リマ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
「大きな時空」って日本語としてどうなのかと思うが、それに「包まれ」た感じがしたので、とりあえずこれでいく。<br /><br />南米にずっと行きたかった。<br />でも、遠いし、お金もかかるので、本当に行けるのだろうかと思っていた。まさかこんなに早く行けるとは思ってなかった。<br /><br />私の南米のイメージはタンゴやサルサやサンバなどダンスのイメージで、自分がそんな場面で踊れるとは思ってもいないのだが、踊りたかった。<br />あと、リオやブエノスアイレスなど都会への憧れが強かった。ただ、治安が悪いのは知っているので、そんなブラブラ街歩きができるとも思ってもいない。<br /><br />で、いざ南米!となったとき、どう考えてもツアーで行くしかなく、ある程度の大手旅行社のツアーで、そんなに高くないもので考えると、マチュピチュ中心となる。もちろん、マチュピチュに行きたくないわけもなく、それにはナスカの地上絵がもれなくと言ってもいいくらいついてくる。そこにウユニ塩湖をつけたかったのだが、鏡面の湖を見るのは、1月から3月がいいようで、大体満席になっていた。ではこれは次回に、と思いつつ、南米に次回があるかどうかもわからないので、イグアスの滝もついているのにした。まあ一番オーソドックスな南米ツアーである。<br /><br />大手の旅行社の類似のツアーを比較して決めた。細部が微妙に違い、少し迷った。結局何が決め手だったにか、はっきり覚えていない。<br />羽田発着、12日間(マチュピチュ2泊で、10、11日より長い)というところか。<br /><br /><br />南米に行きたいと思った時のイメージとは全然違うコースなのだが、それはそれで仕方ないし、これでよし!と決めた。<br /><br />最近の私はウロウロ街を歩くのが好きだと思っていたが、大自然や、セスナからでしか見られない規模の地上絵や、山奥に作られた都市の跡など、大きな風景がどんなに気持ちの良いものかを知る旅となった。そんなこと当たり前といえば当たり前なのだが、自分の好みをちょっと限定していたような気がする。<br /><br /><br />1日目  羽田→ロサンゼルス→リマ<br />2日目  リマ市内<br />3日目  ナスカの地上絵<br />4日目  クスコ市内<br />5日目  マチュピチュ<br />6日目  オリャンタイタンボ・マラスの塩田<br />7日目  クスコ→リマ→イグアス<br />8日目  イグアスの滝(アルゼンチン側)<br />9日目  イグアスの滝(ブラジル側)<br />10、11、12日目  リマ→ロサンゼルス→羽田<br /><br /><br />団体ツアーの1人参加第2弾となった。<br />ネットで申し込んで、それっきりというのが今までのパターンだが、今回は他に一人参加の人がいるか、同性か、ほかのメンバーの年代、申込者の数など、電話で問い合わせた。<br />前回の香港旅行の一人参加の方のお話や「女ひとりで海外団体ツアーに参加してます」という本から、そういうことするんだ、できるんだと知り、やってみた。<br /><br />今となっては、杞憂だったのだが、ペルー大洪水の報道を見て、2度くらい電話で問い合わせもした。<br />出発まで、本当に旅程通り進むのか、不安だった。もし、マチュピチュに行けなかったら、何のために高いお金をかけていくのかわからないし。<br />あと、災害で大変なところに遊びに行ってもいいのかとかも気になった。<br />行ってみてわかったのだが、やはりキャンセルが多く出たようで、飛行機の空席、マチュピチュ行きの列車の空席が目立った。地上絵のセスナ観光がガラガラだったのもその影響かも。<br />となると、観光で生活している人も非常に多いので、行ったほうがいいのでは、と思う。<br /><br />大洪水の影響は、私たちの観光には全く影響はなかった(あ、全くではなかった、マチュピチュ行きの列車の線路が土砂崩れにあったのだった)。<br /><br />添乗員付きツアーは8年ぶりだった。団体ツアーも進化していて、飛行機に8回乗ったのだが、全部通路側の席を確保してくれていた。窓際希望の人には、その都度添乗員さんがチェックインの時、交渉してくれた。<br /><br />ロスの往復の席が通路側に確保されていることを5日前くらいに知り(洪水の問い合わせのついでに、いい席の確保を、と飛行機の予約番号を聞いた。そんなことができるというのも知らなかったが、最終旅程表送付の時に案内されていた)、その時点でものすごく旅行に期待が持てた。一人だし、変な真ん中席にされているのではないかと不安だったのだ。<br /><br />訪問先自体がすばらしかったのだが、ツアー自体もよかった。高いツアーではなかったので、そんなに期待してなかったのに。<br />食事はビュッフェが多かったが、好きなものを好きなだけ食べられるということで、それはそれでよしとしよう。種類も多く、選択の余地はあったので。あと決して不味くなかったし、野菜と果物が豊富だった。ソフトドリンクもついていたのが多かったので、飲み物の注文もしないですんだのも良かった。<br />12人と、添乗員さん曰く、ちょうどいい人数だった。少なければ少ないほどいいような気もするけど、多すぎないのが本当に良かった。<br /><br /><br /><br /><br />旅行中に読んだ本<br />「絶対貧困」石井光太<br />「女を見る歌舞伎」酒井順子<br /><br />なんで2冊も読めたのかわからない。ほとんど空港の待ち時間だけで読んだように思う。<br /><br /><br />旅行中に観た映画<br />ANAの行き<br />「ラ・ラ・ランド」<br />出だしはともかく、ずっと、つまらん、オーソドックスな映画だ、まー機内で見るにはちょうどいいかと思っていたが、ラストでやられた。機内で泣いたことが今まであっただろうか。<br />「素晴らしきかな、人生」<br />豪華キャストの「いい話」だった。<br /><br />ANAの帰り<br />「ムーンライト」<br />アカデミー賞の作品賞ということで見たが・・・<br />「フェンス」<br />助演女優賞の主人公の奥さん役の人が良かった。結局、帰りも泣いてしまい、単に涙腺が弱くなった(年取った)ってことか・・・<br />日本で公開は決まってなく、レンタルだけ6月にされるらしい。<br /><br />時節柄、アカデミー賞の話題作が複数見られて良かった。もっと見たい映画があった。邦画も見たかった。日本の航空会社は日本語仕様だから、ほんとにうれしい。<br />

