するようです。
学校近くにも民家が数軒。 -
本集落へ向かいます。
どうやら小川の向こうの傾斜地のようです。 -
小さな集落内は全て簡易舗装されております。
-
集落から湖岸伝いに向かう道。
さあ、更に遥か北方面チェンダオ湖まで通じるのか。 -
無理でした。
広範囲を入り口の無い木柵で囲っています。
何か意味ありそう。
道も消えかかっているのでこっちではない模様。 -
学校から真っ直ぐに湖畔へ向かう道。
こっち行ってみます。 -
地元民のカブの川渡りの痕跡、我も続きましょう。
水量は足首で川床は固い砂地、幅は数mで楽勝。 -
でも増水期は無理っぽい。
一昨日の晩まで大雨続きで今日は雨期の晴れ間。
ほんの少し前まで水の流れがあった模様、私はツイてる。 -
小川を渡り先へ進みます。
おおっ、コレはひょっとして…。 -
小さな丘を越えて…。
イイヨイイヨー。 -
何だか行けそうな気もしますが、道床面が満水時のラインより遥かに下なのが希望を
曇らせます。 -
やっぱり無理でした、ここで完全に行き止まり。
学校から約1kmほどで道は終わり。 -
僅かな望みでやってきましたが、コレより北上は出来ません。
Tuen川進入路の分岐から約53kmのダートでした。
何かの予感もさっぱり気のせいでした。
解像度の低い衛星写真は罪作り。 -
北を向いて。
まぁ、それでも大型ダムの湛水湖の水辺を楽しめたので良しとしましょう。
「本当に行けると思った?」
「チェンダオ湖畔まで道が続いていると?」と問われると…。
「ぶっちゃけ9割方ダメと思ってた」が、正味なところ。 -
南に向いて。
今立ってる場所、もう間もなく水の下となるでしょう。
仮にドイタオ湖畔まで道が繋がっていたら「行ってきまーす」程度の覚悟と装備では
無理な地勢と距離、100km以上軽くあるでしょう。 -
理想はこんなお散歩ダートが延々とダム湖に沿って並走するルート。
ただし衛星写真だと険しい渓谷地帯が長そう。
ココは湖畔のスタートから約3kmの辺り。
前後をカブ道に挟まれた四輪可な道、謎だ。 -
100km級でタイトなダートならば四輪が普通に通れるくらいでないと我々一般旅行者
には無理だと思われます。
まあ、妄想は程々に。
さあさあ、来た道かえろう。 -
実際はだいたいこんな道来てたのですよ。
カブ道であれ、この程度の難易度でドイタオ湖畔まで続いていれば最高なんです
けどね。 -
来る時に結構肝を冷やしたパート、経験上最も水際なダート。
マジでこんな道もあったのです、ほんの100m程でしたが。
…来た道帰らないとね。
湖側に足つかないように、倒れるなら陸側ね。
ここも間もなく水没の道です。 -
Um Wapの村人に「ダム満水になったらどうするんですか」と聞いてみました。
「水没しても山側に迂回する道があるのよ、すんごい遠回りだけど」
「チェンマイ(県)に帰るならこの道」と教えてくれた分岐があったんです、実は。
「隣県へ帰るなら…」てことは北方面にも別の幹線山越えダートがあるのか?
これは来年に持ち越し。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- palさん 2018/10/10 00:07:14
- チャレンジャーですね。
- こんにちは。
ダラットシリーズに、いいね、ありがとうございます。
ダートツーリングはいいですね。
私も行ける範囲でやってみたいと思います。
これは、自分でバイクではなかったのですが、思わぬ四駆のジャングルツアー体験です。周りは、不発弾で汚染された土地です。。。
間違ってもこんなところに迷い込まないでくださいね。
https://4travel.jp/travelogue/11312300
-
- Shu-senseiさん 2017/05/29 16:04:42
- Um Wap探訪
- こんにちは、
先週お会いしたクンユアム高校の「しゅう先生」と申します。
旅行記楽しく拝見しました。雨季の北タイの悪路をを楽しまれる方が、世の中にいるんだと言う事を、Omkoiさんにお会いして初めて知りました。
私はこのあたりに住んでおりますが、地元民でもそうそう行かないような、へき地にまで、旅行ベースで足を延ばされているのは、「すごいなあ」と、いつも感心しております。
私は、山間部のへき地に住む生徒の実家に行くので、仕方なくトレールバイクやピックアップトラックでこういった悪路を走りますが、正直、雨季の悪路で遭難しかけたり、バイクで転んで全身ドロドロになって、半泣きで帰宅したりと、あまりいい思い出はありません。
Omkoiさんもお書きになられている通り、雨季には大きな水たまりが道路の起伏の底面に発生しますが、ここは、「思い切ってど真ん中を一気に渡る」、というのが正解かと私も思います。変に「濡れたくないなあ」とか、「端っこだったら、タイヤもめり込まないんでは?」とか、考えると、かえって痛い目に合うでしょうね。
まあ、乾季にふかふかの砂状だった土が、雨季では質の悪い泥になって、バイクや車の走行には大きな障害となります。私は、ここでの経験上、雨季は電気の来てない村にはいかない、という風に、カテゴリーを分けてます。それでも、時々失敗して痛い目に合うのは、Omkoiさんのおっしゃる通り、「雨季に限らず、北タイのダートは日によって状況が変わる」ということでしょうか。
一般的な感想でした。
