2016/10/23 - 2016/10/23
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鹿野健太郎さん
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シラーズから日帰りでペルセポリス遺跡へ。ホテルのスタッフが車を運転して連れて行ってくれた。
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まずはテヘランから南へ早朝便の国内線で1時間20分のシラーズへ。
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シラーズ空港に到着
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あらかじめシラーズのホテルにペルセポリスの日帰り用に車をチャーターしてもらい、空港からそのままペルセポリスに向かう。
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シラーズの市街地をバイパスするように北東へ1時間強。
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まずはナクシェ・ロスタムへ。ここはペルセポリスを築いたアケメネス朝ペルシャの大王たちの墓標がある。
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墓標は2500年ほど前のものだが、こちらの彫刻は3世紀、ササーン朝ペルシャのシャープール1世の騎馬戦勝図(高さ7m)。ローマ皇帝の手首を掴んでいるポーズが皇帝に勝った事を表しているのだそうだ。
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イチオシ
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ゾロアスター教の神殿と推測されている直方体の建物
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この後ペルセポリスへ。この辺り、2500年前は都の人口を養えるだけの水や耕作地があったのだろうか?干からびた大地からは都の繁栄は想像もつかない。
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世界遺産らしい入場チケット売り場を過ぎると正面に遺跡が広がる。この都を征服したアレクサンダー大王もかつてここを通ったのだろうか。
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正面の大階段を登る
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クセルクセス門(万国の門)
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イチオシ
クセルクセス門の全景
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クセルクセス門を通過すると儀仗兵の通路が続く。その奥にイラン航空のロゴにも使われている双頭鷲像。真ん中の平らな部分に梁を載せてこの通路の屋根をかけていたもの。
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百柱の間(玉座の間)
70m四方の巨大な広間は、朝貢者たちに帝国の権威を見せつけたそうだ。今では柱の跡が残るだけで当時の繁栄をイメージするのは難しい。 -
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中央宮殿の入り口のレリーフ
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東階段脇のレリーフ
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階段の側面には朝貢で都を訪れた23の国の使者たちが特徴的に描かれている。
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東階段を登ると謁見の間へ。柱の高さは19m、屋根にはレバノン杉が使われていた。5階建分の吹き抜け空間、今日の空港のターミナルビル以上に広々とした建物に当時の人々は圧倒された事だろう。
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ダレイオス1世の宮殿
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破壊し尽くされた遺跡の中で、この辺りが最も原型をとどめている。
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日差しが強く、10月下旬でも夏の暑さ。しばし博物館で涼む。
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出土品の調査などする部屋だろうか…
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遺跡のいたるところに菊の模様。日本の天皇家の菊の御紋とは直接関係ないとは言われているものの、ペルシャは古代インド・中国にも多大な影響を与えて来たし、正倉院にもペルシャの品々があるのだから、日本史とペルシャ(ペルセポリス後の時代)にも繋がりがある。そう思うと、もしかしたら自分の遠い先祖のうち一人くらいはこの都にいたのではないかと想像もできて何か親近感を覚える。
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泣きべそをかいていたイラン坊や
この後、シラーズ市内のホテルへ
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