2017/04/01 - 2017/04/12
397位(同エリア665件中)
namiさん
「大きな時空」って日本語としてどうなのかと思うが、それに「包まれ」た感じがしたので、とりあえずこれでいく。
南米にずっと行きたかった。
でも、遠いし、お金もかかるので、本当に行けるのだろうかと思っていた。まさかこんなに早く行けるとは思ってなかった。
私の南米のイメージはタンゴやサルサやサンバなどダンスのイメージで、自分がそんな場面で踊れるとは思ってもいないのだが、踊りたかった。
あと、リオやブエノスアイレスなど都会への憧れが強かった。ただ、治安が悪いのは知っているので、そんなブラブラ街歩きができるとも思ってもいない。
で、いざ南米!となったとき、どう考えてもツアーで行くしかなく、ある程度の大手旅行社のツアーで、そんなに高くないもので考えると、マチュピチュ中心となる。もちろん、マチュピチュに行きたくないわけもなく、それにはナスカの地上絵がもれなくと言ってもいいくらいついてくる。そこにウユニ塩湖をつけたかったのだが、鏡面の湖を見るのは、1月から3月がいいようで、大体満席になっていた。ではこれは次回に、と思いつつ、南米に次回があるかどうかもわからないので、イグアスの滝もついているのにした。まあ一番オーソドックスな南米ツアーである。
大手の旅行社の類似のツアーを比較して決めた。細部が微妙に違い、少し迷った。結局何が決め手だったにか、はっきり覚えていない。
羽田発着、12日間(マチュピチュ2泊で、10、11日より長い)というところか。
南米に行きたいと思った時のイメージとは全然違うコースなのだが、それはそれで仕方ないし、これでよし!と決めた。
最近の私はウロウロ街を歩くのが好きだと思っていたが、大自然や、セスナからでしか見られない規模の地上絵や、山奥に作られた都市の跡など、大きな風景がどんなに気持ちの良いものかを知る旅となった。そんなこと当たり前といえば当たり前なのだが、自分の好みをちょっと限定していたような気がする。
1日目 羽田→ロサンゼルス→リマ
2日目 リマ市内
3日目 ナスカの地上絵
4日目 クスコ市内
5日目 マチュピチュ
6日目 オリャンタイタンボ・マラスの塩田
7日目 クスコ→リマ→イグアス
8日目 イグアスの滝(アルゼンチン側)
9日目 イグアスの滝(ブラジル側)
10、11、12日目 リマ→ロサンゼルス→羽田
団体ツアーの1人参加第2弾となった。
ネットで申し込んで、それっきりというのが今までのパターンだが、今回は他に一人参加の人がいるか、同性か、ほかのメンバーの年代、申込者の数など、電話で問い合わせた。
前回の香港旅行の一人参加の方のお話や「女ひとりで海外団体ツアーに参加してます」という本から、そういうことするんだ、できるんだと知り、やってみた。
今となっては、杞憂だったのだが、ペルー大洪水の報道を見て、2度くらい電話で問い合わせもした。
出発まで、本当に旅程通り進むのか、不安だった。もし、マチュピチュに行けなかったら、何のために高いお金をかけていくのかわからないし。
あと、災害で大変なところに遊びに行ってもいいのかとかも気になった。
行ってみてわかったのだが、やはりキャンセルが多く出たようで、飛行機の空席、マチュピチュ行きの列車の空席が目立った。地上絵のセスナ観光がガラガラだったのもその影響かも。
となると、観光で生活している人も非常に多いので、行ったほうがいいのでは、と思う。
大洪水の影響は、私たちの観光には全く影響はなかった(あ、全くではなかった、マチュピチュ行きの列車の線路が土砂崩れにあったのだった)。
添乗員付きツアーは8年ぶりだった。団体ツアーも進化していて、飛行機に8回乗ったのだが、全部通路側の席を確保してくれていた。窓際希望の人には、その都度添乗員さんがチェックインの時、交渉してくれた。
ロスの往復の席が通路側に確保されていることを5日前くらいに知り(洪水の問い合わせのついでに、いい席の確保を、と飛行機の予約番号を聞いた。そんなことができるというのも知らなかったが、最終旅程表送付の時に案内されていた)、その時点でものすごく旅行に期待が持てた。一人だし、変な真ん中席にされているのではないかと不安だったのだ。
