2017/05/03 - 2017/05/06
1979位(同エリア8871件中)
バウトさん
お食事中だと不快に感じられる可能性がある内容を冒頭に含みます。
1日だけの滞在でシェムリアップからプノンペンに戻ります。バスで風景を眺めながらの旅路でしたが、バス会社選びに思わぬ誤算が。
そして、この国の想像を絶する歴史に触れ、心苦しくなりました。
メモ
旅の持参金は$179(4月14日に20,000円を両替)+5,000円を現地両替。カード不使用。ホテル代はアジアホテルのみ現地払い。
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パブストリートへ着く前に途中の商店の店先で飲み始めました。その方が安いかなと思ってなのですが、パブストリートのビール代は缶ビールと変わらず0.5$でした!時間によるのかな?
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10分位歩いてパブストリートに着きました。さっきの商店の前に裸足の男が立っている事は気付いていましたが、裸足もよくあることなので特に気に留めてはいませんでした。
その男が僕に付いて歩いてきている事に気が付いたのは、パブストリートの少し手前です。試しにフルーツ屋台で試食させてもらい立ち止まると、その男も立ち止まったので間違いなく付いてきています。 -
なんで付いて来ている?と聞くと、おそらくクメール語で英語はわからないと言う。僕も、クニョムオニジェイピアサークマエ(クメール語は分からない)、と言い、危険そうではないので、そのままバーに入った。男はバーの外にいる。店員さんに、彼が付いて来てるけど大丈夫かな?と聞いてみた。
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河岸を変えても男は付いてくる。男を座らせ、なんなんだい?と聞く。飲みたいわけでも、寄付が欲しいわけでもないようだ。英語を話す店員さんに通訳を頼み何か用か聞いてもらった。なんだかスピリチュアルな用件だそうで、僕に何かを渡したいそうだ。男がバッグの中から何かを取り出した。丁寧に何重かに包まれたその小さな包みを解くと、繭状にしっかりと束ねられた、男の陰毛が現れた。
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いくらなんでもそれはない。悪いけどそれは受け取れないと伝えてもらうと、男はそれをバッグにしまい込んだ。店員さんにも礼を言い、さらに飲み続けた。男は妙な踊りをした後、店員さんに促されて帰っていった。帰り際に男に手を合わせオークンと言った。男もオークンと言って階段を降りていったが、何故僕を選んだのかを聞き忘れた。
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プールサイドで朝食なんて贅沢な。でも一泊508円。カンボジアでは子供が手伝っている事が多い。それが懐かしさをかもし出し、居心地を良くしているのかな。部屋に戻ると同室のボクサーが起きていて、ベランダでタバコを吸っていたので一緒にベランダに出て昨夜の妙な出来事を話した。変な話だけど、それもいいよね、という結論になる。
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前日、宿で、プノンペンまでのキャピトルバスのチケットを扱ってるか聞くと、キャピトルは事故が多いからやめた方がいい、と言い、値段もあまり変わらないからこっちがいいよ、とMEY HONGという会社のバスを勧められた。宿でのピックアップもついて$8だというので、そのバスの朝の便を予約した。トゥクトゥクが迎えに来てバス乗り場まで行きました。
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バス車内。テレビ放映付き。小さなペットボトルの水をもらえたけど、水道水みたいな味。
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プノンペンまで約6時間、延々と同じ風景が続いたが、飽きることはなかった。痩せた牛と痩せた犬が歩き、ゴミが散乱する風景。高床式の住宅。途中で気が付いたけど、ゴミは窪みに集められていたので、自分たちで燃やしているのだろうか。
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3時間位走って、コンポントムという町で休憩になりました。停車時間を聞くと20分だけだというので大きなゲストハウスレストランのチップトイレに入りました。レストランの値段を見てみましたが高めでした。この町面白そう。
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食事をする時間は無いので、小腹用にお菓子を買った後に写真右端の屋台を見つけました。聞くとバナナ揚げだそうで、おいしかったのでお代わりしちゃいました。他の乗客も、これとかフルーツを買っていました。この後もう一度トイレ休憩した所では、イナゴなども売ってました。
