2017/04/01 - 2017/04/12
153位(同エリア334件中)
namiさん
「大きな時空」って日本語としてどうなのかと思うが、それに「包まれ」た感じがしたので、とりあえずこれでいく。
南米にずっと行きたかった。
でも、遠いし、お金もかかるので、本当に行けるのだろうかと思っていた。まさかこんなに早く行けるとは思ってなかった。
私の南米のイメージはタンゴやサルサやサンバなどダンスのイメージで、自分がそんな場面で踊れるとは思ってもいないのだが、踊りたかった。
あと、リオやブエノスアイレスなど都会への憧れが強かった。ただ、治安が悪いのは知っているので、そんなブラブラ街歩きができるとも思ってもいない。
で、いざ南米!となったとき、どう考えてもツアーで行くしかなく、ある程度の大手旅行社のツアーで、そんなに高くないもので考えると、マチュピチュ中心となる。もちろん、マチュピチュに行きたくないわけもなく、それにはナスカの地上絵がもれなくと言ってもいいくらいついてくる。そこにウユニ塩湖をつけたかったのだが、鏡面の湖を見るのは、1月から3月がいいようで、大体満席になっていた。ではこれは次回に、と思いつつ、南米に次回があるかどうかもわからないので、イグアスの滝もついているのにした。まあ一番オーソドックスな南米ツアーである。
大手の旅行社の類似のツアーを比較して決めた。細部が微妙に違い、少し迷った。結局何が決め手だったにか、はっきり覚えていない。
羽田発着、12日間(マチュピチュ2泊で、10、11日より長い)というところか。
南米に行きたいと思った時のイメージとは全然違うコースなのだが、それはそれで仕方ないし、これでよし!と決めた。
最近の私はウロウロ街を歩くのが好きだと思っていたが、大自然や、セスナからでしか見られない規模の地上絵や、山奥に作られた都市の跡など、大きな風景がどんなに気持ちの良いものかを知る旅となった。そんなこと当たり前といえば当たり前なのだが、自分の好みをちょっと限定していたような気がする。
1日目 羽田→ロサンゼルス→リマ
2日目 リマ市内
3日目 ナスカの地上絵
4日目 クスコ市内
5日目 マチュピチュ
6日目 オリャンタイタンボ・マラスの塩田
7日目 クスコ→リマ→イグアス
8日目 イグアスの滝(アルゼンチン側)
9日目 イグアスの滝(ブラジル側)
10、11、12日目 リマ→ロサンゼルス→羽田
団体ツアーの1人参加第2弾となった。
ネットで申し込んで、それっきりというのが今までのパターンだが、今回は他に一人参加の人がいるか、同性か、ほかのメンバーの年代、申込者の数など、電話で問い合わせた。
前回の香港旅行の一人参加の方のお話や「女ひとりで海外団体ツアーに参加してます」という本から、そういうことするんだ、できるんだと知り、やってみた。
今となっては、杞憂だったのだが、ペルー大洪水の報道を見て、2度くらい電話で問い合わせもした。
出発まで、本当に旅程通り進むのか、不安だった。もし、マチュピチュに行けなかったら、何のために高いお金をかけていくのかわからないし。
あと、災害で大変なところに遊びに行ってもいいのかとかも気になった。
行ってみてわかったのだが、やはりキャンセルが多く出たようで、飛行機の空席、マチュピチュ行きの列車の空席が目立った。地上絵のセスナ観光がガラガラだったのもその影響かも。
となると、観光で生活している人も非常に多いので、行ったほうがいいのでは、と思う。
大洪水の影響は、私たちの観光には全く影響はなかった(あ、全くではなかった、マチュピチュ行きの列車の線路が土砂崩れにあったのだった)。
添乗員付きツアーは8年ぶりだった。団体ツアーも進化していて、飛行機に8回乗ったのだが、全部通路側の席を確保してくれていた。窓際希望の人には、その都度添乗員さんがチェックインの時、交渉してくれた。
ロスの往復の席が通路側に確保されていることを5日前くらいに知り(洪水の問い合わせのついでに、いい席の確保を、と飛行機の予約番号を聞いた。そんなことができるというのも知らなかったが、最終旅程表送付の時に案内されていた)、その時点でものすごく旅行に期待が持てた。一人だし、変な真ん中席にされているのではないかと不安だったのだ。
訪問先自体がすばらしかったのだが、ツアー自体もよかった。高いツアーではなかったので、そんなに期待してなかったのに。
食事はビュッフェが多かったが、好きなものを好きなだけ食べられるということで、それはそれでよしとしよう。種類も多く、選択の余地はあったので。あと決して不味くなかったし、野菜と果物が豊富だった。ソフトドリンクもついていたのが多かったので、飲み物の注文もしないですんだのも良かった。
12人と、添乗員さん曰く、ちょうどいい人数だった。少なければ少ないほどいいような気もするけど、多すぎないのが本当に良かった。
旅行中に読んだ本
「絶対貧困」石井光太
「女を見る歌舞伎」酒井順子
なんで2冊も読めたのかわからない。ほとんど空港の待ち時間だけで読んだように思う。
旅行中に観た映画
ANAの行き
「ラ・ラ・ランド」
出だしはともかく、ずっと、つまらん、オーソドックスな映画だ、まー機内で見るにはちょうどいいかと思っていたが、ラストでやられた。機内で泣いたことが今まであっただろうか。
「素晴らしきかな、人生」
豪華キャストの「いい話」だった。
ANAの帰り
「ムーンライト」
アカデミー賞の作品賞ということで見たが・・・
「フェンス」
助演女優賞の主人公の奥さん役の人が良かった。結局、帰りも泣いてしまい、単に涙腺が弱くなった(年取った)ってことか・・・
日本で公開は決まってなく、レンタルだけ6月にされるらしい。
時節柄、アカデミー賞の話題作が複数見られて良かった。もっと見たい映画があった。邦画も見たかった。日本の航空会社は日本語仕様だから、ほんとにうれしい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ラタム チリ ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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3日目 4月3日(月)