訪問先自体がすばらしかったのだが、ツアー自体もよかった。高いツアーではなかったので、そんなに期待してなかったのに。
食事はビュッフェが多かったが、好きなものを好きなだけ食べられるということで、それはそれでよしとしよう。種類も多く、選択の余地はあったので。あと決して不味くなかったし、野菜と果物が豊富だった。ソフトドリンクもついていたのが多かったので、飲み物の注文もしないですんだのも良かった。
12人と、添乗員さん曰く、ちょうどいい人数だった。少なければ少ないほどいいような気もするけど、多すぎないのが本当に良かった。
旅行中に読んだ本
「絶対貧困」石井光太
「女を見る歌舞伎」酒井順子
なんで2冊も読めたのかわからない。ほとんど空港の待ち時間だけで読んだように思う。
旅行中に観た映画
ANAの行き
「ラ・ラ・ランド」
出だしはともかく、ずっと、つまらん、オーソドックスな映画だ、まー機内で見るにはちょうどいいかと思っていたが、ラストでやられた。機内で泣いたことが今まであっただろうか。
「素晴らしきかな、人生」
豪華キャストの「いい話」だった。
ANAの帰り
「ムーンライト」
アカデミー賞の作品賞ということで見たが・・・
「フェンス」
助演女優賞の主人公の奥さん役の人が良かった。結局、帰りも泣いてしまい、単に涙腺が弱くなった(年取った)ってことか・・・
日本で公開は決まってなく、レンタルだけ6月にされるらしい。
時節柄、アカデミー賞の話題作が複数見られて良かった。もっと見たい映画があった。邦画も見たかった。日本の航空会社は日本語仕様だから、ほんとにうれしい。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ラタム チリ ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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-
2日目 4月2日(日)
リマに8時頃到着
空港の駐車場から -
リマ市内観光
サンフランシスコ教会 -
今日は日曜日
中でミサが行われていた -
教会の横は修道院
-
保存された古い町並みを歩く
-
デサンパラドス駅
1年に数回だけ使われるらしい。 -
中のステンドグラス
日本語のお上手な名物おばさんがいらっしゃった。 -
ホーム
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アルマス広場に出る。
周囲を古い建物が囲んでいる。 -
カテドラル
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こちらも中ではミサをやっていた。
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左側は大司教の館
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木のバルコニーが印象的
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大統領府
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リマ市庁舎
広場はポリスが警備しているが、一緒に写真撮影もしてくれるとガイドさんが言うのでお願いした。 -
残る1辺の建物は、下がショップになっていた。
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サン・マルティン広場
-
広場近くのレストランで最初の食事
紫とうもろこしのジュース チチャモラーダ -
ピスコサワー
-
鶏の炭火焼
ペルー人が大好きならしい。
確かにとてもおいしかった。 -
ルクマのアイスクリーム
柿のような色をしてるが、味は栗みたいでおいしい。 -
13:00頃シェラトン・リマに到着
チェックインがまだということで、隣接しているスーパー、ショッピングモールに添乗員さん、ガイドさんがみんなを案内してくれる。
14:00チェックイン
早速お風呂に入る。バスタブ付きで、湯量も豊富。大洪水で町中が断水していた(このホテルは全く影響なかったのだろうか)なんてお構いなしで、ゆっくり長旅!の疲れを取る。
