オッサン５人で慰労会（湯河原温泉　川堰苑いすゞホテル）

2017/04/01 - 2017/04/02

会社の仲間２人が今年４月と８月で引退するので、慰労会を兼ねて湯河原の温泉へ行こうと発案。
創業当時からの付き合いもあり、会長も間もなく引退して顧問になるのでこの機会に。
宿は会長お気に入りの「湯河原川堰ホテルいすゞ」という高そうな旅館で、１泊２食付きの慰労会。

会長と自分は５階の特別室。他の３人はスタンダードの部屋に宿泊。
１泊では物足りない気もするが、お酒と食事と温泉で、まあまあ満足してもらえたようだ。

エリア 湯河原温泉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: タクシー JRローカル 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 一休.com

自分と会長が泊まった部屋は、５０３桐の間

自分と会長は、５階の特別室。
２人で１２畳、２間続きで２面が窓になっている。
他の３人は１０畳のスタンダードの部屋に。

３人部屋とはかなり差があるが、そこは上下関係に物を言わせてしまった。
会社の費用なので、誰も文句は言わない。

宿泊者は、会長・自分・部長２人・次長の計５人。

湯河原温泉 川堰苑いすゞホテル（いすず） 宿・ホテル

特別室というだけあって、それなりの趣を感じ部屋だ。

角部屋なので２面が外に面しているのだが、惜しむらくは窓からの眺めが、片方は隣接マンションの屋上。

もう片方は、森が目の前で海は遠くに僅かに見える程度。
ハワイなら、パーシャル・オーシャンビューだろうか。

２人で泊まるには、十分過ぎる広さだ。

洗面台は、まあまあの広さがある。

洗面の奥がトイレ。

扉も壁板も昔風の旅館といった趣。
さすがにウォシュレットだった。

部屋には風呂が付いていたが、檜の浴槽と床は檜の簀子。

大浴場があるので、部屋の風呂に入る人はいないと思うが。

部屋の入口も黒御影の石貼りで、高級感がある。

本来は予約した部屋が５階の特別室と４階の客室だったが、ホテル側の計らいで行き来が楽なように３人部屋は特別室の隣の部屋にして頂けたようだ。

チェックインは１５時で、温泉にも入ったので６時３０分からの食事に向かう。

廊下を通って４階へ下りる。

通常は部屋食だが、外人客や高齢者のリクエストに応え、ホテル内の料亭「嵯峨乃亭」でテーブル席を用意してもらえる。

各席に本日の献立が置いてあった。
そして、料理長の石澤一泰氏の名前と押印がある。

食前酒の梅酒から始まり、前菜・椀物・向付・炊合わせ・焼物・進肴・温物・香の物・留椀・しらす御飯と続き、最後にデザートの桜道明寺おしること生クリーム掛け苺で締め括り
全２０品以上もある。

食前酒の梅酒と前菜

前菜
　サラダ（新玉葱・ミニトマト・きよみ）
　白和え（モッツアレラチーズを和えたこごみ）
　天豆と山女山椒煮
　桜海老押寿し
　いくらとおくらの琥珀寄せ
　湯葉　白魚　ゆかり拍線揚
　花びら百合根

椀物
　蛤　独活　芽蕪　木の芽

向付
　旬の盛り合わせ

鉢合わせのカリフラワー茶碗蒸し
　雲丹　百合根　銀杏　トリュフソース

焼物の鉄板すきやき
　国産牛ランプ　菜の花　赤茄子　エリンギ　蓮麩　人参

進肴のくみあげ湯葉
　うるい　蕨　グラバラリーフ

温物
　若竹　大和芋　淡雪
　甘鯛　桜麩　山葵　銀餡

香の物　盛合せ

留椀
　根三つ葉　白玉麩

お食事
　しらす御飯

水菓子
　桜道明寺　おしるこ
　生クリーム苺

その他に当然のようにビールや日本酒を注文し、白ワインのフルボトル１本３０００円也を２本
みんな若くないのに呑むなあ

朝食は、前日の夕飯時に８時とお願いしてあったが、会長が７時にできないかと言うので、お願いしてみると快くＯＫしてくれた。

流石に最高齢７３歳の会長は、５時３０分に起きて温泉に行き、たっぷり１時間も温泉に漬かっていたので、部屋では朝からビール。

昨夜と今朝で２部屋分の飲み物は全て飲み干してしまった。
チェックアウト時の追加料金は２２０００円にもなった。

引退する３人には楽しんでもらえたと思うが、まだ最低でも５年は働かなければならない自分と中堅の社員はドッと疲れたのであった。