深セン羅湖区2★あなたの知らない深セン　清水河村　～広深鉄路建設で取り残された城中村～

2017/04/28 - 2017/04/28

今回は清水河社区にある旧線路を見に行った
帰りに、途中にある清水河村を少しだけ
散歩しました。

この村は清水河村という名前ですが、
村の近くに河らしきものは全くありません。
この村のそばにはその昔、清水河という河が
流れていたそうですが、広深鉄路の建設の際
埋め立てられてしまったそうです。

その鉄路建設で、鉄路の東側にある草埔は
そこそこ発展を遂げましたが、西側にある
清水河村はその発展の陰に取り残され、
治安が非常に悪くなってしまいました。

その後、2008年から深セン政府が清水河村の
ような城中村（都市発展の中で取り残された村）
の治安改善に乗り出し、清水河村の治安も
大幅に改善されたそうです。
ただ、清水河村はその地理的関係から
現在でもこの一帯では家賃の一番低い
村となっています。

歩いていると、古いマンションの前で、
麻雀や賭け事をする住民の姿が多く見られました。

エリア 深セン(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩

○　清水河村

古いマンション群です。

その間に、一軒だけ古い住宅を見つけ、テンション上がりました。

村のあちこちに麻雀や賭け事をしている村民がいました。そのため、むやみに写真は撮れず。そんな中でも子供たちは元気そうに遊んでいたのには癒されました。

アイスバーを見つけて購入しました。

3元。濃厚であんまり私の趣味じゃなかったです。

とにかくボロすぎるマンションで、衛生状態はあまりよさそうではありませんでした。

帰りは草埔駅前のバスターミナルからバスで戻ることにしました。本当は別のバスに乗りたかったのですが、すごく混んでいたので、市民中心東を通るバスに乗りました。

初めて乗った宇通バス。このバス面白くて、乗車した時に、運転手が「どこまで？」って聞いてくるんです。

なぜかというと、ここに注意書きがあるように、このバス行き先によって値段が違うのですが、深セン通（ICカード）をかざす機械の初期設定が3元になっていて、3元未満や4元以上の場合、運転手さんが値段を調整してくれるのです。

私も行き先を聞かれたので、「市民中心」と答えたら、「市民中心…東だぞ！！」と言われて、2元でした。

他の人も乗ってくるときに「どこ行くの？」って聞かれてて、「いちいち申告するのか？」って笑ってました。

普通、深センで料金一律じゃない、行き先ごとに料金が変わるバスだと、運転手さんと一緒にバス会社の料金徴収係が乗っていて、その人がどこに行くのか聞いてきて、その人に料金を支払うのですが、このバスは運転手さんが料金徴収係も兼ねてました(笑)

市民中心東のバス停で下車すると、深セン博物館の目の前でした。

○　市民中心

○　市民中心駅

おまけ１

地下鉄に乗ったら、混んだ列車の中で、隣の女子2人がこのように座っていて、さすが中国と思った次第…

おまけ２

深セン通色々出てます。