2017/04/01 - 2017/04/12
228位(同エリア420件中)
namiさん
「大きな時空」って日本語としてどうなのかと思うが、それに「包まれ」た感じがしたので、とりあえずこれでいく。
南米にずっと行きたかった。
でも、遠いし、お金もかかるので、本当に行けるのだろうかと思っていた。まさかこんなに早く行けるとは思ってなかった。
私の南米のイメージはタンゴやサルサやサンバなどダンスのイメージで、自分がそんな場面で踊れるとは思ってもいないのだが、踊りたかった。
あと、リオやブエノスアイレスなど都会への憧れが強かった。ただ、治安が悪いのは知っているので、そんなブラブラ街歩きができるとも思ってもいない。
で、いざ南米!となったとき、どう考えてもツアーで行くしかなく、ある程度の大手旅行社のツアーで、そんなに高くないもので考えると、マチュピチュ中心となる。もちろん、マチュピチュに行きたくないわけもなく、それにはナスカの地上絵がもれなくと言ってもいいくらいついてくる。そこにウユニ塩湖をつけたかったのだが、鏡面の湖を見るのは、1月から3月がいいようで、大体満席になっていた。ではこれは次回に、と思いつつ、南米に次回があるかどうかもわからないので、イグアスの滝もついているのにした。まあ一番オーソドックスな南米ツアーである。
大手の旅行社の類似のツアーを比較して決めた。細部が微妙に違い、少し迷った。結局何が決め手だったにか、はっきり覚えていない。
羽田発着、12日間(マチュピチュ2泊で、10、11日より長い)というところか。
南米に行きたいと思った時のイメージとは全然違うコースなのだが、それはそれで仕方ないし、これでよし!と決めた。
最近の私はウロウロ街を歩くのが好きだと思っていたが、大自然や、セスナからでしか見られない規模の地上絵や、山奥に作られた都市の跡など、大きな風景がどんなに気持ちの良いものかを知る旅となった。そんなこと当たり前といえば当たり前なのだが、自分の好みをちょっと限定していたような気がする。
1日目 羽田→ロサンゼルス→リマ
2日目 リマ市内
3日目 ナスカの地上絵
4日目 クスコ市内
5日目 マチュピチュ
6日目 オリャンタイタンボ・マラスの塩田
7日目 クスコ→リマ→イグアス
8日目 イグアスの滝(アルゼンチン側)
9日目 イグアスの滝(ブラジル側)
10、11、12日目 リマ→ロサンゼルス→羽田
団体ツアーの1人参加第2弾となった。
ネットで申し込んで、それっきりというのが今までのパターンだが、今回は他に一人参加の人がいるか、同性か、ほかのメンバーの年代、申込者の数など、電話で問い合わせた。
前回の香港旅行の一人参加の方のお話や「女ひとりで海外団体ツアーに参加してます」という本から、そういうことするんだ、できるんだと知り、やってみた。
今となっては、杞憂だったのだが、ペルー大洪水の報道を見て、2度くらい電話で問い合わせもした。
出発まで、本当に旅程通り進むのか、不安だった。もし、マチュピチュに行けなかったら、何のために高いお金をかけていくのかわからないし。
あと、災害で大変なところに遊びに行ってもいいのかとかも気になった。
行ってみてわかったのだが、やはりキャンセルが多く出たようで、飛行機の空席、マチュピチュ行きの列車の空席が目立った。地上絵のセスナ観光がガラガラだったのもその影響かも。
となると、観光で生活している人も非常に多いので、行ったほうがいいのでは、と思う。
大洪水の影響は、私たちの観光には全く影響はなかった(あ、全くではなかった、マチュピチュ行きの列車の線路が土砂崩れにあったのだった)。
添乗員付きツアーは8年ぶりだった。団体ツアーも進化していて、飛行機に8回乗ったのだが、全部通路側の席を確保してくれていた。窓際希望の人には、その都度添乗員さんがチェックインの時、交渉してくれた。
ロスの往復の席が通路側に確保されていることを5日前くらいに知り(洪水の問い合わせのついでに、いい席の確保を、と飛行機の予約番号を聞いた。そんなことができるというのも知らなかったが、最終旅程表送付の時に案内されていた)、その時点でものすごく旅行に期待が持てた。一人だし、変な真ん中席にされているのではないかと不安だったのだ。
訪問先自体がすばらしかったのだが、ツアー自体もよかった。高いツアーではなかったので、そんなに期待してなかったのに。
食事はビュッフェが多かったが、好きなものを好きなだけ食べられるということで、それはそれでよしとしよう。種類も多く、選択の余地はあったので。あと決して不味くなかったし、野菜と果物が豊富だった。ソフトドリンクもついていたのが多かったので、飲み物の注文もしないですんだのも良かった。
12人と、添乗員さん曰く、ちょうどいい人数だった。少なければ少ないほどいいような気もするけど、多すぎないのが本当に良かった。
旅行中に読んだ本
「絶対貧困」石井光太
「女を見る歌舞伎」酒井順子
なんで2冊も読めたのかわからない。ほとんど空港の待ち時間だけで読んだように思う。
旅行中に観た映画
ANAの行き
「ラ・ラ・ランド」
出だしはともかく、ずっと、つまらん、オーソドックスな映画だ、まー機内で見るにはちょうどいいかと思っていたが、ラストでやられた。機内で泣いたことが今まであっただろうか。
「素晴らしきかな、人生」
豪華キャストの「いい話」だった。
ANAの帰り
「ムーンライト」
アカデミー賞の作品賞ということで見たが・・・
「フェンス」
助演女優賞の主人公の奥さん役の人が良かった。結局、帰りも泣いてしまい、単に涙腺が弱くなった(年取った)ってことか・・・