大きな時空に包まれて~南米12日間 1.羽田→ロサンゼルス→リマ

11いいね!

2017/04/01 - 2017/04/12

173位(同エリア679件中)

0

6

nami

namiさん

「大きな時空」って日本語としてどうなのかと思うが、それに「包まれ」た感じがしたので、とりあえずこれでいく。

南米にずっと行きたかった。
でも、遠いし、お金もかかるので、本当に行けるのだろうかと思っていた。まさかこんなに早く行けるとは思ってなかった。

私の南米のイメージはタンゴやサルサやサンバなどダンスのイメージで、自分がそんな場面で踊れるとは思ってもいないのだが、踊りたかった。
あと、リオやブエノスアイレスなど都会への憧れが強かった。ただ、治安が悪いのは知っているので、そんなブラブラ街歩きができるとも思ってもいない。

で、いざ南米!となったとき、どう考えてもツアーで行くしかなく、ある程度の大手旅行社のツアーで、そんなに高くないもので考えると、マチュピチュ中心となる。もちろん、マチュピチュに行きたくないわけもなく、それにはナスカの地上絵がもれなくと言ってもいいくらいついてくる。そこにウユニ塩湖をつけたかったのだが、鏡面の湖を見るのは、1月から3月がいいようで、大体満席になっていた。ではこれは次回に、と思いつつ、南米に次回があるかどうかもわからないので、イグアスの滝もついているのにした。まあ一番オーソドックスな南米ツアーである。

大手の旅行社の類似のツアーを比較して決めた。細部が微妙に違い、少し迷った。結局何が決め手だったにか、はっきり覚えていない。
羽田発着、12日間(マチュピチュ2泊で、10、11日より長い)というところか。


