2017/05/02 - 2017/05/10
27位(同エリア58件中)
yukiさん
今年のGWは曜日配列がよく5月1日、2日を休むと9連休になるものの、前年同様休めない仕事が入る可能性があり、あえて本命を外しGW後に休暇を取って5月2日夜発10日朝戻りでこれまた前年同様AF-KL利用でウガンダ、ルワンダ行きを計画。結果的には1日、2日とも休もうと思えば休めたものの、4月28日発より5月2日発の方が運賃が断然安かったので良しとします。
両国の雰囲気の違い、特にルワンダのイメージと現実とのギャップに驚かされる旅でした。
【FLIGHT DATA】
AF 293 Y 02MAY HNDCDG 2255 0430
AF1240 Y 03MAY CDGAMS 0720 0840
AF8251 Y 03MAY AMSEBB 1045 2220
AF8253 Y 08MAY KGLAMS 2020 0655
AF8229 Y 09MAY AMSCDG 0800 0925
AF 276 Y 09MAY CDGNRT 1355 0830
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国境を徒歩でこえルワンダ入国手続き。
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イミグレから少し歩いたところにバスが止まっておりここからキガリ行きのバスに乗る。
バスのオフィスに時刻表が掲出してありそれによると毎正時発とのことであるが、いったんイミグレ付近まで逆行して客を拾ったりして20分ほど遅れて出発。 -
旧宗主国(ベルギー)の関係でルワンダに入ると右側通行となる。
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茶畑と思われる畑が広がる。
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キガリに向かうにつれ標高が下がっているようで植生も国境付近ではあまり見られなかった背の高い樹木が多くなる。またそれにつれて気温も高くなりやや蒸し暑い。
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キガリの町が見えてくる。
たまたま別の方のブログが事前に目に入り、「予習」してあるので驚かないが、何も知らずにこの光景を見ればこの発展度合いに心底驚いたに違いない。 -
キガリのバスターミナル着。
ウガンダのタクシーよりもルワンダのミニバスの方が見た感じよさげな車両を使用している。 -
バスターミナルはキガリの郊外にあり、中心部までは距離があるので市内バスにて移動。
なんとまあ驚くべきことにキガリのバスにもICカードが導入されている、というか現金での支払いはできずICカードによる支払いのみとのこと。
当然カードなどなく、どうすればよいかと思っていると、私が運賃を係員に支払ったうえで近くの人のICカードにチャージしそのカードで支払ってくれた。 -
一乗車運賃は200フラン(1フラン≒0.13円)。
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カンパラ同様キガリでもバイクタクシーは気軽な交通手段。
運転手はもとより客もヘルメット着用必須のようでドライバーは皆客用のヘルメットを持っているし、制服なのかゼッケン着用、そのゼッケンにもドライバーの識別番号と思われる番号が入っているし、きっちり管理されているという印象を受ける。 -
町中至る所に銃器を携えた警官が配置されている。
警察がいるから安全とみるか、こうして警官を配置しなければならないほど治安が悪いとみるかは評価が分かれるところだが、キガリに関してはなぜこれほど警官を配置する必要があるのかと思うほど治安に関しては全く問題ないように感じられた。 -
市内中心部で宿探しをするもそもそも宿がまったく見つからない。
散々歩き回り、いい加減くたびれてバイクタクシーに頼ろうかと思いかけたころ見つけたのが歩き方に位置だけ地図に載っているSky Hotel。
朝食込み35,000フラン、朝食なしだと30,000フランだったはずで、私としては少し高いかと思うも、部屋からはキガリの丘が一望。というわけで即決。 -
カメラの性能上この程度の写真しか撮れないが、夜景もまた素晴らしい。
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2017年5月8日(月)
実質最終日となる本日は一日キガリで過ごす。
いい加減しつこいが朝の部屋からの眺めも素晴らしい。 -
ロンプラの地図には通りの名前が普通に「Ave des Milles Collines」などと表示されているが、その後変わったのか、どの通りも「KN (数字)」という名称で表示されておりいまいちわかりにくい。
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町中にはゴミ箱も設置されているしそもそもゴミがほとんど落ちていない。
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キガリにきた以上虐殺記念館を見落とすわけにはいかない。
記念館へは市内のバスターミナルから313番バスを利用。 -
昨日で学習済みだが乗車にはICカードが必要。カードがないというと1,000フランで売ってくれた。
カード代が500フランで利用可能残高が500フランの由。 -
記念館は市内中心部から少し離れた別の丘の中腹にあるようで、記念館付近からは中心部のビル群が遠望できる。