日本で公開は決まってなく、レンタルだけ6月にされるらしい。
時節柄、アカデミー賞の話題作が複数見られて良かった。もっと見たい映画があった。邦画も見たかった。日本の航空会社は日本語仕様だから、ほんとにうれしい。
[投稿のご注意]
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ラタム チリ ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
9日目 4月9日(日)
観光は今日が最後
ホテル出発は10:30とゆったり
それまで、ホテルの横に野鳥園があるので、希望者は添乗員さんが連れて行ってくれることに。
もともと出発前、宿泊予定のホテルを調べていて、野鳥園があるのを知り、時間があれば行きたいと思っていたのでうれしい。
9人(12人中)と添乗員さんで、5分くらいまっすぐ歩く。
入場後はバラバラに見学して、各自ホテルに戻る。 -
フラミンゴ
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鏡を見てる。
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フラミンゴは珍しくもなんともないけど、こんなに近くで見たのは初めて。
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ジャクチンガ
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という鳥らしい。
今調べると、日本語ではカオグロナキシャクケイというみたいだ。
絶滅危惧種らしい。 -
これは多分オオホウカンチョウのオス(今調べた)
頭がカールしている -
ブラジルの国鳥トゥカーノ
こんなに近くで見れてうれしい!!
クチバシなんてまるで作り物みたいな光沢、大きさ
存在そのものが、ちょっと飾り物ぽいかわいらしさ。
実際、ぬいぐるみや木彫りなどお土産物になっている。
ここにずっと止まっていて、みんな順番に一緒に記念撮影した。
記念撮影のために、いてくれてるの? -
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園全体が熱帯雨林のようになっている。
順路は1本道でわかりやすい。 -
きれいな花もたくさん咲いていた。
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青いオウム
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チョウのコーナーもあった
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赤いオウム
出口近くで、青いオウムを手に乗せて写真を撮らせてくれるコーナーがあった。
10人以上並んでいて、時間も迫ってきたのでどうしようかと迷ったが、並んだ。
手に乗せてくれる人と、もうひとりシャッター押してくれてる人がいたのに、いなくなったにで、後ろの人に撮ってもらった。
ホテル出発20分前くらいになったので、慌てて帰る。
さっと見て40分くらい、いようと思えばいくらでもいれると言われていたが、1時間半近くいた。もう少しゆっくりしてたかったくらい。
鳥好きでもないし、鳥インフル以降どちらかというと避けてたくらいだった(もちろんここはきちんと管理されている)が、とても楽しめた。写真は相変わらずイマイチだが、きれいな鳥がたくさんいた。
行けて良かった。 -
間に合いそうなので、ホテルを撮影
サンマルティン -
日の丸に今気がついた。
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ホテルをバスで出て、まずはヘリコプター遊覧飛行
このツアーはオプショナルツアーが一切なく、昨日のボートも今日のヘリコプターも最初からついていたので良かった。。
オプショナルだと金額が何万となるので、きっと迷ったに違いない。
操縦席の横に一人、後ろに3人の4人乗りだった。 -
どんどん近づいていく。
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肝心なところで、iPhoneの容量がいっぱいになって写真が撮れなくなった。
昨夜確かめておいたのに・・・
あとで調べたら、iosのアップデートがダウンロードされていた。
何もこのタイミングで・・・
こっちはギリギリでやってるのに・・・
写真撮れない分、目に焼き付けておいたということにしておこう。
15分くらいの飛行だった。 -
一瞬これもヘリコプターからかと思ってしまったが、これはブラジル側の展望台からの写真。
入口からわりとすぐ、アルゼンチン側の滝が一望できる。
右側に昨日のボート乗り場が見える。 -
遊歩道をアルゼンチン側の滝を見ながら進む。
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ハナクマがたくさんいる。
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上の2枚はこの展望台の上の方で撮ったもの。
ガイドさんに促され、下まで下りる。 -
以下3枚は下の展望台から撮る。
カメラの枠に収まらず、何枚も撮った。
でも納得できない。
パノラマにしても無理。
動画を撮っている人を見て、やっと気づく。
遅いわ!
