やっぱり楽しかった2度目のソウル

2017/02/25 - 2017/02/27

昨年7月に偶然見つけた、ロッテホテルソウルに泊まる2泊3日の格安ツアー。
週末に2名で60,000円ということで、即予約をしました。

海外旅行好きとは言え、韓国についてはやはり色々思うところもあり、大好きな国とは言えません。
2013年に初めて行った後、選択肢に上がらなかったのもそんな気持ちも強かったと思います。

ただ久々に行ってみて感じたのは、美味しい食事や親切な人々。
外交問題や国民感情に関係なく、旅行者に親切にしようとする気持ちはどの国も変わらないのではないかということ。

※旅行自体はとても楽しかったのですが、今回の旅行のツアー会社がてるみくらぶの関連会社である自由自在であったため、1ヶ月後に肝を冷やすことに・・・

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: チェジュ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

いつも通り都内の職場まで相方に車で来てもらい、そのまま前泊する成田空港近くのホテルへ向かいます。
行きは首都高経由ですが、明後日（2/26）に圏央道の境古河IC⇔つくば中央IC間が開通するということで、帰りは圏央道です。

距離的にはあまり変わりませんが、首都高より神経使わず運転できるのではないかと。

前泊はホテル日航成田。
普段は朝食付にはしないのだけど、明日は11時の飛行機ということで余裕があるので朝食が人気のこちらにしました。
期待通りの食事で満足です。

ホテル日航成田 宿・ホテル

彼女のメニュー。

相変わらず180度違うラインナップです。
白飯にパンプキンポタージュってどうなのよ。

食べ終わり、ホテルのシャトルバスで成田空港へ。
チェジュ航空なので第2ターミナルで降りて徒歩で第3ターミナルへ向かいます。
2015年のOPEN以来何度も来て慣れてるけど、シャトルバスも第3ターミナルを経由してくれないだろうか。

スマホを見てみると成田での写真が全然ありません。

普段は撮らない機内の座席スペース写真をパチリ。
広くはないけど2時間半なので気になりません。

成田空港第3ターミナル 空港

仁川空港へ到着。

乗ってきた飛行機とお別れです。
お疲れ様でした。

A'REXの一般列車から弘大入口で2号線へ乗り換えます。
ソウルはまだまだ寒いということでかなり気合を入れて防寒対策をしてきましたが、3日間ずっと天気がよく、（この時期としては）とても暖かかったです。

仁川国際空港 (ICN) 空港

最初の目的地はここ。

今回の楽しみの一つ、ドラム缶焼肉で有名なソソモンヌンカルビチッ。
「延南ソ食堂」という名前に変わったようです。

着いたのは17時頃でしたが、既に大勢の方が並んでいます。
日本人も何組か見掛けました。

延南ソ食堂 (ヨンナムソシッタン) 焼肉

30分ほど並んであと一組というところで店の外からパチリ。
楽しみです。

1人前15,000ウォン（約1,500円）で2人前がこの量。

この焼肉店はお肉（骨付き牛カルビ）と飲み物しか売っていないことは知っていたので、
新村駅直結のスーパーで買ったレトルトご飯をコンビニで温めさせてもらって、
一緒に買ったパチェ（ネギ？）やサンチュなどの葉物野菜とキムチを広げて食べました。