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仕事としてなのかボランティアなのかはわからないが、こうやって道路を清掃している人もおり、クリーンな街並みが実現している。
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KIGALI GENOCIDE MEMORIALに到着。
虐殺に至る経緯などの詳細は語れるほどの知識もなく、間違ったことを書くわけにもいかないので外務省HPの記述を引用させていただく。
「1962年の独立以前より、フツ(全人口の85%)とツチ(同14%)の抗争が繰り返されていたが、独立後多数派のフツが政権を掌握し、少数派のツチを迫害する事件が度々発生していた。1990年に独立前後からウガンダに避難していたツチが主体のルワンダ愛国戦線がルワンダに武力侵攻し、フツ政権との間で内戦が勃発した。1993年8月にアルーシャ和平合意が成立し、右合意を受け、国連は停戦監視を任務とする「国連ルワンダ支援団(UNAMIR)」を派遣したが、1994年4月のハビヤリマナ大統領暗殺を契機に、フツ過激派によるツチ及びフツ穏健派の大虐殺が始まり、同年7月までの3ヶ月間に犠牲者は80~100万人に達した。」 -
館内は撮影禁止とのことで外観のみ。
様々な展示の中でも虐殺された子供の写真やプロフィールが展示された部屋は特につらいものがあった。 -
市内に戻り虐殺がらみでホテルミルコリンズを見学。
ルワンダ虐殺時に当時の支配人ポール・ルセサバギナにより1000人以上の避難民をかくまった場所であり、『ホテル・ルワンダ』という名で映画化もされている。 -
一応高級ホテルの部類に入るのだろうが、見た目高級感は微塵も感じられず、普通のビジネスホテルとあまり変わらない。
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何らかの展示やモニュメントの類があるのではないかと中に入るもそれらしきものは見当たらない。
フロントに尋ねると、モニュメントしかないが…とわざわざ離れたところにあるモニュメントまで案内してくれた。 -
ルワンダといえば20年以上経過した今も、1994年の虐殺の舞台というイメージが強く、というかむしろその程度の情報しか持ち合わせていないのが一般的と思われるが、キガリの高層ビル群、ゴミも落ちていない街並みなど、イメージとのギャップこそがキガリの最大の見どころではないだろうか。
先にも書いたとおり、たまたま旅行前に他の方の旅行記を偶然見て、キガリの発展ぶりを事前学習していたわけだが、ネットで隅から隅まで調べてしまうと、現地に来ても事前に仕入れた情報をトレースするだけの単なる確認作業になってしまう恐れがあり、インターネットで何でも調べられわかったようになれる時代になってしまったことが、特に若年層が旅行しなくなった一因ではないかとも思うのだが、とにかく、ある程度の発見の楽しみを残すためには、調べすぎるのもかえってよくないのかもしれない。
もっとも、事前に調べておけばあそこも見ることができたのに、とリサーチ不足を後悔することもまた事実で、そのあたりのバランスが難しいのだが。 -
フライトの時刻は20時20分で、かなり早めに17時過ぎにバスターミナルに向かうと、乗り場によってはかなりの列ができている。帰宅ラッシュなのか。
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空港へ向かうバスの車内から、突如として電飾された半円状の建築物が視野に入るが、何なのだろうか。
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かなり余裕をもってバスに乗ったつもりが、渋滞に巻き込まれ停まっては進んでの繰り返しでなかなか前に進まない。
チェックイン締め切り時刻に間に合うかどうかも怪しくなり最終的にはバスを捨ててご法度のはずのバイクタクシーのお世話に。バイクタクシーは危険などといいつつ結局この旅でも2回利用しているし… -
19時ごろキガリ空港着。道路から空港敷地に入る際に荷物検査、出発ターミナルに入る際に(チェックインカウンターとは別に)パスポートとEチケット写しのチェックがありその後2回目の手荷物検査、チェックイン→イミグレを経て搭乗前にダメ押しの手荷物検査ととにかく不必要に手続きが面倒なのは途上国の仕様か。
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出発までまだ時間があるもののもう搭乗を開始しているという理由でラウンジにも寄らせてもらえずしぶしぶ搭乗。
エンテベでトランジットの後アムステルダム、パリと乗り継ぎ10日朝帰国。
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この旅行記へのコメント (1)
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- トトロンパさん 2018/12/26 14:51:45
- 教えてください。
- Yuki 様
初めまして。こんにちは、トトロンパと申します。
Yuki様のウガンダ、ルワンダ旅行記、楽しく拝見させていただきました。私は、来年2月にウガンダからルワンダまでサイクリングする計画を立てています。もしよろしければ、以下のサイトで私の質問にお答えいただけませんでしょうか。
http://4travel.jp/os_qa_each-68497.html
Yuki様の御経験の中で、可能な限りで結構です。よろしくお願いいたします。
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