2016/10/26 - 2016/10/28
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鹿野健太郎さん
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イランの旅も後半、シラーズやヤズドもそれぞれの魅力があるが、やはりここイスファハーンを先に見てしまってからだと驚きが小さくなってしまうような気がして、こちらを後にまわす旅程を立てた。
イスファハーンは、2泊ではとても足りない。でもこの「また来なくちゃ」と思えるのがいいのかも知れない。次回はザーヤンデ川に豊かな水の流れる季節に。
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ヤズドを早朝に出発してバスで約4時間、イスファハーンへ。
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バスの中で配られる軽食セット。車内のテレビで放映されているイラン映画、言葉は分からないけど筋書きは伝わってくるようで楽しい。
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なかなか探し出すのに苦労したがどうにかホテルに到着。
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伝統家屋を改装したDibai House。若いオーナーカップルのセンスでインテリアなどにもこだわりが感じられる。ただ、プライバシーが守られるホテル滞在というよりは、一軒の大きな家を見知らぬ旅行者とシェアしているような感じ。あまりデリカシーの無いやや横柄な西洋人が我が物顔で(一番陽当たりの良い)僕たちの寝室の前にたむろしていて落ち着かない。
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ホテルから徒歩10分、まずは「世界の半分」の富が集まっているとさえ言われたイスファハーンの中心、イマーム広場からスタート。
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モスクや王宮などを長方形の回廊で結んだ広場。この王都の建設が始まったのは1598年というから江戸とほぼ同じくらい。真ん中の花壇や噴水のよう美しいエリアは本来は何も無い砂場で、儀式やその他のイベントに用いられる多目的広場だったそうだ。(バンコクの王宮前広場と同じだ…)
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四角い回廊の中は全てバザールになっていて、お土産や手工芸品のお店がぎっしり。
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大寺院イマーム・モスクのイーワーン状の門
洗練し尽くされた美しさ。 -
でもまずは腹ごしらえ。
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工芸品のお店が並ぶ回廊を通って、東側のシェイフ・ロトゥフォッラー・モスクへ。
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かつて王族専用のモスクだった場所。規模はイマーム・モスクより小さいが、まずは陽が高いうちに装飾の素晴らしいここのドームの中に入ってみることにする。
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入り口が午後の陽射しを受けて輝いている。お菓子のお城的なタイルのモザイクに見入ってしまう。
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何枚写真を撮っても気が済まないくらいの圧倒的なディテール。
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真下から見上げる
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ようやく内部に足を踏み入れると、さらにテンションが高まる。きらびやかなのだけど、色調に均整が取れていて上品だ。
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ドームの天井。
地元の方がわざわざ呼び止めてくれて、「まずは中まで入らずに、この入り口付近から眺めるといいよ。ここから見ると光の具合で羽根を広げた孔雀のように見えるんだよ!」と教えてくれた。得意げなおじちゃんの笑顔が印象的。 -
中に入って角度を変えてみたら、確かに孔雀の姿は見えない。分かる人には分かるか…どうしてもタイの高級なベンジャロン焼きを思い出してしまうデザイン。ただしここは模様を描いたタイルをはめているのではなく、全て色の異なるタイルを複雑に組み合わせて模様にしているのがすごい。しかも完成が1618年頃というから400年もこの輝きを保ち続けている。
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地下室は、王(シャー)の妻たちが反対側の宮殿から地下道を渡って来て礼拝をしたスペースだそうだ。それにしても上とは対照的でずいぶんシンプルだ。地下道にも興味があるが、おそらく公開されてなさそうだ。
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続いてはお向かい側の王宮に行ってみよう。
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こちらは豪華な居住空間という感じでモスクのきらびやかな感じとはまた異なる色づかい。
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修復中のテラスに上がってみた。これがレバノン杉かな?ペルセポリスの王宮の屋根も(イスラミックな幾何学模様は無かっただろうが)かつてはこんな感じだったのだろうかと想像した。
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先ほどのシェイフ・ロトゥフォッラー・モスクを真正面に望む。
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右手(南方向)には、イマーム・モスクの建築群が威光を放つ。
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さて、王宮で是非見てみたいと思っていたのは、最上階の音楽堂。
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ペルシャの楽器などの形に穴があいた様なデザイン。音響のために…ということはキリスト教会のようなエコーは好まれず、余分な音を吸収させて音楽を楽しんだという事か。
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宮殿内のオープンカフェで休憩
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閉館時間まで王宮の中のオープンカフェで過ごし、その後バザールでお買い物モード始動。
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イマーム広場の北側に伸びるバザール
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独特のインテリアで、海外のブログなどでも写真で見たことのあったチャイハーネ(ティーハウス)を見つけた。イラン風にお茶とお菓子をいただいてみた。
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すっかり暗くなってライトアップされたシェイフ・ロトゥフォッラー・モスク
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モスクの前に座って異国から来た観光客をチラチラ見ていた地元のちょっとワルそうな子たち。一緒に写真を撮ろうと誘ったらノリノリ。
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よく歩いた…。ホテルに戻って熟睡、と思ったもつかの間、朝方この部屋の前だけ陽だまりが暖かく、声のでかい西洋人たちが早くからうるさかった。
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翌朝、イランにあるはずのないものを発見。友人いわくコーヒーは結構美味しかったらしい。
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今日もイマーム広場からスタート
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デッサンをしていた。美大生かな?