滝の音も入ってバッチリ! -
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遠くに遊歩道が見える。
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遊歩道の1番先まで行く。
360度とは言わないが、250度?300度?くらい滝が見える。
1枚では収まらない。
プツプツになる。
人が多く、動画も1回で撮りきれなかった。
もっと水量の多いときは、昨日の悪魔の喉笛の時のようにビショビショになるらしいが、そこまではいかなかった。
でも十分な迫力で、圧倒された。 -
上の写真との間に、もう1枚壁っぽい滝の写真が欲しかった。
一応重なってるか。 -
ここから先が滝になっているので、下を見るべきところだったのではないか。
何をしていたのか!?
興奮状態で・・・ -
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上の写真との間に、滝があまりない部分が写真1枚分くらい。
この写真の後、もう1枚欲しかったなあ。
というか、別に写真が目的でも何でもないのだけれど、あまりの迫力にどうしていいかわからず、写真を撮っていた、という感じ。 -
遊歩道の終点には展望台がある。
これは下の階で撮ったもの。
お土産売り場もあった。 -
お天気が良ければ、太陽が出ていたら、虹が何ヶ所かで見られたと思うのだが、1度も見られなかった。その分、日焼けしなくてすんだ、ということにしておく。気温もちょうど良かった。
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さっきまで歩いていた遊歩道
この下の階からエレベーターに乗って上がり、そこで集合だったんだが、エレベーターを20分も待ち10分も遅刻。ごめんなさい。あと3人一緒で良かった。階段もあったらしい。
エレベーターを下りたところで、待ってくれていた添乗員さんが「写真撮ってください」と言ってくれたのに、またこんな時に限って、容量いっぱい・・・
撮れなかった・・・ -
バスに乗って、レストランへ。
遅いランチ。2時半ごろだったか。
ブラジル名物シュラスコを含むビュッフェ。
お肉はおかわりしてもりもり食べた。
鶏のハツも焼き鳥みたい(というかそのもの)でおいしかった。
でも、昨日に引き続き、やっぱり牛肉!赤身がこんなにおいしいと思わなかった。
日本では霜降りのやわらかい肉が一番って感じで、確かにその通りだが、しっかりした歯ごたえで、しっかり肉の味を楽しめるのは赤身なのでは・・・
硬いけれど、噛み切れないかたさではなく、ほんとに赤身を見直した。
日本では、あまりいい赤身食べてないのかも・・・
あと写真にはないが、クッピンという牛のコブの部分も不思議な感じだった。ブラジル人には人気らしい。1度蒸してから焼くようだ。
ツアーの方との一緒の食事もこれで最後。
全員それぞれびっくりの打ち解け方だったので、寂しい。
添乗員さん付きのツアーは8年ぶりくらいだったし、行程表には全く自由時間は書かれてないし、全食事付きだし、どんなに窮屈な旅行になるのかと思っていたが、結構余裕のある旅程だった。
ずっと団体行動もしんどいし、嫌になるかと思ったが、そこそこバラバラで動けたし、みなさんすごくコミュニケーション能力が高い方ばっかりで、お二人連れの方々も閉じられた感じでなく、割とバラバラで交流されていた。
ものすごく旅慣れてもいらした。
おかげで本当に楽しい旅行ができた。
添乗員さんも、なんかすべてに余裕があって、まだまだ何が起こっても大丈夫って感じだった。気配りも何もかもが自然で、なんかすごい。
真の旅好きで、仕事なんだけど、全く苦ではないように見えた。 -
飛行機の時間までまだあるので、お土産物屋さんに行く。
ツアーって、お土産物屋さんに連れて行かれまくりでウンザリ、の印象だったが、このツアーは、これで2回目。すごく良心的な感じがする。
どちらかというと、よくぞ最後に連れて行ってくれたみたいな・・・
コーヒーと、ほかの人が買っているのを見て、カップヌードルブラジルバージョンそこにあった6種類全部買う。
どちらもスーパーで買いたかったようなものではあったが、ブラジルでは行けなかったので仕方ない(ホテルは郊外で、野鳥園しか・・・)
イグアスの空港はとても小さい。
19:45発 22:10リマ着
晩ご飯は機内食
このサンドイッチとクラッカーとチーズとワインというのは行きもそうだったのだが、変にゴチャゴチャした機内食より私は絶対好みだ。
昼ご飯食べ過ぎて、さすがにクラッカーまではいかなかった。
ケーキは食べたような・・・ -
懐かしのシェラトン・リマに帰ってきた。
12時前にはなってたか。
部屋に入らないまま、ウエルカムドリンクをバーで4人でいただく。
ほとんどの皆さんが来られていた。
懐かしのピスコサワー
このあと無料コーヒー券も使い、レストラン横のソファーで2次会!?
最後の夜を惜しむ。 -
1,2泊目は3人用になっていたが、今回はツイン。
ほんとに寝るだけだ。 -
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