ホテルのダイニングは3:30から開いているらしい。
4:30頃、出発の準備をして、朝食に行く。
温かいものは6:00からということで、パンとコーヒーでもと思っていったが、ハム、チーズ、サラダ、フルーツと充分用意されていた。
5:10ホテル出発。
トイレ休憩を一度はさみ、ピスコ空港へ。
9:00の一番最初のフライトらしい。
着いてすぐに体重測定(荷物ごと)をして、席が決まり、搭乗。
ほとんど待った記憶がない。
他にお客さんを何人か見ただけで、とてもスムーズだった。
12人乗りと決まっているらしく、全員窓側。
私は一番後ろ。前に1席分くらいスペースがあったので、より良く見えたのではないかと思っている・・・
1クジラ
2コンパス
3台形
4木
5サル
6犬
7ハチドリ
8クモ
9コンドル
10アルカトラス
11オウム
などと書いた日本語の地図をもらう。
大体番号通りに進み、パイロットさんが日本語で指示してくれる。
とてもわかりやすかった。
もっとわからないものかと思っていたが、コンパス以外は全部わかった。
事前の日本人ガイドさんの説明も良かったのかも。
行く前から、酔い止めを飲んでおいたほうがいいというのを知っていたので、飲んだことのない酔い止めを飲んだ。12人中4、5人の方は酔っておられたようだ。
写真はうまく撮れてないが、自分の方向の時、シャッターを押し、反対側の時、落ち着いて見る(前のスペースの分、2つ分の窓が見れた)という感じで私としては
とても良かった。
全く期待せずにいたが、充分満足して、見られて良かったと思う。
大体、セスナ遊覧、というだけでも楽しいではないか。 -
クジラ(iPhoneで拡大すると私には見えるんですが。以下同文)
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宇宙飛行士(左上)
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(中央下)
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サル
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ハチドリ
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コンドル
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アルカトラス
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トカゲ、木、手
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手、木、トカゲ
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機内
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大体30分飛んで、地上絵を30分見て、30分で戻る、だったと思う。
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ピスコ上空
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順調に遊覧が終わり、ランチまで時間があるということで、「チャコの海岸」へ。
ペリカンなどの海の鳥がたくさんいた。
写真には写ってないが。
ペリカンの餌付けをしているペリカン使いのおじさんがいて、1ドルでペリカンと写真を撮らせてくれる。
昨日リマの教会の前で少年からお土産を買わなかった。現地日本人ガイドさんが、この稼ぎで学校に進学しガイドになった子がいる、としきりに勧めておられたが、買ったのはお一人だけだった。、その夜「絶対貧困」を読んだ私は、ああいう時は買うべきなんだなと気づかされた。新しい気づきだった。
現地日本人ガイドさんが今度も勧めるので、ここは1ドル出すところかと思い、写真撮影してもらった。
他に昨日と同じお一人と添乗員さんも。同じような気持ちではなかったか。
ペリカン使いのおじさんと少年とは違うかな。
おじさんが呼び寄せた、大きく羽を広げたペリカンだけを撮ってた人がいたが、それは違うだろうと思った。
とか偉そうに言ってみたが、この旅行、ランチの時間にペルー音楽の演奏が2、3回あった。チップのお皿が回ってくるが、同じテーブルの人同様、チップを出さなかったり、なんとなく避けたりしたことを白状しておく。多分1ドル札はもっと気軽にホイホイ出すものではないのか。理屈ではなく。 -
うっすら見えるバジェスタ島に行くボート乗り場。
鳥やアザラシなどが多数生息している島らしい。 -
この時は、人気がなくのんびりした海岸だった。
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お土産物屋さんやレストランがたくさん並んでいることを考えると、本来は人で賑わうところなのだろう。
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バスを少し走らせて、ランチ。
セビーチェ(魚のマリネ。レモンが効いてとてもおいしい。)
チチャ・モラーダ(紫とうもろこしのジュース) -
中央にはみんながつまめるようにコーンを炒った物(だと思う)
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ペルー風パエリア
ランチのあとは、日系人の方経営のお土産物屋さんに休憩を兼ねて寄る。
お土産物屋さんは、高い塀に囲まれ、バスの出入りの時だけ、門を開く。のんびりしているように見えて、なかなか厳しいペルーだ。山賊が出るらしい。 -
リマに戻ると、もう夜。
高級住宅街にある日本料理屋「トシロー」で晩ご飯。
まだ日本食が恋しいというほどではないのだけれど・・・ -
ほうれん草のおひたし、茶碗蒸しもついた。
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