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プノンペンのバスが着いた場所は町外れで、地図で言うと左上の方。これが誤算でした。キャピトルだったら、中心地のキャピトルゲストハウスに着くようですが、ここから中心地までは何かに乗らないといけません。3路線ある路線バスが通っている地区かどうかは予定になかったので調べてきていないし、トゥクトゥクに2$で行ける?と聞くと8$だと言います。
まさか、シェムリアップからここまでの値段と一緒だなんて。それに、その値段を足したら、高いからと敬遠していたジャイアントアイビスのバス代以上じゃないか。(ジャイアントアイビスはナイトマーケット着)
先にホテルの名前を言ったからいけなかったかな?そこに泊まるんだったら、この位の値段だ、とかあるのかしら?結局1$しか値切れずに今日の宿、ホワイトマンションへ。降りぎわに、空港までいくらで行くか聞いてみた。その相場は5$から8$だと知っている。すると、10$だと言うじゃないか。やはり。 -
カンボジアはホテル代が安いので、たまにはと思って、このアメリカ大使館だった建物を利用したすごいホテルに泊まってみました。$69でした。でも、あぁ、俺の泊まる所じゃない、と落ち着かず。
ホテルのクリーニングは高いので、近くの洗濯屋を教えてもらう。1kg=1$で、店の前に天日干しだそうだ。 -
洗濯物を預けて、食堂でビールと何か煮物のようなスープ。髪型がかっこいい少年が運んで来てくれた。カンボジアでは割とペタっとした長めの髪が若者に流行っているのかな?
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いちおうプールで泳ぐ。この横の喫煙所で会った韓国人ビジネスマンに、帰りの空港でも遭遇してビックリ。世界中を飛び回っているらしく、あまり家に居られないらしい。
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夜は屋台にて。テーブルの向かいに時々子供がパンを食べに来てなごむ。
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あたりを散歩し、以前は腹壊すだろうからと飲んだ事の無かった、ココナッツジュースを飲んでみた。いろんな事が平気になってきてる。冷えたやつを出してくれます。
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最終日の朝はホテルに併設されているエリックカイザーPARIS Le Cafeでクロワッサン。会計した後にクレープが焼きあがってきてケースに並べられたけど、そっちが良かったな。
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トゥールスレンとキリングフィールドを回るバスツアーがあったので事前に申し込んでいました。phnom penh hop on hop offのツアーにメールで申し込みました。モーニングツアーは8時半頃にホテルピックアップ、1時頃戻ってきます。
1人参加だと15$です。2人参加だと1人10$になるみたいです。トゥクトゥクでもそのくらいかかると思うので、効率よく回れて、お得だと思います。ツアー予約サイトのviatorから予約出来るのも同じツアーだと思います。 -
トゥールスレン刑務所内部は撮影禁止でしたが、撮影しようとも思わなくなるほど、その惨状の重い空気が伝わってきます。我々が子供の頃、ニュースから聞こえてきていたカンボジア情勢について、どういう事が起きていたのか想像も出来ませんでしたが、ここで生き残った少年は自分とほぼ同世代であるという事を知り、心が苦しくなりました。
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綺麗な花が咲く野原が処刑場だったなんて。
キリングフィールドに着くまではバス車内でポルポトとクメールルージュについてのビデオ放映があります。ペットボトルの水もくばられます。これは普通のミネラルウォーターでした。
キリングフィールドにはボードでの説明書きは少ししかないのでオーディオガイドを付けたほうがいいでしょう。 -
慰霊塔には頭蓋骨が積み重ねられています。ただただ合掌するばかりです。
献花用の花は2$、線香はお気持ちでいくらでも、との事でした。 -
キリングフィールド入口です。この門の左の方に土産物屋があります。門の中にもあったと思います。
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バスはピックアップしたホテルか、市内の好きな場所で降ろしてくれます。独立記念塔で降りて赤いバスを見送り、おしゃれエリアのBKK1を偵察に行きました。リードに繋がれた犬をカンボジアに来て初めて見た。
