飛行機嫌い克服のために訪れた香港が予想以上に楽しかったので、再訪することにしました。前回は市内のホテルに泊まったので、今回は香港ディズニーランドホテルに泊まり、ディズニーランドを満喫するつもりです。

香港ディズニーランド旅行その２ 10周年の香港ディズニーランド

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2016/01/25 - 2016/01/28

11633位(同エリア19688件中)

エリア

香港(香港)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 4.0

グルメ: 3.5

ショッピング: 3.5

交通手段: 徒歩

初日の夕食は市内で食べるつもりでしたが、飛行機の遅延で夕方到着になったので、ホテル内のエンチャンテッドガーデンレストランで食べました。キャラクターに会えるブュッフェレストランで、前回も訪れたのですが、他に選択肢もなかったので。香港ディズニーランドは、ランド外にお店がないんですよね。上海ディズニーランドのディズニータウンほどでなくてもいいから、手頃なレストランができて欲しいな（最近、フードワゴンがオープンしたみたいですが）。
あんまりいい写真がないのですが、ここの食事は和洋中と種類も豊富で、味も美味しいです。デザートもキャラクターの形でかわいいだけでなく、甘さ控えめの大人の味なんですよね。これで値段がもう少し安ければ言うことなしなんですが。香港の物価&レートが高いのは織り込み済みで、旅行中はあまり考えないようにしていますが、このレストランだけは、種類を減らしてもう少し安くして！と思わずにはいられません（20代の男性でも全種類制覇はムリだと思います）。
この日はこの4人がグリーティングをしていました。香港のディズニーキャラはフレンドリーなので、日本でグリーティングをしたことがない方も、ぜひ1度体験してみてください。
翌日の朝は、シャトルバスでディズニーハリウッドホテルに行きました。日本のアンバサダーホテルに似ています。
朝食ビュッフェには、ペストリー類や点心、インド料理など、昨夜のエンチャンテッドガーデンレストランほどではありませんが、色んな料理が揃っていました。味はそれなりですが、値段も多少控えめです。
ここにはシェフミッキーがいます。日本だと、半年前？に予約とかけっこう大変そうですが、香港では朝ふらっと行ってもミッキーに会えるんですよね。この気軽さが香港ディズニーランドの魅力の１つかな。
またシャトルバスに乗ってディズニーランドへ。香港ディズニーランドホテルからランドは歩ける距離ですが、ホテル間やハリウッドホテルからランドはちょっと遠いです。
ディズニーランドに着きました。寒波襲来で香港の人たちは凍えていましたが、東京とは同じぐらいの温度で、昼は歩きやすく、夜も我慢できないほど寒くはないので、ランド日和です。曇天なので、綺麗な写真が撮れないのが残念ですが。
前年も来ているので（旅行記はまだ書いていませんが）、ここからは10周年や新しいアトラクション中心に書いていきたいと思います。
バス停からエントランスまでの道には10周年のポスターが並んでいました。日本のパークとはまた違う鮮やかな色遣いが綺麗ですね。
エントランスを入るとすぐのところにミッキーの花壇があるのは日本と同じです。日本より色が濃いミッキー。上にあるのが汽車の駅で、汽車のトンネルをくぐって奥に入って行くことになります。
メインストリートのガゼボでは、10周年のコスチュームを着たミッキーとミニーがグリーティングをしていました。香港はキャラグリ天国とよく書いてありますが、スペシャルイベントの服を着たミッキー&ミニーのグリーティングはかなり並びます。列は日本ほどではないのですが、カメラマンさんがとにかく写真をよく撮ってくれるので（失敗しても枚数で勝負）、時間がかかるんですね。この日は平日でしたが、朝一で並んでも40分以上かかったかな。