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昨日は時間が間に合わず見られなかったイマーム・モスクに入場。イスラーム建築の最高峰とも称される場所が今 目の前に。
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中央礼拝堂のドームの中
とても音響が良い事で知られているようだ。 -
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通常モスクには人や動物の絵は描かれないが、ここには猿、山羊、孔雀など生き物の模様が見られる。
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ルーハーニーと呼ばれるイスラム法学(神学)者さんと一緒に写真を撮っていただいた。頭に巻いたアンマーメが白い人が多い中、黒い人は預言者モハンマドの血統を継いでいるのだとか。
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午後はザーヤンデ川の南側、アルメニア系キリスト教徒が多く住むジョルファー地区のヴァーンク教会へ。
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モスクにも似たドームの中は別世界
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聖人たちの絵と金色の装飾が隙間なく空間を覆っている。
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17世紀にアルメニア人の優れた職人や商人たちが招かれ、ここでは今日まで信教の自由が認められてきた。
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併設されているアルメニア博物館も見学。
こちらは極小のコーラン -
こちらはもっと極小。
世界最小の本(14ページ、重さ0.7g)の聖書 -
そしてもっともっと極小…髪の毛に祈りの言葉を書いてあるという物を顕微鏡で見ることができる。
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ダイヤモンドの針を使って髪の毛に文字を書いたものだそうだ。
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イスファハーンよりもずっと古い1000年以上前の絵入りの聖書などもたくさん。
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他にもアルメニアの人々が独自の信仰や文化を大切にしてきた歴史を物語る展示が充実。
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ジョルファー地区の路地
教会以外にも色々とアルメニアっぽさを実感できるかどうか散策してみればよかったかも知れない。教会の売店の気さくなおばちゃんに色々聞けばよかった。 -
ジョルファーからさらに街を南に行き新しい市街地の中にあるのが、ピジョンタワーと呼ばれる鳩のマンション。かつて農耕のために鳩の糞を溜めて肥料にしたのだそうで、この地方に多く点在している。内部の構造がとても美しいのでタクシーでわざわざやって来たのだが、残念ながら今日は閉館。母、鳩のポーズ。せっかくイランでステキな服を新調したのでモデルになってもらう。
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g3532661-d4098341-Reviews-Pigeon_Towers-Isfahan_Province.html?m=19904 -
日が暮れるまでは再びイマーム広場に戻った。
バレーボール ちょっと一緒にやりたかった。けどこのまましばらく見ていたら「一緒にやらない?」と言われて延々と国際大会が続く展開ほぼ間違いなしなので、通り過ぎることに。 -
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伝統工芸の職人さんの集まる界隈を散歩
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絵皿を一枚買って帰ろうと思っていたが、色々説明してくれたこの美しい女性の工房で買うことに決めた。
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こちらの絵皿を購入。
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このお店でもテーブルクロスを大量に購入!どれもここイスファハーンで手作りされたもので、模様や色合いが一つ一つ全部違うので、選ぶのが楽しい。
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400年前から変わらぬ美しさ。でもライトアップされてこんなに綺麗だとは当時の人は知らなかったはず。
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母は何十人のイランの人たちと一緒に写真を撮っただろう…
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宮殿もライトアップ
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暗くなって来た。地元の人たちが集まってくつろぐというザーヤンデ川に架かる美しいスィーオセ橋に行ってみよう。
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その前に ザクロジュース補充。「ザクロちゃん」的な店名。
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店頭のメニュー
6番がアーブ・アナール(オーブ・アノールに近い音)=ザクロジュース (3,500トマン/約120円) -
タクシーの運転手さんも「川といっても今の季節水がないけどね」とケラケラ笑っていたが、イスファハーンの都市圏人口の増加とザクロス山脈の積雪量の減少で、水不足の対策が大きな問題になりつつあるようだ。
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33のアーチを持つこの橋はイスファハーンの都と同時に建設された。水面に橋が映っていたら、この100倍綺麗だろうなぁ。
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川に水が無くても地元の人々の憩いの場であることには変わりないようだ。
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橋の下のアーチの部分
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みんな家族や友達とセルフィーしていた。Facebookも表向きは使えないと言われつつ、みんなやってるみたいだ。
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イスファハーン最後のディナーは世界最古のホテルとも言われる5つ星アバッスィーホテルで。
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チキンも鱒(かな?)もレモンを絞って。全部美味しい!
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母が日本が大好きというおばちゃんにお手洗いで待ち伏せされて、是非一緒に写真を撮って欲しいと。両国民の友好を願って。:)
明日は、イスファハーンからカーシャーンへ。
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