南米に行きたいと思った時のイメージとは全然違うコースなのだが、それはそれで仕方ないし、これでよし!と決めた。

最近の私はウロウロ街を歩くのが好きだと思っていたが、大自然や、セスナからでしか見られない規模の地上絵や、山奥に作られた都市の跡など、大きな風景がどんなに気持ちの良いものかを知る旅となった。そんなこと当たり前といえば当たり前なのだが、自分の好みをちょっと限定していたような気がする。


1日目  羽田→ロサンゼルス→リマ
2日目  リマ市内
3日目  ナスカの地上絵
4日目  クスコ市内
5日目  マチュピチュ
6日目  オリャンタイタンボ・マラスの塩田
7日目  クスコ→リマ→イグアス
8日目  イグアスの滝(アルゼンチン側)
9日目  イグアスの滝(ブラジル側)
10、11、12日目  リマ→ロサンゼルス→羽田


団体ツアーの1人参加第2弾となった。
ネットで申し込んで、それっきりというのが今までのパターンだが、今回は他に一人参加の人がいるか、同性か、ほかのメンバーの年代、申込者の数など、電話で問い合わせた。
前回の香港旅行の一人参加の方のお話や「女ひとりで海外団体ツアーに参加してます」という本から、そういうことするんだ、できるんだと知り、やってみた。

今となっては、杞憂だったのだが、ペルー大洪水の報道を見て、2度くらい電話で問い合わせもした。
出発まで、本当に旅程通り進むのか、不安だった。もし、マチュピチュに行けなかったら、何のために高いお金をかけていくのかわからないし。
あと、災害で大変なところに遊びに行ってもいいのかとかも気になった。
行ってみてわかったのだが、やはりキャンセルが多く出たようで、飛行機の空席、マチュピチュ行きの列車の空席が目立った。地上絵のセスナ観光がガラガラだったのもその影響かも。
となると、観光で生活している人も非常に多いので、行ったほうがいいのでは、と思う。

大洪水の影響は、私たちの観光には全く影響はなかった(あ、全くではなかった、マチュピチュ行きの列車の線路が土砂崩れにあったのだった)。

添乗員付きツアーは8年ぶりだった。団体ツアーも進化していて、飛行機に8回乗ったのだが、全部通路側の席を確保してくれていた。窓際希望の人には、その都度添乗員さんがチェックインの時、交渉してくれた。

ロスの往復の席が通路側に確保されていることを5日前くらいに知り(洪水の問い合わせのついでに、いい席の確保を、と飛行機の予約番号を聞いた。そんなことができるというのも知らなかったが、最終旅程表送付の時に案内されていた)、その時点でものすごく旅行に期待が持てた。一人だし、変な真ん中席にされているのではないかと不安だったのだ。

訪問先自体がすばらしかったのだが、ツアー自体もよかった。高いツアーではなかったので、そんなに期待してなかったのに。
食事はビュッフェが多かったが、好きなものを好きなだけ食べられるということで、それはそれでよしとしよう。種類も多く、選択の余地はあったので。あと決して不味くなかったし、野菜と果物が豊富だった。ソフトドリンクもついていたのが多かったので、飲み物の注文もしないですんだのも良かった。
12人と、添乗員さん曰く、ちょうどいい人数だった。少なければ少ないほどいいような気もするけど、多すぎないのが本当に良かった。




旅行中に読んだ本
「絶対貧困」石井光太
「女を見る歌舞伎」酒井順子

なんで2冊も読めたのかわからない。ほとんど空港の待ち時間だけで読んだように思う。


旅行中に観た映画
ANAの行き
「ラ・ラ・ランド」
出だしはともかく、ずっと、つまらん、オーソドックスな映画だ、まー機内で見るにはちょうどいいかと思っていたが、ラストでやられた。機内で泣いたことが今まであっただろうか。
「素晴らしきかな、人生」
豪華キャストの「いい話」だった。