ミッキーたちの近くに他のキャラクターもいました。前にも書いたのですが、私が飛行機嫌いを克服する気になったのは、ハワイのダッフィーに会おうと思い立ったからなんですね。学生時代、友達がアイドルのライブのために泊りがけで出かけると聞いて仰天していたぐらい冷めた性格だったのに、この歳になってクマのために海外へ行くとは…。そんなわけで、10周年服を着せてもらえるほどダッフィーが香港でも有名になっているのを見て感無量でした（その後、専用のグリーティング施設までできたようですね）。
ダッフィーグッズも1年前より大幅に増えていました。私はグッズには興味がなく、海外でもダッフィー用の服を何枚か買う程度なのですが、コレクターの人はお金がかかって大変でしょうね。
春節の飾り付けもしてありました。今年から春節イベント期間が長くなったようなので、いつか行って見たいです。
汽車に乗ってみました。前年は休止していたので、初めてのアトラクションです。メインストリートUSAとファンタジーランド、2ヶ所に駅があって、日本より乗車時間が長いです。
初めてといえば、このキャッスルを見るのも初めてでした。前回は工事中で、何と紙の城になっていたので…。日本でも工事をしていましたが、紙の城になったりはしないですよね。日本の城よりかなり小さいです。
城の前と後ろに10周年のオブジェがありました。オブジェに書かれている「ハッピリーエバーアフター」が10周年のテーマになっています。もうすぐディズニーワールドで始まるナイトショーも同じ名前なんですが、曲も香港の10周年のものが使われるようですね。
1年の間に、新しいアトラクションが２つもできていました。１つはフェアリーテイルフォレスト。ミニチュアでできたディズニー映画の世界を歩いて回るアトラクションです。それほどディズニー映画を見ていない私でも知っている作品ばかりでした。ティンクがグリーティングしているみたいです。
もう１つの新しいアトラクションは、ミッキー&ザワンダラスブック。プロジェクションマッピングを使用したミュージカルショーで、ミッキーとグーフィーが迷子になったオラフのためにディズニー映画の世界をめぐっていきます。ミッキーたちは広東語を喋り、前方でないと字幕が見えにくいですが、そんなに複雑な話じゃないし、歌は英語なので大丈夫。舞台も綺麗だし、歌も本当に迫力があります。ディズニーソングを日本のビッグバンドビートレベルの歌唱力で聴けると考えてください。ディズニー好きの人はもちろんですが、そうでなくても、音楽やミュージカル好きの人にもオススメのショーです。
城前では10周年のショーもやっていました。マーチングバンドがハッピリーエバーアフターを吹いているところに10周年コスチュームのディズニーキャラクターが現れて、何となく踊ってみたり、談笑したりというコンセプトのはっきりしないショーでしたが、数分前に行っても見やすい場所を取れるのが香港のいいところです。アトラクションで並ぶのは平気なんですが、ショーやパレードで待つのが苦手で、東京では尻込みしてしまうんですよね。
前回は夕方に帰ったので、夜のパレードを見るのも初めてでした。ベイントザナイトといって、エレクトリカルパレードのLED版みたいな感じです。キラキラと明るく派手で、香港の雰囲気によく合っていました。
エレクトリカルパレードの曲がポップに編曲されていました。香港だと冬でも夜寒くないのでパレードが見やすいですね。
いい写真がないので省略しますが、パレードの後で花火も見ました。東京より大がかりで同時にキャッスルでプロジェクションマッピングも行われます。ディズニー映画の色んなシーンが映し出され、それに合わせて音楽も流れる感じ。東京のワンスアポンアタイムを見たことがないので比較はできませんが、ショーの見えない位置でも、花火だけでも十分綺麗だと思います。
最後に香港らしい写真を。上海もそうでしたが、雨が降るとミッキーたちは自分で傘をさすんですよね。せめてかわいい傘にしてあげればいいのに…と思いつつも面白がって写真を撮ってしまうタイプの人は香港ディズニーランドを楽しめると思います。世界観壊れるわと思う方は、覚悟して行かれる方がいいかもしれません。