火力が強いので油断するとすぐに焦げてしまいます。

手前のはお肉と一緒に出てくる付け合せの青唐辛子。
おかわりができるのかは確認してません。

お隣で食事されていた韓国人のご夫婦とお話しさせていただきました。

日本が大好きで日本の色んな都市に旅行されているとのことで、日本語がお上手でした。
息子さんが成田で仕事されているそうです。

話が弾み、「この後飲みに行きませんか？」とお誘いいただきましたが、ホテルチェックイン前で大荷物抱えてることもあり、丁重にお断りしました。

旅行初日から楽しい気持ちになりました。
ありがとうございます。

19時頃、ホテルに到着。

ロッテ百貨店と直結している利便性や豪華な内装など、やはり素敵なホテルです。

飛行機代込一人30,000円足らずでここに2泊できるなんて、今は亡き自由自在さんありがとう（苦笑）

ロッテ ホテル ソウル ホテル

さて、寝てしまいたい気持ちを堪えて街歩きです。

前回も今回も明洞近くのホテルに泊まったこともあり、ほぼ明洞しか歩いてません。

でも夜遅くまで屋台が出て賑わっているこの町は楽しいです。

よく見かける甘いのか辛いのか分からない食べ物。
怖くて食べたことありません。

チーズと餅を交互に挟んで串に刺したもの。
3000ウォンくらいだったと思います。
味はまぁまぁかな。

なんだろう？

うなぎ？あなご？

「ウナギ焼き」でした。

値段表記がなかったですが、
10,000～15,000ウォンほどではないかと思います。

気になったけど大きすぎたのと高そうなので諦めました。

たいら貝を焼いたものでしょうか。
7,000ウォンくらいだった気がします。

がってん寿司がありました。

4年前には無かったような。

日本のお祭りではあまり見ない、魚介の屋台が多いですね。

その後22時頃まで街歩きして、相方はいつも通り安いマッサージ店へ。
私は先にホテルへ戻り、ゴロゴロしながら明日の計画を立てます。

とか思ったら完全に爆睡してました。
マッサージが終わってホテルへの道が分からない相方の電話も気づかず朝まで気持ちよく寝てしまいました。

いつもごめんね。

2日目は市内観光ツアーです。

その前に朝ごはんを食べに大好きな神仙ソルロンタンへ向かいます。

私は餃子入りソルロンタン、相方は普通のソルロンタンを注文。

日本では絶対に食べないキムチですが、ここのは辛さ控えめで美味しいので沢山食べてしまいます。

神仙ソルロンタン (明洞店) 韓国料理

寒さもほどほどに澄み切った朝の空気が気持ちいい！

今日も良い天気になりそうです。

交番が可愛いですね。

ベルトラから申し込んだ、ソウル市内観光ツアーに来ました。

海外で初めて（じゃないけど）の都市に来たらまず市内観光ツアーを申し込むことが多いです。
効率よく見どころを回ってくれるし、ガイド本読んでても頭に入って来ない歴史や文化の話を聞くのは勉強になります。

まずは北村韓屋村。

伝統的な韓屋が残る地域で今はセレブ達が住む高級住宅地になっているそうな。
至る所に「静かにしてね」の紙が貼ってあったけど、観光スポットの中で生活するのは大変でしょうね。

ここは今度改めてゆっくり見に来たいと思います。

次は景福宮

それほど特筆すべきものはなく。
私自身あまり王宮や寺院仏閣などの建物に関心がないからかもしれません。

守門将交代式です。

色々な国で似たようなものを見てきましたが、
どれもあまり感じるものがないのはどこかイベントちっくな目で見てしまうからでしょうか。

王宮の中の台所を再現されたものです。
意外と狭いですが何人分の食事を作っていたのでしょうか。

生活に根付いた話になると途端に興味が湧いてくる不思議。

こちらはダイニング。

階級により一回で食べられる品数に制限があったのだとか。

お次は梨花洞壁画村。

政府のプロジェクトとして町の生活環境を改善する目的で、
大勢の芸術家による壁画やオブジェが展示されています。

しかし観光スポットとなってしまったことにより静かな環境が壊された住民は怒り、壁画がどんどん消されているとか。

そんな場所にツアーで観光に来るということに色々思うところがありつつも、やはり楽しかったので今度は自力でゆっくり来たいと考えてしまうのです。

梨花洞 路上美術館 （イファドン ナッサンプロジェットゥ） 博物館・美術館・ギャラリー

この奥にあったのが、陶磁器の破片を貼り付けて作られた花階段。

上からグレーのペンキが塗られているようです。

一応定番スポットということで。

この後、仁寺洞めぐりをしたはずでしたが写真は一枚もなく。

最後は広蔵市場。
くいしんぼの我々が一番楽しみにしていたところです。

ユッケとか食べる予定だったものがたくさんありましたが、
お休みだったり混んでたりで思うように食べられません。
まだガイドさんもいるし。

広蔵市場 市場

トッポッキも食べたかったな～

唯一座って食べることができたのがピンデトク（緑豆チヂミ）
ガイドさんのお勧めでした。

3000ウォンくらいだったでしょうか。
美味しかったです。

持ち帰ったのはキンパと小さな鶏のから揚げ1羽。
から揚げは日本に持ち帰って食べるつもりでした。

本来なら広蔵市場でツアー解散だったはずが、
ガイドさんが明洞のお勧めの海苔やを案内するとのことで電車で一緒に明洞まで行くことに。
（あとロッテホテル宿泊者がいるとツアー集合時の駐車券を無料で貰えるということでホテルまでついて来ると）

そして、今日の仕事終わったからプライベートですと連れてこられたお勧めのお店は、海外によくある「日本人向けの高い土産店」でした。
客が誰もいない広々した店内に座らされ、ゆず茶と韓国のりの味見と共に、妙に日本語の上手な店長らしき人の営業トーク。

あ～そういうことねと察して要らないですと帰りました。
ガイドさんにとって本当にお勧めだったのかもしれないし、わざわざプライベートを強調してキックバックの土産店に連れてきたなんて考えすぎかもしれないけど、親切なガイドさんに冷めてしまった瞬間でした。

表向き怒ることはなく一緒にロッテホテルに行き、ガイドさんとお別れです。
ありがとうございました！
最後のことを除けば楽しい親切なガイドさんでした（笑）

疲れが出たのか頭痛がひどかったので、
この後部屋に戻って少し休もうと思っていたら寝てしまいました。

起きたらすっかり夜。
時間がもったいないとまた明洞へ行き、予定通りの明洞餃子に入ります。

ここは初めてだったので、とりあえず定番のカルグクスとマンドゥを注文。

カルグクスは聞いていた通り柔らかいうどんでした。
讃岐うどんをこよなく愛する私たちには物足りなかったかな。

その後スーパー巡りをしてお土産を買い込み2人でマッサージを受けました。
帰りに神仙ソルロンタンでキムチ買おうと言ってたら、0時過ぎだというのにお腹が空いてまたソルロンタン食べてしまいました（笑）
でも2人で1つですよ。

最後の夜が終わってしまいました。

明洞餃子 地元の料理

最終日の朝はさっきまでいた神仙ソルロンタンの2階、味加本です。
ビルの前でしつこくマッサージのチラシを配るおばさんのあしらいも慣れたものです。

ミガボン (味加本) 地元の料理

わくわく

楽しみにしていた参鶏湯、実はこれも初めてです。

漢方臭いのかと思っていたら、全く違っていて美味しい！
すごく好きな味でした。

今回行けなかった土俗村、次回絶対に行くぞ。

ホテルの車止めにこんな人が。

写真撮ったら笑ってくれました。
やはり欧米人はどこか違う。

居心地の良かったロッテホテルを後にします。

今は亡き自由自在ありがとう。
少し高いけど今度は自力で泊まるからね。

少し時間が余ったので弘大入口で途中下車し、ぶらぶらします。
どちらかというと若者向けな街並みでした。

仁川空港に到着しました。

最後にまた韓国らしいものを食べたくなり、
空港内のレストランでビビンバっぽいメニューをチョイス。

これで楽しかったソウル旅行も終わりです。
来る前は色々思うところもありましたが、やはり韓国は美味しいし楽しかった！

またGWに行きます。