ANAの帰り
「ムーンライト」
アカデミー賞の作品賞ということで見たが・・・
「フェンス」
助演女優賞の主人公の奥さん役の人が良かった。結局、帰りも泣いてしまい、単に涙腺が弱くなった(年取った)ってことか・・・
日本で公開は決まってなく、レンタルだけ6月にされるらしい。

時節柄、アカデミー賞の話題作が複数見られて良かった。もっと見たい映画があった。邦画も見たかった。日本の航空会社は日本語仕様だから、ほんとにうれしい。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.5
一人あたり費用
50万円 - 100万円
交通手段
観光バス
航空会社
ラタム チリ ANA
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
阪急交通社
  • 1日目 4月1日(土)<br /><br />22:55ANAで羽田出発

    1日目 4月1日(土)

    22:55ANAで羽田出発

  • 約10時間でロサンゼルスへ<br /><br />16:45ロサンゼルス着

    約10時間でロサンゼルスへ

    16:45ロサンゼルス着

  • 入国はESTA利用でも、私のようにパスポートを変えた人は機械でできないのかと思っていた。そういうふうに書いたものしか読んでなかったから。<br />しかし、添乗員さんは最初から、初めてでも誰でも機械でできると言っていたし、実際そうだった。行きはツアーの約半分の人は×がついたが、それは指紋がうまくとれないから、ということだった。<br /><br />機械音痴なのでドキドキした。<br />日本語が選べたので良かった。<br />指紋を取るとき、見本通りにしているつもりが、何度もリトライになるので、永遠にリトライだったらどうしようと思ってたら、係員の人が来てくれて、手を取ってやってくれた。変なところにラインが入っていたので、それを意識して変なことしていたようだ。というか、そもそも指の置き方が変だった。<br />とにかくすんなり通った。<br />去年秋に行った人にアメリカ入国に2時間くらいかかったと聞いていたので、どんなに列なんだ、と思っていたが、ほとんど待たずスムーズだった。<br /><br />スーツケースを取って、×がついて人による入国審査になった人を待つ。<br />それもわりと早かった。<br /><br /><br />

    入国はESTA利用でも、私のようにパスポートを変えた人は機械でできないのかと思っていた。そういうふうに書いたものしか読んでなかったから。
    しかし、添乗員さんは最初から、初めてでも誰でも機械でできると言っていたし、実際そうだった。行きはツアーの約半分の人は×がついたが、それは指紋がうまくとれないから、ということだった。

    機械音痴なのでドキドキした。
    日本語が選べたので良かった。
    指紋を取るとき、見本通りにしているつもりが、何度もリトライになるので、永遠にリトライだったらどうしようと思ってたら、係員の人が来てくれて、手を取ってやってくれた。変なところにラインが入っていたので、それを意識して変なことしていたようだ。というか、そもそも指の置き方が変だった。
    とにかくすんなり通った。
    去年秋に行った人にアメリカ入国に2時間くらいかかったと聞いていたので、どんなに列なんだ、と思っていたが、ほとんど待たずスムーズだった。

    スーツケースを取って、×がついて人による入国審査になった人を待つ。
    それもわりと早かった。


  • 乗り継ぎ時間が5時間近くあった。<br /><br />お店を一通り見たあとは、ネットや読書で過ごす。

    乗り継ぎ時間が5時間近くあった。

    お店を一通り見たあとは、ネットや読書で過ごす。

  • 21:30のラタム航空でリマへ<br />約8時間半かかる。<br /><br /><br />機内食<br />バーベキューチキンかパスタかという選択。<br />パスタはフニャフニャだった。<br /><br />

    21:30のラタム航空でリマへ
    約8時間半かかる。


    機内食
    バーベキューチキンかパスタかという選択。
    パスタはフニャフニャだった。

  • このサンドイッチはあたたかかった。<br /><br /><br />7:55リマ着

    このサンドイッチはあたたかかった。


    7:55リマ着

この旅行記のタグ

11いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ペルーで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ペルー最安 718円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ペルーの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP