北ベトナム：ゆるーーい東南アジアの旅２０１４_ハノイ後半

2014/07/19 - 2014/07/27

３年前の２０１４年夏休みの家族旅行の記録。

息子Ａ：５年生、息子Ｂ：２年生。

子供が小学生になると、繁忙期にしか旅行に出かけられなくなるのが、
旅好きの親の悩みどころ。

その年の３月に年間学校行事一覧を確認したところ、
「海の日」が夏休みの時期に吸収されているではないか。
（いつもは、夏休み前）
零細企業の勤めている夫の夏休みは三日間。
なので、私が理想としている平日５日間の休みをとって９日間連続休暇は取得し辛い状況。
でも、４日間ならちょっとは取りやすいのでは？
って事で、打診してみたところ、許可が下りた。

行先は、ベトナム。
単に私が行ったことがなくて、旅費が安いところで決定さ。

以前に気に入って観ていた世界一周旅行ブログのベトナム編で、
著者のお勧めが北部だったのと、
以前から興味があった世界遺産の街「ホイアン」を組み込むこと、
あんまり混んでいないところとして、
北部から中部にかけて、南下するルートでOn-toをつけた航空券を予約した。

しかし、殆ど、ベトナムの知識がないまま適当に旅程を組んだので、
自分的にＢｅｓｔなスケジュールにならなかったのが、残念だったな。

サパに行きたかったのに、ハノイに到着するその日は土曜日で夜行列車が走っていない。
翌日出発だと、二泊三日の工程でハノイに帰ってくると、
ハノイからフエの国内線に間に合わない。
とスケジュールが組めなかったので、断念。
とかさ。

ベトナムは南シナ海にそって、縦にながーい国土。
面積のわりには、移動に時間がかかっちゃうんだな。
なので、日数の割には一ケ所の滞在時間のが少ない、移動ばかりの日程となってしまった。

子供たちにとっては、３年ぶり、２回目の海外旅行。
ちょっとお勉強もして、現地の人にちょっと触れ合えて、
経験値はちょっとは増えたかな？

　 ７月１９日（土）成田→ハノイ

　 ７月２０日（日）ハロン湾クルーズ　船中泊

★ ７月２１日（月）ハロン湾クルーズ　→　ハノイ

★ ７月２２日（火）ハノイ→フエ

　 ７月２３日（水）フエ　→　フォンニャ・ケパン

　 ７月２４日（木）フォンニャ・ケパン　→　ダナン
　
　 ７月２５日（金）ダナン

　 ７月２６日（土）ダナン→ハノイ

　 ７月２７日（日）ハノイ→羽田

＜東南アジアの中では、インパクトが緩くて馴染みやすい国と言われているベトナム旅行記。２０１７年４月現在の記憶で書き留めた。＞

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルについて、買い物に出かけたが、また天気が下り坂。
雨脚が強くなったので、軒下で雨宿り。
傘は持ってこなかったもの。

シルク商品を買いにハンガイ通りへ。
親戚と自分にシルクのストールをハドン・シルク（Ｈａ　Ｄｏｎｇ　Ｓｉｌｋ）で購入した。
全部で８本購入したので、５％割引をしてくれたよ。

ハンガイ通り 散歩・街歩き

後は、ぷらぷら探索。

ハノイ大教会 (セントジョセフ教会) 寺院・教会

歩道を歩いていたところ、突然、男の人が私の足元を指をさして、
何やら言いながら、変な物をみる顔をして、去って行った。

「あ、うんチョスでも、踏んでしまったのだろうか」と、サンダルの裏を確認したりして、もたもたしていると、
後ろからもう一人が近づいてきた。

と、その時、
「相手にしちゃ駄目！」と日本語で注意が。
はっと、気付くと、日本人らしい女性が私たちを追い越し、ずんずん歩いて行った。

「？？？？な、何？」

良く解らなかったのだが、その後、調べてみると、サンダルが壊れていると一人が声をかけて、
もう一人が強引に手に持っているセメダイン等をサンダルにつけ、「直してやった」と法外な料金を請求するという詐欺らしい。

全く、気が気が付かなかった。
だって、英語が何言ってんのか解んなかったんだもの。

ちゅうか、最初の「ほにゃらら」と言っていた男性があまりにも、柄本明の息子「柄本時生」に似ていた為、
見とれて、立ち止まってしまったからだけなのよ。
〇ロミスね。

ビビッて、立ち尽くしてしまったわけではない。
そんなたまではございません。
でも、声をかけてくれた、女性の方、ありがとうございました。

しかし、手口がしょぼくて、こんなんでひっかかる人がいるのだろうか・・・・・・・・・・・？？？？

詐欺までも、かなりゆるーーーーい。

Ｔｏｎｋｉｎ　Ｆｒｅｅ　Ｓｃｈｏｏｌ　Ｓｑｕａｒｅ。

購入したお土産をホテルの部屋に置いて、
じゃ、夕飯に行くぞ！

本日の夕飯は、お楽しみ（？）の山岳地帯の郷土料理。
はい、昆虫料理よん。

「Ｑｕａｎ　Ｋｉｅｎ」って有名店にタクシーで向かった。
ドライバーの人に「行った事ある？」って聞いたら、
「知っているけれど、高いから僕には行けないんだ。」との事。
夫曰く、ベトナムの芸能人も行く店らしい。本当か？

最初のお客なのに綺麗な１Ｆではなく、２Fに通された。
なめられている・・・・と思ったけれど、その後、現地の方しかお客は来なかったが、全員２Fに通されていた。
１Fは店じゃないのか？？？

お店はそんなに汚くなかったが、特別清潔でもない。
冷房なし。
大きな扇風機がぶんぶん回っていた。

「昆虫料理なんて、食べたくない・・・・。」
うな垂れる息子Ａ。

そもそも、昆虫料理を食べるきっかけは、

「今後、想定される爆発的人口増加による食料危機問題に備えて、
その救世主とされる昆虫食を今から慣れ親しんでおこう。」

と言う親心からではなく、
成り行きだ。

夏休みの旅行に行く際には、子供たちに必ず事前に自作「ガイドブック」を作られている。
その下調べで息子ＢがＷｅｂで検索したベトナム観光情報のＨＰのその時のテーマが「昆虫料理レストラン」だったのだ・・・・・・・・・・・。

なので、真面目に取り組んだ息子Ｂのガイドブックにそって、
この店に来ることになってしまったのだった。

ま、興味がないわけでもなかったけれどね。

さそりのフリッター。

コオロギのフライ。

蟻の卵のスープ。

ウェイターが、お勧め料理というので、水牛の棒葉（？）煮をオーダー。

サソリは皮が固くて、中身しか食べれなかった。
コオロギは川エビですな。
蟻の卵は味はわかんない。
私としては、味付けが不明な水牛が一番箸が進まなかった。

最初はノリノリだった息子Ｂがテンションがだだ下がりで、
他に昆虫が入っていない炒飯も頼んだから、それを黙々と食べていた。
嫌々ついてきた息子Ａは「結構いけるね」と食らいついおった。

この画像は、最初、元気だった時ｗｗｗの息子Ｂ。

となりでは若いカップルがコオロギのフライをつまみにビールを飲んでいた。
日本人の感覚ではシュールですな。
（その後、フエ在中のガイドの人に聞いてみたら、昆虫なんて食べないっ、「きもっ」って感じで言われたｗｗ　やはり北部限定か？）

お店の前で記念撮影。

ちゃんと、昆虫以外の料理もあるので、宜しければどうぞ。
（ただし、厨房は一緒だけれどね・・・・・ｗｗｗ）

http://www.quankien.com/index.php
住所：143 Nghi Tam St., Yen Phu Ward, Tay Ho Dist.

