笛吹市桃源郷＆茅ヶ岳登山旅行1泊2日　その1桃源郷めぐり編

2017/04/16 - 2017/04/17

　相方から4月に1泊どこかに行きたいとリクエストがあり、それではと笛吹市の桃源郷へ桃の花を見に行く事にしました。2008年に桃源郷を周り奈良田温泉に宿泊するという旅行をしており、その時の桃の花の綺麗さ、一面に広がる桃畑に圧倒されもう一度見たくなった次第です。宿は南アルプス市にある秘湯を守る会の桃の木温泉、山和荘さんを予約。2日目は今年初めての登山という事で足ならしに茅ヶ岳へ。下山後には北杜市に足を延ばし、見頃になっている山高神代桜を見に行くという1泊2日にしてはかなり盛り沢山な旅行です。

　その1。桃源郷めぐり編。前日の夜にレンタカーを借り、当日は早朝出発。中央道から富士山がきれいに見えたのでまずフルーツラインから桃の花と富士山を見た後、慈雲寺に行きしだれ桜を鑑賞。その後、釈迦堂遺跡博物館周辺、みさか桃源郷公園と周り、昼食後に小山城跡、花鳥山遺跡から桜と桃の花の両方を堪能。桃の花の絨毯と称される笛吹市の桃源郷の素晴らしさを改めて感じました。

エリア 笛吹(山梨)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝5時半に家を出発。首都高、中央道と順調に走り、談合坂サービスエリアに6時半に到着。ランチをおいしい（と思う）店を予約しているので朝食は軽めに談合坂あんぱんとカレーパン、コーヒーで済ませました。

中央道から富士山がきれいに見えたので、まずフルーツラインへ。安全な所に車を停め、歩いて桃畑を見て周りました。

フルーツライン 名所・史跡

フルーツラインからは富士山と桃の花がきれいに見えます。

フルーツライン 名所・史跡

色も鮮やかで、まさに見頃。

フルーツライン 名所・史跡

春霞がかかっていますが、甲府盆地一面に桃畑が広がっています。

フルーツライン 名所・史跡

笛吹川フルーツ公園の駐車場に向かう道はまだ桜が見頃でした。

笛吹川フルーツ公園 公園・植物園

駐車場に車を停め、桜越しにはっきり見える富士山をしばらく眺めました。こんなクリアな富士山を見るのは久しぶりです。いつまでも見ていられますね。

次に甲府盆地の北側でもう一つ見たい慈雲寺に向かいます。

笛吹川フルーツ公園 公園・植物園

慈雲寺の山門。

慈雲寺 寺・神社・教会

しだれ桜です。枝振りも大きく、見事です。よく見ると枝の先端は少し散り始めていますが、まだ咲き揃っているので十分きれいでした。

慈雲寺 寺・神社・教会

下から見上げた所。ソメイヨシノとは違った美しさで、凛とした雰囲気があります。

慈雲寺 寺・神社・教会

慈雲寺の前には菜の花畑が広がり、菜の花越しのしだれ桜を撮る事もできます。

慈雲寺 寺・神社・教会

そしてここからは南アルプスもくっきり。菜の花、桃の花との3ショット。

次に釈迦堂遺跡博物館に向かいます。

慈雲寺 寺・神社・教会

釈迦堂遺跡博物館の前には色とりどりの桃の花と桜が咲いています。少し標高が高いのでちょうど見頃でした。

釈迦堂遺跡博物館 美術館・博物館

博物館前から見た景色。遠くに桃畑が広がっているのが見えますが、PAなどがあり少し見えづらいので、もう少し見晴のいい場所に向かいます。

周辺の道を山側の方へ向かうと、

釈迦堂遺跡博物館 美術館・博物館

中央道を囲むように桃畑が広がっています。

そして後ろには南アルプスの北岳や間ノ岳がそびえています。右端には鳳凰三山も。

アップにすると、ピンクの絨毯の上に中央道が敷かれたようです。

この辺りは一宮桃源郷と呼ばれている場所。

まさに見たかった景色がこれ。

桃の木と南アルプス。（さらに少し上がった所から撮影）

場所によっては畑が一段下がっている所もあり、真横から見る事もできます。

次に向かったのはみさか桃源郷公園。

みさか桃源郷公園 公園・植物園

公園の周りにも桃畑が広がっています。

みさか桃源郷公園 公園・植物園

さきほどと同じような絵になりますが、桃畑と南アルプス。この辺りがみさか桃源郷になります。

みさか桃源郷 名所・史跡

桃畑の傍に家があり、この辺りに住んでいる方にとってはごく日常の風景なんでしょうね。

この辺りでランチの予約時間（11時半）近くなったので、ひとまず昼食を食べに向かいます。

みさか桃源郷 名所・史跡

ランチの予約したのはハーブ庭園の先の交差点の角にある、茶屋パ・マルさん。完全予約制（3日前までに予約）でシェフが一人でやっておられるレストランです。

パ・マル グルメ・レストラン

白で統一された店内はきれいで相方も気に入った様子。ランチはおまかせで1500円と2500円のコースのみ。当初1500円でお願いしたのですが、相方の希望で2500円（税込）に変更しました。

