中国・蘇州の旅　後編

2017/05/05 - 2017/05/06

2017年5月3日～6日

ＧＷ３泊４日、中国・蘇州への弾丸旅行。トランジットでの街歩きを含めると通算六回目、中国単独の旅だと四回目でした。（台湾、香港、マカオを除く）

　今までは小松から羽田・成田方面に飛んでそこから国際線でしたが、今回は初めて関空発着。しかも深セン航空というマイナーな航空会社（でも何気にスタアラ系です）で、無錫（むしゃく、ウーシー）というマイナーな空港行き、我ながらチャレンジャーだと。ちなみに蘇州だと、上海（浦東、虹橋）の両空港よりも無錫空港の方が近いです。

　蘇州界隈に九か所ある世界遺産の蘇州古典園林を全て回りました。

エリア 蘇州(中国)

5月5日（金）

朝一で友人に勧められた蘇州面のお店「同得興」の水晶担麺を食べてみました。

同得興 中華

豚肉と青梗菜を添えた麺。こってりしすぎない程度にコクがあって、美味しかったし、ここはお勧めです。今回は5年前のガイドブックを持参していたのですが、5年前は20元だったのが、今回は29元。中国のインフレすごいかも、日本人的感覚だとまだ安めですが。

同得興 中華

午前中で網師園と滄浪亭、隣接する可園を一気に回る。まずは、網師園。

網師園 自然･景勝地

南宋代に建てられた万巻堂を、清代に再建された屋敷。

網師園 自然･景勝地

網師とは漁師のことで、昔ここが漁隠（隠居した漁師）と呼ばれていたことから網師園の名がついたという。

網師園 自然･景勝地

小規模ながらも、清代の典型的な官僚邸宅の様子が残っている。

網師園 自然･景勝地

（網師園）

網師園 自然･景勝地

（網師園）

網師園 自然･景勝地

（網師園）

網師園 自然･景勝地

次に滄浪亭へ。

滄浪亭 自然･景勝地

まずは滄浪亭の北側に隣接する可園へ。

元々は、滄浪亭の一部だったらしいです。

入場料は、可園のみ、滄浪亭のみ、セット券という形でした。

滄浪亭に入ります。これにて八か所コンプリート。

滄浪亭 自然･景勝地

唐代に造園された蘇州最古の庭園。宋代や清代にも改修が加えられている。

滄浪亭 自然･景勝地

写生をしている学生さんが多かった。

滄浪亭 自然･景勝地

目の前の運河とあわせて、水郷らしい景観を生み出している。

滄浪亭 自然･景勝地

（滄浪亭）

滄浪亭 自然･景勝地

（滄浪亭）

滄浪亭 自然･景勝地

（記念の一枚）

滄浪亭 自然･景勝地

北塔報恩寺にも行ってみました。

北塔報恩寺 寺院・教会

三国志時代の呉の孫権が母親のために建てたお寺だとか。

北塔報恩寺 寺院・教会

午後からはバスで一時間の郊外の同里へ。先月に地下鉄が同里まで開通したらしいのですが、新しすぎてグーグルマップにも記載がなく、同里駅の場所がわからなかったため、バスで。ちなみにバスターミナルだとチケットと一緒に同里歴史地区への割引チケット込みで買えます。歴史地区入場料は100元の割引で80元、バスが8元。こちらも強気の価格設定。

バスターミナルから歩いて同里古鎮に向かいます。

周荘、用直と並び、江南水郷三明珠と称される街。

町の観光スポットは「一園、二堂、三橋」に代表されている

明清街と呼ばれる、明・清代を再現した路地を抜けると、

九つ目の世界遺産、退思園に行って、世界遺産九庭園コンプリート。

退思園 広場・公園

清代に罷免された役人が帰郷して建てた豪邸。

退思園 広場・公園

「退いて反省する」という思いが込められているという。

退思園 広場・公園

（退思園）

退思園 広場・公園

（退思園）

退思園 広場・公園

嘉蔭堂へ。

嘉蔭堂 建造物

二堂のうちの一つの建物。

嘉蔭堂 建造物

彫刻や作りなど見事。

嘉蔭堂 建造物

水郷のノスタルジックな町をお散歩。

蘇州よりもこじんまりとして、水郷の街という感じがたっぷり。

崇本堂へ。

崇本堂 建造物

江南水郷婚俗館とも呼ばれ、内部は結婚関係の博物館になっている。

崇本堂 建造物

100年ほど前の邸宅である。

崇本堂 建造物

王絡ゴウ紀念館

次いで、珍珠塔景園へ。

明朝の役人の豪邸。

縁結びのスポットとしても有名らしい。

（珍珠塔景園）

（珍珠塔景園）

（珍珠塔景園）

（記念の一枚）

（珍珠塔景園）

松石悟園へ。

天然石版画を収蔵する展示館。

天然石版画とは、岩を切り出した時の模様のアート。

耕楽堂、明代の高官の屋敷。17:30になったため、タイムオーバー。我ながら、駆け足ながらもチケット代の元取るべくよく回ったなぁと。

三橋の一つ、「太平橋」

太平橋 建造物

三橋の一つ、「吉利橋」

吉利橋 建造物

三橋の一つ、「長慶橋」

長慶橋 建造物

趣ある水郷の街・同里を後にし、蘇州に戻りました。

翌日夜明け前、5:30の空港バスに乗るために出発。

夜明けの蘇州の街を後にして、

バスは無錫空港へ。

こじんまりとした空港ラウンジ

無錫蘇南碩放国際空港 (WUX) 空港

深セン航空9057便にて大阪へ。

無錫蘇南碩放国際空港 (WUX) 空港

中国を後にし、ほぼ帰宅するだけの移動日。

　初めての中国は15年前、そこから考えると建設ラッシュの為か、すごく変化しています。相変わらず英語は街中ではほぼ通じませんが、建物が清潔になってきている印象。相変わらず道端に痰を吐く人はいますが、以前より減ったような。そのうちまた中国の別の場所にも行ってみたいです。

（番外編　お土産）