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昨日の夜、おいしそうだなと少し覗いて、食後だったので、今度来ます、と約束(?)していた食堂に行ってみた。
看板にシーフードと書いてあったので、フィッシュアモックを頼んでみたが、無いと言う。発音が悪いんだと思って、魚の絵を書き、矢印の先にフィッシュアモックの見た目の絵を書いて渡したけどよく伝わらず、他のメニューを頼む事にした。その間、ここでもやっぱり手伝いしてる子供2人や、他の店員さんも集まってしまって、面白かった。
イカのグリーンペッパー炒めの生コショウが初めての味でおいしかった。
実はマスターが、絵を見て、フィッシュアモック風の物も作ってくれていて、その心意気がうれしかった。 -
食堂から通りを眺める。もう昼の営業は終わりのようで、隣では店員さん(家族かな?)皆でまかないを食べていた。
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プノンペンタワーまで歩き、暑いけどホットコーヒーを飲む。ふと思い立ち、オルセーマーケットにあてのない買い物に行く事にした。トゥクトゥクで$1ちょっとで行けた。
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この店で変な(派手な)枕カバーとランチョンマットを買った。生地屋ではカンボジアを感じられる布が無かったのでボタンをいくつか買った。
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トゥクトゥクで戻り、洗濯物を引き取りに行き、バッグを預かってもらっているホテルで着替えさせてもらった。
どこかのホテル予約サイトで、シャワーを使わせてくれた、とのレビューを見た事があったが、僕にはそのようなオファーはありませんでした。 -
この旅の締めに、と思ってプノンペンタワーのスカイバーeclipseに行ってみた。いい眺めでビール飲んで、エリーゴールディングなんかがかかったりして、それはそれであれなんだけど、やっぱりこうじゃないな、と思って路上に降りて飲み直す事にしました。
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トゥクトゥクでアジアホテルの交差点まで行き、空港方面行きバス停の隣でビールとミーチャにしました。
でも5$で空港まで行くよと言う若いトゥクトゥクドライバーが居たので、バスではなくトゥクトゥクにしました。カンボジア気に入りましたよ、と言うと、もし今度来た時は呼んでくれ、と電話番号を教えられました。
プノンペン空港国際線の方はいろいろ売ってます。アンコールクッキーも安いのは9$からありました。リメイクバッグのスマテリアもあったので、残った5$で小さなポーチを買いました。
とてもいい旅でした。
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この旅行記へのコメント (4)
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- nachopapaさん 2017/05/23 12:13:45
- 一体それは…
- 結局それはなんだったのだろうか?
しかしバイトさんはそれが陰毛だとどうして分かったのかな?それが気になる(笑)
うーんカンボジア あまり頭の中になかった旅先なので気になる気になる。
まだ続きはありますよね?
- バウトさん からの返信 2017/06/04 17:25:07
- Re: 一体それは…
- すみません、コメントに今気付きましたm(_ _)m。旅行記はこれで終わりです。
なぜ陰毛と分かったかというと、男が指し示したのと、店員さんに聞いたからでした(笑)
カンボジアにまた行く事があれば海の方に行きたいと思ってます。
- nachopapaさん からの返信 2017/06/04 17:54:27
- Re: 一体それは…
- そうなんですね(^ー^)ニコ
こうやって写真撮って共に旅行記にするのは良いですね。時間が経つと曖昧になってしまう事が沢山ありますから。
カンボジア料理…果たして僕も食べることが出来るだろうか?
- バウトさん からの返信 2017/06/04 18:09:27
- RE: Re: 一体それは…
- カンボジア料理の味は日本人に合ってると思います。辛くも酸っぱくもないので。おいしいです。
この旅行記や口コミでポイントがもらえるんですよ、それを各社のマイルに交換できるので、写真20枚以上にコメント付けるのが条件で、それはけっこう面倒なんですけど、ちまちまとマイル貯めるために書いてます。
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