パ・マル グルメ・レストラン

メニュー表とティーカップ。ハーブティーのパックがいくつかあり、好きなものを飲むことができます。

パ・マル グルメ・レストラン

まずノンアルコールのスパークリング。(コースに含まれるもの）

パ・マル グルメ・レストラン

アミューズ　

そら豆のババロア
モッツァレラチーズと生クリームを纏めたもの

パ・マル グルメ・レストラン

パンは3種。米粉、抹茶、南瓜のパンです。

パ・マル グルメ・レストラン

そして運ばれてきた料理がこれです。

パ・マル グルメ・レストラン

あさりの燻製と菜の花のお浸し
アジのマリネ　キウイフルーツソース

パ・マル グルメ・レストラン

サーモンとホタテのテリーヌと筍のグリル
つぶ貝と胡桃、ガーリックバターのココット焼き
ソフトシェルクラブのフリッター

パ・マル グルメ・レストラン

イベリコ豚（ピエンソ）のグリル　生こしょう添え（ホワイトアスパラ）
マンゴー酢豚　ラズベリーソース

これはどちらも絶品。

パ・マル グルメ・レストラン

グリーンピースのポタージュ
桜バケット（生ハム、カマンベールチーズ、桜の塩漬け）
蕗の粒マスタード和え

それぞれ手の込んだもので、随所に春を感じさせるおいしい料理ばかり。

パ・マル グルメ・レストラン

そしてこれはサービスの豚肉と筍の炊き込みご飯。残ったものは器ごといただけるというので、食べきれなかった相方は宿で食べていました。

パ・マル グルメ・レストラン

デザート
クレームダンジュ　ドライキウイとチョコ　ブルーベリー

思ってた以上においしく大満足。休日のちょっと贅沢なランチにぴったりです。

パ・マル グルメ・レストラン

昼食後、すぐそばにあるハーブ庭園旅日記へ。

ハーブ庭園旅日記 公園・植物園

チューリップが満開でした。

ハーブ庭園旅日記 公園・植物園

これだけ一面に咲くと壮観です。

ハーブ庭園旅日記 公園・植物園

チューリップと菜の花のコラボ。

ハーブ庭園旅日記 公園・植物園

色のグラデーションが見事。

ハーブ庭園旅日記 公園・植物園

これは肉眼で見ている分にはきれいだったのですが、写真で見ると目がチカチカします。

他にも見たい所はあったのですが、時間がないので先を急ぎます。

ハーブ庭園旅日記 公園・植物園

花鳥山に向かう途中、ナビに小山城址と出たので立ち寄ってみました。

小山城址 名所・史跡

ここでは桜が満開でした。なのにお花見をしているのは数組。子供たちが広々とした城内を駆け回っていました。

小山城址 名所・史跡

この場所では桜と桃の花が同時に楽しむ事ができます。

小山城址 名所・史跡

この辺りの桃は品種が違うのか、少し濃い色の花でした。まだ摘花される前で視界がピンクに染まります。

小山城址 名所・史跡

そして花鳥山遺跡へ。ここは桜の名所で、多くの車が駐車していました。

花鳥山 名所・史跡

シンボルの一本杉。

花鳥山 名所・史跡

散り始めた花びらで桜の絨毯です。

花鳥山 名所・史跡

そして駐車場からは桃畑とリニア実験線が見え、新たな観光スポットになっています。

花鳥山 名所・史跡

リニアとみさか道（？）が並び、手前には桃畑が広がっています。

花鳥山 名所・史跡

桃の花とリニア。実際走っている時に撮れれば最高なのですが、、、。

花鳥山 名所・史跡

ここも十分きれいなのですがもう一つ目的の場所があり、そちらに向かいます。

花鳥山 名所・史跡

2008年に偶然通り掛かって菜の花と桃の花がきれいな所で写真を撮っており、今回行くにあたり調べました。

御坂町竹居の石原専邦さんの農園だと思われます。

遊歩道が整備されているので、一面に広がる菜の花と桃の花を間近で見る事ができます。

このコントラストが素晴らしく、魅惑的です。

桃の花のアップ。

まさに桃源郷。

桃の花と菜の花に包まれたような写真を撮る事もできました。

すぐ裏にあるのが埋草神社。（うめくさと読みます）今回調べて初めて知ったのですが、デビュー前のレミオロメンがここの母屋を借りて練習していたので、ファンには有名な場所らしいです。

あとふるさと公園にも行きたかったのですが、この時点で15時30分になり時間切れです。しかし見たかった桃の花と桃源郷の景色は思う存分見れたので大満足。
それでは本日の宿、桃の木温泉ヘ向かいます。