PS:土日(27日-29日)に、また、メーソートまで非合法のウイスキーを買い出しに行きました。(1リットルまでだったら合法ですが)また飲みに来てください。
- ゆっくりOm Koiさん からの返信 2017/05/31 11:50:06
- ごちそうさまでした。
- > こんにちは、
> 先週お会いしたクンユアム高校の「しゅう先生」と申します。
何をいまさら他人行儀な…えshu-先生ですよね。
先生がお買い物に行かれた頃、ずっとサルウィン川沿いのダートに
張り付いてました。
メーアリアン南数キロの105号線沿いのリゾートタイプを拠点とし
4日滞在してました。
ミャンマーウイスキーですがメーサリアン滞在中に2本とも飲んで
しまいました。
日本に1本持って帰るつもりでしたがタイの炭酸水との相性が頗る
良く、一気に開けてしまいました。
ごちそうさまでした。
サルウィン川沿いのダートの途中でクラッチ辺りから異音がしだし
「クラッチ滑り」の予兆がしてきました。
フロントフォークの油漏れも相変わらず止まりません。
フォークのオイルは騙し騙しで行けそうですがダートの奥でクラッチ
やってしまうとシャレにならないのでココまでです。
まだまだ日程余裕があるのですが残念。
ダート探索は早い目に切り上げチェンライに引き上げます。
ウイスキーと晩飯本当にご馳走さまでした。
Om Koi
- Shu-senseiさん からの返信 2017/05/31 12:10:10
- RE: ごちそうさまでした。
- おはようございます
今朝の授業で、生徒が待ってるので取り急ぎ。
先週お会いしたクンユアム高校の「しゅう先生」と申します。
これは慣用句で、私は、人の名前を覚えるのが苦手で、必ずこういう言葉を最初に持ってきます。
お酒は、帰りに取りに来てもらえれば、いくらでもあげますよ。またメーソートで買いましたから、いっぱいあります。
取り急ぎ、
しゅう先生
> > こんにちは、
> > 先週お会いしたクンユアム高校の「しゅう先生」と申します。
>
> 何をいまさら他人行儀な…えshu-先生ですよね。
>
> 先生がお買い物に行かれた頃、ずっとサルウィン川沿いのダートに
> 張り付いてました。
>
> メーアリアン南数キロの105号線沿いのリゾートタイプを拠点とし
> 4日滞在してました。
>
> ミャンマーウイスキーですがメーサリアン滞在中に2本とも飲んで
> しまいました。
> 日本に1本持って帰るつもりでしたがタイの炭酸水との相性が頗る
> 良く、一気に開けてしまいました。
>
> ごちそうさまでした。
>
> サルウィン川沿いのダートの途中でクラッチ辺りから異音がしだし
> 「クラッチ滑り」の予兆がしてきました。
> フロントフォークの油漏れも相変わらず止まりません。
>
> フォークのオイルは騙し騙しで行けそうですがダートの奥でクラッチ
> やってしまうとシャレにならないのでココまでです。
>
> まだまだ日程余裕があるのですが残念。
> ダート探索は早い目に切り上げチェンライに引き上げます。
>
>
> ウイスキーと晩飯本当にご馳走さまでした。
>
> Om Koi
-
- シノカさん 2017/05/27 23:03:06
- お久しぶりです。
- こんばんは。お久しぶりです。
またタイに行かれたんですね。
旅行記(ダート記?)興味深く読ませていただきました。
「Tuen川湛水湖の湖畔」、素晴らしい景色ですね。あの風景を独り占めできるなんて、うらやましいです。タイの山奥の風景なんて、私は一生見られないかもなぁ、なんて思います。
竹の橋、渡られたんですね…。写真を見るだけでゾッとしちゃいます。
川の流れが穏やかならまだいいですが…気をつけて下さいね!
続きも楽しみにしています。
- ゆっくりOm Koiさん からの返信 2017/05/31 11:13:39
- こちらこそお久しぶりです。
- ご無沙汰してます。
今タイに滞在中ですが雨も然程酷くなく、中南タイより気温も低くて
そこそこ快適です。
手前味噌ですがダム湖の奥は頑張って行ったかいがありました。
日本だと干上がったダム湖の中には入れないのが殆どですが、タイでは
自己責任でやりたい放題です。
地元民が普通に生活環境の一部としています。
雨期の雨だと水位が一気に来るので早々に引き上げました。
今は平地に下りてきてます。
ぽーるきゃっとさんの次の旅はまだですか。
そろそろウズウズしているのではないでしょうか。
旅行記もぜひ。
Om Koi
-
- somtamさん 2017/05/23 00:58:47
- こんばんは
- Om Koi様
ご無沙汰しています。
毎年恒例、この時期の北タイ遠征、
今年は、アレっ、中止かなと思っていた矢先の
旅行記アップ。
今までは、全く路面乾燥でしたが、
今回は、出発が少し遅い分、路面が部分的に湿潤ですね。
続編、楽しみにしています〜。
somtam
- ゆっくりOm Koiさん からの返信 2017/05/24 09:31:57
- 雨期のあとさき
- コチラこそご無沙汰してます。
春は悩ましい季節です。
ソンクラーンと雨期の入りはどうしても避けたかったのです。
そうなると日本の大型連休と重なり飛行機代に影響が出てきます。
稼業も繁期から閑期の境目で判断に迷うのです。
結局、雨期の入りに被ってしまいました。
もうちょっと頑張ります。
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