そのまま仮眠。 -
3時間くらい寝たのかもしれない。
起きて再びショッピングモールへ。
午前中の観光で、いきなりサングラスの柄を折ってしまい、買いに行く。
安物のサングラスを買っては、すぐに旅先で壊すの繰り返し。
サイパンのやはりホテル隣のスーパーで1000円くらいで買ったもの。
今度もまた安いものを・・・
と思い、スーパーの上の、デパート?へ。
サングラスがラックに並んでいるのだが、日本やハワイ、サイパンとかでは、自由に試せるような、安いものなのに、しっかり鍵で固定されている。
店員さんに開けてもらおうとしたところ、大変なことに・・・
AさんがBさんに聞き、Bさんは必死になって誰かを探し、鍵を持ったひとが現れるまでに10分くらい待ったのでは・・・もう途中でいいよと言いたくなったけど、言うタイミングも難しく・・・
で、鍵の束から1つずつ差していき・・・
AさんもBさんもCさんもいるし、これだけ面倒かけたら買わずにいられない感じなのだけど、最初目をつけてたのは、かけてみると全然だめ。今から思うと、もう少し粘っていくつか試したら気に入ったものが出てきたかもしれないけど、ラックには空きも多く、もともと10代の子が遊びでかけるようなものも混ざっている中、いちいち大層な感じで鍵を開けてもらって、最終的に気に入るものがなかったら余計嫌だと思って、もう謝って退散した。
その建物を出て、ショッピングモールの専門店街へ。
メガネ屋さんがあり、ちゃんとしたブランド物のサングラスが並んでいるのだけれど、ちゃんとした値段っぽい。
ブラブラしてると、また違うメガネ屋さんが。
やっぱりちゃんとしたものを買うべきかと思って覗くと、セールで全品2500円くらいの棚があった。50種類くらいはありそうなので、ここで買う!と決めて入った。
さすがに、ここのお兄さんは次々鍵を外してくれ、試して決めて、いざ支払おうとすると、ドルは使えないというではないか。がーん。
ホテルでその分だけ両替でもしようかと一旦店を出る。
そうこうしているうちに夕食の時間に。 -
ホテルのレストランでビュッフェ。
-
ウェルカムドリンクのチケットを使い、ピスコサワーはレモンを切らしているので(大洪水でレモンが不足している?流通が止まっている?という記事は日本で見ていた)同じピスコを使ったアルゴロビーナというカクテルを飲んだ。
食事のあと、3たびショッピングモールへ。
ガイドさんが、ホテルの前の道を渡った真ん前の広場に行くのさえ危ない、と言われたので、どこにも行けないが、このショッピングモールだけは行けたので、楽しかった。わりと広いし、何でも一応揃っている感じ。普通にリュックとか買いそうになった。
まず同じツアーの人に、スーパーの塩売り場へ連れて行ってもらう。
広すぎて、なかなか探しづらいのだ。
マラスの塩田で塩が買えるかどうかわからないと添乗員さんが言っているということで、とりあえず、ちょっとおしゃれなブレンド塩詰め合わせみたいなのを買う。地元の人用というより、観光客向きに思える。後日、空港で同じものが売ってたが、倍以上の値段だった。得した気分!
ツアーの人と別れて、さっきのメガネ屋さんへ。
カードをできるだけ使わずにいたいと思っていたのだが(前に1度不正使用されかけて、カード会社から電話があった。おそらく海外でスキミングされたんでしょうと言われ、それからなんとなくちょっと、旅行の初めや小さいお店は、警戒するようになった。でも、結局すぐに使い始めるのだけれど)、カードで買うことにした。
店に入るとおじさん店員さんが、すぐ奥の若いお兄さん店員さんを呼んだ。英語ができるのだろう。さっきとは違うお兄さんだった。5つぐらいに絞り、お兄さんに見てもらって決めた。はっきり言って、英語は使ってないが、お兄さんがしっくり合うのを選んでくれた気になって、ご機嫌で買い物を終える。
このホテルには、翌日も最終日も泊まるのだが、このショッピングモールに来れるのは時間的にこの日しかない。
スーパーで適当に家で使うものやおみやげを買うのが楽しいのに。1日目とあっていきなり買えない。残念だ。
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