帰りのタクシーはお店の方にタクシーを呼んで貰った。

「デザートを食べなかったから、
チェーーーー・ゲバラを買おうぜ。」
っと、ホテルの近くのお店で ｔｏ　ｇｏ。

「ベトナムのデザートと言えば、チェー！だよ。チェー！
チェーー・ゲバラーー！！」
っと、子供たちに通じにくいダジャレを披露したにも関わらず、
夕飯で精力が尽きたのか、食指が伸びなかった。

見た目がぐちゃぐちゃだけれど、美味しいのになぁーーとしょうがないので、
独りで食べちゃったよ。

翌朝。
綺麗なレストランで、
優しい笑顔のスタッフの方がサーブしてくれた
綺麗でｗ美味しい朝食に癒される兄弟の図。

ラ ヌエバ ブティック ホテル ハノイ ホテル

私のオムレツは、こんな感じ。

ラ ヌエバ ブティック ホテル ハノイ ホテル

今日は、フエに移動する。
午後のフライトなので、朝食後、荷物をパッキングして、探索に出かけた。
地図も持っていないし、
行くあてもないので、適当に歩く。

旧市街のあたりなのかな？

そしたら、ハノイの情報ＨＰで見たような有名なはんこ屋さんに遭遇したので、
息子たちのお土産として、判子をほってもらうことに。

最初は出来上がりがお昼過ぎになるとのことだったけれど、
時間がないから、無理だなと言ったら、
今すぐ彫ってくれるとｗ
２個、３０分もかからんかった。

ヒュー・フック・ロイ 専門店

後ろのおばちゃんが仕切っていて、
おじちゃんが黙々と彫ってくれる。

この度、旅行記をアップするにあたって、スポットを検索したら、
こちらはハズレの店だったようだｗｗ
有名なのは別のお店らしい。

確かにＵＳＤ３の値段ではなかったような・・・・・・・・。
ボラれちゃったな。えへへ。
おばちゃんにやられちゃったよ。

ま、今の今まで気づかなかったから、良いかｗ

ヒュー・フック・ロイ 専門店

最終日は晴れとなるパターンで、晴れるとやはりかなり暑い。

すぐに町探索はギブアップで、
Ｔｏｎｋｉｎ　Ｆｒｅｅ　Ｓｃｈｏｏｌ　Ｓｑｕａｒｅにあるカフェでシントータイム。
大人はもちろんビールだがね。

ランチを食べる時間がなかったので、ホテルの隣のお店でバインミーを購入。
ホテルに依頼した車で空港まで行き、搭乗までの待ち時間でバインミーを食べたところ、美味しい。

チェック・アウトの際にホテルの人に「お勧めのバインミー屋さんを教えて」と尋ねると、
「隣にあるじゃん」と言われたのだけれども、
初日に夫がそこで買って食べた時はあんまり美味しくなかったのよ。
だから、聞いたんだけれどさ。

でも、今回のはすごく美味しい。

どうやら、夫は、「全部入れ」を頼んだらしく、それに入っていたなんか良く解らない生臭いヌルヌルしたハムみたいなのが、ちょっと違和感だったぽい。

今回はそれを入れなかったから、旨かった。
私がオーダーしたからね！

子供たちも「うめーーー！！」って食らいついていたから、
もっと買ってくれば良かったよ。

で、ここで今回利用した「ＨＡＮＮＯＩ　ＥＬＥＧＡＮＣＥ　ＤＩＡＭＯＮＤ」
（現：Ｈａｎｏｉ　Ｌａ　Ｓｉｅｓｔａ　Ｄａｉａｍｏｎｄ　Ｈｏｔｅｌ　＆　Ｓｐａ）の部屋を紹介。

ラ ヌエバ ブティック ホテル ハノイ ホテル

利用したのは「ファミリールーム」。

部屋にＰＣがあって、便利。
Ｗｉｆｉは問題なく使えた。

ラ ヌエバ ブティック ホテル ハノイ ホテル

添い寝で問題ない大きさのベッド。

ラ ヌエバ ブティック ホテル ハノイ ホテル

シェイドをひけば、ベッドから浴室が見える。

ラ ヌエバ ブティック ホテル ハノイ ホテル

浴室から覗いたら、こんな感じ。

スタッフの方、全員親切で、フレンドリー。
ＳＰＡも良かった。
大通りから入っって直ぐで車の乗り入れも問題なし、
ホアンキエム湖から徒歩５分程度と立地も最高だった。

経営が変わっているので、ソフト面ではどうなっているのか不明だが、
ハノイに来る時はまた利用したいホテルだった。

次は、ベトナムの古都、ハノイ編。

ラ ヌエバ ブティック ホテル ハノイ ホテル